ワイワイプローブの紹介
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は、ワイワイシステムをご紹介します。
アルファベットのYが2つのアプリって何個かあって、そのシリーズ全体を指してワイワイシステムって言ったりするんですが、
まずは今日はその中から、ワイワイプローブを中心にお話をしていきます。
これは、話した声をその場で文字にしてくれるアプリでして、聴覚に障害のある方との会話の時にとても役に立ちます。
先日、東京でデフリンピックがありましたが、その時に話題になったアプリでもあります。
スマホのアプリなんですが、インストールはとっても簡単です。
App StoreまたはGoogle Play Storeで、検索窓にカタカナでいいです。
ワイワイプローブと入力します。
見つかったらそのままインストールしてください。難しい登録もいりません。すぐに使い始められます。
長く使おうと思ったら、ユーザー登録をすればいいと思うので、その時はメールアドレスを入れて登録していきます。
インストール自体は無料です。
アプリを開くと画面の真ん中に音声認識を自動起動するといったようなボタンが表示されますので、それをオンにするだけです。
あとはテーブルにそのスマホを置いて表示させておくと、お話ししている内容が文字化されていきます。
初めての人でも直感的に使えると思います。会議室でもいいですし、教室でもいいでしょう。避難所でもいいと思います。
タップ一つで文字化が始まりますのでとっても手軽です。
デフォルトではRuby付きになっています。振り金が付けられます。
表示画面はLINEの画面に似ていて、吹き出しが一つずつ付くという感じですね。
さっき言ったように会議室でも使えますって言ったんですけど、議事録としても使えるわけです。
会議の会話がそのまま文字になって、後から見返したり共有したりできます。
今何て言ったんだろうとか、大事な部分を聞き逃したというような不安を減らしてくれる頼もしいツールでもあります。
スピードはっていうと、映画の字幕スーパーを読む感覚でほぼラグなく追いかけてきてくれる感じです。結構スピードあります。
手書き入力もできたりとか、あとキーボードで文字を入力することもできます。
このシステムは聴覚支援のためのアプリという枠を超えて、みんなのためのユニバーサルデザインだなと感じます。
例えば災害時です。避難所のアナウンスは聞き取りづらいことが多かったりとか、騒音とか緊張で耳に入りにくいということもあります。
でも文字で確認できれば必要な情報を確実にキャッチできます。
あとは授業とか講演会でも使えます。
声が届きにくい場所であっても、スマホの画面を見るだけで内容が理解できます。
講演会ではプレゼン資料を大写しにしていることがありますけれども、その横でもう一つこの画面を見られるようにしておくと、いろんな方に優しいんじゃないかなと思います。
日本語のほかに、タイ語と英語にも対応しています。
音声を文字化する技術はこれからの社会に欠かせない共通のインフラになるのかもしれないですね。
避難所での放送を自動で字幕化したりとか、病院とか役所の説明を文字でサポートしたりとか、観光地で多言語対応できたりとか、
さっき言ったみたいに講演会とかイベントでのリアルタイム字幕にもなるかと思います。
今文字起こしのアプリっていろいろあるんですけど、そしていろいろ使ってますけど、でもYYプローブの文字起こしの精度ってかなり高いなっていう感想です。
いずれこういう技術っていうのは、これから耳だけに頼らない社会作りの中心になっていく、そんな技術になるんだろうなって思います。
来週私は実は聴覚支援学校で防災講座をする予定です。
その時にもこのYYプローブを一緒に使いたいなと考えています。
聞こえの差に関係なく、みんなが同じタイミングで同じ情報を得られる社会を作るために、こういうツールがもっと広まればいいなって思っています。
ぜひ一度アプリストアで、YYプローブと検索してみてください。
ユニバーサルデザインとしての役割
そして合わせて、YY雰囲気カメラも楽しいです。
映像から聞こえる音を可視化してくれるアプリです。
ガヤガヤとか、ワイワイとかですね、そこの雰囲気を文字化してくれたりするんですね。
単純に楽しいっていうことと、聞こえに支援が必要な人も、この雰囲気、空気を一緒に楽しめるアプリだなって思います。
ぜひ覗いてみてください。
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それではまた明日。
