00:00
おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどを皆さんとシェアしていきます。
Apple Podcast、他8つのプラットフォームでお届けしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日の秋田県は非常に暑くて、最高気温全国を眺めてみると、
1位と3位と5位が秋田県内だったんです。
最高が32.7度まで上がった地域があって、それが全国1位でした。
さらに昨日は下死でしたよね。
1年のうちで最も日が長い日でした。
秋田の日の出は4時11分41秒、日の入りは午後7時10分53秒ということで、
日の長さは14時間59分12秒だったんです。
残念ながら下死になっても15時間を突破することはなかったんですね。
今日は日の長さが1秒減って、14時間59分11秒に短くなります。
15時間になることなく、また日が短くなっていくということなんです。
さて、昨日の朝日新聞で教育に関する記事が出ていました。
新任教諭。
まずに残業100時間、教育実習と想像以上のギャップというタイトルで、
しかもこの公立小学校に勤務する新任教諭の女性、22歳なんですけれど、
この方はすでに退職を考えているという内容だったんですね。
理由は何かっていうと、まずはその残業がすごいっていうことが一つ、
もう一つが保護者から言われた言葉なんですね。
子どもがいない先生には子どもの気持ちがわからないというような、
ゲームがあって、精神面で大きなダメージを受けたということだったんです。
まず一つ目、この残業については、
学校にいればそれは残業として目に見えるものですけれども、
家庭との両立を考えると、仕事って持ち帰るんですよね。
もちろん持って帰れないものもたくさんあります。
子どもの情報が入っているものとか、そういったものは持って帰れないんですけれども、
例えば翌日の授業の準備をするっていうと、
それは学校ではやらずに、やっぱり私も持ち帰っていました。
なぜなら、帰ってきて夕飯の支度を始め、家事をしなきゃいけないんですよね。
まず家事をして片付けて、一息ついてから仕事をし始めるんです。
そこで、明日の授業の準備をし始めるんです。
それを残業という形で学校でやっていると、
ご飯いつまで経っても食べられないし、いつまで経っても洗濯はできないので、
持って帰るんですよ。
持って帰ってきたものについては、残業にならないんですよね。
残業として見なされないというか、誰の目にも触れませんので、
03:00
この記事は、残業100時間ってありますけど、
なんなら仕事をしている時間を全部足し算したら、
100時間では全然収まらないなって思います。
こうやって記事に出てくる数字というのは、ほんの一面なんですよね。
そして、小学校、中学校の先生たちを比べると、
残業時間が、部活もあるということなんですけれども、
残業時間が、中学の方が長くなっているように見えます。
ただ、それはやっぱり見えるだけで、
学校からは去っているけど、仕事はしているんですよね。
そういう一面もあります。
そしてもう一つ、子どものいない先生に子どもの気持ちはわからないだろうという保護者の言葉ですけれども、
これは、言われている先生はたくさんいます。
私も言われたことがあります。
もちろん、出産育児もその人の経験値だと思うので、
その人の経験値は、その人の経験値だと思うので、
その人の経験値は、その人の経験値だと思うので、
その人の経験値が高い方が、それはいいに決まっているんですよね。
でも、経験値ってそれだけじゃないんですよね。
ある一場面や、ある一分野だけを取り上げて、
そこを攻撃するのは、あまりにも視野が狭いなって思います。
私たちそれぞれの魅力っていうのは、
その一場面、切り取ったところだけではないですよね。
総合的なところで、その人の魅力が輝くものですし、
出産育児に関しては、その勤務先、
学校で努力できる部分ではないわけですよね。
そこに対して、クレームをするっていうのは、
少し話がずれてるんじゃないかなというふうに思います。
この記事について、ツイッターでは、
かなりいろんな人がいろんな意見を言っているんですけれども、
その中で、私も言われましたっていうツイートが、
結構多いのに驚きます。
これは何も先生だけの世界じゃなくて、
あなたはこういう経験がないから気持ちがわからないでしょう、
っていう会話って、案外あるのかもしれないなと思います。
でも、この論理で言ったら、
おむつの会社の社長は赤ちゃんじゃなきゃいけないって話になっちゃうので、
そのクレームを言う前に、
じゃあ、親であるあなたは子供の気持ちがわかるのであれば、
先生たちと共にこの子を育てていこうという気持ちで、
先生とたくさん会話をしたらいいと思うんです。
このクレームがなぜ出てくるかっていうと、
結局親が学校任せ、先生任せにしているから、
何もやってくれないじゃない、わかってないじゃない、
っていうふうになるんだと思うんですよね。
それってベクトルがどこにあるかっていうと、
子供の成長じゃなくて、結局自分だと思うんですよね。
少なくとも子供の成長にベクトルが向いていたら、
もっと想像力を働かせて、
先生とどういうふうに付き合っていったらいいのか、
先生にどういうことをお願いしていったら、
子供たちが生き生きと過ごせるのか、
そして自分は親としてどういう立ち位置で、
どういう働き方をして、
きっかけをしていったらいいのか一緒に考えていこうっていう流れにならなきゃいけないなって思うんです
私が教員だった時代とはまた全然学校の様子が今は違っていてなんちゃらサポーターっていう人たちがたくさんいるんですね
06:07
いろんな働き方の人がいますそしてその方たちっていうのは派遣社員で学校から給料が出ているわけじゃないんですね
教育委員会からお金が出ているわけでもないんです
そして派遣社員ってことは派遣する会社から派遣されてきてるわけですから派遣会社の規約があるわけです
でも学校現場ってその規約からはみ出したところに本当に教育の大事なところがあるような気がするんですよね
今学校現場で先生たちを取り巻く環境が本当にブラック企業になっているっていうこと
これはずっと言われていることなんですけど
それに対して
正規の教員を増やすんじゃなくて
言ってみれば半端な形で雇用しているので結局先生たちの負担って減らないんですよね
その人たちは半端なのでできないことがたくさんあるんです
例えば授業の補助ってできないんですよ
その規約にはない業務内容なんです
そうすると結局そこの人たちがやったことの二度手間として先生たちがやっていることってとっても実はたくさんあります
今の学校に対する教諭の配置基準をもっともっと増やしていくべきだなって
そういう仕組みを作っていくべきだなっていうのが強く思うことです
教育ってすぐすぐ結果が出るものじゃないので分かりづらいんですけれども
だからこそなかなか予算がつかない分野でもあります
こういうことをでもぜひ分かってほしい
多くの人に分かってほしいなと思って
今日はちょっと語気を強くなりましたけれどもお話をしてみました
この配信では
花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています
取り上げてほしいテーマがありましたら
スタンドFMのレターでお寄せください
それではまた明日もお会いしましょう
鶴岡恵子でした