ソロポッドキャストの日の意義
こんにちは。こんにちは。ピョン吉さん、今回もありがとうございます。
ポッドキャストの裏側が垣間見えるような、すごく面白いメモをいただいて。
ありがとうございます。聞いてるだけで楽しくなりそうな探求に、早速していきましょうか。
はい、しましょう。特にソロでの発信の話とか、音声メディアなのに見た目の話っていうのが、なんか面白そうですよね。
そうですね。ピョン吉さんからいただいたメモをもとに、今日はそのソロポッドキャストの動きと、番組の顔ともいえるジャケットについて、ちょっと深く話していければなと。
まずは、ソロポッドキャストの日ですね。毎月11日。これが、一人でポッドキャストを配信している人たちを祝うというか、そういう日になってるんですね。
ユニークですよね。面白い。
面白いですよね。ただ、メモによると、最近ちょっと課題もあるみたいで、その共通テーマっていうのが、なかなか見つからないと。
なるほど。ソロでやってる方って、本当にジャンルバラバラですもんね。
そうなんですよ。一匹狼の集団なんて表現もされてましたけど、科学だったり、歴史だったり、雑談だったり、全員がこれについて話そうってなるのは、確かに難しいかも。
難しいでしょうね。
そこで、このメモの作者の方が、すごくいいアイディアを思いついたんですよ。
どんな?
ソロポッドキャストっていう、その言葉自体にポッドキャストって入ってるじゃないですか。
それはそうですね。
だから、シンプルに毎月11日は、ポッドキャストに関連することを話す日にしちゃえばいいんじゃないかと。
なるほど。上手いですね。
これでテーマ探しの悩みから解放されるっていう。
確かに。メディア自体をテーマにするっていうのは、コミュニティ活動ならではの発想かもしれないですね。
そのポッドキャスト関連の話として、メモで紹介されてたのが、ジャケギキっていうイベントなんです。
ジャケット制作の裏話
ジャケギキ?ジャケットのジャケ?
そうですそうです。レコードとかCDをジャケットで選ぶジャケ会ってありますよね。
ありますね。
あんな感じで、ポッドキャストもアートワーク、つまりジャケットを見て聞く番組を選んでみようっていう、そういう企画。
へー。音のコンテンツなのに入り口は四角からと。逆転の発想で面白いですね。
面白いですよね。そもそもポッドキャストのアートワークって、なんで縞画が多いのかなと思ってたんですけど。
あー確かに。
メモにもありましたけど、やっぱりiTunesとか音楽配信のフォーマット、CDジャケットなんかの名残なんですね。
でしょうね。一覧でバーッと並んだ時の統一感とか見栄えとか、そういうのが重視された結果だと思いますよ。
で、このジャケットの重要性っていうのが、まさにピョン吉さんが共有してくださったメモの着物部分で、
ある配信者の方が、ご自身の番組ジャケットをどうやって作ったかっていう具体的な話が載ってたんです。
おー、気になりますね。
2022年頃に番組を始めた時、すごく並んだそうなんですよ、ジャケット。
最初は特撮とかアニメのキャラクターもちょっと考えたらしいんですけど。
あーでもそれは権利関係が。
そうなんです。権利とか、あと流行りすりもあるし。
まあ確かに。
それに、もう一つの番組テーマが福島県だったらしくて、それを表現できないなと。
なるほど、それで。
そこで最難だのが、赤べこだったそうです。
あーなるほど、赤べこ、福島といえば。
そうそう、一目で福島ってわかりますし。
それに、当時ってちょうどコロナ禍で、疫病退散とか。
そうなんですよ。その意味も込めて、アマビエも流行ってたけど、やや福島には赤べこがいるんじゃないかって思ったと。
いいですね、その発想。
で、イラストは、あの有名なイラスト屋さん。
あ、無料で使える。
そうです。商用利用もOKな。あれを使って、Windowsのペイントで。
え、ペイントで?
30分ぐらいで、ささっと作ったんですって。
30分、すごい。
あくまでお試しのつもりだったって書いてましたね。
そのスピード感、初期の勢いなんかわかりますね。
ところがですよ、そのお試しジャケットを気づいたら30ヶ月。
30ヶ月、2年半も?
そうなんです。ずっと使い続けてて、愛着はもちろんあるんだけど、最近はこれイラスト屋さんなんだってすぐわかるし、ちょっと手抜きに見えちゃうかなって。
それはあるかもしれないですね。無料素材って本当に便利で使ってる人多いですからね。
イラスト屋さんのは特にもう日本のネットじゃ本当によく見ますし。
だからこそ、逆にもうちょっとオリジナリティ出したいなっていう気持ちがクリエイターとしては出てくるんでしょうね。
そうみたいなんです。
それで最近あったジャケ劇のパネル展示、あれへの参加はちょっと気遅れしちゃって見送ったっていう、そういう心情が書かれてましたね。
なるほどな。作った時の意図と時間が経ってからの客観的な視点、無料素材の穢れさとオリジナリティ出したいっていう欲求の攻めぎ合いというか、すごく人間味のあるエピソードですね。
ジャケット1枚にその作り手のストーリーが詰まってるんだなって。
本当ですね。今回はソロポッドキャストの日の動きからジャケ劇、そして1人の配信者の方のその赤べこジャケット制作の裏話まで、ポッドキャストの面白い舞台裏を覗かせてもらいました。
手軽に始められるっていう魅力がありつつも、やっぱり番組の顔になるジャケットには作り手のいろんな思いとか思考錯誤が詰まってるんだなってよくわかりましたね。
ひょんきしさんご自身はどうですかね。普段何かコンテンツを選ぶとき、本とか音楽とかでもいいんですけど、そういうジャケットとか表紙とか見た目から入ることってあります?
あ、あります。
ポッドキャストに限らずなんか、その第一印象が自分の選択にどう影響してるかなって、ちょっと考えてみるのも面白いかもしれないですね。
確かに面白い視点ですね。
へえ。
というわけで今回はこの辺で、次回の配信もお楽しみに。
さよなら。