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2024-02-04 05:13

【0611】2024/02/04 雪予報対応が欠席理由

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2024/02/04

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。司会やナレーションを通じて、日々感じたことなどを語る声の日記です。毎朝更新しています。
昨日は、宇宙天気の勉強会でした。宇宙天気については、過去回の520回、422回、361回でもお話ししています。
私が所属している気象キャスターネットワークの中で、宇宙天気プロジェクトが立ち上がっていまして、以前は茨城大学の講義を聴講する形をとっていたんですが、特別に気象キャスターネットワーク向けに勉強会をしてくださることになって、そこに参加しています。今回が4回目でした。
毎月第1土曜日に開催して6回のコースです。あと2回になりました。
こういう勉強会って、後に録画したものをいただいて復習ができるんですが、やっぱりリアルで参加することってとっても大事だなって思っています。
リアルタイムじゃないと質問もできませんし、私の場合は集中力がどうも続かないんですよね。
やっぱりライブとか講演会でもそうだと思うんですが、リアル会場でその場にいるのと録画では全然違いませんか?
オンラインだとしても、そこはリアルタイムにこだわって前のめりに参加したいなといつも思っています。
それで昨日面白かったのは、リアルタイム参加者が半分ぐらいだったんです。ほんと少なかったんですよね。
そしてその理由として、雪に対する対応で忙しいんでしょうね、みたいなことを言ってました。
なるほど、慣れていない地域では雪予報で対応に追われるっていうことあるんでしょうね。
これ、北国の秋田県の中でさえそういうことは実はあります。
昨日はラジオの取材で横手市に行ってきました。鎌倉で有名な横手市です。
横手は豪雪地帯なので、町づくりが秋田市とは全然違います。
有雪口や流雪口があって、雪を投げ入れることができたり、路上に噴水のシステムがあって、
これ小雪パイプ、消す雪と書くんですが、小雪パイプと言うそうです。
この小雪パイプがあって、地下水を汲み上げて、水を路上にまいて、積もった雪を溶かすというその装置、
小雪パイプが作動していました。道路脇にはもちろん雪があったんですが、車は非常に走りやすかったです。
昨日の秋田市の積雪は3センチ、横手市は20センチ以上あったんですが、走りやすかったんですね。全然違いました。
秋田市はこういうシステムはないので、秋田市で20センチの積雪があったら、やっぱりちょっと大変だなっていう感じがします。
まして関東なんかは大変でしょうね。少し前の配信で、向こう1週間、関東は雪が降るかなっていうお話をしていました。
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その配信した時よりも、ちょっと時期はずれたかなって私は思っていますけれども、まずは西日本、そして5、6は関東。
8日あたりも地上では同じような気圧配置ですから、上空の換気とか空気の乾燥具合にもよりますけれども、
その辺で降水に対する注意、それが雪かもしれないということで、最新の情報をぜひチェックなさってください。
さて今日は立春です。旧暦ではこの日が1年の始めとされていましたので、決まりごとだったりとか季節の節目は立春が起点になっているんです。
88夜とか210日、220日も立春から数えます。
88夜は種まきなどの農作業を始める目安になっていますよね。
米という字を分けると88になることであるとか、末広がりの8が重なることから縁起のいい農家にとっての吉日ともされています。
一方で薬日とされているのは210日、220日、そして旧暦8月1日の八朔です。
これは農家の三大薬日とされています。
210日、220日は台風が来襲する薬日とされていまして、この日を中心に風の害を防ぐための風祭りという風習は全国各地にあります。
もっとも近年は気候の変動によって日本本土に影響する台風というのは210日よりも前の方が多くなっていますので、必ずしも当てはまらなくなってきています。
今日は立春ですがまさに春は暦のみで気候は当てはまらなくて、西日本とか東日本の太平洋側にお住まいの方は普段雪に慣れていない地域でもありますし、もちろん街づくりがそれに対応しているわけではないので、お出かけの際には交通機関の乱れも含めてどうぞご注意ください。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
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