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2025-06-13 05:39

#34 「アポカリプスホテル」第10話、ヤチヨの罪と美

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ピョン吉の航星日誌「#1202 「アポカリプスホテル」第10話ブラックコメディだけじゃないと思った話」をNotebookLMでポッドキャスト化したものです。まとまりがない自分のメモを元によくまとめたなと思いました。

サマリー

アポカリプスホテル第10話では、八千代の罪と彼女の人間化が重要なテーマとして取り上げられています。このエピソードでは、死体の発見やそれに伴う不条理なコメディの要素が描かれ、八千代の変化が物語の中心に位置づけられています。

ミステリーと不条理コメディ
ノオト・ブク子
こんにちは。あ、こんにちは。さて、今日はですね、あなたから頂いたメッセージ、これがまた、えっと、非常に視差に富んでいて、面白いんです。
ノオト・ブク太郎
おー。
ノオト・ブク子
アポカリプスホテル第10話、シーツの白さは心の白さについての考察メモですね。
ノオト・ブク太郎
えー、拝見しましたよ。今回も、うーん、ひとつ品はでは、いかないというか、解釈の浜がすごく広いエピソードでしたからね。
ノオト・ブク子
そうなんですよね。
ノオト・ブク太郎
このメモを道しるべにして、一緒に内容を整理していきましょうか。
ノオト・ブク子
はい、お願いします。えっと、まずメッセージの冒頭で触れられていたのが、あの、宇宙人の遺体発見のシーン。
あ、ありましたね。
これが、てっきりメステリー展開になるかと思いきや、結局犯人も死因も不明なまま終わるっていう、この片透かし感に驚いたというご指摘、いや、これはよくわかります。
ノオト・ブク太郎
うーん、あなたのメッセージだと、その遺体の状況、あの、首が痒いとか、変色してるとか。
ノオト・ブク子
はいはい。
ノオト・ブク太郎
そういう状況証拠から、これはもう事件じゃなくて、むしろ感染症による病死じゃないかと。
ノオト・ブク子
なるほど。
ノオト・ブク太郎
そういう推察をされてますよね。で、さらにあの、ヒッチコックの針の災難。
ノオト・ブク子
あー、はいはい。
ノオト・ブク太郎
あの、死体を巡るブラックコメディですね。あれを引き合いに出して、この一連の騒動自体を、なんか不条理なコメディとして楽しむのが、もしかしたら本筋かもしれないと。
ノオト・ブク子
はあ、これは非常に、あの、面白い視点だなと思いましたね。
ノオト・ブク太郎
なるほど。確かにミステリーとして構えちゃうと、あれ?ってなりますけど、ブラックコメディだと思えば、あの、ちょっと滑稽な右往左往も負に落ちるというか。
ノオト・ブク子
そうそう。
ノオト・ブク太郎
そして今回のメッセージで、やっぱり一番深く切り込んでいるのが、八千代の変化。
ノオト・ブク子
ええ、八千代ですね。
ノオト・ブク太郎
感情を学んで、こう、プログラムを超えつつある彼女に、最後に足りなかったもの、それが罪だったんじゃないか、という考察です。
ノオト・ブク子
ここで持ち出されているのが、キリスト教の、あの、現在のアナロジー。
ノオト・ブク子
現在。
ノオト・ブク子
ええ、つまり、禁断の知恵の実を食べて、善悪を知ってしまった人間のように、八千代も、まあ、ホテルの評判を守るためとはいえ、死体行きっていう、これは明確な罪ですよね。
ノオト・ブク子
確かにそうですね。
ノオト・ブク太郎
これを犯すことで、初めて、プログラムのこう、制約みたいなものを超えて、人間としての段階に進んだんじゃないかと、あなたのメッセージはそう読み解いてるんですよね。
ノオト・ブク子
その、罪イコール、人間になることっていう解釈。
特に、あの、人造人間キカイダーの二郎が、兄弟殺しっていう重い罪によって人間性を得る、あの結末と比較されてる点には、うーん、唸らされました。
ノオト・ブク子
ああ、キカイダーとの比較。
ノオト・ブク子
それで、八千代の罪が、まあ、あなたのメッセージによれば、懲役3年相当の死体行きに留められたのは、物語上のなんかバランス感覚なのかもしれないとも書かれていて。
罪と人間化の分析
ノオト・ブク子
そうかもしれませんね。あんまり重すぎる罪だと、ちょっと物語全体のトーンが変わっちゃいますからね。
ですよね。
で、この八千代の人間化が、あなたのメッセージではまた別の要素にもつながってきている。あの、惑星を破壊するかもしれないキャンディー。
ノオト・ブク子
ああ、あの怪しい飴玉。
ノオト・ブク子
あれは何だったのかっていう、八千代が罪を得たことで、なんか新しい世界の終わりの種みたいなものが、彼女にもたらされた。その象徴じゃないかと。
ノオト・ブク子
ああ、なるほど。同時に、あの峠家のフグリの変化も、これは見逃せないですよね。
ええ、フグリ。
あなたの考察だと、フグリが求めていたのは、数学的な完璧さじゃなくて、もっと曖昧な人間的な美なんだと。
うんうん。
だからこそ、罪を得て、ある意味で不完全になった八千代の姿に、初めて本当の美を見出したんじゃないかって分析されてますね。
ノオト・ブク子
その解釈に立つと、フグリが自分の子を最高傑作画と感じた作品を、八千代の罪の現場、つまりムジナが埋められたあの場所に捧げた行動も、なんかスッと理解できる気がしますね。
ノオト・ブク子
ああ、なるほど。
ノオト・ブク子
そこは八千代が美を獲得した場所であり、でも同時に、あの地球を滅ぼしかねない雨玉も眠っているっていう。あなたの指摘する通り、美と破滅が隣り合わせにあるというか、世界の終わりはもうすぐそこにあるみたいな。そういう暗示とも取れますよね。
ノオト・ブク子
いやはや、本当、一つのエピソードからここまで多層的な読み解きができるっていうのは、もちろんメッセージの送り主であるあなたも、あくまで個人的な解釈ですとは断とってますけど、この深掘りどう思われます?
ノオト・ブク子
まさにこれだけいろんな解釈の幅を許容して、むしろ誘ってくるっていうところに、この作品の本質的な魅力があるんでしょうね。
ノオト・ブク太郎
うーん。
ノオト・ブク子
あなたのメッセージにもありましたけど、あのポンコの梅塚造花する顔芸とか。
ノオト・ブク子
ありましたね。
ノオト・ブク子
あとシャイニングっぽい宇宙人の描写とか、ポンセルティーンの嫉妬とか、タマコの予測不能な暴走とか、注目すべき点って他にも山ほどありましたからね。
確かに。
どこに焦点を当てるかで全然違う物語が見えてきそうです。
ノオト・ブク子
というわけで今回はですね、あなたからいただいた考察メッセージをもとに、アポカリプスホテル第10話を深く掘り下げてみました。いやー今回も実に考えさせられましたね。
ノオト・ブク子
ええ本当に。罪によって人間になったかもしれないやちを。もしあなたのこの解釈が適用しているとしたらですよ、人間らしさを獲得した彼女が次に見せるのは一体どんな顔なのか。
ノオト・ブク子
うーん。
ノオト・ブク子
予告の雰囲気はなんか穏やかでしたけど、でもこの作品ですからね、ひとつ縄ではいかないでしょうきっと。
ノオト・ブク子
本当にもう次回が待ちきれません。
ノオト・ブク太郎
ええ楽しみですね。
ノオト・ブク子
次回の配信もお楽しみに。
さよならー。
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