フキハラとは
おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
フキハラって知ってますか? 私はこのほど初めて知りました。
人の名前かなと思ったら、ハラスメントの一つだそうです。 ハラスメントって、
セクシャルハラスメントのセクハラ、パワーハラスメントパワハラ、 モラルハラスメントモラハラ、マタニティーハラスメントマタハラ、
カスタマーハラスメントカスハラなんかは、もう一般的に使われるようになりました。 その他、学問の場で教授とか指導者が学生や同僚に対して
不公平な扱いやいじめを行うアカデミックハラスメントアカハラだったり、 SNSとかメールなんかで嫌がらせとかいじめを行うようなサイバーいじめ、
テクノロジーハラスメントテクハラ、 さらに年齢を理由にした差別とか嫌がらせ、エイジハラスメントエイハラ、
これは高齢者に対するものだったり、 若年者に対するものも含まれるということです。
こんなふうにハラスメントは細分化されて、いろんな形で言葉にされているんですが、 じゃあ不器は何かっていうと、
ハラスメントをずっとお話ししているのでお気づきのように、すべて英語が使われているんですよ。
セクシャル、パワー、モラル、マタニティ、アカデミック、テクノロジー、エイジ、すべて英語なんですよね。
なので不器の正体には私行き着きませんでした。 これ不器嫌ハラスメントだそうです。
果たしてじゃあ不器嫌なことがハラスメントになるんだろうかと思いましたら、こういうことなんです。
不器嫌ハラスメントとは、他者に対して意図的に不器嫌な態度を示し、相手に精神的なプレッシャーや不安感を与える行為。
正式な法的用語ではなく、主に職場や家庭、教育機関などで問題視される行動とありました。
具体的には、必要以上に厳しい言葉で叱りつけるとか同活するというようなこと、不器嫌な表情とか態度で対応するようなこと、
無視をするとか、話しかけても返事をしないというような、そんな態度なんですね。 もしかしたら思い当たる場面ありますか?
そういう人に対して、例えばですね、何かお仕事などお願いしたいなぁと思ったとして、それこそ不器嫌そうにしているから話しかけづらいということがあるんじゃないかと思うんですけど、
そういう時って後回しにしようって思っちゃったりして、そうすると仕事って進まないですよね。
進まないので、自分でやっちゃえっていうことで結局自分が抱え込んでしまう。
さらに残業が増えるということがある。残業が増えると上司に叱られるみたいな、そういう悪循環になっていったりするんです。
これって現況はその人の不器嫌なわけですよね。 その人の不器嫌によってコミュニケーションがうまくいかなくなって、最終的にはチームが崩れてしまうということが起こると。
これが不器払というものだそうです。 ハラスメントという言葉が世の中に出てきた時にはセクハラぐらいだったと思うんですけど、
こんなにも言葉として表現されるようになってきたということは、私たちのストレスって人間関係がやっぱり大きな割合を占めているっていうことと、
もしかしたら私たちは人の立場に立って物事を考えるとか、その人の立場に立って場を動かすという感覚が薄れているのかもしれなくて、
ハラスメント加害者が増えているということにもなるんじゃないかなって思います。 で、その一方で受け取る側も敏感になりすぎているのかもしれないです。
っていうのは、言葉がこうやってたくさん出てくると、今自分が受け取ったこの感情が何かのその言葉に当てはまる。
人間関係とハラスメント
例えば、パワハラに当てはまるとか、今のはマタハラだよねっていうことで、今自分が受け取った負の感情が何かに当てはめてしまうというか、
そういう敏感になってしまうっていうことがあるんじゃないかなって一方では思います。 もちろん嫌な気持ちは嫌な気持ちとしてそれはあるんですけれども、
でもちょっとねこれ、ハラスメントからは離れますけれども、ここで嫌な気持ちってどうして嫌な気持ちになったのかっていうのは、ちゃんと立ち返る必要があるなって思うんです。
例えばですね、お仕事で大事な書類のやり取りがあった時に、ちょっとナーナーなやり取りを私されたことがあって、
私はやっぱりそれは正規のルートで物事を進めるようにということを伝えたことがあったんですよ。
ナーナーでやれないことはないですよ。やれないことはないけれども、これは良くないことだなと思って正規のルートでお願いしますって言ったんですよ。
で、それについて、あの人は難しい人だから、まあ私のことなんですけどね。
ツルオカは難しい人だからちゃんとやった方がいいよっていう話になったりするんですよ。
どうしてそうなるかなと思うんですけど。っていうのはね、じゃあナーナーにやるのが良い人なのかっていうことになるわけですよ。
それはやっぱりおかしな評価じゃないかなって私は思うんです。
もともとは自分の怠惰な仕事ぶりによってのものなのに、ちゃんとしている人が悪者になったりすることって実際あるなって思うんです。
なのでその時、多分相手は嫌な気持ちになったんでしょう。
長く一緒にお仕事をしていますし、それぐらいやってくれたらいいのにとか、堅いこと言っちゃってとか、そんな思いになったと思います。
それがなんとかハラスメントという言葉が当てはまるようなことがあれば、私はなんかハラスメントをしたっていうことになってしまうのかなっていうふうにも思うんですね。
なのでそういう意味では敏感な感じになっているのかなっていうふうにも思います。
この嫌な気持ちになったっていう、これって目に見えない部分の加害、被害なので、評価が難しいとは思うんですが、
この時声を上げた人の声だけが正解じゃないっていうこともリーダーは見ていかなきゃいけない、リーダーだけじゃなくて周りも見ていかなくちゃいけないことかなって思います。
最終的に目指すのは成果を出しやすい環境づくりだと思うんですよね。
それが例えば一人の足並みが揃わないことによって歪められちゃうことって簡単にできるんですよね。
それが一人の不機嫌でなるものであるならば、その不機嫌の不は、ごに変えてご機嫌にしなくちゃいけないなと思うんですね。
で、これはまた別の時にお話をしたいと思うんですが、このご機嫌って、ご機嫌でいるっていうことは訓練でできるものなんです。
みんなでご機嫌のチームを作っていかれるように、またまとめてお話をしたいと思いますが、いずれこの不機嫌の不は取って、ごに変換していきたいものです。
この配信はApple Podcast他各種プラットフォームでお届けしています。ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。