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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。 昨日はとっても寒い朝を迎えました。
秋田市は最低気温が氷点下5.2度、最高気温がプラス0.5度でした。 私は前日予報をしていて、それぞれ氷点下4度、
そして最高気温はプラス3度を予想していましたので、ちょっと読みが甘かったですね。 この時期の最低気温を見誤りますと、水道管が凍結するかどうかという情報になりますので、とっても大事なんですよね。
なので、この甘い読みですとダメだなと思って反省をしたところです。 雪については前日からあまり増えてはいなかったんですけど、
この気温ですと水道管だけじゃなくて、路面も凍りますので本当に運転怖いんですよね。 今日は秋田市内で司会の仕事をして、その後は花火で有名な大曲りに行きます。
大曲りでの仕事はラジオの取材です。 大曲りについては、昨日はなんと氷点下11度ぐらいまで下がったんです。
ですが、今日明日は行く分寒さが和らぎますので、ちょっとはいいかもしれません。 で、また日曜日は寒くなりそうですね。
日曜の寒さは北国だけではなさそうなので、どうぞ皆さん暖かくして週末をお過ごしください。 さて前段が長くなりましたが、今日のテーマ緊張しないためにはというお話です。
一昨日セミナーの講師をしてきまして、主催者から受講生の反応やら質問やらをいただきました。 その質問なんですけど、緊張すると早口になってしまうため、緊張しないようなコツがあれば教えてほしい。
緊張しないような話し方などあれば教えてください。というそんな質問をいただきました。 私はデフォルトが早口でして、
この音声配信の中でもかなり早口になることがあるんですが、 こんな早口の私でも、司会の時とかセミナー講師の時には不思議と早口になりません。
目の前に人がいると、その人たちのお顔を見ながら伝えたい、伝わってるかな、分かってるかな、みたいなことを確認しながらお話をすることになるので、そういう場面では私自身は早口にならない、なりにくいんだなって思います。
ただ誤解してほしくないのは、早口がダメ、全部ダメっていうことではないんです。 早いから分かりづらい、遅いから分かりやすいっていう一概には言えないところがありまして、早くても分かりやすいという人がいるんですね。
それはどういう人かなって思いますと、魔王とっていることだなって思うんです。 魔も語りの一部だなって思います。
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もう一つ、緊張することについてなんですが、どうして緊張するということが起こるのかと言いますと、多くはこういう原因だと思います。
よく見せようと思うから。もう一つは、間違えないようにしようと思うから。 つまり、うまくいかなかったらどうしよう、間違えたらどうしようと思うからなんです。
私も緊張はします。緊張はするんですが、ガタガタと震えるというような、そんな緊張ではありません。
しゃべれなくなるほどの緊張でもないし、自分のリズムが壊れるほどの緊張っていう感じでもないです。
よく言う、心地よい緊張感にあたるんだと思うんですけど、緊張って私、あんまり好きなことではないので、心地よいとは思っているわけじゃないんですが、適度な緊張感を持って、いつも現場にはいます。
じゃあ、現場で一番私が何を考えているかって言いますと、司会の仕事であれば、そこの目の前にいるお客様が。
セミナーの講師の仕事であれば、目の前にいる受講生が。同じく共有しているこの時間が、いいものになるように、いい時間だったと思えるように。
特にセミナーの受講生であれば、何か一つでも持ち帰ることができるような時間になるように、ちゃんと伝えようと思うんですね。
そこにフォーカスしているように思います。
なので、自分がうまくしゃべれるかなとか、自分が間違えないようにとか、自分に気持ちのベクトルは向いていないんですね。
たくさんの人を目の前にすると、緊張しないと言ったら嘘になります。
緊張はしてるんですけど、もしかしたらその気持ちのベクトルを少し変えてみるだけで、ずいぶん変わるのかもしれないなって思います。
とはいえ、それは一朝一夕には行かず、そういうふうにすればいいんだと知るだけでも、ずいぶん違うとは思うんですけど、なかなかそういう境地に行くって難しいですよね。
とにかく準備をしっかりするっていうことで、少し解消になるんじゃないかなとも思います。
練習は本番のように練習をします。
そして本番は練習通りにやります。
練習通りにやれるような本番になるように、しっかりと準備を整える、いっぱい練習するってことです。
練習していると私なんかは、もうお客様の顔っていうか表情がなんか見えてくるような感覚になって、本番が楽しみでしょうがなくなるんですね。
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一昨日やったセミナーについても、早くやりたくてしょうがなくなってました。
初めて知ったそんなこととか、きっとそう思ってくれるって思って、もう本当に楽しみでしょうがなかったんです。
花火についてもそうです。花火イベントの司会もしますし、解説もしますけど、それを聞いてお客様が、この時間本当楽しかったとか、花火をもっともっと知りたくなったとか、そう思ってもらえるんだろうなって思ったら、
もっともっとしゃべりたくなるし、楽しみでしょうがなくなるんですね。
今回いただいた質問は、緊張しない話し方はあるか、緊張しないようにするにはどうしたらいいかという質問だったんですけど、一発解答かどうかっていうと微妙だとは思うんですが、
技術的なことを言うと魔王とること、早口になってもいいから魔王とること、もう一つは気持ちのベクトルを自分じゃなくて相手に向けること、何かヒントになったら嬉しいなって思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。それではまた明日。