福島観光PRの新しい試み
はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の10月24日、金曜日です。
本日は、第1335回目のお話となります。 このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
昨日ですね、YouTubeで見ちゃいました。 俯島豊、俳優の松重豊さんが、なんと高校生の格好で福島を巡るという福島県の新しいPR動画です。
いやー、渋い松重さんが高校生という時点で、もうツッコミどころ満載ですよね。 今回はそのお話をしたいと思います。
自分、孤独のグルメが好きなんですよ。 ご存知の通り、松重豊さん演じる猪頭五郎が、ひたすら一人でご飯を食べるだけの番組。
でもね、それが妙に面白い。 無言で飯を食うだけなのに、ドラマがある。
2012年に始まって、今や第10シーズン。 さらには劇場版まで作られるという人気ぶりです。
もともとは漫画原作なんですが、あのドラマはもう松重さんの世界になっています。 原作者のくすみさんも番組の最後に出てくるけど、もう完全に五郎さんを眺める世界観になっている。
もちろんくすみさんのゆるい曲も番組の雰囲気作っていますけど。 で、その松重さん。
実は息子さんの奥さんが福島県郡山市出身なんですよ。 つまりお嫁さんの里が福島。
その縁で家に福島のものが届くようになって、どんどん福島が好きになったんだとか、 お孫さんも郡山で生まれたとか。
それでここ数年福島県のPRに積極的に参加されてて、 今回のこの動画タイトルが福島豊か。福島豊か。
これ松重豊さんの名前をかけてるんですよね。 なかなかうまい。
動画は全9話予定で、1話が15分ちょっと。 現在は第1話アイズモメントスパイスカレーが公開されています。
先ほど言ったように松重さん、なんと高校生役。 地毛の白髪のまま学生帽をかぶり、黒縁メガネに斜め掛けの学生カバン。
もう完全に真面目そうな高校生ですよ。 設定としては古心館高校という架空の高校の文化祭実行委員長で、
福島の伝統文化産業を一同に集めた文化祭を開きたい。 その準備のために県内を旅して回っているというストーリーです。
これね福島の紹介でありながら、ちゃんとドラマの体裁をとってるんですよ。 ガチのドキュメンタリーでもなく、完全なフィクションでもない。
だから孤独のグルメのファンも入りやすいです。 まずは第1話アイズアカモツ。お城に行って赤べこと記念撮影。
孤独のグルメとの関連
あれだけでテンション上がりますよね。 そこから徒歩30分。
フラーリと株式会社ハラッパというアイズモメンの工房を訪問します。 昔ながらの織物の音、職人さんの手の動き、
それをじーっと見つめる松茂さん。 もう高校生というより社会科研学のお父さん状態。
撮影スタッフの質問に松茂さんが答えるというドラマじゃない場面もありました。 で、近くにいい店ありませんか?と聞いて紹介されたのがスパイスどころサバイというお店。
徒歩35分くらいの距離。 近いかなぁ。
ここでアイズの織物職人さんと一緒にカレーを食べています。 なるほど、一人で食べたら完全に孤独のグルメになるからわざと誰かと食べてるんですよね。
この辺の演出かなり意識して作ってると思います。 ギターの bgm がまた孤独のグルメっぽい。
旅番組というより福島アイなぁってつぶやきが聞こえそうなトーン。 ただちゃんと観光 pr として成立しているのがすごい。
面白さのポイントを上げると松茂さんの高校生姿のギャップ萌え。 これだけで見どころ。
福島アイが自然体で伝わる。 観光番組みたいにおひつけまがしくない。好きになっちゃったんですよねというリアル感。
孤独のグルメ的演出のセルフパロディー。 本人がやってるのに似てるのに違うのが面白い。
というわけで福島豊か第1話かなり良かったです。 孤独のグルメのファンも福島が気になる人も両方楽しめる構成。
孤独のグルメは実は韓国で大人気のドラマなんです。 福島を海外の人にアピールするのにも鉄鋼掛かり。
そして松茂さん自身が福島を他人のふるさととして少しずつ理解していく感じがまた いいんですよね。
観光PRって本来こうあるべきかもしれません。 福島が緩くてちょっと笑えてでもちゃんと誇らしい。
そんな雰囲気が伝わってきました。 次回のスカ川編も楽しみです。
はい以上福島豊か第1話の感想でした。 皆さんも youtube で見てみてください。
福島の新しい魅力きっと見つかると思いますよ。
はいそれではまたもしよろしければぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。