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おはようございます。花火鑑賞師、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。 スマートフォンをポケットに入れて車に近づけば、ドアの鍵が開く。
これすでに一部の車種では搭載されているんですが、2025年以降は一般化しそうです。 この記事は日経新聞に載っていました。
現在、私の車は車検に出していて、台車生活なんですけど、普段の車はボタンを押してエンジンをかけるタイプで、
車のキーは近くにあればドアも開きますし、エンジンもかかります。 カバンに鍵が入っていさえすれば、ゴソゴソとカバンの中を探さなくても、とにかく近くにあればいいっていうことですよね。
現在の車は割とそれが一般的なのかなって思いますけど、ところが台車は車のキーを回してエンジンをかけるタイプなんです。
エンジンをかける動作そのものはそんなに大変なことじゃないんですけど、物理的な鍵がちゃんと手元になきゃいけないっていうのって結構大変だったんだなって思います。
このスマホが車のキーになるっていうことなんですけど、その仕組みは主にデジタルキーと呼ばれる技術によるものだそうです。
これはスマホに専用のアプリをインストールして、車とペアリングすることで、車と紐付けすることで利用できるようになります。
一度設定をすると、スマホをポケットとかバッグに入れたままドアを開けたりとか、それからエンジンをかけることもできます。
鍵を回していた時代からするとちょっとひととびな感じはしますけど、すでにボタンでエンジンをかけるタイプだったらそんなに変わらないなって感じがします。
私は車の中で取りためたラジオだったりとか、ポッドキャストを聞きますので、スマホがないとそれが聞けないんですね。
スマホを忘れるとその音が車の中では鳴りませんので、あ、忘れたってすぐ気づくんです。
忘れたらすぐ戻ることになるわけですね。スマホが車の鍵になったら、そもそも車のドアは開かないわけなので、逆にいいのかもって思います。
さてそれは安全なのかっていうことなんですけど、これ一番気になるポイントですよね。
スマホをなくしちゃったらどうするのっていうことなんですけど、これって遠隔操作でちゃんと一時停止することができます。
なので物理的な鍵を落とした時にもずっと安心なんですね。
そもそもデジタルキーって暗号化技術を使っていますので、不正アクセスを防ぐ仕組みが搭載されています。
現在はテスラとかBMWなどで実際にこの技術を採用していますし、一部の日本車でもこの技術導入されていまして、スマホを鍵として活用できる機能追加されているんですね。
デジタルキーがすごいのは、あと鍵の共有ができるっていうことです。
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どういうことかというと、例えば家族が別の場所にいてもスマホを通じて一時的に鍵を共有することができるんです。
これってかなり便利なんじゃないかなと思います。
例えばですけど、空港に車を置いていますという状況を思い浮かべてください。
で、何らかの理由で旅の期間をちょっと伸ばさなきゃいけなくなった。
1週間の旅の予定が何らかの理由で1ヶ月になっちゃったっていう時に、ずっと空港に車を置いておくということになりますよね。
その期間に万が一家族が使いたいという時になったら、デジタルで共有できるわけです。
例えば家族じゃなくても、友人とかにも一時的にスペアキーを発行できたりしますから、これ助かりますよね。
さっきも言ったんですけど、物理的なキーよりもずっと安全な気がします。
さらにこの技術が進化していきますと、スマホが単なる車の鍵としての役割を超えて、
例えば自動運転と結びつけたら、駐車場で車を呼び寄せることができるようになるんじゃないかなとも思います。
立体駐車場なんかで何階に止めたんだっけっていうことがわからなくなったりとか、
あと往々にして立体駐車場のエレベーターってすごく狭いんですよね。
狭くていろんな人が一緒に乗ったりすると、1階ずつ止まっていて自分は屋上まで上がるみたいな、
そういうのでなんだか勝ったるいなって思ったりすることもあるんですが、車の方から自分の方に寄ってきたらすごい良いなって思ったりします。
車だけに留まらず、スマートホームと連携して自宅と車を総合的に管理できるようになる日も、もしかしたらそんなに遠くないかもしれません。
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今日もお聞きいただきありがとうございました。それではまた明日。