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2023-03-29 11:53

#395 最近読んだ『宇宙怪物図鑑』と『大伴昌司SF怪獣妖怪 秘蔵大図鑑』の話

1979年に小隅黎(柴野拓美)さんが出した立風書房の『宇宙怪物(ベム)図鑑』が復刊されていたので読みました。懐かしいです。また、1960年代後半に「週刊少年マガジン」や「ぼくら」で活躍した大伴昌司さんの怪獣などの記事を紀田順一郎さんがまとめた『大伴昌司 SF怪獣妖怪 秘蔵大図鑑』を読みました。子どもの頃に読んだこういう本が読むことができる時代というのはすごいですね。

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はい、おはようございます。本日の放送は2023年3月29日水曜日です。
本日は第395回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんなおやじの一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい。悪意はなかったんです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今回はですね、図書館から帰ってきた本を2冊読みましたので、そのご紹介をしたいと思っています。
1冊はですね、宇宙怪物ベム図鑑という本なんですね。
確か宇宙怪物図鑑と言ったらいいですかね。ルビでベムと書いてあるんですね。
2015年に復刊.comから復刊された本なんですね。
元はですね、リップ書房という本のところで、その本のジャガーバックスというシリーズがあったんですね。
1972年からですね、1983年にかけてですね、刊行された児童向けのサブカルチャー草書、その1冊なんですね。
この復刻本にはですね、発行年が書いてないんですね、元のね。
ですがこれを発行年に調べてみますと、1979年みたいですね。
というわけで、44年前の本なんですよ。
このシリーズですね、当時の子供たちをワクワクさせたんですね。
このようなSF関係なものもありますし、戦艦だとかね、戦車とかそういったのもありますしね。
妖怪だとかね、怪獣、怪物、恐竜ね、いろんなものをワクワクさせた本のシリーズなんです。
今回ですね、借りるきっかけはですね、監修されてるのはね、柴野匠さんと言ったらわかるでしょうかね。
日本のね、SFを根付かせる時にですね、非常に貢献された同人誌、宇宙人というのがあります。
人の同人誌はね、知的家群ですね。
たくさんのSF作家を輩出した同人誌なんですね。
その代表の方なんですよ、柴野匠さん。
その方が監修されましたね。
この方ですね、自分が初めてね、サインをもらったプロの作家さんなんですね。
北極シティの反乱という本だったんですかね。
SF同人誌出すだけでなくてですね、このようにですね、一般の人に向けにSFの普及を務めた方なんですね。
その一つの一環としましてね、子供向けの本も出していたんですね。
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というわけで、その前年にもですね、SF宇宙戦争大図鑑という本も出しています。
当時ですね、よくありました、適当にですね、怪獣っぽい絵を並べた本、そういったのも昔たくさんあったんですけどね。
そういうのと違いましてね、名作のSF映画、それからSF小説、そういったものね、解説本になっているという本なんですよ。
読んだ時はね、こんな怪獣いるのかと思ってね、見るだけなんですが、後になるとね、あんな名作小説の、この代表的なSF映画のね、そのシーンなんだというのがわかるんですね。
学生ソラリースのね、原作のソラリースの海、そちらの本作品がね、こちらの方で出てきたりするんですね。
宇宙戦ビッグウォーの冒険のクワールだとかね、それもポロッと出てきましたね。
というので、たくさんある単にね、怪物出して、それで驚かせるだけの本じゃなくてね、そんな風な感じでSF1を増やす、その本になってですね。
ちなみにですね、このシリーズの中にはね、戦車を扱ったやつがありましてね、装列ドイツ機構軍団という本があるんですね。装列ドイツ機構軍団という本。
というので、これ中西立太さんという方がね、本を書いたものでね、そのイラストを担当されたのはね、いわき出身の小林玄文先生ですね。
ガルパンの中でね、有名ですからね。こんな風なね、面白いシリーズのやつを出していたんですね。
同様にですね、学研のジュニアチャンピオンシリーズだとね、高段車のドラゴンブックス、そういった風な本もありました。
また私が子供の時はですね、高段車の袋の本という本を出していましたね。四次元の世界を探るという本が大好きだったんですね。
これなんかはSFマガジンの編集中の福島雅美さんだったんですね。
というわけで、柴野匠さんとか福島雅美さんとかね、そういった本をですね、当時子供たちはね、読んでいたんでね。
ですからまあ、今50代後半ぐらいのね、親父たちはみんなね、そういったの大好きになるのは仕方ないですよね。
もう一冊借りてきました図書館からね、大友昌司SF怪獣妖怪秘蔵大図鑑という本です。
高段車から出ている本なんですかね。2014年に発行された本です。
高段車のね、少年マガジンというとですね、今はね、完全なマガの雑誌ですけどね。
自分が子供の時にはですね、マガ以外のページも多かったんですね。
読み物のね、小説だとかね、それからあと絵物語みたいなもの、そういったのも多かったんですね。
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で、表紙のところをめくってすぐのね、口のところ、カラーページのところ、そこのところでね、非常にですね、子供たちが興味を持つもの、そういったのをね、特集していたんですね。
というわけで本当に、少年マガジンはね、少年向けの雑誌だったんですね、マガジンという通りね。
その1960年代の後半頃ですけどね、そこでですね、非常に活躍された方、大友翔二さんという方なんですね。
SFの研究家、映画評論家、翻訳家の方です。
もう1973年にはね、亡くなっているんですけどね。
ですが未だにですね、この大友翔二さんの活動されたことが非常に面白いというね、このように本が出ているんですね。
そのうちの一冊です。
この本をまとめたのはね、大友翔二さんを知る木田純一郎さんという方ですね。
若い頃からですね、大友翔二さんと一緒にね、同人誌活動とかされていた方なんです。
その木田さんがですね、大友さんが書いたね、高談社のね、僕ら、それあと少年マガジン、その記事を集めたものなんですね。
例えばあの、少年マガジンに連載されましたね、ダイヤモンドシリーズってありましたね。
文章はですね、大友翔二さんが書いているんですが、資料を出しているのはね、野田光一郎さん。
本当、ペンネームの方が有名ですかね、野田雅宏さんっていうんですかね。
平家ポン吉来たとかね、そういう人を作った方です。
またあと非常なSFのコレクターとして有名な方ですね。
それあとSFの翻訳家の伊藤範雄さん。
この野田雅宏さんと伊藤範雄さん、この二人の方から資料をいただきまして作ったものですね。
というわけで、SF関係のネタがそーっと入っているんですね。
それですね、小松崎茂さんだとか、南村隆さんとかね、絵を描いているんですね。
非常にワクワクとしたシリーズですね、これね。
それからですね、つぶらいアップルとかね、そういったところから情報をもらっていまして、
ウルトラマンの公開前に、ウルトラマンの絵を描いてあるんですね。
そのデザインがね、結構ですね、現在のウルトラマンと違う形なんですね。
それからあと東宝のゴジラとかね、そういったデザインがあるんですね。
東宝のゴジラとかね、そういったシリーズもありますし、
先ほど言ったようにウルトラマンみたいにつぶらいアップルのやつもありますし、
大英のガメラとかね、小竹のギララとかね、という感じですね。
あとガッパとかもあります。
普通だったらですね、同じ画面にそれらが描かれることはない。
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それぞれ別々な会社が持っているものですから、そのキャラがですね、いろいろ混じって描かれているんですね。
というわけで、非常に著作権ということに対して大らかだった、そういった時代のものですよね。
かなりですね、その描かれている絵もね、実際の写真のやつとかなり違うんですよね。
今回ですね、びっくりしたんですがね、後半の方にですね、怪獣なんでも相談室というのがあるんですね。
少年マガジンの方に届いたですね、質問に対してですね、大友障子さんがお答えするというコーナーなんですよ。
それをね、ぺらぺらとめくっていったらですね、んーと届いたんですね。
質問はですね、ゴジラのぬいぐるみの中に入っている人の名前と住所を教えてください、というものなんですね。
で、その書いた人は誰なのかというと、郡山市の西村雄二という人なんですね。
えーっと思ったんですが、字がですね、本当にM1号、ソフトビニール人形で有名な世界的なコレクターで、
そして特撮アーカイブセンターの関係者メッセージに名前を書いていて、
例えば今回の新仮面ライダーにもね、協力として名前が載っている西村雄二さんなんですよ。
その字なんですね。
これが掲載されたのね、週刊少年マガジンの1967年の6月18日ですよ。
56年前からですね、ゴジラのぬいぐるみの中に入っている人の名前を教えてくださいと。
ね、住所を教えてくださいと。
こんな活動をその当時からやってたんですね。びっくりですね。
で、これに採用されますね、怪獣ブロマイド3種セットっていうのが送られたそうですがね、無事に手に入ったんでしょうかね。
もしかしたら西村さんにとっての非常のお宝なのかもしれませんね。
というわけで、そんなふうな発見もありました。
というわけで自分たちが子供時代に読んだ本だとか内容、そういったものを今はこんな感じで見ることができるという非常に幸せな時代だなというふうに思いました。
というわけで今回この2冊の本を読んで非常に面白かったですという話です。
はい、それではまた次回のペンキスのお宅の話をお付き合いくださいね。
本日も聞き下さいまして誠にありがとうございました。
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