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はい、おはようございまーす。本日の放送は2024年の10月3日、木曜日です。本日は第949回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをだらだらと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
アキバ総研の終了
おとといのですね、9月30日をもちましてね、アキバ総研というサイトが終了いたしました。
アキバ総研。大きなアニメ情報サイトだったんですね。それは消えてしまったんですね。
これがですね、日本のアニメに影響を与えるんじゃないかって思ってるんですよね。本日はね、その話をしようと思ってます。
アキバ総研ですね。そのサイトの名前は知らなくてもですね、アニメ好きならですね、ネット検索でね、訪れてその中身を見たことがある人多分多いと思うんですよね。
名前のとおりですね、アキバ系の情報コミュニティサイトなんですね。 アキバ系って言うんですけどね、秋葉原関係というですね、アニメ全般の情報を扱っていたサイトでした。
スタートはですね、2002年の8月だったのね。 22年間続いていたサイトです。
運営した会社はですね、価格コムなんですよ。 価格コム。このパソコン、ネット上でどのくらい取引されているのかな、価格ね。
そういったシルトをよく使ったりしますよね。 インターネット情報サービス会社なんですね。
価格コム以外にですね、食べログだとかね、映画コムなどのね、サイトを企画運営している会社なんですよ。
そのためですね、驚くべきことにですね、このサイト、ID、パスワードはね、この4つ全て共通だったんですね。
秋葉原総研の良さっていうのはですね、いくつかあるんですけども、個人的にはですね、何より良かったのはですね、
そのシーズン中に放映されるアニメがね、全てまとまって見られるってことだったんですよ。 他にもですね、似たようなことをやっているサイトがありますけどね、
秋葉原総研はですね、その情報が豊かだったんですね。 中身が濃かったんですよ。
どんな風な絵なのか、いつから放映されるのか、テレビ、ネット配信のどこで見られるのか、主な声優は誰なのか、主要なスタッフで有名人いるか、
どんな制作会社が作っているのか、全て一覧で見られていたんですね。 これが強かったんですよね。
絵とタイトルだけを並べているサイトなんかもあるんですよね。 そこで見るとね、絵に控えてみてね、「あら?」と残念に思ったりすることはよくは多いんですよね。
そういったところを防ぐことができますよね。 また、自分の興味のある作品を見逃すってことがね、人によって少なかったわけですよ。
また、ちょっとね、この作品気味悪いなっていうので、好きな作品を増やすのにね、そういうのが役立ったんですね。
というので、全てを一覧で見られる。これは非常に嬉しいサービスでしたね。 これって簡単そうなことですかね。実現し続けるのは難しいんだと思うんですね。
他のところはついてこないんですからね。 そういうですね、現在のアニメについてパッと一元化されているのは非常に便利でした。
そしてですね、それは22年分っていうので、それはずっと並んでいるわけですよ。
そうすると、過去から現在まで眺めることができるんですね。 そしてですね、それにですね、コミュニティサイトですから、見た人の簡単なデビューもついているわけですよ。
そうするとね、放映されたばっかりのアニメでね、どの作品が人気なのか、それはちょっとね、わかったりします。
またですね、2期、3期とかね、シーズンの続きのものの場合はですね、その1期、2期のね、そちらの方の有名な評価、そういったのも見ることができたんですね。
それを参考にして選ぶことができたんですね。 このね、簡単デビュー、そこのところにですね、自分もね少し参加して描いていたんですね。
それが消えてしまったんですよ。ちょっと残念ですね。
アニメージュっていう雑誌があります。 現在も出てますけどね、アニメ雑誌の一つでね、このアニメ雑誌が出た70年代の終わり頃からですね、アニメブームになりましたね。
たくさんのアニメ雑誌が出てたんですね。 他の雑誌はですね、アニメスタジオから提供されるですね、情報。
それでね、紙面を飾っていたんですね。 ところがアニメージュはですね、アニメを研究する雑誌もね、アニメを作る情報、そういったものを載せていたんですよ。
その研究家ですね、それまで一部でしか知られていなかったですね、高畑勲さんだとかね、宮崎駿さんとかね、ジブリのメンバー、そういったものを発掘するわけですね。
そしてですね、アニメファンにですね、アニメを作り手で見るという見方を、それを教えたんですね。 そしてあと、昔から現在までアニメの流れを見まして、そしてアニメを見るっていう目をですね、養ったんですよ。
またアニメを作る記事をね、ありましたんで、それに惹かれましてね、アニメ制作に飛び込んだ人たちがたくさんいるわけですね。
そして多くのね、有名なアニメーターを誕生させたんですよね。 そういったアニメ研究するためにはですね、
多くのアニメに関する情報にですね、手軽に触れられる環境でないとね、そういったものは発達しないんですよ。
以前はですね、アニメージュのようなね、アニメ雑誌、そこに載っているんで、それを買わないとね、手に入らなかったんですね。
それがですね、22年前、秋葉草券がね、出たときにですね、無料でそれをね、提供したわけですよ。
無料でね、そういった情報が手に入るからっていうね、力のないアニメ雑誌をどんどんと消えたわけですね。
またあと、無料のサイトを提供するためにですね、雑誌の方はね、もう絵、ビジュアル的な絵、そちらの方で勝負する、あるいは声優のインタビューとかね、そういった情報が多くなりましたね。
今のアニメ雑誌からですね、研究という部分がかなり減ったんですね。 そして今回ですね、秋葉草券が役割を得たっていうね、
今後のアニメ文化への影響
サイトが閉じられたとなりますね。そうすると、それまで蓄積された膨大なアニメの情報がね、後の人は触れることができなくなってしまうんですね。
これ非常に残念なことだと思うんですよね。
でもね、同じように残念だと思った人がいたのがですね、その秋葉草券のインターネットアーカイブ。
インターネット上にはアーカイブって言ってね、勝手に情報を集めてるところがあるんですね。
そこのところのね、さらにアーカイブを作った人がいたそうなんですよ。
それで65,044件の記事と3,418件のアニメレビューがね、今でも見れるようにできるようになったんですね。
さすがに初期のものはないらしいんですよね。でもそれを個人でやっちゃった。すごいですね。
結局ですね、秋葉草券がね、封鎖した事実は変わらないわけですね。
そしてその封鎖した理由がはっきりしないんですよ。
ここからは推測なんですよね。アニメの情報発信だけだったらですね、今SNSがあるじゃないですか。
サイトだとかね、雑誌、それにアニメの宣伝を頼る必要がないってことでね、それでスポンサーがお金出さなかったらってことがあるんじゃないかと思うんですね。
アニメの情報サイト、それを作るのに労力が必要なわけですよ。それに対して入ってくるお金が少ない。
まあ収益が出ないわけですからね。当然のことなら使わない方がいいってなっちゃいますよね。
アニメ番組の広告収入は映画の広告収入が低いことも有名ですからね。
ですから映画のドットコムがどうにかなってもね、この秋葉草券の方が難しかったんじゃないかと思うんですね。
どうにか収益を生み出すビジネス的な方法を見つけられなかった。その大きな原因だと思うんですね。
まあ昔ですね、無料のサイトを作りまして有料のアニメ雑誌を潰してしまった秋葉草券がですね、今度は無料のSNSに潰されてしまったのかなと個人的には思っています。
でもアニメはね、今でも大人気なんですから、科学コム、食べログ、映画ドットコムのある会社だったらですね、秋葉草券を維持する方法があったのかもしれないんですよね。
ですからもしかしたらね、その会社も内情がわからないですよね。アニメに人材を回すことができないことですね、大変な状態なのかもしれませんけどね。
まあとりあえずそういうわけでね、ついに秋葉草券がなくなったわけですが、それの代わりになるサイトが存在しないんですよ。
これって現在のアニメを俯瞰して見ることができなくなってしまったってことですね。また過去から現在に続く動きを見ることができなくなってしまったわけですよ。
そうなりますよね。これからアニメの文化に大きく影響することじゃないと思うんですね。過去の研究ができないわけですから。
というわけでですね、秋葉草券というサイトがなくなりましてね、日本のアニメにかなり大きな影響がありそうだなという話でした。
まあとりあえずね、自分にとってはね、使いやすい、使い勝手の良いアニメ情報サイトを探さなければと思っているところです。
どっか良いサイトがありましてね、ご紹介ください。
はい、それではまた次回よろしくはピョンキチョンオタクの話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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