新シリーズの設定分析
- こんにちは。さて今回はですね、送ってくださった方の熱い思いが詰まったテキストがありまして、これをじっくりと深掘りしていきたいなと。
テーマは、新シリーズ名探偵プリキュアの第1話の感想と考察です。この方長年のファンだそうですが、最近は少し距離を置いていたと。
- あ、なるほど。- その視点からの分析っていうのがすごく興味深いんですよね。ご家族がいない間にこっそり録画を見るっていう状況も、なんかわかります。
- えー、その状況だからこその集中力みたいなものがあったのかもしれないですね。単なる感想じゃなくて、もうすごい分析になってます。
- ですよね。- なので今回のミッションは、このテキストを手がかりに新作プリキュアに隠された仕掛けを解き明かすということですね。
- はい。まず、心をつかまれたのが設定です。テキストでも指摘されてましたけど、主人公が明智杏奈、相棒が小林美久留、もう名前からして江戸川乱歩の少年探偵団じゃないですか。
- そうですよね。もうそのまんまというか。
- で、敵の怪盗二次もこれは怪人二重面相が元ネタだろうと。テキストに親父ホイホイだってありましたけど、まさに。
- いや、本当に。往年の探偵ヒーローの知ってる世代にはもうたまらない仕掛けですよね。
- ええ。
- で、ここで特に面白いのが、舞台が1999年っていう点なんですよ。
- ああ、そうでした。
- プリキュアシリーズが始まる前で、ちょうどおじゃもじゃドレミが放送開始した年。この年代設定自体が何か伏線なんじゃないかっていう読み、鋭いなあと思いました。
- そしてシリーズのお約束を使った分析も、なるほどって思わず声が出ました。
- はいはい。
- プリキュアといえば、妖精が主人公の顔面にビターンってぶつかるのが定番ですけど、今回はそうならなかった。でも、そのビターンは相棒のミクルちゃんの方で起きる。
- そうなんですよ。
- これがただのお約束破りじゃないっていうのがこのテキストのすごいところですよね。
- その通りです。で、その深い意味を裏付ける決定的な頻度が変身後の配色にあると。
- 配色ですか?
- ええ。視点上の主人公であるアンナは紫に変身する。プリキュアで紫って言うと、まあ追加戦士とかお姉さん的な強いキャラクターの色じゃないですか。
- 確かにそうですね。
- 一方で相棒のミクルちゃんが伝統的な主人公カラーのピンクになる。
- あっ。
- これはミクルこそが実質的な主人公ではないかっていう説をものすごく強く補強するんですよね。
- なるほど。でもこのテキストの分析ここで終わらないんですよね。
物語の深層と期待
- ええ。
- いやもう変身カラーの逆転だけでも驚きなのに、送ってくださった方はさらに一歩踏み込んでもっと大胆な仮説を立てています。これが本当にゾクッとするんですよ。
- はい。送ってくださった方が気づいたある登場人物たちの共通点。
- ええ。
- 未来から来たとされる主人公アンナのお母さんの髪と目の色、そして1999年にいる相棒のミクルの髪と目の色。
- あっ。
- この2つが似ているという指摘なんです。
- そこから導き出されるのが、ミクルイコール未来のアンナの母親説。
- これですよね。この仮説が本当にすごくて。
- いやすごい。
- もしこれが本当なら、今までバラバラに見えてた伏線、例えばアンナがピンクじゃない理由とか、妖精がミクルにぶつかる理由、そのすべてが繋がるんですよ。
- ああ。
- 娘が過去に戻って、未来の自分の母親と相棒になる、っていう1つの大きなテーマに収束していく。
- これはシリーズ全体の傑作になる可能性を秘めてますよね、1話の時点で。
- そう考えると、オープニングとエンディングに出てくる黒いプリキュアの存在もまた違って見えてきますね。
- はい。
- テキストでは、これも過去シリーズにあったキュアオチからの仲間入りパターンだと予測されてて。
- ええ。一度敵として出てくるパターンですね。
- だから、オープニングでは敵対的なのに、エンディングでは一緒に踊っている。この違いが大きなヒントになっている、と。
- いやあ、1個人の感想テキストから、ここまで多層的な物語構造を読み解けるとは本当に驚きです。
- 本当ですね。
- 名探偵プリキュアが、過去の探偵者へのリスペクトとシリーズの伝統を踏まえた上で、ものすごく練られた物語だっていう可能性を見事に示してくれました。
- へえ。
- 特に、母親が過去の相棒だったっていう仮説は、今後の展開を想像する上でも最高に刺激的です。
- 本当ですね。テキストの最後はこんな期待で締めくくられていました。
- 東映アニメには、お尻探偵やフート探偵もある。いつかコラボしてくれないだろうか。
- ああ、いいですね。
- 確かに、探偵同士の共演、私も見てみたいです。
- 見てみたい。
- 次回の配信もお楽しみに。さようなら。