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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
今日は映画のお話です。映画館に行ったわけじゃなくて、先日の映画、高田愛の歌のご紹介の時でも、同じようにお話ししたんですけれども、
アマゾンプライムの中で、今回見たのは、英国語のスピーチという実話です。
主人公は、先日亡くなられたエリザベス女王のお父様、ジョージ・ロクセイのお話です。
ジョージ・ロクセイは、喫音があって、とりわけ、例えば、お、お、お、おはようっていう、重ねてしまう喫音と、それから出てこない、
こう、お、お、お、おはよう、っていう感じで、出てこない喫音と、どちらも喫音というふうに言われるんですけれども、どちらかというと、言葉が出てこないというような表現をされていました。
派手なシーンとか、あるわけでも、アクションシーンがあるわけでもないんですけど、訓練していく姿を、淡々と描いているようであり、
だんだんジョージ・ロクセイが言語聴覚師のライオネルに心を解いていくというか 信頼を寄せていく姿っていうのがすごい演技だと思いました
言ったように派手なシーンとかあるわけじゃないので 顔の表情とか立ち姿とかそういうものでその距離が縮まっているのがだんだんわかるんですよね
これはすごい作品だったと思いました 最後ジョージ・ロクセイがラジオでスピーチをするんですけど
そのスタジオの中に言語聴覚師のライオネルがいるんですよ 私に話すように言ってごらんって言って友達に話すように言ってごらんっていうのでサポートをずっとするんですね
10分ぐらいのスピーチです その10分ぐらいのスピーチをずっとこの作品の中では映し出されているんですけれども
言ってみればノーカット版でそのスピーチを聞くわけなんですけど そのスピーチの内容の素晴らしさもそうなんですが一生懸命伝えようとする姿
ライオネルに対する信頼の厚さがそこにも現れたりして だから私は喋れるっていうその自ら出てくる自信みたいなものもその中から感じられたりして
すごい作品だと思いました この映画は2012年のアカデミー作品賞を受賞した映画でちょっと前の作品ですよねもう10年も前の作品なんですけど
それこそ私は2時間をずっと座って見ているっていうのがなかなかできないタイプなので この映画も気になりながらずーっと見ていませんでした
ただ今回は勉強したり作業をしたりその合間に1本見ようってそれもスケジューリングして 今回ちゃんと見ることができました
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何かを伝えようという時にもちろん上手に流暢にお話しできる方が気持ちは良いかもしれないんですが
本当に伝わるっていうことを中心に置くと 伝えるってこういうことなんだということを教えてくれる映画だと思いました
コテサキの技術だけじゃないこの映画で言えばその目の前にいるライオネルに伝えるんだ この人に伝えるんだっていうその強い気持ちが伝わってきて
お話をすることを仕事とするものとしてまた改めて強く感じました 鶴岳恵子と花火と天気と日本の秋田県から発信しています
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