00:00
こんにちは。
今回はですね、資料としてお送りくださった方から共有された、ある音声配信者のあからからなモノローグ、これを取り上げていきます。
はい。ちょうど4周年を迎えて、5年目に突入したタイミングでの語りなんですけど、これが非常にリアルなんですよね。
そうなんですよ。4年間継続してきたからこそ見えてきた、少し自虐的なコンテンツ継続の教訓とサバイバル術、これを深く掘り下げるのが今回のミッションです。
まず面白いのが、この方が私には無限のストックがあるって錯覚してスタートしているところですね。
ああ、ありましたね。コロナ禍で機材も揃っていて、コミュニティFMで話してきたネタが10年分あるから余裕だって。
かなり軽い気持ちで始められたみたいなんですけど、実際はたった1年でネタ切れしてしまったそうです。
1年ってあっという間ですよね。過去の蓄積って、いざ定期的にアウトプットし始めると一瞬で消費されてしまう。だからこそこの方は、ねえ探偵コナンとかクレヨンしんちゃんのように。
永遠に新しいコンテンツが供給される。
そう、外部からネタが永遠に供給されるテーマを選ぶべきだったと振り返っています。
ただそこに大きなジレンマがあって、いくらネタが尽きないテーマでも、私自身がそこに興味を持てないと。
致命的ですよね。
ええ、結局話すこと自体が苦痛になって続かないという大きな矛盾があるんです。
さらに語る内容を縛ってしまったのが番組のタイトルです。自分の名前と日誌という言葉を入れてしまったことを最大の失敗として挙げています。
日誌って付けちゃうとどうしても自分の見聞きした実体験しか話せなくなりますからね。
世の中の自己啓発本とかを適当にピックアップして語るような楽な逃げ道を自分で塞いでしまったわけです。
その結果どうなるかというと、毎日配信するためにインプットが必要なのに。
毎日配信しているからインプットの時間がない。そう、ネタ不足の永久期間が発生してしまうんです。
具体的すぎるタイトルを避けて自分縛りを作らない。そして何より毎日配信はやめる。
人生が削れるからですよね。この言葉の重みがすごいです。
でもそこからの方向転換が非常にたくましいんですよ。
理想的な進化を追い求めるのをやめて、なりふり構わない生存戦略にシフトしています。
規制という言葉を使われていましたね。
はい。他社が企画した共通のお題に弁譲する戦略です。一見ホタリコ本願に見えますが。
クリエイターが燃え尽きないためのシステムとしてはすごく利にかなっています。
ゼロから企画を立ち上げる労力を省きつつ、コミュニティの熱量に乗っかることができますし。
ええ。それに興味の対象を自分自身の生活からポッドキャストそのものへスライドさせているのも賢いサバイバル術です。
なるほど。泥臭くても生き残るためのシステムを構築したことが、この4年間の最大の成果なんですね。
03:01
送ってくださった方も、もし何かを長く続けたいと考えているなら、何を話しても許される余白、逃げ道ですね。これをあらかじめ確保しておくことが大切です。
そうですね。そして何より、私自身が語って楽しいと思える形を選ぶのが一番の鍵になります。
はい。
最後に送ってくださった方に一つ新しい視点を提案させてください。今回のように、ネタがない、きついと明らかに語ること自体をコンテンツにしてしまう、究極の開き直り。
ええ。
計算し尽くされたメディアがあふれる現代において、この不完全さや迷走のプロセスこそが、実は最も聞く人の心を惹きつける究極のオーセンティック、つまり本物のコンテンツだと言えるのではないでしょうか。
なるほど。計算されたメディアへのアンチテーゼですね。かっこつけない生々しさこそが最大の魅力になる。ぜひ送ってくださった方もこの視点を日々の活動のヒントにしていただければと思います。
それでは次回の配信もお楽しみに。さよなら。
さよなら。