気象庁ガイドブックの入手
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今日は、ずっと手に入れたかった気象庁ガイドブックをついに手に入れたというお話です。
実はこのガイドブック、これで3冊目です。
最初の2冊は秋田地方気象台の方から差し上げますよと言ってくださっていただいたものだったんです。
2023年版と4年版はいただいたものでした。
なので一体どこで買えるのかずっとわからなかったんです。
今年の2025年版、ようやく自分で注文して手に入れることができました。
買える場所は一般財団法人気象業務支援センターです。
ここは気象予報士の試験問題だったり受験要項を扱っている場所でもあります。
ただし注文方法がちょっとだけレトロなんです。
普段のECサイトってどんな感じかというと、例えばアマゾンなんかはこれも欲しいって言ったらカートに入れる、
これも欲しいカートに入れるって言ってポチポチってしますよね。
で、カートを見るとあとは購入手続きをする。
購入手続きでお支払い方法を確認して注文決定っていう3ステップぐらいで買えますよね。
でもこの気象庁のガイドブックはそうじゃなかったんです。
いわゆる3ステップで買えるようなオンラインショップ、ECサイトって感じではなくて、
一応オンラインで売ってるからオンラインショップなのかなとは思うんですが、という括りになるかもしれませんが、
PDFの注文書をダウンロードしてくださいって書いてあるんです。
ダウンロードした注文書にご注文内容、商品名を書いて数量を書いて、
あとはお客様情報ということで住所、氏名、電話、ファックス、eメールを書く欄があります。
そしてお支払い方法ということで郵便振替で前払いするか着払いするかっていうことを書いて、
それでファックスするんです。
ファックスでも良かったかなと思ったんですけど、私は結局メールにしました。
メールってちょっとメッセージが書けるんですよね。
そこに書きたいメッセージがあったからでもあるんですね。
それでメールを選びました。
何を書きたかったかっていうと、注文書の宛先に長谷川直之という名前があってびっくりしたんです。
というのも私が気象予報士になった時の気象庁長官のお名前なんです。
私の登録書にもそのお名前が印字されています。
お目にかかったことはないんですけれども、そのお名前を見ておおーっと嬉しくなりました。
注文書には一番最後にその他特記事項っていう欄があるんですよ。
でもそこにそれを書くのはなんか変な感じがしたので、やっぱりメールの本文の方に一行だけ書きました。
私の気象予報士登録通知書は長谷川直之長官名義です。笑いって書いたんです。
そうしましたらこれもまたレトロで返ってくるわけです。
確かに注文受け取りましたっていう連絡のメールが来るわけですね。
それに対してまたメッセージが書いてあったんですよ。
こう書いてありました。
こちらの件、お知らせいただき恐縮です。
気象庁長官の任期は2、3年であることが多いため、
ちょうど現当センター代表理事、理事長である長谷川が就任していた間に気象予報士資格をご取得されたとのこと、誠に奇遇に存じます。
こう書いてありました。
申込書受領のご連絡っていうメールは極めて事務的なメールだと思うんですよね。
でもこうやってちょこんとメッセージが添えてあるってすごく良くないですか?
注文するのはなんだか面倒だなとか思ったんですよ、このレトロな感じで。
でもレトロだったからこそなんだかほっこりする書籍購入となりました。
さてこのガイドブック何が載っているかって言いますとね、
気象庁の情報のまとめとか過去の災害事例だったり、
あと全国の気象台の連絡先なんか、まさに気象予報士の専門分野がぎゅっと詰まったようなハンドブックなんです。
ネットで調べれば出てくる情報かもしれないんですが、
目次で一覧できて、紙で手元にあるっていうのがやっぱりこれは便利だなと思っていて、
サイズは文庫本サイズです。
ちなみに価格は税込みで550円。
非常に手軽なんですけれども送料がなんと900円台なので書籍よりも高いんです。
それでも1年間使い倒すことを思いますとね、私には大事なアイテムですし、
これは書店に売ってないんです。
本当にその気象業務支援センターでしか買えないんですよ。
それこそ知る人ぞ知る本なんじゃないかなと思います。
今年ようやく自力で手に入れられてよかったなっていうそんなお話でした。
ガイドブックの内容と価値
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それではまた明日。
