記憶についての問いかけ
レンさん、生きてますか?
はい、生きてます。
何か?
いや、マジで、食中毒で倒れてました。
マジで?
最近、どうしたんですか?
ちょっとなんかね、嫌なこと多い。
体調不良多い?
そう、ちょっとね、ほんと健康大事だよ。
当たり前のようにね、美味しいものを食べれるって幸せなんだなぁと思いました。
よかったです。楽しめて。
本当に。
いや、帰ってきてくれて嬉しいですけどね、前回の収録撮れなかったんで。
いや、ほんとすみませんでした、その説は。
とんでもないです。
今日なんですけど、今日は質問会ってことで、質問に答える会ってことで、
記憶に関する話というか質問があったので、ちょっとそれについてパカッとしていこうかなと思ってます。
はい、みなさんこんにちは。脳に詳しい研究者のリリです。
健康第一研究者のレンです。
健康じゃない。健康じゃない。
今、健康なんで。
今、健康なんでね。よかったです。
で、脳パカラジオは、私リリが脳の不思議、みなさんの疑問についてパカッと解決するラジオです。
はい。
はい、ということで今日は記憶についてやっていきたいと思います。
記憶。
記憶。
いっぱい話すことあるですよ、記憶。
そうですね。でですね、質問どういうのがあったかっていうと、それまず紹介しますけど、
スポーツや演奏などで体で繰り返し体ですることと、名前と言葉と全部記憶できますけど、どう違うのかってこととか、
あとは記憶すると脳にどういう形で記憶されているのか、新しい神経回路ができるのかとか、新しい脳を知りたいってことで。
お便り。
お便りですね。ちょっと抜粋してますけど。
はいはい。誰ですかこれ。あ、これ言っていいやつ?名前。
あ、わかんない。ごめんなさい。初めて過ぎて全然そんなの考えてなかった。
あ、そう。
記憶の分類
え、どうしてるんですか。
あ、なんか名前言っていい人は言ってるけど。
あ、でも何も書いてなかったと思う。
あ、そう。あ、そうなんですね。あ、まあありがとうございました。
そういうのあるんですね。ごめんなさい。全然。
いや、なんかそういうのあった方がさ、ちょっとぽくない?
ぽいね。なんだこの感じ。
そう。俺もぽいで3年間やってきてるから。
あ、そうなんですね。ぽいで2ヶ月ですけど。
うん。特命さんですか。はいはい。
あ、違ったらごめんなさいですけど。
うん。
ないという感じですね。
あ、これ俺が転送したやつもしかして。
あ、そうそうそうそう。そうです。
あ、ごめんなさい。じゃあ私が知ってますね。ちょっと待ってください。
私のせいじゃなかった。よかった。
あ、こっちに名前書いてるな。少々お待ちください。
アダムサーティーンさんでした。
なるほど。ありがとうございます。
この方は聞いてくれてる方ですね。僕のやつも。
あ、そうなんですね。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、ということでアダムサーティーンさんのお便りですね。
ちょっと一部抜粋してて全部じゃないんですけど。
うん。
まあ、というようなお話があったので、
これにお答えする前にまず、記憶とはってことでお話しようかなと思ってます。
でですね、れんさん。
はい、なんですか。
そうですか。記憶分類できそうです。
記憶分類できそうですか。ああ。
まあ、でも有名なのはあれじゃないですか。長期記憶と短期記憶とかじゃないですか。
おお、やる。その通りです。そうですね。長期記憶と短期記憶ですね。
2種類。その2種類。その分け方は。
結構いろんな分野で記憶の研究されてて、
で、神経生理学みたいなのだと長期記憶と短期記憶っていう分け方。
で、心理学とか系の学問だと長期記憶と短期記憶とあとは間隔記憶みたいなのも入ってきますので、
そういう感じで学問によって分類の仕方が微妙に違うんですけど。
え、間隔記憶ってあれか。それこそピアノとか。
違う。間隔だね。五感で入ってくる系の。
ああ、そういう暑いとか冷たいとかの記憶ですね。
そうそう、臭いとかそういう記憶ですね。
なるほどね。
で、今言った私が言った3つの分け方は心理学系の分類なんですけど、
これが結構どっちが夢か分からないですけど、感覚的にも分かりやすいかなって思いますけど。
で、まだ分けれますよ。
まだ分けれる?
長期記憶をまだ分けれますね。
長期記憶をさらに分けると、
なんかあった気もするけどなんだ。
なんだ?
なに?
学習したことと。
苦しくなってきたぞ。
パソコンのパスワード勝手に打っちゃうみたいなやつってあれ長期記憶に入る?
うん、入ります。一応入ると思います。
あれなんて言うんだろう。
何時間以上だったかな。一応規定っていうか定義があって。
境目があるのね。
あるんですよ。正確な数字忘れちゃいましたけど。
なんか保持時間が数日から数週間以上とかだと、これちょっと生理学とかもあれですけど、長期記憶になってますね。分類っていうか定義。
だいぶ幅広いな。結構曖昧だよ。
短期記憶が数分とかの保持時間なんで、それ以外はもう長期記憶に分類されるって考えていいかなと思います。
え、これ有名?長期記憶の分類有名?聞いたことある?
私は聞いたことあるけど、もちろん。
なんちゃら記憶?
でもね、あんまちょっと専門的かも。
分類の下の中の1個とかは聞いたことあるかもしれないけど、全体の話は知らないかも。ごめん、なんか悪かった。
え、難しいな。超長期記憶みたいな。
なんかちょっと違うわ、ごめん。
あの夏の日のメモリーみたいな、そういうの。
その分類ちょっと欲しいな、むしろ。
ありそうじゃない?年単位の記憶と、やっぱり数日の長期記憶とか、また違うような気もするけど。
時間でね、時間でね。
もうちょっと違う軸か。
内容かな?ごめんね。内容の分類だね。
時間スケールの話じゃなくて、長期記憶の中でどういう記憶かっていう分類。
心理学なんで、分類が。
なんかちょっとこう、なんていうかな、一般的に結構落とし込まれてるっていうか、さっきの質問に関連しますけど、
スポーツで体を動かした時の記憶とか、名前と言葉の記憶みたいなのを分類してるんですけど、
もう正解いいですか?正解いいですか?しぶといぞ。
えっと、ちょっと悔しいなこれ。なんか能動と受動みたいな。
うーん、違うな。
なんだ?わかんない。
ヒントは、これ答えなんだよね。
なになに?
もう言っていい?答え。
あー、もういいよ。いや、悔しいなクソ。
はい、では答えです。
汚いワードが出ました。
汚い言葉使わないでください、ラジオで。
はい、すいません。
では答えですね。
答えは、言葉でまず説明できるかできない確定分類がまずあります。
それを専門的に言うと、宣言記憶と非宣言記憶とか、真実記憶と非真実記憶みたいな感じ。
宣言。
つまり、言葉で言い表せるかってことね。
えー、聞いたことないわ、俺たぶん。
あ、本当?でも心理学だからかな?
宣言記憶と非宣言記憶。
うん、で、あのー、宣言記憶が意味記憶とエピソード記憶に分かれて。
あー、エピソード記憶とか聞いたことある。
そうそう、エピソード記憶とかね、なんかよくたぶん出てくる。
それを分類された、もっと分岐した一部の記憶のことを指してたってことね。
なるほどね、あの夏の日のやつのエピソード記憶ね。
そうそう、それは宣言記憶の中に入ってるやつだったってことね、あの日の記憶が。
なるほどね、はいはい。
で、えっともう一個が意味記憶で、これがあのたぶん名前とか言葉が入ってくると。
意味記憶ね、うん、そのままだね。
うん、そうそうそう。
で、えっともう一個がその非宣言記憶の方が、体を動かす方の手続き記憶って言うんですけど。
あー、はいはい。
技能とかスポーツの記憶、体で覚えるいわゆるやつ。
なるほどね、あ、だからパスワード打つもそっちだ。
うん、なんか勝手に数字は覚えてないけど、体が勝手に打てるやつ。
うんうんうん。
まあそういうのがありますね。
なるほどね、そういう分類か。
そういう分類で。
で、えっとまあ短期記憶の方は、なんかよく言うのはワーキングメモリーってやつですね。
プルースト効果の紹介
あー、それもなんか聞きますね、ワーキングメモリー。
うん、ワーキングメモリーはあの、
平行処理ですね。
同時にいろんなことやったりするのにすごい大事で、
まあいわゆる、こう、まあ効率化っていうか、こう働いてる時にこう、
効率上げたいみたいな時に、
ワーキングメモリーが大きいと、こう同時にいろんなこと処理できるってよく言われるやつですね。
なるほどね。
で、睡眠不足になると、あの、どんどん覚えられなくなるっていうやつですね。
うんうんうん。
そういうやつですね。すぐ消えちゃうので、短期記憶なんですけど、っていうやつです。
で、えっと、まあ感覚記憶の方で有名なのが多分、匂いとかですかね。
あー、匂いね。
あの夏の匂いで、あの恋を思い出すみたいなやつですね。
うんうんうん。
で、その匂いの中で一番有名なのが、
あの、あの、あの、あの、あの、
あ、匂いね。
あの夏の匂いで、あの恋を思い出すみたいなやつですね。
うん。
まあ、あんまそういうのないけど。
私もないけど。
匂いの記憶って結構むずくない?こう、
あー。
思い出そうとするの結構難しい気がする、匂い。
え、ほんと?でもなんか、これ嗅いだ時に、なんか嗅いだ時に、
あの匂いだ、みたいななんか、なんて言うんだろう。
あー、まあ、それはあるか。
あるあるある。
確かにね、あの、めちゃくちゃあの、マニアックなあれだけど、
こう、化学系の研究者入って、
今まで、あ、これ、なんか、すげー臭い靴下の匂いだな、みたいなやつが、
あ、この化合物の匂いと一緒だ、みたいになって、
そこから先はその化合物の匂いとして記憶されてるみたいなのがある。
あ、そういうのあるある。
これあるあるです。
これ有機化学者あるある。
そうなんだ。
そうそうそう。
勉強になります。
そう、だいたいあの炭素数が少ないカルボン酸はもう激臭なんで。
あー、え、でもなんか臭いやつって、何?ギ酸?
ギ酸はちょっとね、短すぎますね。
短すぎる。
炭素が1個しかない。
なんかダメか。
炭素2個はまあ、お酢、お酢だ、サクサウなの。
あ、そうね、確かに。
3つとか4つのやつもバカ臭くて、
あ、そうなんだ。
ほんとなんか、なんつーの、おじさんを濃縮したみたいな匂いがする。
えー、え、でもそれってさ、あのカレー臭の原因とかのやつと一緒なの?違う?
あ、いや、でも入ってると思う。
あ、入ってるんだ。
うん。
それで実験してたのね、大変だね。
そうそう、えげつないよマジで。
やばー。
っていう記憶がちょっとあるね。
誰も共感できないやつ。
ちょっとわかんなかった、ごめん。
うん。
そういうことですね。
ちょっと特殊、特殊なやつでしたけど。
うん、まあでもなんかみんな、なんか誰でもあるんじゃないですか。
そうですね、なんか、まあ匂いで思い出すっていうのよくありますね。
なんかこれはなんかめっちゃ有名なんですけど、あのプルースト効果って言って、匂いで。
プルースト効果。
うん。
なんかプルーストさんっていう詩人なのかな、の詩の一節になんかそういう匂いを嗅いでなんか思い出すみたいなのがあったらしくて。
あ、もう思い出すこと自体がプルースト効果って言うんですね。
あ、この匂いで、その、まあその時の浄土っていうか、その時の記憶と浄土が想起されるみたいなのがプルースト効果って言います。
あー浄土、あ、感情。
そうそうそうそう。
もう一緒に。
記憶と感覚の関係
そうそう、感情も一緒に出てくる。
思い出す。
へー。
私の話はちょっと違うと思うけど。
確かに。
あなたの単語は臭いって思ってるだけだから。
臭いと思って、この分子だっていう話だけど。
それは感情ともなってない気がする。
あーでもあるんじゃないですか、匂いであの場所を思い出すみたいな。
そうそう、あれじゃない、なんかあるじゃん、ドルチアンドガッバーナの歌。
あ、エイトの香水ですか。
あーそうですそうですそうです。
あーあれは何、プルースト効果の歌ってことなの?
あれプルースト効果の歌なんじゃないかな。
あーそういうことなんだ、確かにね。
彼女を思い出してるから。
あれ?
彼女を思い出してるから。
同じよね。
あれはプルースト?
そうそうね、ドルチアンドガッバーナの香水のせいっていう。
そうそうそうそう。
それでドルチアンドガッバーナの香水でプルースト効果で、当時の記憶と感情を思い出してるっていう教科です。
あーなるほどね、じゃあそこが省略されてるわけだ。
省略されてる。
あの歌詞に。
うん、カッコ入ってる。
ドルチアンドガッバーナの香水のせいで起こされるプルースト効果のせいだよーってことだよね。
誰が聴くの、その歌。
そういうことでしょ。
そういうことです。
あーなるほどね。
そういうやつですね。
あーそう思って聴くわ、もう一回。
あー聴いてみて。
なんか、まあいいか、なんか本の作った人の意図とだいぶずれる気はしますけど、はい、そういうこと。
確かに。
そうね。
で、なんか結構それが言われてるのが、嗅覚が結構その、嗅覚の入力が直接そういう大脳変元系って結構その本能的な行動とか、
そういう感情制御のところに直接入ってる、入ってく経路があるんで、それで関連づけやすいっていうのが言われてますね。
えー、これ匂いが特にそうなの?
うん、その形態学的にって言ったらいいのかな?神経の。
えー、味とかよりも?
うん、みたい。
確かにな、味でどっか思い出すみたいな。
ないよね。
そんなないな。
匂いのほうがある気がするね、そう考えると。
でも私、あのちょっと私あんま詳しくないけど、でもなんか音楽とか聴くと結構なんか情景っていうかな、思い出したりするけどね。
あー。
それも違う?
あーそれもある、わかる。
うんうん、だよね、だよね。
うん。
でもなんか音楽はさ、言葉が入ってるからさ、また多分違うんだよね。単純な音じゃないじゃん。
あー確かに。
匂いみたいにさ、意味が入ってくるからね。それで多分思い出してるからそういう風になるんだろうと思うんだけど、持論ですけど。
俺あの、俺あの就活の最終面、なんかの最終面接行く前に、なんかテンション上げたいなと思って、威風堂々聞いてから、面接会場に向かったことある。
え、それはどうなの?
それめっちゃ覚えてる。
え?
堂々としようと。
あー素晴らしい。え、大丈夫だった?王兵にならんかった逆に。
あー大丈夫だった、そこはうまくいきましたね、その面接は。
あー素晴らしいですね、よかったよかった。
まあそういうのも多分、ちょっと似たようなことだよね、きっと。
うんうんうん、似たようなことだと思う。
なるほどねー、だからそういう近いとか関係あるってことか、感覚と記憶がね。
そうだね、そういう関連づけやすいとかは、まあそういうどこに入っていくかみたいなのもちょっと関わっててっていうところですね。
なるほど。
物理的なそういう構造が。
あー、覚えとこう、プルースとこうか。
うん、覚えて。
うん。
っていう感じです。
記憶の記録メカニズム
で、えっと質問、まあ今のがまあ基礎的なところなんですけど、えっと質問のところで、まあ記憶すると脳にどういう形で記録されるんですかっていう質問があったんですけど。
難しそうだね、この質問。
どうですか、今思うところ。
どういう形で?
どういう形で、まあ多分言い換えると脳にどういう変化が起きて記録されるんですかっていうのが答えやすいのかな、まあそういうことになるのかな。
うーん、なんか蓄積され、反応するときにこう電気流れるみたいなのわかるけど、どう蓄積されてるかってどうなってんだろう、その流れ方みたいなのって記憶になってんのかなって思ってる。
まあそうだね、その、まあなんか多分その切り取り方っていうか、そのによってまあいろいろあると思うんですけど、あの言う通り、その同じ入力があったときにそれに、なんて言ったらいいかな、反応できるようになってるっていうのも一つの変化。
うんうんうん。
ね、その、あ、これは過去に入ってきたやつと一緒やって認識できるようになってるみたいな。
なんかその、前あの、レンさんと一度やろうとして、レンさんがサイエントークの方でやったことあるからおじゃんになった空間記憶の話があるんですけど。
あー空間記憶ね、はいはい。
であれの、あれは多分それに近い話で、その一回認識したやつを見たときにその反応する細胞が決まる。
うんうんうん。
だからここの場所に。
そう担当みたいな感じになる。
担当者が決まって反応する。でそれの組み合わせで場所認識ができるっていうので、反応する細胞が決まるっていう。
それはもうある種記憶ってことですね。
記憶ですね。
でもなんかそういう形って思うかな。
うーん。
こうどう保管されてるかっていうのは、なんかパソコンみたいにこうホルダーがあってとかじゃないじゃん多分。
うーんそうだね、そうだね。
うん。
なんか多分そういう一つのそういうホルダーとかの考え方でいくと、こう入れるところがあって、この記憶はここに入れます、この記憶はここに入れますっていうよりは、
こう入力に対して反応する人たちがいっぱいいて、その組み合わせをいろいろいっぱい作って記憶する。
入ってきたときに、じゃあ君と君と君がこの担当ねみたいなのを何個も作って記憶するようにしてるっていうのが多分、
大きく見ると記憶を蓄積してるってことになると思うんですけど、
はいはい。
素晴らしいですね、れんさん。
あ、これ合ってたじゃないですか。
合ってた合ってた合ってた。
あーそうなんだ。
あ、でももうちょっと。
あーちょっとイメージしにくいけどな。
あーそうだね、なんかあの、あんま一般的な感じじゃないというかね、
えっと、でもなんかあの、まあ今の話はちょっとだけ、まあマクロって言っていいかわかんないけど、
あのもうちょっと神経細胞単位とかに落としてくると、
はいはい。
まあ神経細胞に入力があって、まあその後何が起きるかみたいな話になってくるんですけど、
前回、まあ活動電位がこう流れてってって話しましたけど、
うん。
まあその、そのときにえっと、
はいはい。
いきなりあれですけど、なんかあの、磷酸化が起きるんですよ、遺伝子発現のための。
出ましたね、磷酸化。
これもめっちゃ出てくるから。
めっちゃ出てくる、めっちゃ出てくる磷酸化。
なんすか磷酸化って。
磷酸化はPとOがつくんです、あなたのが詳しくないですか。
PとOがつくのがスイッチみたいに思えばいいですか。
あ、そうそうそうそう。
磷酸化っていうものが起きると、スイッチONになりますとか、そういうイメージで。
あ、そういうイメージです。
いいかな。
あ、全然そのイメージでOKです。
えっと、厳密には細胞体なのかな、その結局磷酸化が起きて、その遺伝子発現が起きるんですよ。
あ、もうなんかどんどん専門的になってきちゃった。
いいんじゃない、遺伝子だからDNAのスイッチが入るってこと?
磷酸化が起きるっていうのは、特定のその、遺伝子発現を起こしてタンパク質を生成するための分子みたいなのを、
磷酸化することで遺伝子発現がスタートして、タンパク質ができて、それが蓄積するっていうのが、記憶の固定化になるんですよ。
あ、もうその一連の流れがというか、タンパク質が増えてますよっていう状態が。
あ、そうそうそうそう。
うんうんうん。
あの、一部ですけどね、まあ全部じゃないっていうか、しかも種類もたくさんいろいろあるんですけど。
それ何のタンパク質なの?
何のタンパク質?
木のってこと?
あ、別にその特定のっていう感じじゃないの?
あ、なんかいろいろある。いろんな種類がある。
あ、いろいろオンになるのか。
えっと、なんかあの、なんて言ったらいいのかな。
種類もたくさんあるんですけど。
あ、ごめんなさい。その後にその子が何かするとかちょっと私詳しくないんですけど。
でその、記憶を固定化するために出てくる、まあタンパク質みたいなのは、いろいろ種類があります。
うーん。
うんうんうん。
って感じかな。
なるほどね。だから記憶っていうものを一番細かく見るとそこに行き着くのか。
うん。遺伝子発現とタンパク質の生成とかに行き着きますね。
なるほどね。
で、その一つに、神経細胞に乗上にイオンチャネルいっぱいあるとか話したじゃないですか。この間。
あ、ごめんなさい。穴としか言ってなかったな。
イオンを通す、穴がいっぱいあるって言ったじゃないですか。
穴がいっぱいね。うん。って言ってましたね。
はい。それイオンチャネルっていう、まあ厳密にイオンチャネルって単純に言わないんですけど、まあ需要帯とくっついたイオンチャネルって言ったらいいのかな。
うん。
があるんですけど、えっとまあそれの、えっと膜発現を調節したりする、まあタンパク質が含まれてたりするんですけど。
あー。まあその数自体増えるって。
そうそう。だからその特定の情報が入ってきた時にめっちゃ活性化できるようになるとか。
あーなるほどね。
そういう辺。
イオンの入り口を増やすっていう命令が入る。
あ、そうそうそうそう。
みたいな感じか。
はいはいはい。
っていうので、まあ記憶するっていう一つの、まあメカニズムがあるって感じですかね。大丈夫かな。わかりました。
記憶の定着とイオンチャネル
あーまあでもあれ、結局、こう最初に言ってた何か情報が入ってきて、えっと、まあこのある神経細胞に普通に電気が通りますと。
で、その時にさっき言ってたリン酸化でこう遺伝子スイッチオンになったら、こう電気流れるっていうのはあのイオンが行き来しますみたいな。
うんうんうん。
まあ言ってたけど、それの量が増えてよりそこを電気流れやすくなりますとか、そういう感じ?
うんうんうん。そうそうそういうのがまあ一部あるって感じかな。その記憶を。
あーなるほどね。
あの蓄積、定着させるための機構として一つそういうのがあるって感じですね。
まあ確かにイオンの出入りしやすくなって電気流れやすくなって、こう回路が作られていくみたいなのをイメージできるな。
うんうんうん。そうだよね。これ結構わかりやすいような感じがする。
なるほどね。つながったわ。
やっとパカッとしましたね。
うん。今俺の脳の中でも今回路通りました。
パカッとしたって言ってくれよ。
いやちょっと、え、まだあるでしょ。パカッと。もうちょっと。
まだ?えっと、いやでもこの辺はまあこれくらいかな。
記憶の正体はこんな感じ?
そうですね。あの、まあ一端はこんな感じですね。
へー、でもすげーな。それがわかってるのがすごいなって思っちゃう。
そうだよね。わかってるのすごいよね。そうそう思う。みんながこういろんな方向から切り取ってそれがつながった結果ですね。これぞ。
すごいよな。なんでこう、まあマウスとかでやるのかもしれないけど、マウスが迷路の道を覚えるとかよくあるじゃない。
あー、やるやる。よくやる。
わかりやすい実験。
あれの前後とかで脳、リアルにパカッと開けて調べてとかやってんの?
記憶のメカニズム
あー、でも結構、リアルタイムにそういう脳の神経活動を測るとかはよくあって。
あー、そっかそっか。機械つけた状態で。
そうそう、機械つけた状態で、なんか神経細胞光るようにして、
頭に電極挿して、動かして、電極挿したりとかカメラ入れたりして、動いてる間の神経活動をとってとか。
なるほどね。それでわかるのか。
すごいよね。リアルタイムにとれるって最初感動したんだけど。
確かにね。考えてることは見えないけど、何が起きてるか見えるのはすごい。
同時にね、すごいよね。
すごいわ。
その辺の技術紹介みたいなのもやりたいけど、いつか。
まあでも記憶、なるほどね。記憶を理解しましたわ。
よかったです。
はい、ということで今日はこの辺ですかね。
はい。これを記憶しておかないといけないね、ちゃんと。
記憶してください。
この内容を。
記憶してください。明日とかもう一回聞けばいいんじゃないですか。明日とか。
これ耳から入力して覚えるみたいなのは刺激としてはいいんじゃない?文字で読むだけよりいい可能性あるよね。
あーそうだね。しかもこの。
ないかな。
考えながら喋ってるじゃん、れんさんの場合。私がちゃんと一旦考える機会を与えてるじゃん。
まあまあそうね。
いいか悪いかわかんないけど、覚えやすいかも。
まあでも今日の話とでも、知らなかった宣言記憶と非宣言記憶とか。
うーん。
ごとになんか違う匂い嗅ぐとかやったらもっと覚えれるかもしれない。
でも私それやったんだよ。
え、マジで?
なんか結局そういう五感と結びつけて覚えると覚えやすいかなと思って。
なんかあの、これカンニングとかになるかな?わかんないけど。
あの、ハンドクリームとかさ、匂いあるじゃん。
うんうん、あるね。
これ覚えたいときはこれ使うみたいなの決めて。
えー。
一回試してたんだけど、効果があったかわからない。
あーわかんない。
わかんないけど、一応なんか始まる前とかにこうつけて、始まる前というか思い出したいときにつけて、
あの、匂い嗅いで始めるみたいなことはやったことある。
意味あるかはわかんない。
洗い使い方だな。思ったより洗い使い方だな。
え、なんで?
あ、でも、あれあれ。
なんかさ、なんだろう。
何?何?
いや、こう指5本とかに違う匂いつけて。
いや、曲がるじゃん。
しかも、キモすぎじゃん。始まる前に5本取り出してこう一個一個つけてんの。
そう、つけてって、あの、匂い嗅いで、あ、この匂いはなんだ。
なんか一個ずつなんかの単語に紐付けてってさ。
そこまで細かくやってない。
しかもそれめっちゃ時間かかるやん。何種類いるの匂い。
まあ、それやってたら普通に覚えそうだ。
むしろなんか覚えにくいこと?マジでこれ全然覚えられないみたいなのを、そういう風にやってた時期があるわ。
え、覚えにくいもののときに何かを嗅ぎながら覚えるってこと?
とかやろうってやってた。やってた。
えー、覚えれるのかそれ。
まあなんか、追い詰められた方は使ってください。これ大丈夫かな。
でも一応ね、自分の能力をブーストしてるから、カンニングとかではないと思う。
まあでも、まあそうだね。でもブーストするためにもう一回嗅がなきゃいけないでしょ。
あ、そうだね。嗅がないといけない。香水でもいいし。
なるほどね。面白い解決とか。
自分の記憶の限界を超えたい人はちょっとやってみてください。
ぜひ。
そんな追い詰められる人いるかな。
だから匂いペンって流行ったんかな。
あ、あったっけそんな。
そう、コロン、コロンペンみたいなのめっちゃ流行ってて。
えー、ほんと。私あんま記憶ないかも。
マジで?
うん、わかんない。
男子だったけどなぜか持ってたわ。
あ、ほんと?
みんな持ってたと思う。
めちゃめちゃいろんな匂いのペン持ってたよ。
炭素1個、炭素2個、炭素3個みたいな。
いや、そういうんじゃない、そういうんじゃない。その時はまだ純粋だったから。
あ、そっかそっか。まだ知る前の。
バニラのペンとか。
あ、あったかも。え、でもなんか、消しゴムはあったけど、ペンあった?
消しゴムもあった。練り消しもあった。匂いめっちゃ出る。
あったあった。混ぜて、混ぜてた気がする。
練り消しの匂い嗅いだら確実に俺、小学生の記憶とか蘇る気がするわ。
すごい。めちゃくちゃ定着してる。
蘇るんじゃん。
蘇るね。
プルースト効果で。
素晴らしい。やっぱみんなプルースト効果使って、ちょっとありかもしれない。
でもそれいいね。だってあれだ、確かに、ハンドクリームとかじゃなくて、みんな練り消し買って、科目ごとに。
いいんじゃない?練り消し買って。
どう?それいいんじゃない?
いや、ありだと思うよ。
それにしよう。みなさん練り消し買ってください。
はい、ということで。
みなさん練り消し買ってください。
結論練り消し。
出ましたね。
結論出ましたね。はい、ということで、今日は記憶をパカッとしました。
プルースト効果の活用
はい。
では、ありがとうございました。いいのかな?
ありがとうございます。あれじゃない?感想とかは、ハッシュタグノーパカはひらがなでお願いします。
はい、ノーパカはひらがなで。
なんで俺毎回これだけ俺担当なんだよ。
いつも言ってくれる。
別に何も決めてないけど。
いつも言ってくれてるし、私が決める前から言ってくれてるから、ありがとう。担当でよろしくお願いします。
確かにね。
はい、ではありがとうございました。
ありがとうございました。