ほぼ日手帳の変化
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は手帳がアプリになるというお話です。 私は手帳をずっと紙ベースで使っていました。
社会人になる頃は、バインデックスというA5サイズのレフィルを使っていました。 結構大きめですよね、A5サイズって。
外側のカバーはずっと同じで、中身だけを毎年差し替えていたんです。 学校に勤めていた頃は、それが生活の中心でした。
その後、フリーランスになってからは、ほぼ日手帳に切り替えました。 ほぼ日手帳というのは、コピーライターの糸井重里さんが主宰するほぼ日が、
2002年から販売している手帳でして、毎年とっても人気があります。 最大の特徴は1日1ページということです。
サイズは文庫本サイズです。予定を書くだけではなくて、日記とかイラスト、写真を貼ったり、という具合に自由に使える手帳なんです。
さらに毎日そのページの下には、糸井さんが選んだ今日の言葉が載っていて、それを読むのも楽しみの一つです。
カバーの種類も豊富で、毎年どれにしようかなと選ぶ楽しさもあります。 私自身も長年使っていたんです。
日々のことの他に旅行のチケットなんかも貼ったりしていたので、一冊見るとその年自分の行動だったり、
あと何を考えていたのか、その思考過程とかですね、インプットが全部詰まっているという、まさに私の人生のアルバムだったわけです。
ただ2009年にiPhoneに乗り換えてからは、予定管理は完全にデジタルに移行しました。
iPhone3の頃ですね。ということは紙の手帳から離れてずいぶんなりますね。 ほぼ日手帳を使っている期間よりはずいぶん長くなっちゃっているとは思います。
というわけでスケジュールはもう完全にデジタルに移行していて、紙の手帳はもう使っていないわけですよね。
でもカバーがかわいいなぁと思った時には、文庫本サイズなんでね、本のカバーにも使えるので、その時カバーだけ、中身は買わずにカバーだけ買うっていう時もありました。
ただ今年は久しぶりにウィークリー版を買ってみたんです。 やっぱり予定はスマホで管理してしまうので、その手帳はどう使っていたかというと、
タスクを紙に落とすぐらいの使い方に留まっているんですが、まあそれでもすごく使いやすいので、久しぶりに使ってやっぱりほぼ日手帳っていいなっていうふうに思ってました。
アプリのユニークな機能
そんな中で飛び込んできたのが、ほぼ日手帳アプリのニュースです。 ほぼ日の公式によりますと、このアプリを生きてるって思い出を作ること、思い出の集まるアプリと表現しています。
スマートフォンならではの便利で楽しい機能を詰め込んでいるということなんです。 糸井重里さんが世の中に出すものって結構面白いものがたくさんあるので、今度はどんなんだろうってすごくワクワクしています。
スマホに入っている写真や動画、スケジュール、滞在場所、移動の足跡、天気、睡眠時間や歩数などのヘルスケア情報が自動で記録されて、
その中から一つを今日の表紙として選べると。 積み重ねていくと、ライフのブックが出来上がる。そんな仕組みだそうです。
ここまで聞いたら、もしかしたらiPhoneの純正のジャーナルというアプリに似ているのかもしれないなぁと思いました。
ただここからがユニークな点だなぁと思うのは、記録を紙の手帳に貼れる思い出のプリントだったり、つまり印刷できるってことなのかなぁとか。
あと2年目以降は同じ日付の過去の記録が見られるという機能があるようです。
ということは、5年日記とか10年日記のように、去年の今日は5年前の今日はという形で、自分とまた向き合えていくっていうことですね。
当初はこのアプリ9月リリースの予定だったんですけど、10月に延期されました。 私は今回初めてアプリのダウンロード予約をしました。
本とか紙の手帳の予約は経験がありますけれども、アプリを予約するってのは初めての経験です。
紙のほぼ日手帳とアプリ版のほぼ日手帳、それぞれの良さをどう生かし合えるのかっていうところ、そして私の生活に馴染んでいくのかどうかっていうところ、
あるいは新しい発見があるのかもしれないなっていうところ、楽しみにしたいなと思います。
プレミアムプランといって月額課金するプランもあるようですけれども、基本は無料で使えるようです。
リリースの日が本当に待ち遠しいです。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。 併せてご覧ください。
それではまた明日。
