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【1585】2026/10/05 尾去沢鉱山、1300年の幕が下りる
2026-10-05 05:40

【1585】2026/10/05 尾去沢鉱山、1300年の幕が下りる

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2026/10/05

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
秋田県和之市にある市籍、尾去沢鉱山が、今後の運営についてお知らせを出しました。
2027年11月30日で公開を終了するというお知らせです。
そして、2028年3月31日に全ての施設運営を終えるということです。
理由は、施設の老朽化と人材の確保が難しくなったということでした。
実は尾去沢鉱山は、私が中学2年の時に遠足に行った場所です。
正直言うと、当時は何が何やら分かりませんでした。
暗いし、ひんやりしていて、そういった行動を友達とただただ歩いたという記憶があるだけです。
これは、高校の時に行った京都奈良の旅。
これもまた同じ記憶なんですね。何が何やら分からない。
ちゃんと歴史を勉強して、そこに思いを馳せながら旅をするんだったらいいと思うんですけれども、
全部同じに見えていました。
なので、大人になってもう一度ちゃんと行きたい場所の一つが、この尾去沢鉱山ではありました。
だからこそ、このお知らせはとっても残念です。
尾去沢鉱山の歴史を改めてひも解いてみますと、
尾去沢鉱山は和道元年、西暦708年に発見されたという説があります。
ということは奈良時代です。
ここで採れた金が奈良の大仏とか平泉の中尊寺金色堂に使われたとも伝えられています。
1300年の歴史という言葉はここから数えたものです。
本格的な開発が進んだのは16世紀頃からと言われています。
はじめは金の産地としてだったんですが、後に銅の産地として名を知られるようになったんです。
江戸時代は南部藩、森岡藩の領地で藩の財政を支える大切な鉱山でした。
明治に入りますと経営は三菱系の企業に移ります。
尾去沢は東洋でも指折りの銅の産地として日本の近代化を支えました。
一方でつらい出来事もありました。
昭和11年11月、鉱山のカスを貯めていたダムが決壊しました。
その泥のような鉱山のカスが下流の街を襲って多くの方が亡くなったんです。
鉱山の繁栄の裏にはこうした災害の歴史もあります。
そして昭和53年、1978年、尾去沢鉱山は閉山しました。
銅の価格が低迷したことなどが理由です。
閉山の後、尾去沢鉱山は観光施設として生まれ変わります。
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1982年、マインランド尾去沢が開業しました。
私が中学の時に遠足に行ったのはこのマインランド尾去沢です。
公道を使ったアトラクションとか遊具もあって、
ピークの1989年には年間およそ51万人が訪れました。
ちょうど私が行った時もこの賑やかな時代のどこかだったのでしょうね。
その後、来場者がどんどん減っていって、
2008年に公道の見学を中心とした市籍尾去沢鉱山として再出発をしました。
尾去沢鉱山の凄さは地下にあるんですね。
その地下に張り巡らせた公道は、なんと総延長およそ800キロです。
秋田東京間の直線距離は450キロ、
そして道路の距離で言うとおよそ600キロ前後なので、
それよりもずっと長い800キロというと驚きです。
そのうち1.7キロほどが見学用の公道として整備されています。
地下には500を超える鉱脈があると言われていまして、
公道の中にはおよそ900万年前の地層を間近に見ることもできます。
中学生だった私がただただ暗いトンネルだと思っていた場所は、
900万年前の地球の断面だったわけですね。
今年の3月末で一般のお客様への公開は終わりました。
今は学校の社会科見学だったり、
企業研修とか予約した団体のみを受け入れているということなんです。
一般でフラッと行くことはもうできないんですね。
そしてその団体見学も来年2027年の11月で終わります。
1300年前から始まって、
藩を支えて近代日本を支えてきた場所です。
そして平山後は学びの場としてたくさんの子どもたちを迎えてきた場所でもあります。
私もそこにいた一人です。
あの時何が何やらわからなかった行動を、
大人になった今の目で見てみたいものだなと思うんですが、
ちょっと周りを見渡してみて、グループで行けるかどうか計画を練ってみたいなと思います。
学校とか職場、地域のグループなどで見学を考えている方は、
ぜひ早めに問い合わせてみてください。
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合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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