父性を感じる瞬間
- こんにちは。今回はですね、送ってくれた方の資料をもとに、笑いというテーマを掘り下げていきたいと思います。
特に、ある男性が父親になるっていう、そのスイッチがどこにあるんだろうって疑問に思ったという非常に個人的な体験談で。
- ええ。これは非常に興味深い視点ですよね。女性の母性には、身体的な変化っていう分かりやすいきっかけがありますけど、
男性の場合は何が引き金になるのかと。この資料は、その答えが赤ちゃんの微笑みにあったっていう話なんですね。
何だろう、科学的な説明だけではちょっと割り切れないような人間の本能に迫る内容で面白いです。
- まず、この話の主人公の方なんですけど、もともとスペリチュアルとか、そういう目に見えない力っていうのはまあ信じない。
- かなり科学的な思考の持ち主だったそうなんですよね。だから結婚当初、奥さんとは90キロメートルも離れて暮らして、週末だけ会うっていう、プチ単身夫人みたいな生活を計画してたみたいで。
- 合理的といえば合理的ですね。ご自身のお父様も単身夫人が多かったみたいで、それが彼の中での普通の夫婦の形だったと。
つまり彼の人生設計の中に、毎日家族と密に過ごすっていうプランはもともとなかったわけですよね。
この前提があるからこそ、後の劇的な変化が際立つわけです。
- まさにところが、お子さんが生まれて状況が一変するんですよね。生後間もない赤ちゃんが見せた、感情とは関係ないっていう新生児微笑み。
- はい、生理的なものですね。
- そうです。生理現象だって頭ではわかってるのに、それを見た瞬間、内側からガツンと衝撃が走ったと。
- ここが確信ですよね。この弱い存在を守らなければいけないっていう、強烈な感情が理屈を超えて湧き上がってきた。
彼はこれを本能だと感じ取ったわけです。
さらに生後1イカ率くらいで見られるようになる、大人に反応して笑う、社会的微笑み。
- あーありますね。
- あれがその感情をさらに加速させると。
- それでここからが本当にすごいんですけど、当初週1で帰ればいいって思ってた生活が、気づいたら毎日往復3時間以上かけて通勤する生活に変わっていたんです。
- 3時間ですか?
笑顔の影響
- そうなんです。家に帰っても、もうお子さんは寝ている日も多いのに、それでもそばにいたいっていう衝動が勝ったと。
- あーなるほど。つまり失われる時間とかお金とか、そういうものよりも子どもの成長の瞬間?
- はい。
- 例えば、昨日できなかったことができて笑う、その顔を見ることの価値が彼の中では遥かに上回ったわけですね。
- ええ。資料にも、この時間もお金も全部安いとまで感じたって書かれてて。
- すごいですね。これはもう価値観が根底から復帰されたことを示してますよね。
- 結局彼は自分の体験を通して、子どもの笑いこそが自分を父親にした強力なスイッチだったんだと結論づけています。
- 自分も生物としてちゃんと作られているんだなって感じたという言葉がすごく印象的でした。
- うーん。この個人的な体験談は、でも私たちに一つの問いを投げかけますよね。
このスイッチっていうのは、すべての人に同じように備わっているものなんでしょうか?
- あーそれは確かに。
- それとも、その赤ちゃんの微笑みっていう現象を、その人がどう受け止めてどう意味を与えるかによって、その力っていうのは変わってくるのか。
なかなか考えさせられますね。
- 次回の配信もお楽しみに!
- さよならー!