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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしていきます。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、洪水キキクルについてお話しします。
キキクルというのは、気象庁が発表している土砂災害、浸水害、洪水災害、この危険度分布を示したものです。
大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報などが発表されたその時に、ぜひ見てほしいのがこのキキクルです。
今日はそのうち、洪水キキクルについてなんですが、このほど新たに洪水キキクルを開きますと、主な河川の時系列表示というリンクが現れるようになりました。
主な河川の時系列表示。
これ、アイコンじゃなくて文字で書いてありますので、すぐ見つけることができると思います。
主な河川の時系列表示。
ここを開きますと、流域雨量指数の予測値というものが出てきます。
今までこの流域雨量指数は、気象庁のホームページのトップから行きますと、どこに一体あるのか全然探せなかったので、
結局、流域雨量指数を見ようと思ったら、
流域雨量指数と検索窓に打ち込んで見ていました。
今回、洪水キキクルとリンクされたことで、非常に使いやすくなったかなと思います。
この流域雨量指数は、洪水警報などの発表基準に用いているものなんですけど、
これからどんなふうに川の水位が上昇していくのか、それを予測するのに非常に役立つものなんです。
これは指数なので、実際川が何メートルに達しましたということとは別のものではあるんですが、
その難しい計算とかは、さておき、
特定の川の洪水災害発生の危険度っていうのが、どのぐらいこれから高まっていくのかを知ることができます。
現在から6時間先までを指数で表していまして、危険度を表すために色別になっています。
黄色、赤、紫、黒と、濃い色になるにつれて危険度が増していくんです。
なので、数字細かく見ていかなくても、
パッと見、
色がどういうふうについているのかっていうのを確認するといいと思います。
そして一番右側には、起用最大事例と書いてあるところがありまして、
過去の最大値が書いてあります。
その最大値と比べて、今どうなっているのか、それを確認していくと、
今自分が置かれているのがどのぐらい危険なのかを測り知ることができると思いますので、
それも合わせて確認すると、もっといいかなと思います。
ここでもう少し突っ込んだお話をします。
色別に危険度を示しているという話をしました。
黄色、赤、紫、黒とありますよという話をしましたが、
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黄色になるときの基準、赤になるときの基準、紫の基準、黒の基準とそれぞれ数値が書いてあるんですが、
この基準には単独基準と複合基準と2つあるんです。
例えば秋田市の例をとってみますと、
秋田市には尾物川という川が流れていますが、尾物川、大きな川です。
それが単独基準ですと、その尾物川そのものが水位が上がっていくっていう、これが単独基準なんです。
じゃあ複合基準は何かっていうと、尾物川に流れ込む支流の方も考えてくださいねっていう、そういう基準なんです。
例えば尾物川自体がいっぱいいっぱいになってしまうと、
支流から水が流れ込みにくくなる。
流れ込みにくくなるどころか、その合流地点で溢れてしまうこともあります。
この合流地点が危ないよっていうことを言っているのがこの複合基準なんです。
大きな川よりも支流の方が堤防が低い場合の方が多いですし、川幅も狭いですよね。
同じように雨が降ってもすぐ溢れてしまうっていうのは支流の方が先だったりするんですよ。
ですから流域雨量指数を確認するときには、
ただ単に単独基準だけではなくて、複合基準も見ると支流の方が危ないなっていうことがわかってきます。
そこにあなたの親しい人はいないでしょうか。
洪水危機クルーを見たときには、主な河川の時系列表示、このリンクからぜひ飛んでみてください。
そして流域雨量指数の予測値、これを確認して、ぜひご自身の避難行動につなげるようになさってください。
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ではでは、また明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。