渡部直の影響力
こんにちは。こんにちは。さて今回はですね、送ってくれた方が共有してくれた情報がありまして、それをもとにアニメの魂の設計者なんて言われたりもしますけど、音楽プロデューサー、いわゆるオトピーですね。オトピー、ええ。その世界をちょっと一緒に見ていきたいなと。
特に福島県出身で今すごく注目されている渡部直さん。渡部さん。この方に焦点を当ててみようと思います。いいですね。オトピーの仕事って単にこう曲を選ぶだけじゃないですもんね。そうなんですよ。作品の世界観をどう音で作るかとか、視聴者の感情を誘導したりとか、さらに言えば予算管理とか権利処理みたいなビジネスの面。
そこまで。そこまで含めて全部見るかなり重要な役割ですよね。BGM一つ、主題歌一つで、もう作品の雰囲気ってガラッと変わっちゃいますから。本当にそうですよね。主題歌が大ヒットしても、なかなかそのオトピーの名前まで意識することって少ないかもしれないですけど。まあそうですね。クレジットで見てもパッと目が行くのはやっぱり監督とか声優さんとか。
そうそう。でもそのヒットを生むための土壌作り。アーティストさんを誰にするかとか、曲の方向性を決めるとか、そこに深く関わっているのがオトピーなんですよね。まさに縁の下の力持ちという感じですね。さて、その中でも今特に名前が上がっているのが、ポニーキャニオン所属の渡辺直さん。福島県のご出身だそうですね。山髄の渡るに、部屋の部の渡辺。で、直角の直。
渡辺さん。絵画手掛ける作品って、なんか音楽の使い方が面白いというか、挑戦的だなと感じますね。
わかります。例えば送ってくれた方の情報にもあった、私をくわえべたい人出なし。
はいはいはい。
第4話のエンディング、ちょっとびっくりしませんでした?
しました。本編結構シリアスじゃないですか。
そうそう。
なのにエンディングで、ちょっとユーモラスなキャラソンを持ってくるっていう。
あの構成は大胆ですよね。
かなり意表をつかれましたね。上手いなぁと。
あと、サラリーマンが異世界に行ったら、四天王になった話。
あー、ありましたね。
あれも音楽すごく印象的で、オープニングの異世界競争曲は、もうド直球のこれぞ異世界ファンタジーみたいな。
うんうん、熱い感じの。
そう。高揚感ある曲なのに、エンディングは打って変わって、なんかこう、哀愁漂う昭和歌謡。
あのギャップはすごかったですね。
この対比が、元の世界でのサラリーマンとしてのちょっと悲哀みたいな部分と、異世界での活躍っていう作品の持つ二面性みたいなものを音楽で見事に最大化させてるなぁって。
確かに。あの楽さは音楽だからこそ、より効果的に表現できた感じがしますよね。
ええ。
他にも、空色ユーティリティとか、あとあの異色のギャグ作品、スナックバス絵。
あー、バス絵。
ええ。あれも音楽がすごく効いてましたよね。
渡辺さんが関わった作品を見ると、音楽が単なるBGMじゃなくて、作品の何か、架空になるような魅力を増幅させてる感じがします。
うーん。
作品のポテンシャルを音楽で最大限に引き出すっていう、その手腕はちょっと注目ですよね。
音楽プロデューサーとしての道
じゃあ、その渡辺さん、何でそもそもこのオトピーっていう道に進んだんでしょうか。
これも送ってくれた方の情報にあったキャリア学習サイト、タレントブックの記事がヒントになりそうですね。
みたいですね。彼の原点は、どうやら中学生の時に出会ったアニメ、ケイオン。
あー、ケイオンですか。
ええ。
当時すごかったじゃないですか、ケイオンの曲。
いやー、社会現象でしたよね。CDとかすごく売れて。
そうそう、音楽チャートを接見して、アニメから生まれた音楽がこんなに世の中を動かす力があるんだっていう。
なるほど。
その体験が彼の原動力になったということらしいですね。
へー、その中学生の時の衝撃がずっと続いてたわけですね。
そうみたいです。高校、大学でもバンド活動でケイオンのコピーを続けて。
すごい。
で、修士録活動中に、アニメのエンドクレジットでいつも見てたケイオンのCDを出してた会社、ポニーキャニオンの名前を見つけたと。
うわー、それは運命感じちゃいますね。
感じますよね。それで入社を決めたっていうのは、ドラマチックですよね。情熱が道を切り開いたみたいな。
いや、本当に。で、入社してからはすぐに音楽制作に?
いやー、それはすぐではなかったみたいですね。まずは営業とかマーケティング部門で経験を積んだそうです。
あ、そうなんですね。
ええ。五等分の花嫁みたいなヒット作の反則キャンペーンとかを担当して、音楽ビジネスの現場の感覚をしっかり養った上で。
なるほど、現場を知ってから。
そうです。そして2023年、夢見る男子は現実主義者で、ついに音楽プロデューサーとしてデビュー。
入社から5年ですか?
そう、わずか5年。これはかなり流行りだ、全くですよね。
やっぱり中学生の時のあの感動体験と、アニメ音楽に対する強い愛情みたいなものが、ずっと彼を突き動かしてきたんでしょうね。
でしょうね。
福島出身のクリエイターの方が、こうやって業界の最前線で活躍されているっていうのは、なんかこっちも嬉しくなりますね。
本当にそうですね。渡辺さんのような作品の感動とか体験を、裏で緻密に設計している魂の設計者。
そういう人たちの存在に気づくと、アニメの楽しみ方ってまた一つ深まるんじゃないかなと思いますね。
本当にそう思います。送ってくれた方も、もし次にアニメをご覧になる機会があったら、
ぜひ、エンディングクレディットの音楽プロデューサーの欄、ちょっと注目してみてください。
もしかしたら渡辺さんのお名前がそこにあるかもしれませんよ。
あるかもしれませんね。
それで最後に、送ってくれた方にちょっと考えてみてほしいなって思うことがあるんですけど。
はい、何でしょう。
こういう渡辺さんのような存在を知ると、ふと思うんですよね。
アニメだけじゃなくて、普段私たちが楽しんでいる映画とかドラマ、ゲーム。
いろいろなエンタメですね。
そういう様々なエンターテイメントの世界にも、普段は表には見えないけれど、
私たちの体験をすごく豊かにしてくれている、そういう設計者の人たちって一体どれくらいいるんだろうなって。
ああ、確かに。音楽だけじゃなく、いろんな分野にそういう方がいるんでしょうね。深い問いですね。
ええ、ちょっと考えてみると面白いかなと。
というわけで今回は、アニメ音楽プロデューサー渡辺直さんについて深く掘り下げてみました。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。
