原作とその影響
こんにちは。
こんにちは。
さて今回はですね、送ってくれた方が共有してくれた資料をもとに、皆さんもよくご存知のあの人気ドラマ?
ああ、義母と娘のブルースですね。
そうですそうです。綾瀬遥香さん主演ですごくヒットしましたよね。
ええ、しましたね。2018年に始まってスペシャルもいくつかあって、最終的には2024年のお正月にファイナルでしたか。本当に長く愛された作品です。
そのドラマの意外なルーツというか、その世界をさらに深く、ちょっと掘り下げていきたいなと思っています。
はい。送っていただいた資料によりますと、原作は桜沢すずさんという方の漫画だそうですね。
そうなんです。今回はこの原作漫画について、えっと思うような事実とか、あと最近明らかになった、あまり知られてないかもしれない番外編。
番外編ですか?へえ。
それから作者自身について、資料から見えてきたことをお話ししていければなと。
面白そうですね。
まず原作漫画なんですけど、これ私ちょっと驚いたんですが、あのドラマってすごく濃厚な人間ドラマじゃないですか。
ええ、確かに。
だから原作も当然長編なのかなって思ってたんですけど、資料を読んだらなんと全2巻の4コマ漫画だったと。
そうなんですよ。全2巻。
これちょっと意外じゃないですか。
うん、確かに意外ですよね。しかもドラマになったのが連載が終わってから、えっと6年も経ってからだそうで。
6年後ですか。
ええ。資料にもありましたけど、だからドラマ化された当時は原作を手に入れるのが結構難しかったっていうそういう声もあったみたいですね。
なるほどね。その短い4コマの中に、あのドラマの世界観とかキャラクターの魅力の核になるものが詰まってたってことなんですかね。
そういうことなのかもしれませんね。
作者の桜沢すずさん。この方はドラマが始まる3年前、2015年から福島県の奥海図にいらっしゃるそうです。
あ、そうなんですね。福島に。
ええ。作品はこんなにヒットしてるのに、ご自身のwikipediaページがまだないっていうのも、資料を書いた方はなんか不思議に思ってるみたいですね。
まあ作者の方の情報はあまり表に出ていない一方で、その作品世界っていうのはまた新しく広がっている。
そうなんですよ。
それが今回注目したいもう一つのポイントってことですね。
新たな物語の探求
まさにここからがまた面白いところで、原作の直接の続きっていうわけじゃなくて、
祖母と娘娘のブルースっていう全く別のタイトルの作品が最近出てるらしいんです。
祖母と娘娘。
資料によるとこれは祖母と娘のブルースのいわゆる番外編、というか前日談にあたるそうなんですね。
へえ、前日談ですか。それは知りませんでした。
これは4コマじゃなくてストーリー漫画形式で。
あ、形式も違うんですね。
そうなんです。2023年の8月から連載が始まって、今年資料が作られた時点ですけど、その年の4月に1と2巻が同時に出て、最近3巻が出たばかりと。
結構最近の話なんですね。Kindleとかでも読めるんでしょうか。
読めるみたいですよ。で、気になる内容ですけど、これがまさにあのドラマの主人公、綾瀬さんが演じた、あの超合理的なキャリアウーマン、あちこさん。
ああ、あきこさん。
あのあきこさんの子供時代を描いてるそうなんです。
なるほど。彼女がどうしてああいうキャラクターになったのか、その背景がわかるわけですね。
そういうことみたいですね。資料には、あきこさん、幼い頃に両親を事故で亡くなって、面識もなかった72歳のおばさんに突然引き取られると。
72歳のおばさんですか。
ええ。で、そのおばさんが大阪在住の、ちょっとまあ変わった方らしくて。
大阪、ほう。
とうとうぞたちのあきそこさんが、その大阪の文化とか、おばさんとの関係とか、学校生活とかで、もう強烈なカルチャーショックを受けながらも成長していく、そういう話のようです。
うわあ、それは面白そうですね。大阪でのカルチャーショックって、なんか想像つきますけど。
これ作者の桜沢さんご自身が、大阪の出身で大阪育ちだそうなんですね。
あ、そうなんですか。じゃあご自身の経験も入ってるのかもしれない。
その可能性は資料も指摘してますね。だから単に大阪をこう面白おかしく描くだけじゃなくて、文化とか価値観の違いを丁寧に描きつつも、それはイジワルとかじゃなくて、あくまで文化の違いなんだと。
なるほどなるほど。
で、徐々に打ち解けていく過程も描かれていると。もしかしたら、作者ご自身のその大阪から東京へ、そして今は藍津へっていう移住の経験で感じたことが、作品に反映されているのかもしれないですね。
あーそれはありそうですね。深いなぁ。
ですから、あの送ってくれた方のように、義母と娘のブルースは大好きだったけど、この祖母と娘のブルースっていう番外編のことは全然知らなかったっていう方も結構いらっしゃるんじゃないかなと。
えーいると思います。私も今初めて知りましたし。
ですよね。
でも、主人公の秋子さんのそのキャラクターがどうやって出来上がったのか、その背景、つまり子供時代を知ることで、本編の義母と娘のブルースを見た時の彼女の言動とか、選択の意味合いがまたこう縛って見えてくるかもしれないですよね。
確かに深みが増すというか。
えー。資料の筆者の方もなかなかいいですよって勧めてますし、元の物語をより深く理解するためにはすごくいい鍵になりそうですね。
うーん。
物語の登場人物の過去を知ることで、その人物像とか物語全体の印象って私たちの中でどう変わっていくんでしょうかね。
秋子の子供時代を知ることは、義母娘が本編での彼女の時にはちょっとこう不快にも思えた行動とか決断を、全く新しい光の下で捉え直す、そういうきっかけになるんじゃないかなと。
なるほどなー。
送ってくれた方はこの過去を知って、秋子のことを改めてどう思われたんでしょうか。気になりますね。
本当ですね。いやー資料の共有本当にありがとうございました。私たちも全然知らなかったとても興味深い発見がたくさんありました。
えー本当に。
次回の配信もお楽しみに。
さよならー。