2026/06/18
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おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 先日、三聖堂国語辞典を作っている方のお話を聞きました。
辞書はどれも同じに見えて、実は会社ごとに説明の仕方が違います。 例えば、右という言葉。
これをどう説明するかですが、 各社全く違っていてとても面白いと思いました。
右をどう説明するか。私がまず思い浮かぶのは、 北を向いた時の東側という説明でした。
調べてみると、これは広辞苑に近い説明でした。 以前はお箸を持つ方というような説明もあったと思います。
左利きの人もいますから、辞書に書く時にはその説明は良くないです。
昔の辞書には、そういう説明もあったそうですが、 今の辞書は、利き手によらない説明を工夫しているということです。
私は、北を向いた時の東側、この方角で位置を示すのが正しいと思っていました。
もちろん、これも正しいとは思いますが、もっと面白い説明を 三聖堂国語辞典がしていました。
どのように説明しているかと言うと、 漢数字の横棒です。
1という字を書く時の 書き終わりの方です。
それから、カタカナの「り」の線の長い方です。これが右だと説明しています。
文字の形で右を 教えています。
つまり、漢数字の1を書く時の 書き始めの方が左です。
それから、カタカナの「り」の短い方が左です。
このような説明もできます。
他にも、新明界国語辞典は どのように説明しているかと言うと、
アナログ時計の文字盤で 説明しています。
1時から5時の 数字がある側が右です。
岩波国語辞典は どのように説明しているかと言うと、
今 開いている この時点の 偶数ページがある方が右だと 説明しています。
読んでいる人の 目の前のページそのものを 使って 説明しています。
これには、もう 「なるほど。そっか。」 と思いました。
さて、言葉の説明の 難しさで、もう一つ 思い出した言葉が あります。
それは、わび・さび という言葉です。
これも 三聖堂国語辞典に なるほどと思った 説明がありました。
わびとさび。
重むきがあるという 感覚の言葉です。
日本人なら この感覚として 分かっているわけです。
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しかし、これを どのような 意味だと 説明しようとすると とても 難しいです。
三聖堂国語辞典では このように 整理していました。
わびも さびも 寂しさの中に 感じられる 味わいのこと。
ただ その中身が 少し 違います。
わびは しっそな 寂しさです。
一方の さびは ふるびた 寂しさです。
年を重ねて ふるびていく という そこににじむ 味わいです。
つまり このようなことを 思うのは わびは 空間的な ものだと 思いました。
一方の さびは 時間的な ものだと 思いました。
わびは 空間的な ものとは 街から離れた 距離です。
にぎやかさから 離れる。
華やかさから 離れる。
わびしに つながる 感覚です。
さびが 時間的な ものは 年を重ねて 時間がたって いって ふるびていく 感じです。
さびしに つながる 感覚です。
空間の わびと 時間の さびを 並べると 少し 見えてくる 気がしました。
日本の すごいところは これを 決して ダメなものとは 言っていません。
むしろ 味わい深い ものとして わびも さびも あることです。
そこに 思う気が あると 私たちが すごく 心が 動いたり あるいは 味わい深いと 思ったりします。
そういう 気持ちになる。
ただただ 華やかさから 離れたことや ふるびていくことを 言葉では 説明したとしても この感覚は 分かってもらえません。
それでも この感覚を 言語化すると こういうことなのか ということも あらためて 思いました。
ところで 私は スマホに 辞書アプリを 入れています。
NHKの アクセント辞典だったり 国語辞典だったり AはY辞典 そして 公辞円が 入っています。
以前は カバンに 重い アクセント辞典を 必ず 持ち歩いていました。
でも 今は スマホで OKになったのです。
とても 軽くなりました。
しかも 音声で 教えてくれるので アクセントが すごく 調べやすく なりました。
便利になったら 目的の言葉には すぐ 行き着くようになったのですが 紙の辞書で 見ていたときは その周囲の言葉も 目に入ったものだったのですが 今は そういうことはなくて 本当に 目的の言葉だけを見てしまうことが あるのです。
こうやって 周辺情報が 目に入ってくることは なくなりましたが でも アプリだからこそ できる楽しさは あるような気がしています。
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例えば こうやって 辞書を 読み比べてみるのは 検索機能で 簡単に できそうですから 複数の辞書を見てみると すごく 面白いのではないかと 思いました。
それから 類語辞典も 読み物としては 面白いだろうなと 思います。
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それでは また明日。
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