2025/09/06
サマリー
「女は大学に行くな」という広告は、一見挑発的なタイトルですが、実際には学びによって選択肢が広がる力強いメッセージを伝えています。特に女性が直面する新しい可能性や自由について語られています。
広告の紹介とメッセージ
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日は、とても印象に残った広告についてお話をします。
タイトルは、【女は大学に行くな】と書いてあります。 最初見た時はドキッとしました。
でも読み進めてみると、そこに込められていたのは、学びによって選択肢が広がるという力強いメッセージだったんですね。
この広告は、神戸女学院大学の広告でして、SNSで見かけました。 もしかしたら少し前の広告なのかもしれません。
ご紹介します。 【女は大学に行くな】という時代があった。
専業主婦が当然だったり、ことぶき大社が前提だったり。 時代は変わると言うけれど、
一番変わったのは、女性を決めつけてきた重力かもしれない。 今、女性の目の前には、いくつもの選択肢が広がっている。
その分、新しい迷いや葛藤に直面する時代でもある。 正解がない。
その不確かさを不安ではなく、自由として謳歌するために、私たちは学ぶことができる。
この決して当たり前ではない幸福をどうか忘れずに、大切に。 【私はまだ私を知らない】
という広告です。 学ぶっていうのは何も何かの正解を得るためではなくて、言っているように選択肢を広げることだ
と私も思います。 実際に私も気象予報士の資格を取ったことで、多くの道が広がったと感じています。
資格があるからこそ入れるコミュニティがあるんですね。 日本気象予報士会がそうです。
そこで多くの情報が毎日やり取りされています。 気象キャスターネットワークがそうです。
月に1回の勉強会があります。 これってお金を出しても資格がなければ入れないところなんですよね。
資格を取得したことで、こうやって仲間が増えていきます。 さらに気象防災アドバイザーの委嘱を受けたことで、地方気象台にも
虎ノ門の気象庁にもご挨拶に伺うことができました。 もしそれらが何もない私であれば、あなた誰ですか?というので門前払いですよね。
それが学んだことで、そして資格を得たことで、そこにいるあるいはそこに行ってもいい、その資格も得たっていうことですね。
秋田県の総合防災課にも出入りできるようになりましたし、行政ともつながることができました。 学ぶことって自分の生きる道を広げるだけではなくて、こうやって人とのつながりを広げていくことですし、
そして行ける場所が広がることでもあるなと思います。 自分の道が前に開けただけじゃなくて、左右にも広がったし、
それから上方向にも広がったっていう感じがしています。 もちろん花火鑑賞紙についてもそうです。
花火に関する知識がついたこれだけじゃなくて、学んだこと以外についてくるおまけの方がずっと大きいなーって感じています。
女は大学に行くなという挑発的な言葉で始まるこの広告ですが、その奥にあるのは学びの力で自由を手に入れようというメッセージです。
学びの意味と未来への思い
誤解しちゃいけないなと思うのは、この自由って選べる自由だと思っています。 選択肢が広がれば、AでもいいしBでもいいし、AとBでもいいし、
AからZまで全部選んでもいいしっていう、そういう自由を手に入れようっていう、そういうメッセージだと思います。
学ぶことで未来が変わるし、出会える人も違うし、それから出会う仕事が変わるし、行ける場所も広がるっていうふうに思っています。
この広告は、私はまだ私を知らないという言葉で終わっているんですが、そのまだ見ぬ自分が今の自分の積み重ねだというふうに考えたら、
これからも学んでいきたい、まあ学びって言うとすごく大それたことになっちゃうかもしれないんですけど、そういう大それたことじゃなくても、日々の生活の中で新しいことに出会っていったりとか、
知らなかった世界に触れてみたりとか、そういう気持ちを大切にしていきたいなと、この広告を見て思いました。
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それではまた明日。
05:10
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