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はい、おはようございます。 本日の放送は、2026年の7月22日水曜日です。
本日は第1606回目の話となります。 このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮、アニメ、漫画大好き親父のピョン吉なる、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。 今回は企画会です。
ポッドキャスト読書会2回目に参加しています。 企画してくださったしおりさん、ありがとうございます。
7月のテーマは、話すことについて考える。 小説でも、スキルアップ本でも、エッセイでも、哲学書でもOK。
ポッドキャストに直接関係していなくても大丈夫。 私たちが日々向き合っている話すことについて考えてみませんか?
そんなテーマです。 このテーマを見た瞬間、頭の中のSFセンサーがピコーンと反応しました。
話すこと、言葉、コミュニケーション。 これSFでは昔から何度も描かれてきた超定番テーマなんです。
というわけで最初は読書会なのにSF布教活動をしてやろうと思いました。 自分の頭に浮かんだのがこの4作品です。
まず1冊目。 ジョン・バーリーの残像。
これは視覚も聴覚も失った人たちだけで暮らす共同体が舞台です。 彼らは触れることや体の動きだけで会話をしています。
つまり言葉も声も使わないコミュニケーション。 人間は言葉がなくても分かり合えるのか?
そんなことを考えさせられる名作です。 2冊目は山田雅樹さんのカミガリ。
人類には理解できない謎の文字が発見されます。 その文字を解析していくと人間の言語を遥かに超えた知性、神の存在が見えてくる。
人間の言葉が通じない相手とどう対話するのか。 これも話すことを考えるにはぴったりの作品です。
3冊目はカジオシンジさんの地球はプレーンヨーグルト。
タイトルだけでも勝ってますよね。 この作品では異星人は味で会話します。
言葉じゃない映像でもない味覚です。 そしてラストで地球はプレーンヨーグルトの味だった
という忘れられない一言が飛び出します。 読んだ後結局コミュニケーションって何なんだと笑いながら考えてしまう作品です。
4冊目は河又千明さんの原始狩り。 究極の詩が発見されその詩を読んだ人の精神が変わり、世界そのものが崩壊へ向かう物語。
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言葉一つで世界が変わる。 言葉の力をここまで極端に描いた作品も珍しいと思います。
いやーこの4冊、今回のテーマにぴったりでしょ。
問題は全部家にないです。 昔は持っていたんです。でも引っ越しを何度か繰り返すうちに、どこへ行ったお前たち状態です。
手元にない本を、いやーこの本いいですよと紹介するのも説得力ゼロなので、今回は泣く泣く断念しました。
じゃあ今度は実用書だ。 ポッドキャスターをやっている人向けの本を読もう。
そう思って手に取ろうとしたのがミリオンセラーの人は話し方が9割。 せっかくだからオーディブルで聞いてみようと初挑戦しました。
結果見事に頭に残らないです。 最後まで聞いたんです。でもさて何を学んだ?と聞かれると
えーっと多分話し方が9割です。 くらいしか覚えていません。
どうやら自分は耳から入るタイプではなく、目で文字を追わないと覚えられない人間らしいです。 オーディブルさんごめんなさい。
そんな遠回りをしてようやく今回紹介する本にたどり着きました。 清川恵子さん。うまくいく人は声がいいです。
清川さんは聖歌家でありボイストレーナー。 何千人もの声を見てきたまさに声のプロ。
実はこの本3年前に買いました。 理由がまた単純でして、毎日ポッドキャスト配信している人間が発声の本を一冊も読んでいないって
さすがにまずいんじゃないか?と思ったからです。 毎日喋ってるんですよ。
それなのに、発声って何?副式呼吸って何?レベル。 車を毎日運転しているのに一度も運転教本を読んだことがないようなものです。
まず驚いたのが、日本人の約80%は自分の声が嫌いというデータ。 80%?ほぼ全国民じゃないですか。
確かに録音した自分の声を聞いて、これ誰?と思った経験ありますよね。
実はあれ、自分が普段聞いている声は骨を伝わる音。 録音された声は空気を伝わる音。だから違って聞こえるそうなんです。
つまり録音されたあの違和感だらけの声こそ他人がいつも聞いている自分の声。
いやー知りたくなかった。 この本で一番印象に残った言葉は
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声は才能ではなく技術ということです。 姿勢、呼吸、口の開け方、
ちょっとした習慣、それだけで声は変えられるそうです。 さらには腹から声を出せという昔からの定番アドバイス。
これも誤解されているそうです。 お腹に力を入れて絶叫することじゃない。
呼吸を支えるために腹筋を使うこと。 ここを間違えると喉を痛める原因になるそうです。
他にも早口は損をする、第一印象は最初の一言で決まるなどなど、 ポッドキャスターとして耳の痛い話が次々と出てきます。
特にもしもしの一声で印象が決まるという話。 これを読んで毎朝自分の第一声大丈夫かなぁと急に不安になりました。
本当にすみません。 というわけで今回紹介したのは清川えりこさんの
うまくいく人は声がいいでした。 声は後から磨ける技術。
毎日話す人にも人前で話すのが苦手な人にもお勧めできる一冊です。 そして最後に今回最大のオチです。
ポッドキャスターなんだから声を勉強しようそう思ってこの本を読みました。 声の大切さを知りました。第一印象の重要性も学びました。
声の棘も反省しました。 なのに今自分のポッドキャスト、喋る部分を生成AIに担当してもらっています。
もうすぐ1年です。つまり声の勉強をした結果自分はあまり喋らなくなりました。 話すことについて考えるという読書会で話すのをAIに任せ始めた人間が話すことの大切さの本の感想を
語るなんという矛盾。 でも不思議なんです。
AIの声を話しているからこそ逆に人間の声ってやっぱりいいなぁ。 ちょっとかすれていても少し噛んでも息継ぎが変でもそこにその人がいる。
それが声なんだなぁと改めて感じるようになりました。 だからこそうまく話すことではなく
声にはその人自身が宿るということだった気がします。 AI前世の時代だからこそ人の声の価値はこれからますます大きくなるのかもしれません。
そんなことを考えさせてくれた一冊でした。 はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。