「地下鉄サリン事件から31年 続く後遺症に根本的な治療方法なく被害男性「治療薬を作ってほしい」」 オウム真理教による地下鉄サリン事件からきょうで31年。20日朝、駅の助役だった夫を亡くした高橋シズヱさん(79)が東京メトロ霞ケ関駅を訪れ、花を供えました。14人が死亡し、6000人以上が負傷した地下鉄サリン事件。この無差別テロの被害を受け、現在も後遺症と闘っている男性がいます。野坂秀幸さん(67)です。地下鉄サリン事件の被害者・野坂秀幸さん(67):目が覚めたらもうこの世にいないんじゃないかっていうのは、事件に遭った当日からずっとありましたから…。事件当日の朝、通勤のために地下鉄に乗った野坂さんは、電車に乗ってすぐ異臭を感じたといいます。地下鉄サリン事件の被害者・野坂秀幸さん(67):すごくシンナーくさい臭いがしたので「何かの液体をこぼしたのかな」と思った。多分(乗車後)1分くらいだと思う。せき込みだしたんですよ。視界が暗くなるなど、体に異変を感じながらも地下鉄を降り、何とか出社した勤務先で事件に巻き込まれたと認識したといいます。この日以降、体調不良に悩まされた野坂さんは事件前と同じようには働けなくなり、生活は激変しました。現在も視界が二重に見える他、常にだるさを感じ、全身の痛みや腫れ、そして疲れやすいという症状に悩まされているといいます。地下鉄サリン事件の被害者・野坂秀幸さん(67):全身に痛みがあるわけですよ。関節から何からすべてに痛みがあって、普通にこうしていても痛い。自分の体を他の人が借りたとするならば、おそらく1週間で死にたくなります。生きているのが嫌になります。根本的な治療ではないものの、痛みを和らげる薬を服用し何とか今の仕事を続けている野坂さん。取材の中で、「(サリン被害の)治療方法自体もない。私の持っている知識をもとに被害者たちを募って、その中でサリンガスを研究して、治療薬を作るってことをしてくれればいい。本来は国が主導してやらなければいけないことだが、全くやられていない」と特に強く訴えていました。
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