1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0184】2022/12/04 日本橋榮..
2022-12-04 08:10

【0184】2022/12/04 日本橋榮太樓總本鋪の梅ぼ志飴

spotify apple_podcasts

2022/12/04 

榮太樓總本鋪(https://www.eitaro.com) 

榮太樓飴 梅ぼ志飴 (https://a.r10.to/hF6NDA)

00:00
おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
非常に大気の状態が不安定で、時折激しい雨が降ったり、荒れが落ちてきたり、ものすごい雷を伴ったりして、なんだか落ち着かない日でしたね、昨日は。
といっても、秋田の冬はこんな日が多いんですよね。
季節がありますと、もうそこはスミ絵のような世界。これが3か月ぐらい続くんですよね。
うちは秋田中央地域というところで、わりと海側にあるんですけど、あんまり雪は積もってないです。
積もっていた雪も、雨で一旦溶けましたね。
溶けたんですけど、朝の最低気温が、氷点下の日が向こう1週間も続きますので、日中は溶けるんですけど、
溶けて濡れた地面が、氷点下の気温になると凍るので、朝はブラックアイスバンということがあります。
ブラックアイスバンって、ただ濡れているようにも見えるんですよね。
そこが凍っているのかどうかっていうのは、内から出た時に一旦ギュッと強くブレーキを踏んでみるんです。
その時に、あ、凍っているんだっていうことを確かめてから出発するということをしています。
そこはちゃんと見極めて運転しなきゃいけないなと思います。
そして、みんながみんなゆっくり走りますし、雪がたくさん降っている地域では道幅が狭くなっていたりするので、
いつもよりも時間がかかりますよね、目的地まで行くまでに。
時間余裕をもって出発しなきゃいけないなと思うんです。
さらに雪を車から払ってから行かなきゃいけないっていう、その時間もちゃんと計算に入れて家を出るっていうことが必要なので、
寒いからいつまでもぬくぬくしていたいんですけれど、えいやと飛び出さなきゃいけませんから、冬は本当につらいんですよね。
夏が大好きな私としては本当につらいつらい冬眠の日々です。
いや、冬眠してられないからね、もう活動しなきゃいけないんですけどね。
そんなポンコツな私におやつをくれた人がいます。
先日秋田放送に行った時に出待ち?じゃない、入り待ちをしてくれてた人なんですけど、
この方はいつも応援してくださってて、いつも何かお土産をくださるんですよ。
今回はクリスマス用の緑と赤のパッケージに可愛らしいチョコレートがたくさん入ってて、それをいただきました。
それからもう一つ、キャンディー、いや飴をいただきました。
直径7、8センチの赤い丸い缶に入っていて、梅干し飴って書いてあるんです。
私梅が好きなんですよね、桜よりも。
だからいつも小梅ちゃんとか、そんなキャンディーを喉大事にしてねって言ってくれるんですけど、
03:05
今回はちょっと趣が違ってて、缶には英太郎総本舗って書いてありました。
これを聞いて、あの日本橋のお店ねってご存知の方も多いと思うんですけれども、
私なんか秋田に住んでいて、英太郎という文字を見ると、
あ、あの昭和の大横綱、大宝のお嫁さんの実家の柏英太郎ねって思っちゃうんですよ。第一巻。
秋田の柏英太郎も歴史があるんですよ。創業明治16年なんですよね。
もう139歳なんですよ。老舗ですよね。
でも英太郎総本舗とは違うものなんですよね。
英太郎総本舗の方は1808年創業で200年以上の歴史があります。
梅干し飴って書いてあるから、酸っぱいのかなって思ったら、なんていうのかな、素朴な味がするんですよね。
上等なお砂糖を感じるのと、カラメルの感じがとっても上品なんですよ。
じゃあどうして梅干し飴って言うんだろうと思って調べてみました。
英太郎総本舗のホームページにはこんな風に書いています。
棒状に伸ばした赤い飴をハサミで切り、その切り口を指でつまむ。
その形が梅干しに似ているということで、洒落好きの江戸っ子たちが梅干し飴と名付けたということなんです。
当時江戸の庶民にはアルヘイ糖というお砂糖ってとっても高価だったそうなんですね。
それをもっと気軽に食べてほしいということで、そういう工夫から生まれたのがこの飴だということで。
まだ固まりきらないその赤い飴をハサミで切って指でつまんだ形がその三角形の形。
さらに固まりきれてないからシワシワになったことでより梅干しに見えたんでしょうね。
さらにこの飴のストーリーが続いていて、この梅干し飴っていうのは今もなお江戸の政法を守り続けているんですって。
ザラメとさつまいもから作られた水飴を高熱の直火で加熱して飴を煮詰めて、
鍋から下ろすタイミングは職人の目で見計らうということなんです。
江戸の庶民が食べていた味をそのまま令和に生きる私たちが同じように好んで食べられるんだと思ったら、なんかロマンを感じました。
本当に美味しくてすぐになくなっちゃって、あと2個ぐらいしか残ってないんですね。
なのでもう買い足さなきゃいけないと思って、オンラインストアがあるというのでちょっと覗いてみました。
そうしたら英太郎総本舗にもストアがあるんですけれども、楽天市場にもショップを出していました。
06:04
そしてなんと今日4日ですけれど、楽天はポイント倍増の日なんですよね。
もちろん条件に合えばということですけれど、そして明日は買い物マラソンなので、これまたポイントが倍増されるその日なんですよね。
すでに買い物カゴにはチェックした飴を何個か入れてあるんですけど、まだ決済はしてないです。
そのポイントが倍増になるタイミングでポチッとしようと思っていて、今日がいいのか明日がいいのか、まだちゃんと計算してないので、計算してちゃんと見極めて買いたいと思います。
やっぱりどこに惹かれるかっていうと、伝統を守ってきたこの200年の重みと、職人技が生きている感じと、
やっぱりこの職人って私好きなんですね。花火もそうなんですけど。
きっと続けていくには、変えてはいけない部分と、時代の流れとともに変わっていくこと、変えなきゃいけないことって両方あると思うんですよね。
例えばラクンオとか歌舞伎が、今私たちが古典と呼ぶようなお話って、新作だった時代もあるわけなんですよね確実に。
そんな風に新しきを知っていくっていうタイミングもまたこの200年の中にあったはずなんですよね。
そういう物語の中でこの飴ができているんだと思ったら、愛おしくてたまらないと思いました。
今回ファンの方にいただいたのは梅干し飴でしたけれど、オンラインショップでは梅干し飴の他に抹茶飴や紅茶飴、のど飴、黒飴もありました。
全部一個ずつ満遍なくカゴに入れてあります。
もう買う前なんですけど到着するのがすごい楽しみです。
英太郎総本舗は創業当時から変わらぬ場所にあります。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
いいねやコメントでつながってください。
鶴岡慶子でした。また明日。
08:10

コメント

スクロール