話題を避ける背景
こんにちは。こんにちは。さてさて、今回はですね、送ってくれた方が共有してくれたメモがありまして、あるポッドキャスト企画に関するものらしいんですけど、テーマが
話したいけど話せてない話。なんか普段はちょっと蓋してるような個人的な話題に光を当てるみたいな感じみたいですね。
なるほど。早速ちょっと中身を見ていきましょうか。人が何かを話せないって感じるその背景には、実にいろいろな個人的な事情とか感情とかが隠れていそうですよね。
ですよね。これは掘り下げがいがありそうです。まずですね、そのご本人が意識的に避けてるっていう話題が3つあるそうで。
3つ。政治、野球、宗教。なるほど。これをね、荒れる三兄弟って呼んでらしいんですよ。言えてみようですね、それは。なかなかですよね。で、なんか過去にそのパソコン通信の経験とか。
へー、パソコン通信。先輩にその話題は荒れるぞって言われたとか。あとは政治に関してはご家庭内でね、ちょっと意見が違うからあえて話さないみたいな。ルールがあるんですね。そうそう、ルールがある。
で、野球はお兄さんの影響でちょっと苦手意識があって、宗教は家庭園満のために奥さんに従うっていうような、結構具体的なエピソードが書かれてるんですよね。
これ、それぞれ理由が違うっていうのがすごく興味深いですね。単にめんどくさいからとかじゃなくて、その対立を避けたいとか、過去のちょっと嫌な経験を蒸し返したくないとか、大切な人との関係を守りたいみたいな、なんかこう人間関係のリスク管理みたいな側面が見えますよね。
ああ、リスク管理。なるほど。
これって送ってくれた方、ご自身の経験ともどこかこう響き合う部分とかってあるんでしょうかね。
うーん、確かに。誰しもあまりこう、波風立てたくない話題って、まあ一つや二つは持ってるかもしれませんよね。
そうですよね。
で、もう一つ、今度は対照的な話せていない話っていうのがあって、奥さんにはあんまり理解されないんだけど、個人的にすごく楽しんでる趣味、それが変な食材を食べることだそうです。
へー、それはまたユニークですね。
これがまたすごくて、なんでもお父様の影響が大きいらしくてですね。
あ、ルーツがお父様に。
そうなんです。転勤先でキジとかイノシシ、クマ、あとマンボウとかホロホロチョウ、ティラピア、なんかすごい食卓ですよね。
いやー、なかなか効かないラインナップですね。
クマはありがたい味なんだけど、一回でいいっていう感想も書いてあって、ちょっと面白いなと。
あはは、正直な感想ですね。なるほど。
で、その体験を今度はご自身も息子さんにってことで。
あー、受け継がれてるんですね。
イルカ、サンショウオウ、エゾジカ、トド、ヒグマの缶詰とか。
すごいですね。
さらに今はもうネット通販でラクダとかワニまで試してると。
ラクダとワニ、探求心がすごい。
いやー、尽きないんですよね。
これってなんか単なる食の好みっていうよりは、世代を超えた文化の継承みたいな。
あー、文化継承。
あるいはなんか一種の冒険譚のようにも聞こえますよね。
冒険譚ですか?
その食っていうすごく個人的な領域で非日常を求めているというか。
なるほどね。
で、面白いのが息子さんも影響を受けてセミとかサソリとか見つけてくるらしいんですけど。
うわ、それはまた。
ご本人は実は虫が苦手っていう。
えー、そうなんですか?
それでもなんか、父の威厳で頑張って食べるって書いてあって。
なんかそこにすごく人間味を感じるなって。
いやー、まさにそこにはその個人的な探求心と、次の世代に何かを伝えたい、あるいは伝えなきゃって感じてる思いと。
あとちょっとした耳柄みたいなものも、こうないまぜになってる感じがしますよね。
確かに確かに。
さっきの避けている話題っていうのが、どっちかというと社会的な自分をどう見せるかの調整だとすれば、こっちはもっとプライベートな自己表現というか。
あるいは自己満足の世界なのかもしれないですね。
この対比っていうのは、送ってくれた方はどう感じられたんでしょうね。
今回のメモからは、その社会的な調和のために語らないことを選ぶ側面と、保身的な充足のために、ある意味他者の理解を超えたところで楽しむ側面、その両方が見えてきましたよね。
どちらもその人らしさを形作ってる、なんか大切な要素なんだろうなって。
その公的な自分と私的な自分、その境界線上で語られないことの中にこそ、その人の本質とかユニークな人生の物語っていうのが隠れてるかもしれないですね。
食の冒険と文化継承
そうかもしれませんね。
送ってくれた方がこのメモを読んで、ご自身の話せていない話について改めて考えさせられた点っていうのはどんなところだったんでしょうか。
人との衝突を避けたり、理解されないかもしれない趣味をちょっと秘密にするっていうのは、ある意味自然な自己防衛なのかもしれませんけど。
でももしね、そういう話せていない話のほんの一部でもいいから、誰かと共有してみたら。
そこから何か予期せぬ理解とか、新しい関係性みたいなものが生まれる可能性について考えてみるのも、ちょっと面白いかもしれませんよね。
そうですね。
新しい発見があるかもしれない。
次回の配信もお楽しみに。
さようなら。