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- こんにちは。今回の深掘りなんですが、今回は送ってくださった方から提供された資料を一緒に読み解いていきます。
なんと、勢いで缶バッジ屋さんを始めるという、ちょっと見切り発車でクスッと笑えるエピソードなんです。
- ああ、まだ何も始まってない段階で機械だけを酒に買っちゃうっていう話ですよね。
- そうなんです。で、今回のミッションはですね、この資料を通して、現代のものづくりがいかに手軽か、そして自己表現のハードルがどれだけ下がっているかを探ることです。
- なるほど。計画性ゼロからのビジネス展開、私もこのスピード感には正直驚かされましたね。
- ですよね。このスピード感のきっかけって、春のZENフェスに参加したことらしいんですよ。
- ええ。自主制作の本やアートが集まるイベントですね。
- はい。そこで周りのブースが個性的すぎて、ご自身のことを、なんというかイベント会場の白杯みたいに普通だって感じたそうです。
- 白杯ですか。面白い表現ですね。
- ええ。それで目をつけたのが缶バッジだったっていう流れがすごくリアルで。
- たしゃり。缶バッジって小さくて軽くて安いいて、自分の好きを可視化できるっていう意味で、人類の発明の中でもかなり優秀なツールなんですよ。
- わかります。資料にも大切な本やポスターの原本を持ち歩きたいけど傷つけたくないからコピーして缶バッジにするって書いてあって。
- それです。リスク分散の発想としてもすごくににかなってるんですよね。
無計画に見えて、実は大切なものを守るっていう人生設計がしっかりしてる人の合理的なアプローチと言えます。
- でも自分で作るとなると、普通は業者に頼むことを考えますよね。
- そうですね。普通はとりあえず検索して業者を探します。
- なのに、1個や2個作るだけだと高くつくし、思っていたのと違うものが届くリスクがあるって指摘してて、業者に頼むのはお金を払ってショックを買うシステムだっていう表現が絶妙でした。
- あはは、ショックを買う。なるほど。だからこそ、1万数千円もする缶バッジメーカーを自腹で買っちゃう心理に説得力が出るんですよね。
- そう。お財布が3秒気絶したって書いてありましたけど。
- 人間って高い買い物をしたときに、投資っていう言葉で正当化する傾向があるんですよ。
- ああ、何年も使えるからこれは投資だみたいな?
- ええ。オリジナルデザインを作って売れば、イベントの参加費とかの赤字を補填できるはずだって電卓を叩くわけです。この不思議で現実的な真理は多くの人が共感するんじゃないでしょうか。
- 確かに。で、そのオリジナルデザインを作るために、生成AIに頼んだ結果が今回のハイライトなんですけど。
- はいはい。AIの斜め上のサポートですね。
- 単なる画像を作って欲しかっただけなのに、なぜかAIが缶バッジデザインアプリそのものを作ってしまったという。
- 仕事ができすぎる部下ですよね。頼んでない100ページの資料を作ってくるような滑稽さがあります。
- 本当にどうしてそうなっちゃうんでしょうか。
- AIってユーザーがただ手軽に画像を作りたいっていう現実的な人よりも、デザインを作成するっていう構造的な課題そのものを解決しようと学習されているからなんです。
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- なるほど。だからアプリごと作っちゃったんですね。
- そうです。でも裏を返せば、現代のクリエイターのボトルネックが生産手段や工場を持つことからアイデアを持つことへと完全に移行したことを象徴しています。
- 確かに昔なら修行や専用の場所が必要でしたもんね。
- 今は機械とAIと勢いだけでプリンターを使ってその場で移動式ビジネスが始められる時代になったわけです。
- この資料を通じて送ってくださった方も、何か新しいことを始めるハードルって実はすごく低いんだなって実感されたんじゃないでしょうか。
- そうですね。資料の最後にある人生って注文ボタンを押してからが本番ですねっていう言葉がすべてを物語っています。
現代において挑戦はかつてないほど身近になっていますから。
- とりあえずやってみるっていうスタンスは二次用にも応用できそうです。
そこで最後に送ってくださった方に一つ考えてみてほしいことがあるんです。
- 何でしょうか。
- 勢いで始まったこの出張桿鉢屋さんですが、果たして本当に黒字化して機械代を回収できる日が来るのか。
- おー、シビアな問いですね。
- はい。それともただ無料の空気や雰囲気を提供するだけで終わってしまうのか、
行動を起こした後の本番がどう転がっていくのか、
ぜひご自身でも想像や考察をしてみてください。
- 楽しい試行実験ですね。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。