ドラマの特徴と舞台設定
ピョン吉さん、こんにちは。
こんにちは。
さて今回は、送ってくださった方の感想メモを深掘りしていきたいなと思います。
はい。
普段は恋愛ドラマってあまり得意じゃないそうなんですが、なぜか毎週ハマってしまっている、と。
ええ。
ドラマのタイトルは、冬のなんかさ、春のなんか、ね、ですね。特に先日放送された第3話。
その距離とタイミング。
脚本が今泉力哉さんで、監督が山下信宏さんだった回ですね。早速どこに惹かれたのか、紐解いていきましょうか。
そうですね。まず送ってくださったメモで、非常に印象的だったのが、画面から酸素が増えた気がするっていうこの表現なんです。
ああ、酸素が増えた。面白いですね。
ええ。舞台が東京から主人公綾名の故郷である富山に移ったじゃないですか。
はいはい。
それでこれまでの、なんていうか、人が多くて息が詰まる感じから雰囲気がガラッと変わったと。
確かに。あの変化はすごく感じましたね。これは監督の違いなのか、あるいは東京と地方の空気感の差なのか、と。
ええ。そこを気になりますよね。
ええ。富山での物語には、今泉村らしいリテールが散りばめられていた、とも書かれています。
そうなんですよね。
やたらと何かを食べたり飲んだりするシーンが多くて。
あのお雑煮美味しそうでしたね。
本当に。恋愛ドラマなのに、ふっと仏壇とかお墓参りのシーンが差し込まれる。
うんうん。あれが、なんていうか、恋愛の背景にある生きている人間の背景を無言で描いている感じがして。
なるほど。
だからただの恋愛ドラマに終わらない深みが出ているのかなって。
人間関係と感情の描写
人間関係の描き方もまた複雑になってきましたよね。
綾名を巡る男性はこれまで3人。
いましたね。安心毛布タイプの彼氏の信夫。
それから飲み友ゾーンの小太郎。
で、危険な香りの先輩作家。
そこに今回、10年ぶりに再開した高校時代の元彼が加わる、と。
いやー、来ましたねー。
その元彼とのシーンで送ってくださった方が技術的に、うわーすごいなーと感心したのが、
川沿いを歩くシーン。
3分53秒の長回しですね。
そうです。気まずさも沈黙もカットせずにそのまま映し出すっていう。
あれは役者さんもスタッフさんもメモの通りが痛くなるだろうなって思いますけど、
でもその分リアリティがすごかった。
すごかったですねー。
でまた、元彼の相談内容が絶妙で。
彼女とエンクリになるけどどう思うって元カノに聞きますかね、普通。
いや聞かないですよね。メモの突っ込みがもう本当に鋭くて。
何でしたっけ?
相談という名の様子見では?
さらに10年熟成した未練を電子レンジで温め直してません?と。
うまいこと言いますね、まさに。
まさにですよね。
で結局彼は今の彼女との遠距離恋愛を続けることを決めるんですけど、物語は終わらない。
そうなんですよ。
東京に戻ったらまたあの複雑な関係性の中に戻っていく。
しかも予告では今度は大学時代の元彼まで出てきそうで。
えーそれに富山の元彼も東京に来る予定があるっていう。
もうどうなっちゃうんだっていう。
これを送ってくださった方はあちこちに自爆スイッチを仕込んでいるようだと表現されてるんです。
自爆スイッチですか?
ええ。でもそれがめちゃくちゃ面白いと。
この危うさこそがこのドラマの魅力の核心なのかもしれないですね。
そうですね。恋愛ドラマが得意じゃないという方がこれだけ引き付けられるのってやっぱり単純な恋愛の駆け引きだけじゃないからなんでしょうね。
うんうん。
人の弱さとか未練とかあとは帰る場所があることの安心感とちょっとした息苦しさとか。
あーなるほど。
そういった複雑な感情がすごくリアルに描かれてるからこそ目が離せなくなるのかなと。
確かに。送ってくださった方がご自身の専門外のジャンルに思わず引き込まれてしまうのはどういう要素がある時なのか。
少し考えてみるのも面白いかもしれませんね。
次回の配信もお楽しみに。さよならー。