映画と盆踊りの発見
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の8月15日、金曜日です。
本日は第1265回目のお話となりまーす。 このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ、漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをダダーッと
話をしていくという番組です。よろしくお願いいたします。
昨日はですね、地球防衛軍っていう映画を見ておりました。 地球防衛軍、1957年、東宝が作ったSF映画です。
監督はね、本田石郎さん。特技監督はね、椿谷英二さん。 そして主演はね、佐原賢治さん。そして音楽はね、伊福部明さん。もう黄金メンバーですね。
ちなみに3年前のね、1954年にはですね、 ゴジラを作った東宝がですね、カラーで作った作品なんです。
出演者も豪華でね、ゴジラにも出ていたコーチ桃子さん、 平田明彦さん、岸村隆さんも登場しております。
そしてロボット怪獣モゲラも出てくるんですね。 なぜこの映画を見たかというとですね、実はこの映画の最初の方に出てくる村の盆踊り。
その盆踊りがですね、相馬盆歌って書いてる人がいましたね。 本当かなと思って確認したかったんですね。
これまでですね、地球防衛軍、何度も見てきたんですがね、 盆踊りのシーンがあったなぁとそれぐらいしか印象なかったんですね。
結局は何かって意識していなかったんですよ。 でも今回ね、しっかりと見たらですね、本当に相馬盆歌でした。
驚きましたね。踊り方も同じなんですよ。 相馬盆歌っていうのね。
あいよー 今年は放年だよ、はこりゃこりゃっていう盆踊りの定番の曲です。
福島県の浜通りの相馬地方を中心にですね、県内のあちこちで踊られている盆踊りですね。
地球防衛軍といえば富士山のイメージが強かったんでね、 静岡辺りの歌話だろうなぁと思っていたんですが、まさか相馬盆歌が流れていたとは思わなかったですね。
自分の好きな特撮ソングの中に福島の民謡が入ってきたっていうので嬉しかったです。
伊福部明さんのゴジラの大戸島の神楽だとかね、小崎隆二さんのモスラの歌と同じ扱いになったんですね、相馬盆歌。
知られてみたらですね、相馬盆歌。1937年にですね、相馬盆曜という名前でね、ビクターから発売されたのが最初らしいですね。
もともとはですね、合図バンダイズさんのB面曲だったらしいんですよ。 とはA面を越えでね人気になりましてね、戦後は相馬盆歌として再発売されたんですね。
そして1960年までですね、19万枚、19万枚売れた大ヒット曲だったらしいんですよ。
戦後ですね、盆歌を持っていない地域でですね、これの歌をね、レコードをかけてね、そして踊っていたらしいんですね。
この映画の中でもですね、矢倉にですね、森永チョコレートって書いてね、提灯がぶら下がっていまして、田舎の盆踊りにもね、都会の広告が入ってきてね、こう賑やかになってきたんだなぁと、戦後終わってきたんだなぁと、そんな感じの映像になってましたね。
で、もう一つですね、この映画を見た理由がありましてね、お盆の時期だからというのはもちろんその一番なんですが、盆歌というですね、2019年の公開のね、ドキュメンタリー映画があるんですよ。
この映画はですね、東日本大震災で4年後、それを撮影されたものです。東日本大震災のね、4年後、3年間にかけて撮影されたものです。福島県双葉町の人々たちがですね、避難生活を送りながらですね、双葉盆歌という盆でですね、それをね、存続してきたんですね。
当時はやっぱりピンチなんですね。避難してるからみんなね。ところがですね、なんと100年以上前にですね、福島県からハワイに渡った人々が伝えた盆踊りがですね、ハワイでね、福島音頭としてね、今はね、ハワイで踊られているってことを知るんですよ。それで双葉町の人たちはね、真冬島に向かうというお話です。
ハワイで福島の盆踊りが踊られていると。
YouTubeですね、ちょっと見たらですね、そのハワイの踊りもね、やっぱり双葉盆歌はね、ベースみたいなんですね。そして合いの手やね、メロディーがですね、現地でアレンジされているんですよね。ほぼリズム同じなんですよ。
100年以上ね、海を越えて踊られ続けているなんてね、これはもう感動ものですね。しかもこのドキュメンタリーにですね、アニメパートがありまして、陽木みこさんだとかね、江本あきらさんとかね、和田壮子さんとかね、声を担当してるらしいんですよ。和田壮子さんと言えばですね、福島県田園村出身でね、ドン・モモ太郎のお父さんですよ。もうこの部分だけでもね、見たくなりますね。
残念ながらね、この盆歌、今はネット配信はないみたいなんですね。チャンスがあればね、ぜひ見たい映画ですね。ではですね、今回はですね、東方のね、地球望遠鏡でね、双葉盆歌が入っているぞというのと、そしてハワイの方でですね、100年以上もね、福島県の盆踊りが踊られているぞというお話でした。
ハワイの福島音頭
はい、それではまた、もしよろしければですね、分岐所のお宅の発信をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。