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おはようございます。このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日引きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。
そんな親父の一言を聞きになりまして、もしあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、我にはなかったんです。
こういうこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
そんなわけでダラダラといかせていただきます。
改めまして、おはようございます。このチャンネルのナビゲーターのピョン吉です。
本日の放送は2022年の3月27日、日曜日です。本日は第28回目のお話となります。
その前日、前々日になっちゃいますかね。25日のお話です。
仕事で東京にいたわけですね。前回の話を聞いた人はわかっていると思いますが。
というわけで、せっかく東京にいたんだからというので、ラピュタ阿佐ヶ谷というところに行こうと思いました。
25日の日ですが、ちょうどラピュタ阿佐ヶ谷というところで、
本宮市の本宮映画劇場が六方映画という映画を上映している最中だったんですよ。
これに以前、本宮映画劇場の話をした時に言いました。
公職日本整合夜話という作品がちょうど上映していたんですね。
それを鑑賞しようと思ったわけです。
この作品については、本宮映画劇場の時に少し話をいたしました。
日本のアニメ映画の幻の作品と呼ばれている作品です。
製作したのが六方映画。
方というのは、まず数字の6。
方というのは本邦初公開に使う国という字で、
六方映画というかつて存在した成人向けの映画を作っている会社です。
というわけで、アニメスタジオは作った作品ではないんですね。
そういう点でも非常に面白くて、一体どこのアニメスタジオが関係しているのかと気になるんですね。
その六方映画というのは、たくさんの成人映画。
要するにポルノ映画ですね。
普通の映画館に関わらないポルノ映画専門館が昔あったんですが、
そこで上映するような作品を作っていた会社です。
ところがですね、その映画館ですが、たくさん映画を作ったんだけども、
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その多くが失われて存在していないんですよ。
現在正式に見ることができるのは、東京国立近代美術館フィルムセンター。
多くのフィルムはそういうところに保存されるんですが、
そこにもですね、六本が残っているだけなんですよ。
そこで作られた作品の多くは失われたままなんですね。
というわけで、その作品自身が存在しているのが珍しいという点が一つあります。
元宮映画劇場の二代目の監修の人がですね、
フィルムの多く、少しはですね、趣味で購入しているんですね。
六本映画の制作者の社長さんから。
それで、いつかこれを上映する機会があるんじゃないかというので、
その監修の人はずっと保存管理していたんですよ。
というわけで、まずフィルムが残ったこと自身が奇跡的な話なんですね。
2019年ですね、台風が起きまして、
それによって木馬が決壊しまして、元宮自然域も洪水になってしまったんですね。
その際にですね、元宮映画劇場にもその洪水の水が襲ってしまったんですよ。
そのため、フィルムが水浸しになってしまうという被害があってしまいました。
で、それをですね、普通だったらもうあと捨てるしかないなってなるところなんですが、
これ貴重なフィルムなんだ、日本にも残ってないフィルムなんだというので、
みんなが寄付とか出したりとかして一生懸命保存して、
それでそのフィルムを残したんですね。
そしてこれ、アニメ映画と言いましたけれども、
実は実写とアニメを混じった作品になるシーンですね。
アニメの部分と実写の部分があると。
もちろんポルノ映画としては肝心なシーンは実写でやってるんですが、
アニメの部分、その部分のところも混じってるっていうのが面白いところですよね。
というのはこの当時ですが、安いポルノ映画だとパートカラーっていうのがあったんですね。
モノクロのフィルムとカラーのフィルムでは、カラーのフィルムは高い。
だから大事な部分、要するに一番目立たせたいところ、それでカラーを使いましょう。
というのでパートカラーっていうのがありだったんですね。
昔の映画なんかで総天然色なんて書いてる映画がありますよね。
昔のポストを見ると。
何が総天然色なのっていうと、モノクロのやつとカラー混じったやつがあったのにも、
カラーだけで作られてますよっていうね。
例えば日本での総天然色の最初は、カルメン国境に帰るっていうのがありますよ、
なんていうのがよく有名ですよね。
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あんな感じで昔は混じってるのがよくあったんですね。
というので、それでこの作品に関してはですね、カラーはすべてカラーなんだけども、
アニメと実写が混じってるっていうので、パートアニメって感じなんですよ。
というのが非常に珍しい形式です。
そしてですね、この絵はアニメの歴史的、あとその時代をですね、考えると非常に価値がある作品でもあるんですね。
どういう風にアニメの歴史的に価値があるのかと言いますと、
まず鉄川さむさんがですね、日本でストーリー漫画を作り出しましたよね。
そしたら鉄川さむさんというアニメーション、テレビアニメーションも作り出しました。
鉄音アートもですね。
その後制作したのが虫プロダクション、虫プロです。
その虫プロがですね、手掛けた大人向けの映画っていうのがあるんですね。
アニメラマという風な造語を作りました。
アニメラマ、昔知ってたら覚えてるかもしれませんけども、大人向けのアニメーション映画のことです。
というので、1969年に千夜一夜物語という作品を作りました。
Dアニメストアとかそういうので見ることができると思いますので、機会があったら見てほしいんですが、
それで非常に興行的にヒットしたので、続けましてクレオパトラというのを1970年に作ります。
そこまでは鉄川さむさんも関与して作っていたんですね。
最後の、悲しのベラドンナという作品が1973年に制作しますが、その時は鉄川さむさんは忙しくてタッチしていないみたいです。
虫プロがこの3本を作ったんですが、これに便乗しようと他の人たちもアニメ制作をやってたわけなんですね。
1969年に東映が丸日劇画浮世絵千夜一夜という作品を作りました。
さっき鉄川さむさんが千夜一夜物語、それに便乗しようという感じですよね。千夜一夜というタイトルがついていたのでね。
それから1971年には当時谷岡康二さんの漫画が流行っていました。朝だとかニワトリが騒がれているやつだとか、鼻地ブーって話し出しているやつだとか。
わけもわからず私たち子供たちもね、みんな朝だとか騒がれたり鼻地ブーの絵を描いたりしてたんですね。
というわけで、康二のボルノララマやっちまえという作品を作ったんですね。
1970年代初頭なんですが、日本がエネルギッシュですね。それで大裏化で、そしてあと何にも語られていない時代だったんですね。
アニメとか漫画もいろんな表現ができるのかどういう風にできるのか模索していた時代です。
というので、その時代の作品なんですよ。幻の一本なんですね。
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というわけで、仕事の方は実は6時ごろに終わっちゃってたんですね。
この作品というのは上映のレイトショーというので、9時からなんですよ。
というので、9時までに時間潰さなきゃいけないので時間潰して、どうにか8時50分、30分ごろにたどり着いたんですよ。
慣れない東京のところを飛ばして、そして高い駐車場に車を止めて、どうにかたどり着きました。
いよいよワクワクして見えたら入口のところに書いてあるんですが、満席ですと。もう入れないんですね。
満席のためにもう入れないと。
チケット販売してる人は気を利かせて、明日もやってますからって言ってくれるんだけども、
明日のメモになったら今日のうちに買わなきゃいけないんで、今回5日か6日かやってるんですが、
たまたま1日東京に来る機会があって、どうにか本当にたどり着いたのに、残念なそういう状況だったんですね。
もう涙涙ですよ。
さらにダメ押しするようにTwitterで見てみますと、見た人たちみんな褒めてるんですよね。
こんな珍しい作品に非常に面白かったよ。本当に見たかったです。
ぜひまた公開するチャンスが早く巡ってくるかなと思っているところなんですね。
はい、というわけで時間が経ちました。悔やんだような話ばかりになっていたので申し訳ないです。
それではまた次回。よろしければぷん吉のオタクの話をお付き合いください。
今日も一日頑張りましょう。