1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0622】あて所に尋ねあたりま..
2024-02-15 06:11

【0622】あて所に尋ねあたりません

2024/02/15

00:00
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。毎朝更新しています。
手紙が戻ってきちゃいました。 2月3日横手と消印があります。秋田県の横手市です。
そういえばこの手紙は、ラジオ取材で横手に行った日に、そちらで投函したものです。 そして赤いスタンプで、あて所に尋ねあたりません、と押してあります。
これがっかりしますよね。このスタンプで帰ってきた日には。 こうやって郵便物が帰ってきちゃう理由としては主に3つありまして、
1つ目、あて所に尋ねあたりません。 2つ目、宛名不完全で配達できません。
3つ目、保管期間経過のため返還。 この3つあるんですね。
このうち今回の件は、宛先の住所に受け取り人が居住していない。 あて所に尋ねあたりません。が回答するんです。
これ何の手紙だったかって言いますと、先月行われた大学の部活OB会に関するものでした。 過去の配信で609回、
振り返りは未来志向で、でお話しした通り、OB会の幹事がとっても素晴らしい子だったんですね。 彼がいたから私たちまで声が届いて、今回集うことができました。
このことに本当に感動したので、ちゃんとつながりたいなって思ったんです。 せめて同期の全員にこのことをつなげたいなって強く思いました。
そこで私は学生時代の卒業アルバムを探してみたんです。 そして卒業アルバムにもしかしたら当時作った私が作った名簿があるんじゃないかって思ったんですね。
その名簿はなかったんです。 でも卒業アルバムの巻末には住所が書かれてありました。
それは実家の住所なんです。 ですからこれに一縷の望みをつないで、そこに出してみようって思ったんですね。
当時私は手書きの名簿を作っていたので、その実家の住所をなんとなく見覚えがあったので、間違いないこの住所に送ろうって思ったんですよ。
もうとにかく時間は経っていますので、今は本人はいないかもしれませんけれど、家族が受け取ってくれたなら本人に取り継いでくれるかもしれないという思いを込めて今回送ってみたんです。
漢字の子が送ってくれた活動報告のメールを印刷して、私からのメッセージも追加して3枚の手紙を送りました。
同期は3人に送ったんですが、2人からは今回当てどころに尋ね当たりませんというスタンプが押されて帰ってきてしまいました。
でも考えてみるとそうなんですよね。私自身もそこに載っている住所に何かを送られたとしても、当てどころに尋ね当たりませんになっちゃうと思います。
もう実家は売却してないからです。 でもとにかくがっかりしちゃって、もうすごく落ち込んだんです。
03:04
がっかりしたことをLINEのオープンチャットに掲載したんです。 私たちの仲間で作っているオープンチャットです。
そうしたら繋がっている同期、もう今回会えた同期でもあったんですけど、彼らがあの人なら知ってるかもよとか、こういう手立てがあるかもよってアイディアを出してくれました。
私一人では打つ手なし、もう手詰まりだと思ってたんですけれども、まさに門主の知恵でした。
きっと手書きで書いた封筒と、当てどころに尋ね当たりませんという冷たく見えるこのスタンプを見て、哀れに思ってくれたんでしょうね。
なんとなく私の同期はそうやって動き出してくれました。 今回当てどころに尋ね当たりませんということで連絡がつけられなかったその本人に、これからもたどり着けるかどうかっていうのは未知ではありますけれど、
あちこちに創作願いを出せたっていうことと、協力してくれるって言ってくれた人たちがいるってことがとても嬉しく思えました。
さて秋田は今日雨の1日になりそうです。 低気圧が発達しながら近づいてきて東に抜けていく、そんな気圧配置になっています。
上空の様子を見ているとこの低気圧が発達するかどうかってわかるんですね。 地上の低気圧から見て上空の気圧の谷が西側にあると発達しやすいんですね。
まさに予想天気図で見てみますと、上空5500メートル付近の気圧の谷は地上の低気圧の北西方向に位置していて、これはもう発達するんですね。
発達しながら秋田に近づいてきて東に抜けていきます。
この低気圧が近づいてくるまでは、南西の風が暖かく湿った空気をどんどん運んでくるんです。
そして秋田付近に前線がありまして、前線っていうのは空気の境目っていうふうに考えていただくといいと思うんですけど、風向きが違うんですね。
風向きが違うとそこで空気がぶつかりますから、ぶつかって逃げ場がなくて上昇するんです。
そして上昇した先の上空は結構空気が湿っているんですね。
ですから雨雲が発達しやすい状況になっています。
降水のピークは夕方から夜にかけてかなというところです。
秋田市は現在積雪はありませんけれども、積雪の多い地域では気温も高くなりそうですし、雪どけが一気に進むようなそんな恐れもあります。
土砂災害ですとか浸水害、降水害にも注意が必要です。
風向きなどによって雨雲が予想以上に発達する場合もあるんですね。
その場合はさらに雨の量が多くなりますので、もしかしたら注意ではなくて警戒が必要かもしれません。
最新の情報をキャッチしながらどうぞ1日お過ごしください。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
いいねやコメントでつながっていただけますと励みになります。
06:03
また他の配信も聞いてみたいと思ってくださった方はフォローしてください。
それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
06:11

コメント

スクロール