ハワイアンズ編の導入
こんにちは。
こんにちは。
さてと、今日はですね、送ってきてくださった方のメッセージがありまして。
あ、メッセージですか?
これをもとに、アニメ「彼女、お借りします」第4期のスパリゾート・ハワイアンズ編について、ちょっと深く見ていきたいなと。詳しい情報、本当にありがとうございます。
なるほど。ハワイアンズ編、いただいた情報によりますと、コミックスだと22巻とあと23巻の前半あたりですかね?
そうそう。
で、アニメだと第6話の後半から第7話にかけてと。
え、ちょうどその部分ですね。舞台は福島県のスパリゾート・ハワイアンズ。
はい。
主人公の我が家が家族旅行で行くという設定で、送ってきてくださった方もお子さんが小さい頃は毎年行ってたそうで。
へー、それは思い出深い場所ですね。
メモからもその懐かしい感じが伝わってきました。では早速内容に入っていきましょうか。
はい、お願いします。まずは第6話、家族旅行と彼女ですね。
ですね。特急ひたちでいわき湯本駅に到着するシーンから。
それでメモによると原作にあった駅前の湯本っていうあのオブジェ。
あー、ありましたね。
あれがアニメではカットされてると。
そうなんです。代わりになんかブロンズ像、トランペット吹いてる人の像が描かれていたそうで。これ何か意図があったんですかね。
うーん、そうですね。まあアニメ的な見栄えとか、あるいは何かこうもっと象徴的な風景として像を選んだとか。
なるほど。
あるいはもしかしたら権利関係とか、まあ制作上の都合っていうのもありえなくはないかもしれませんね。細かいですけど。
確かに。あと観光案内所のフライングベイビーズの絵とか、ご当地コンビニのワイワイショップ。
はいはい。
それが登場しなかったのはちょっと残念だったというご意見も書かれてましたね。ファンならではの視点だなと。
一方でタクシーでハワイアンズに向かう道中のヤシの木が並んでる風景。
あー、あの雰囲気。
それとかホトルモノリスタワーの外観。このあたりの再現度はかなり高かったみたいですね。評価されてます。
で、千鶴のセリフでこれなら東京から来やすいかもっていうのがありましたけど。
ありましたね。
これ送ってきてくださった方も指摘してましたが、やっぱり制作協力への配慮なのかなって。うまいセリフですよね。
うんうん、そう思います。なんか舞台になった場所へのリスペクトが感じられますよね。
ええ。それでモノリスタワーの館内。送ってきてくださった方は実は入ったことがないそうです。
あ、そうなんですか。
ええ。だからアニメで中はこんな感じなのかって分かったと。
なるほどね。
で、ここでアミが登場して物語が一気に動くと。
そうですね。ここで波乱が起きるわけですね。
ええ。そして続く第7話。ハワイアンズと彼女。今度はモノリスタワーの部屋の中ですね。
エピソードの詳細と分析
はい。
原作にあった全部屋Wi-Fi完備、アメニティも充実っていうセリフと、あと案件ではありませんっていう注釈。
ああ、あのテロップ。
そうそう。あれがアニメではカットされたっていうご指摘がありました。
うーん。この案件ではありませんっていうのは、現代のネット文化というか、動画配信とかではおなじみの表現ですけど。
ですよね。
アニメっていう持った白い層に届ける媒体だと、ちょっと切外的すぎるって判断されたのかもしれないし。
ああ。
あるいはなんかこう時代性を限定しすぎちゃうと考えたのかもしれないですね。これはこれで興味深い判断です。
確かにそういう考え方ありそうです。そしていよいよプールへ。
プール。子供用プールのワイワイお花前のシーン。メモにはここに浮き輪用の空気入れがあったはずみたいな、なんかすごくリアルな記憶が書かれてて。
笑い。
それは言った人ならではですね。
大プールのウォーターパークでのボール遊びのシーン。アニメだと結構空いてるように描かれてましたけど。
そうでしたね。
送ってきてくださった方の記憶だと、実際はいつも混んでるっていう。
このギャップ。なるほど。これはやっぱりキャラクターに焦点を当てるための演出上の判断っていうことでしょうね。
そうでしょうね。現実の混雑を描いちゃうと主役たちが埋もれちゃいますもんね。
あとウォーターパークの横にあった海賊船みたいな遊具とか。
はいはい。
今はサーカスが開催されてるみたいな情報も。これも現地を知ってるからこその情報ですね。
本当ですね。そしてクライマックスはウォータースライダー。
来ましたね。
カズヤとチズルが乗るマウナブラック。2人乗りのスライダーですけど、これもメモによれば実際は待ち時間が相当長い人気アトラクションだとか。
へーそうなんですね。人気なんだ。
みたいですね。ここで漫画でよくある事件が起きるんじゃないかっていうあの引き。
まさに。
これぞラブコメっていう期待感を持たせる終わり方で。
このあたりの展開はやっぱり見てる側としては引き込まれますよね。
いやー本当によくできてます。
というわけで今回は送ってきてくださった方のこの詳細なメモのおかげでですね、かのかりハワイアンズ編のアニメ描写がいかに細かいか。
あと原作との比較。そして実際のハワイアンズの風景とか体験なんとの比較が非常によくわかりました。
いやーアニメがいかに色気を丁寧に描いてるかっていうことと、それを実際に知ってる人の視点が入ることで作品の楽しみ方がグッと深まりますよね。
本当にそう思います。
送ってきてくださった方の個人的な思い出と作品の世界がリンクする感覚っていうのはなんかとても貴重な分析でしたね。
本当にそうですね。このハワイアンズ編を見て実際に行ってみたいなって思った方も結構いるんじゃないでしょうか。
いるでしょうね。
アニメの聖地巡礼ってやっぱりこういう発見があるから楽しいんですよね。さて最後に一つちょっと思ったんですけど。
はい。
実際の場所を舞台にするときって作り手側はどこまで現実をそのまま描いて、どこから物語のための脚色を加えるのか、その境界線ってどこにあるのかななんて。
それは普遍的な問いですよね。リアリティとフィクションのバランスというか、作品ごとにその最適解が違うのかもしれませんね。なかなか難しい問題です。
ですよね。考えさせられます。さて今回の担保はここまでといたしましょう。情報を提供してくださった方本当にありがとうございました。
ありがとうございました。次回の配信もお楽しみに。
さよなら。
さよなら。