00:00
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の10月15日、水曜日です。本日は第1326回目のお話となります。このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きオヤジのピョン吉が響きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。よろしくお願い致します。
秋アニメの変化
今回は、秋アニメを見ていて、ん?なんか今今季ちょっと空気違くない?と思ったので、そのあたりを話したいと思います。今のところ早い先だと3話目、遅いのはようやく1話目が始まったぐらいです。アニメタイムズでカウントすると秋アニメはついに82作品!
いや多いよ、見切れるかこんなに。でもね、スタート直後によく聞いたんですよ。今季のアニメなんか不作じゃない?って声。これ実は理由があるっぽいんです。海外、特に中国製作のアニメが結構多いんですよね。
ただ、日本のアニメ見慣れてる上からするとテンポが違う、演出の間が独特と感じることが多くて、1話で切っちゃう人が増える。その結果、今季なんか不作じゃね?現象が起きたんじゃないかと。そんな時、10月6日のヤフーニュースでこんな記事を見ました。
タイトルは、続々始まる秋アニメ、今季は海外発が異例の多さに。記事はオタク総研さんのもので、まさにその話題です。内容をつかむと海外アニメが多い理由には5つの傾向があるそうです。
中国の大ヒットアニメの続編が日本上陸。テレビ局に中国アニメ専門枠が登場。韓国原作、中国製作、日本包蔵というグローバルリレー。北米の人気ウェブコミックもアニメ化。配信では中国発ファンタジー&コメディが人気。で、まとめがかっこいいんです。
もはやアニメは日本だけで作られ、消費されるものではない。まさにそうです。この秋アニメのラインナップは、アニメの未来を占う至近世紀だそうです。
細かい話はぜひヤフミニュースの記事をチェックしてください。この記事、コメント図655号。うわ、みんな真剣に考えてるなと背すりが伸びました。確かにここ数年、海外アニメの日本上陸が増えてるし、これ面白いじゃんって普通に見たくなる作品も出てきました。
このままいくと数年後には、今期の日本アニメ貴重だななんて言ってるかもしれません。でもね、日本文化が世界に広がって嬉しいって終わりじゃない気もするんですよ。ヤフーニュースの言葉を借りれば至近世紀。試されてるのはむしろ日本側かもしれないです。
気になるのは海外のアニメの制作環境です。中国ではアニメーターの給料がいいらしいんですよ。となると日本のアニメーターさん、海外の仕事を受けた方が生活安定するのでは?って話にもなるんです。しかも海外から見れば日本のアニメーター技術高くて安い。そうなると制作は日本に外移中。企画や作本は自国で手流れが増える。つまり日本がアニメの下請け国家になっちゃう可能性もあるんです。
これって戦後におもちゃを輸出して外貨稼いでいた時代の構図と似てますよね。つまりクリエイティブの主導権が他国に移る。そんな未来がちらつきます。そしてもう一つ避けては通れないのが生成アイアニメの進歩。これの進化スピードやばい!
AIがキャラを動かし声を出し外形を描く。しかも早い安い休まない。じゃあアニメーターという職業はどうなるかって話ですよね。もちろん今すぐ全滅するわけじゃないですけど、10年後にはAIが描いて人間が演出するとか、AIが背景、癖をつけるために手描きみたいな共存体制になってるかもしれません。
自分は単なるアニメファンで、年齢的にあと15年ぐらい楽しめたら同じですけど。20年後、30年後、日本のアニメはどうなってるんでしょうね。というわけで、今回は海外アニメの波がすぐそこまで来てるよというお話でした。来期アニメがどう変わっていくか、引き続き見守っていきたいと思います。
それではまた、もしよろしければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。