2026年冬アニメの特徴
こんにちは。送ってくれた方が共有してくださったピョン吉さんという方の文章ですね。
2026年の元旦に書かれたものか。この冬に始まるアニメの視聴予定リストということなんですが、これが単なるリストに終わってないのが面白いなと。
そうなんですよ。非常に興味深いテキストですよね。
なんというか、一個人の視聴予定なんですけど、そこから2026年の初頭のアニメ業界の大きなトレンドみたいなものが透けて見えるような。
ですよね。まず本題に入る前に、2025年秋アニメの振り返りから入っているのがまた良くて。
始まる前は期待してなかったけど見たら面白かったってこれもアニメあるあるじゃないですか。
わかりますわかります。で本題の2026年冬アニメなんですけど、このリストから浮かび上がる最も大きな特徴がやっぱり。
続編の多さ。
そうです。続編とあとリメイク作品ですね。
確かにソウソウのフリーレンの第2期にゴールデンカムイの最終章、ファンにはたまらないんですけど。
それに加えてハイスクール鬼面組とか鎧伝サムライトルーパーといった80年代とか90年代の名作リメイクがずらっと。
これってやっぱり当時見ていた世代を狙ってるってことなんですかね。
もちろんそれもあるんですがそれだけじゃないんですよ。
と言いますと。
当時のファンはもう購買力のある大人になってますし、それに加えて今の配信サービスのおかげで若い世代が過去の名作に触れる機会も格段に増えてるわけです。
なるほど。
つまり制作側は新旧両方のファンを同時に獲得できるっていうすごく確実なヒットを狙ってる、一種の安定志向の現れですよね。
ファンとしては待ち望んだ続編が見られるのは素直に嬉しいんですけど、一方でここまで続編ばっかりだと新しい物語が生まれる土壌が失われちゃうんじゃないかなみたいな心配もちょっと。
まさにおっしゃる通りです。それがこの安定志向の多分最大の副作用かもしれない。
目先のヒットは保証される一方で、業界全体がちょっと内向きになって、その10年後とか20年後の未来の名作の種を負けてないんじゃないかっていう可能性はありますよね。
海外からの影響
いやー、それは考えさせられますね。国内がそういう安定路線を行く一方で、このぴょん岸さんの文章が面白いのが、海外からの動きがそれを揺さぶるかもって指摘してる点なんです。
ええ。
自公代理人の第二期を例に足して。
ああ、なるほど。で、その背景に円安を挙げてるのがまた鋭いですよね。
円安ですか。それってつまり海外の製作会社からすると、日本の優秀なアニメーターを前より安く雇えるようになったってことですか?
まさにその通りです。同じ予算でよりハイクオリティな才能を確保できるわけです。
これがぴょん岸さんが指摘する、日本人が見ても違和感のないっていうそのクオリティ向上の直接的な要因になってるんですね。
ってことは国内の製作会社が手堅い続編に力を入れてる間に、海外勢がクオリティ用武器にどんどん日本市場に。
そうです。入ってきていると。
なんだかちょっと皮肉な状況にも見えますね。
ええ。これは今後のアニメ制作のグローバルな潮流を示す大きな転換点になるかもしれない。
国内の安定志向が結果的に海外勢の躍進を許すきっかけになってるんだとしたら、非常に興味深い構造です。
こうしてみると、2026年の冬っていうのはその手堅い続編やリメイクがくれる安心感と、海外からのクオリティを上げた新しい波っていう2つの大きな流れがぶつかり合うすごく面白いシーズンになりそうですね。
そうですね。そこでこの分析を踏まえて送ってくれた方に1つ考えてみていただきたい問いがあるんです。
このピョン吉さんは最後に見たいのに見られないっていう物理的な時間の問題を挙げてますよね。
でもより本質的な問題はこれだけ作品数がありながら、多くがすでに知っている物語の続きであることかもしれないなと。
この安定志向の時代に私たち視聴者はどうすればダーウィン事変みたいなまだ見ぬ完全新作の傑作に出会って、そしてそれを育てていくことができるんでしょうかね。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。