2023-01-13 10:27

#320 福島県出身で特撮のカメラマンとして活躍した森喜弘さんの話

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東宝の円谷組にて「モスラ」などでも撮影助手をしていた森喜弘さん。福島県(浪江町?)出身のカメラマンです。宣弘社で隠密剣士、円谷プロでウルトラQ、ウルトラマンの撮影に関わり、快獣ブースカからカメラマンとなり、マイティジャックや、怪奇大作戦、ウルトラマンタロウなどで活躍します。東映でゴレンジャー、キョーダイン、他社でワイルド7、メガロマン、サイバーコップなどを撮影。こういうすごいカメラマンがいるということ知って欲しいですね。

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はい、おはようございまーす。
本日の放送は、2023年の1月13日、金曜日です。
本日は、第320回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんな親父のひと言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、お礼がなかったんです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力の程によろしくお願いいたします。
昨日ですね、特撮つぶやや組、ゴジラと東方特撮にかけた青春という本をですね、読んでいたんですね。
東方のね、つぶやや英二監督の元でですね、撮影に関係した人たちの話なんですね。
いろいろな新しい情報が入って嬉しかったです。
一昨日ね、渡辺照明さんの話しましたよね。
東方で活躍されました爆破王と呼ばれた方です。
その方もね、もちろんつぶやや組の一員であるんですが、その他につぶやや組の福島県出身者の方がもう一方いらっしゃるんですよね。
その方がね、カメラマンの森よしひろさんです。1938年生まれの方です。
福島県出身って言うんですかね。一説によればですね、並江町の出身らしいんですね。
これについてはね、ちょっとさらに詳しく調べなきゃいけないなと思ってるんですかね。
小学校4年の頃からですね、油絵を始めたらしいんですよ。
ですがもう絵では食べれないって思いましてね、そして映画を志したらしいんですね。
紙ではないのでね、フィルムにですね、絵を描くってことでね、つもりで東宝の試験を受けたらしいんですね。
特撮美術監督の渡辺昭さんとですね、親が知人であったってこともありましてね。
1959年に東宝の国家撮影部、そちらの方にですね、6ヶ月間の契約者って形で入ったらしいんですね。
そこでですね、潜水艦E57降伏せずだとかね、日本誕生だとかね、大海空編太平洋の嵐だとか、あとモスラとかのね、撮影の熱に関わったんですね。
モスラの撮影の途中でね、東宝を辞めたらしいんですね。
というわけで、その半年の間にですね、たくさんの作品に関係してるんですね。
意外にですね、当時ですね、特撮っていうのはね、映画の中で活躍されていたかっていうのが分かる話ですよね。
ただ、撮影助手って形でついたんですけども、カメラ1台についてですね、4人の人がね、くっついてる状態らしいんですよ。
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というわけで、実際にはカメラに触れられないらしいんですね。
というわけで、映っているピアノ線にね、実際に色を塗ってね、消すみたいな作業、そういったことをやっていたらしいんですね。
まあ、そういうこともあって不満もあったのがね、辞めちゃったらしいんですね。
で、その後ですけども、東映、その後先行者を経てですね、あとフリーのカメラマンとなったわけですね。
で、東映にですね、移動する時ですね、そのことを椿英二監督に告げたところですね、裏切り者という風に呼ばれたらしいんですよね。
個人的にね、裏切り者という風にね、憎しみがあったとかね、そういうわけじゃなくてね、
特撮の技術、それを持った人はね、外部に行かれるのが非常に嫌がっていたんじゃないかという風にですね、森さんはね、語っていますね。
先行者と言えばですね、あの月光仮面とか有名ですけどね、ただ森さんがね、移動した頃はですね、隠密検視の時代らしいんですね。
というわけで1962年の隠密検視の頃にですね、撮影の方に関係したらしいです。
その前のね、残念ながら東映ではですね、どんな作品に関係したのかね、その頃の情報がちょっと少ないですね。
時代的に考えるとですね、少年ケニアとかね、あるいはベニクジャクとかなんでしょうね。
ただこの頃、東映自身もですね、何撮影したかっていう資料はね、ほとんど残ってないんですね。
そのためですね、ちょっとわからないところが多いです。
隠密検視ね、私も見たことないんですがすごく人気だったりしてですね、その放送していた時間帯がですね、竹田竹田竹田とおなじみのね、竹田アワーっていうことでね。
その繋がりにありまして、まあその繋がりあったかどうかわかりませんけどね、その次の作品がつぶらプロが制作したウルトラQなんですね。
ウルトラQにも関係するんですね。
ウルトラQの第23話からちょっとね、撮影助手として関係します。
それあとウルトラマン、そのまま続きましてウルトラマンが始まりますのでソロウルトラマンにも関係するんですね。
さらにですね、その後ですね、怪獣ブース化。
そちらの方でね、カメラマンとなりまして、以後多くの特撮、テレビ、ドラマのね、そちらの方の撮影技師を務める形になります。
森さんとしてはね、本編、ドラマの部分とですね、特撮の部分ですね、そちらの2つの部分に関わったんですけどね。
特撮の場合はですね、画面が揺れないようにですね、固定されているんでね、それに対して本編の方がね、画面がね、揺れないことができるっていうんで、
カメラでね、絵を描くんだからね、こっちだと思ってね、本編のドラマを作る方、そちらの方がね、多くなったようですね。
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というわけで怪獣ブース化でね、カメラマンとなったとですね、次はですね、マイティジャックなんですよ。
非常にすごい特撮ですよね。森さんが担当するんですね。
それあと、怪奇大作戦、そちらの方でもね、関係するんですね。
例えば代表的なところで、あの、あの、決売になったね、内容がまずいっていう、もう決売になった狂気人間っていう作品なんかがありますけども、
その中を撮影したのはね、森さんなんですね。
森さんはね、フリーなカメラマンですんで、というんで、その時に関係したのはですね、ワールドセブンとかに関係するんですね。
ワールドセブンだからね、バイクの後ろの方にですね、乗っかってですね、危険な状態でね、手持ちカメラでね、撮影するみたいなこともやったらしいんですね。
結構ですね、そういう風な危険な撮影、そういうのも結構する方みたいですね。
あと、つばやプロの方に行きまして、恐怖劇場アンバランス、それあとウルトラマンタロウ、SFドラマ猿の軍団とかですね、そういうのに関わってきます。
それあと、ソイケカッチンだとかね、秘密戦隊ゴレンジャー、宇宙鉄人兄弟みたいなね、東映の方にも関係していくんですね。
例えば、大都会パート2、非常にアクションの多いドラマですけど、その後の第3話の空中撮影、そしたらなんかもね、森さんが担当したらしいんですね。
それから、不思議犬トントンだとか、あと、自分が好きなんですけど、メガロマン。
それあと、電脳警察サイバーコップ、こういった作品でね、撮影され続けたんですね。
いや、すごいですね。東宝、つぶらやプロ、東映、そもそものところでね、特撮で撮影されてきたんですね。こんな方がいらっしゃるんですね。
70年代になりますとね、時代劇、そういったものを撮影するようになりますし、70年代の後半からですね、2時間ドラマがブームでしたよね。
というので、数々のその2時間ドラマのシリーズ、そういった方に参加しています。
というわけでね、その頃はですね、特撮番組を長くやっていたってことでね、ジャリ版、子供番組のね、ジャリ版の森っていうようなあだ名が付いていたんでね。
そのレッテルを剥がすのに苦労したらしいんですね。正式なですね、師匠・弟子の関係ではないんですけどね。
あのー、戦隊モーナーとかね、仮面ライダーとかね、そちらの方のね、長年経営された方でね、松村不明さんっていう方がいらっしゃるんですよ。
もうめちゃくちゃたくさんの作品撮影されている方なんですよね。
その人をですね、育てた人と言ってもよいかと思いますね。
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松村さんがね、森さんのカメラはすごかったと言っているそうなんですよ。
最近でもですね、特撮に関係したインタビューするトークショー、そういったもので参加されることが多いです。
できればね、ぜひですね、故郷の福島県に来てね、その特撮の話とかね、してくれないかなと思うんですよね。
粒谷英二監督をね、もう知っている方ですからね。
というわけでね、ぜひね、スカゴとかに呼んでね、そして粒谷英二監督の話とかね、
その当時の特撮の話とかね、福島県との関わりとかね、そういった話をね、してくれないかなと思うけどね。
はい、とりあえずですね、東方粒谷プロ、東映とね、活躍してきたカメラマン、その方ですね、
福島県出身者の森よしひろさんという方がね、いらっしゃるってことね。
ぜひ広まってほしいなと思っております。
はい、それではまた次回、よろしくバブン吉のお宅の話をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、本当にありがとうございました。
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