昭和ライダーの特訓
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の11月30日日曜日です。
本日は第1372回目のお話となります。 このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が
響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。 よろしくお願いいたします。
今日も東島丹三郎は仮面ライダーになりたい! 第9話お前のライダーを見せてみろ!を見ました。
いやー今回は久々に熱いお馬鹿回。 こういう回こそ丹三郎の新骨頂ですね。
漫画の原作だとこの辺りから少し間延びしたりテンションが落ちたりする部分なんですが、 映像版は半速急。
V3やライダーマンの懐かしい映像をここぞとばかりに差し込み、 あの頃の曲までガンガン流してくる。
ずるい!あまりにもずるい! さらに極めつけはV3こと宮内博史さんにセリフを言わせるという傍挙。
完全に心を持っていかれました。 そして今回の特訓描写。
傷つけあって体力を消耗しあってこれ何の意味ある? という疑問は一瞬よぎるけれど、そんなの関係ない!
ピンチの時こそ特訓するのが昭和ライダー。 無意味に見える特訓でも気合で強くなるのが昭和の流儀。
柔道一直線のスポコンの血が流れているんだから仕方ないんです。 本物の仮面ライダーでは橘東兵衛さんが特訓してくれるんですが、
代わりに仲間同士で殴り合うしかない。 しかしみんなリミッター外れているので、もはや殺し合い。
これトーナメント形式のトレーニングなはずなのに、どう見ても命を取りに行ってる。 平成令和のライダーと違ってガチャポンで強化アイテムを引くんじゃなくて、
特訓で強くなるのが昭和ライダー。 その時不思議なことが起こった。
の仮面ライダーブラックあたりから特訓がなくなって残念。 今のライダーにも少しでいいからこの汗まみれの気合を受け継いでほしいんですよね。
精神力が現実をねじ伏せる、そんな非現実的な熱さこそ仮面ライダーを見る醍醐味なんですよ。
今回のメインは2つの戦い。 一つはタンザブローの仮面ライダーバーサス女ショッカー戦闘員ユカリス。
もう一つはイチオウのV3バーサスミツバのライダーマンの兄弟対決。 この描写がまた濃い。
タンザブローは本物のショッカー戦闘員と戦えると目が血走っている。 しかしユカリスがなかなか戦闘員になってくれない。
戦いのドラマ
そこでタンザブロー、まさかの土下座でお願いだから戦闘員になってくださいと頼み込む。 その必死さ。
このあたりがタンザブローがイチオウと違うところ。 イチオウだったらとりあえず殴る、そういう男。
そしてユカリスが戦闘員の瞬間、 タンザブローのスイッチが完全に入る。
相手が女の子だろうと容赦ゼロ。顔面パンチ! クモ男にダメージを与えたあのパンチを食らって鼻血で済むユカリスもさすが戦闘員スペック。
タンザブローは相手との間合いを図るヒーローウォークや 土煙にいちいち感動して、ライダーらしくていいなぁと羨ましがる。
このライダーらしいという謎基準が妙に説得力あるのがこの作品の怖いところです。 一方ミツバは
強さを求めて合気道の達人。 合気道を使ってV3のイチオウの攻撃をかわしながら追い詰める。
追い詰められているはずのイチオウはお前にはライダーが足りないと謎のドヤ顔で言い話す。
何それと思うけど見てるとなぜかわかってしまう。 そうだよミツバにはライダーが足りないんだよと妙に納得してしまう。
自分がいる。これがライダー能ってやつか。 負けていてもイチオウの方がライダーっぽい。
刀を捨てた侍は侍じゃないように、ライダーらしさを捨てた選手はライダーじゃない。 その言葉が胸に刺さったのかミツバは合気道を捨ててライダーマンに悪性。
パンチを放ち目が燃えそしてついにライダーキック。 その時バックで流れるのはV3の51回だけでしか使われていなかった
インソウニューカー僕はライダーマン。 こんなレア曲をここで入れるとか制作側の愛が深すぎる。
本当にライダーマンになったんだということを伝えたいんでしょうね。 そして今回に合わせて仮面ライダーV3の51回
ライダー4号は君だ!が無料公開開始。 これは見るしかない。ライダーマンが散るあの連打会です。
エンディング。 シモンマサタさんの走れハリケーン。 正直記憶の片隅にもなかったけど見返したらああこんなのあったと一気に蘇る。
前52話中の最後の9話だけこの曲だったんですよ。 ブスリといえば水城一郎さんの少年仮面ライダー隊のノータだと思ってたんですけど
こういう気づきもあって嬉しかったです。 とにかく東島炭沢郎第9話
今回も最高に熱くてバカでそして愛に満ちた1本でした。 次回はタックルも参戦楽しみです。
それではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。