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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の7月21日火曜日です。 本日は第1605回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。 今年の夏アニメも2話3話あたりまで出揃いましたね。
そろそろどれを切るかを決める時期です。 なんですが、今年は切れない作品が多い。
私の睡眠時間は夏アニメの犠牲になっております。 そんな中、今回は1本とんでもない作品を紹介します。
いや、紹介という言い方も違うかなぁ。 おすすめはしません。でも、どうしても語りたい。
そんな作品です。 タイトルは、ヤニネコ。
おすすめしないのに語るって何?と思いますよね。 でも、こういう作品ってあるんですよ。
番人向けじゃない。 だから好きになった人が語らないと、そのまま誰にも知られず消えてしまう。
そんな作品なんです。 舞台は神奈川県にやがみ原市のボロアパート。
人間と獣人が共に暮らす世界で、タバコ大好き猫耳少女ヤニネコとダメ人間、いやダメ獣人たちの日常を描いたコメディです。
原作はXQツイッター発。 ニャンニャンファクトリーさんの作品で、週刊ヤングマガジンに連載され、現在12巻まで刊行されています。
ここまで聞くと、ほのぼのコメディかなと思うじゃないですか。 違います。
笑いの方向性がとにかく下品。 汚いネタもある。
しかもこの作品ではゲロがまだ可愛いレベルなんです。 ゲロより上って何?
そこは皆さんご自身でご確認ください。 私は途中で俺なんでこれ見てるんだろうと真顔になりました。
でも次の週も見る。 われながら意味がわかりません。
正直この内容が実写だったら多分途中でリタイアしていたと思います。 でもアニメだと見られる。
なぜなんだろうと考えたんですが、理由は3つありそうです。 まずアニメだから現実じゃなく絵として受け止められる。
そして獣人だから人間じゃないので現実から一歩距離を置ける。 さらに登場人物がみんな若い。
この3つのフィルターがかかることで若い頃に無茶してた人たちを遠くから見ている そんな感覚になるんです。だから笑える。
でもその距離感があるからこそ 人間ってダメだよなぁ
自分も似たところあるよなぁって思ってしまう。 これが怖い。
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私はタバコを吸いません。昔何度か挑戦したことはあります。 でも何が気持ちいいの?って終わりました。
なので喫煙経験はそぼゼロです。 なのにタバコがやめられないヤニ猫を見てわかる気がすると思ってしまう。
依存症ってこういうことなんだろうなぁと 笑わせながら理解させてくるんです。
ヤニ猫は実は普通の家庭の子らしいんです。 妹は普通に暮らしているし実家も見放してはいません。ちゃんと仕送りも送ってくれる。
でも全部タバコ代。バイトしてもタバコ。お金が入ってもタバコ。 家賃も危ない。人生全部タバコ。そういうキャラクターです。
実は私の友人にもヘビースモーカーがいました。 肺に穴が開いて入院したんです。
これでさすがにやめるだろうと思ったら退院して最初に言った言葉がまた衰退。
いやいやいやいや肺に穴ですよ。普通なら人生を見直しますよ。でもそれでも衰退。
その時初めてタバコって本当に恐ろしい依存症なんだなぁと思いました。 だからヤニ猫を見るたびにその友人を思い出します。
そして住人たちも仲間か強烈です。 まずヤクネコ。名前で察してください。
違法薬物を使っています。多分この作品がいつか封印されるとしたら一番危ないのはこの子です。
さらにアルネコ。こちらは酒担当です。 飲んで飲んで飲みまくって最後は吐く。
そしてオーヤさん。見た目は怖いでも一番まとも。 このアパートで一番常識人がオーヤという時点でもう世界がおかしい。
さらに友人の関西。この子だけは中毒者ではありません。 でも笑いに依存しています。
面白くなるなら何でもやる。ある意味一番危ない。 ここまで見ていると気づいたんですがこの作品全員が何かに依存しているんです。
タバコ、薬物、酒、笑い。 依存するものは違うけれど何かにすがって生きている人たちの物語なんですよね。
だから下品なだけで終わらない。妙に感慨させられる。 そこがこの作品の不思議な魅力です。
見ていて思い出したのが1980年代の漫画雑誌月刊ガロー。 商業紙では載せられない作品ばかり掲載していた伝説の雑誌です。
いわゆるヘタウマと呼ばれる絵で、読んでいるだけで髪から湿気とタバコの匂いが漂ってきそうな作品ばかり。
ヤニネコは絵柄だけ見ると今時の可愛いアニメです。 設定では臭い汚いと言われても全然そんな風には見えません。
でも普通の場所では発表できない表現を描くという精神はどこかガローに通じるものを感じます。
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Xからヤングマガジンへ。時代は違っても表現の居場所を見つけた作品なのかもしれません。
そして最後に好きだったポイント。 オープニングです。これが最高。映画好きならにやりとする名場面のオマージュだらけで、「ああこの映画、あれもか!」と気づくたびに楽しい。
呪術回戦のオープニングにも似た遊び方ですが、映画好きにはご褒美みたいな映像でした。 スタッフが本気で遊んでいるのが伝わってきます。
というわけでヤニレコのお話でした。もう一度言います。お勧めはしません。人によっては不快になります。下品です。
コンプライアンス的にも、よくこれアニメ化したなぁと思う場面もあります。
でも、人間って何だろう?依存って何だろう?自分は何に頼って生きているんだろう?そんなことを笑いながら考えさせられる作品でもあります。
アニメという表現だからこそ成立した問題作。私にはかなり刺さりました。興味を持った方は自己責任でどうぞ。
もし見るなら、ガロー系の漫画やオープニングで名場面になっている映画も一緒に楽しむとさらに面白いと思います。
ただし、本当に自己責任でお願いします。私はお勧めしないと最初から言いましたからね。
それではまたもし寄るければ、びょん吉のオタクの話にお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。