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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。
美味しいご飯を炊くコツとして、氷を入れるというのを聞いたことがあるでしょうか?
私は割と聞いたことがあったんですけれども、やってはいなかったんです。
わが家は、鍋でご飯を炊きますので、もう既に美味しかったので、それがやらない理由の一つではありました。
ただ、このところ、いろいろな方から、氷を入れるといいよという話が聞こえてきたり、
あとは、テレビでそれをやっていて、実際にその動画を見たので、やってみたら、これが美味しかったんです。
氷を入れると、確かに美味しいご飯が炊けることは 分かったのですが、
一体何が起きているのかについて 調べてみました。
まず1つ目は、給水時間が 最適化されることだそうです。
お米は、炊く前に水を吸収します。
ですが、氷を入れることで、その給水時間が 伸びるわけです。
そして、より均一に水分を 含ませることができるようになります。
これで、炊き上がりがふっくらして、 米の芯までしっかりと水分が行き渡るという 効果があるそうです。
そして、米には 澱粉が含まれています。
これが、炊飯した時に 水と熱でゲル化します。
つまり、粘りが出ます。
そして、もちもちした食感が生まれます。
そこに、冷たい氷が溶けることで、 一時的に炊飯器内の温度が下がります。
下がることで、澱粉の変化が ゆっくり進みます。
それで、より均一的に 理想的なゲル化が起こるそうです。
粘りや、ミクロの視点でいくと、 小さな粒がつながりやすくなり、もちもちした食感が生まれます。
しかし、それが 均一化されることです。
最後に、もう一つです。
お米の香りを 引き出す効果が 氷を入れることで 起こります。
氷によって 温度が変化します。
氷は 炊飯中の酵素に 働きかけています。
その影響で お米の風味や 甘みを引き出す 助けになるそうです。
氷を入れて 炊飯すると そういうことが 起こっていました。
氷を入れる タイミングです。
お米を研いだ後に 水加減を 調整する段階で 氷を入れます。
この段階で 氷を入れることが ポイントです。
やはり 給水が ポイントです。
それを 均一に 一貫して 影響を 与えられるためには この段階で 氷を入れます。
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どれくらい 氷を入れたら いいでしょうか。
水とお米の量は 通常通りで いいです。
それに対して 氷を 1個から 3個くらい 追加するのが 目安です。
たくさん 入れてしまうと 水っぽくなります。
使いみにするのが ポイントです。
氷を入れることで お米が しっかりと 水を吸うことが できます。
それが 均一化されるので いつでも 同じように おいしく いただけるように なります。
さらに 澱粉の変化が 促進されるので 結局 ふっくらと もちもちの お米が 炊き上がる ということです。
氷を入れるだけ という シンプルな 工夫では あります。
普段の炊飯に 一手間とも 言えないぐらいの 一手間を 加えることで
まるで プロのような おいしい ご飯を 楽しむことが できます。
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それでは また明日。
