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  2. 部活動72 カタシロアナザー C..
2022-02-18 1:06:04

部活動72 カタシロアナザー Case.黒柳小鉄

Podcastで繋がった仲間たちと新クトゥルフ神話TRPGを遊んでみました!

シナリオ:カタシロアナザー
シナリオ制作者:むつー様

KP↓
朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu)
プレイヤー↓
黒柳小鉄(https://twitter.com/kurotetsu3)
(敬称略)

参考TRPGセッション
【新クトゥルフ神話TRPG】ロールプレイ上手男の「カタシロ」 #さぱシロ13
https://youtu.be/la58rDOo1Oc
【エモクロアTRPG】純朴高校生と行く「月と共に鳴く」
https://youtu.be/1ejcpT_7HZl

PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。
最近、エモクロアTRPGも始めました!
やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!

メールアドレス podcast.trpg@gmail.com
Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg
ハッシュタグ:#PTRPG部

00:01
ごめんなさいね、いろいろ迷惑かけるかもしれませんけど、よろしくお願いいたします。
カタシロを通過した人のみ参加できる、カタシロアナザーです。
カタシロの世界をさらに楽しんでもらうシナリオです。
来てくれた人とたくさん話をしたい、というのがカタシロのコンセプトですので、今回は私とたくさんおしゃべりをしていただけると嬉しいです。
今日のお客様は、黒柳小鉄さんです。
はい、どうもよろしくお願いします。
はい、では、心の準備はよろしいでしょうか?
怖いですけど、はい、大丈夫です。
本当?あれ?
はい、大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
はい、では始めたいと思います。
シンクトルフ神話TRPG、カタシロアナザー、始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、シーンを変えます。
あれ?ちょっと待ってくださいね。
あなたは目が覚めると病室のベッドにいました。いえ、正確には手術室です。
頭痛がひどい上に、体が思うように動かせず、ぐったりとしています。
シーンを始めてみましょうか。
あ、なんか体が重い。
ついな。ん?なんだここは?
そうやってあたりを見回してみます。
はい、じゃああたりを見回していると、そこに一人の男性がやってきます。
あ、よかった、目が覚めたんだね。
はい、あの、何が何だか、ここは一体どこなんですか?
ここはね、病院だ。私は医者だよ。
君は落雷にあって病院に運ばれてきた。覚えているかな?
落雷?いや、何も覚えてないんです。
あ、そうかい?
では、ここでアイデアを振ってもらいます。
アイデアの数値を決めたいと思います。
チャットパレットの一番上の行がアイデア決めの数値になっていますので、振ってみてください。
はい。
65。では、1D100を振ってアイデアが成功したかどうかを確かめましょう。
はい。
23。
はい、成功です。
強い光を浴びた記憶があります。ですが、それ以前の記憶がありません。
03:05
また、常識などの社会的に生きるための記憶以外、すべて忘れていることに気がつきます。
あなた自身に関する記憶がすっぽりと抜け落ちているようです。
では、シーンを再開しましょう。
はい。
なんだか強い光のことは覚えているんですけど、それより前のことは何も思い出せなくて、
ちなみに僕は誰ですか?何も分からない。
僕は誰ですか?何も分からない。
ああ、何も分からない。名前もかい?
名前も何も思い出せません。
そうか。残念ながら、君の身分を証明するものが何もなかったんだよ。僕にも分からない。
これは参ったな。何とかこれを思い出せるようにとかなるもんなんでしょうか。
うーん、そうだね。もう少し詳しい検査が必要だね。
身体も今のところ本調子ではないかもしれないけど、見たところ身体はもうしばらくすれば動けるようになるよ。
大丈夫だ。約束はできないけど、記憶もきっと戻るだろう。
大丈夫。きっと良くなるよ。僕が良くするからね。
いや、お医者さんがいて助かります。どうぞよろしくお願いします。
うん、よろしくね。
とはいえ、数日は様子を見た方がいい。3日間はここにいてもらうことになるかな。
3日ですか。逆に3日で大丈夫なんですね。
そうだね。身体は大丈夫だよ。
記憶か。
そうだね。それでね、実は他の部屋が全て患者で埋まってしまっていてね。
物々しくて申し訳ないんだけど、この手術室で過ごしてもらうことになるんだ。ごめんね。
ドラマとかで見たようなあれだと思ったらこれ手術室なんですね。
そうなんだよ。
分かりました。治療していただけるだけで助かります。よろしくお願いします。
うん、よろしくね。
じゃあ、君の記憶を取り戻す手伝いをしたいんだ。僕の専門分野だからね。
僕とちょっとおしゃべりをしようか。しゃべることで思い出すこともあると思う。
君のパーソナルに迫るような質問をして、記憶を取り戻すトリガーになればいいと思うんだけど。
もう、何でもできることはちょっとやってみたい気持ちなので、よろしくお願いします。
うん、分かった分かった。
分かった分かった。
じゃあさ、君はカルデアデスの船板という試行実験を知っているかな?つまりは覚えているかな?
06:04
あー、なんとなく聞いたことがあります。
お、すごいな、知ってるんだね。どんな話かじゃあ知ってる?言える?
あー、細かくまで説明と言われるとあれなんですが、その、あれですよね。
遭難したか、あの、沈んでしまった船があって、浮いてる板に捕まってて、一人しか助からない状態だけど、
もう一人板に捕まれてない人がいて、それをどうするかみたいな、そんな話じゃなかったですかね。
おー、君は物知りな人だね。
なんか、他の昔のことは覚えてないのに、このことはなんか思い出せましたね。
うん、すごいすごい。じゃあちょっと詳しく話をするね。
君が言った通りだ。一隻の船が沈んでしまって、乗っていた人たちがみんな海に放り出されてしまった。
そのうちの一人の男は死を覚悟したが、幸運にも一枚の船板が浮いているのを見つけて、それにしがみついた。
するとそこにもう一人、板に捕まろうとする別の男が現れた。
しかし、二人捕まると板そのものが沈んでしまうと考えた最初の男は、後から来た男を突き飛ばして、水死させてしまった。
これは果たして許されざる行為なのだろうか、っていうことだね。
実話をベースにした話なんだけど。
知ってるみたいだけど、君はこの話をどう思うかい?
そうですね。もともと板に捕まっていた男自体が、波の状況にもよるんですけど、
板がなくても人間はある程度受けるっていうのは、僕は記憶が残ってるんで、
果たしてもう一人捕んだところで、その板が沈んでしまうのかっていうのは、
もし捕まってる方だとしたら疑問に思うと思うんですよ。
ほうほう。
だから、板切れ一枚でも相手がパニック状態になってるとちょっと怖いんですけど、
落ち着いて端っこに二人で捕まるんだって言って分かるようだったら、
一緒に捕まって浮いて助けを送るまで、何とか時間を過ごそうと思いますかね。
09:00
一人で遭難してると絶対心細いと思うので、
逆に分かち合える相手なのであれば、もう一人いた方が自分としても心が助かるかなと。
なるほどね。
君は意識がすごく深い上に、状況をしっかり判断して理性的に考えることができる人だね。
だといいんですけど、実際に溺れてしまった時に、
実は確か僕、泳げなかったはずなので、そんなに冷静にいられるかは逆に自分が不安ですけどね。
泳げない人だって思い出したね。
なんか思い出せました。
ものすごくこの試験というか、質問は効果があるんですかね。
いろいろ思い出してきたような気がします。
そうだね。
じゃあさ、君が最初の男の立場だったら、そうやって相手に話しかけて、二人が助かるようにするってことだよね。
そうですね。
じゃあ君が後から来た男の立場だったら。
相手が、なるほど、人から奪ってまでするかな。
でも自分が助からないと、自分の人生はそれで終わりだから。
実際に逆の立場でも一旦、それでも沈まないから一緒に捕まろうとは言ってみると思うんですけど、それが受け入れられないのであれば、
他の何か浮くものを探すか、それが難しそうなら、何とか説得を続けますかね。
でもダメだったら、もしかしたら自分が助かるためだったら、板を奪ってしまうかもしれません。
なるほどね。
それもさっき言ったみたいに、波がそんなに荒くないのであれば自分で浮けるので、そのまま一人で浮いて、助けを求めることをするかもしれません。
なるほどね。
できる限り人を傷つけたくはないけれど、自分が生きる方向に舵を取る。
はい、そんな感じですかね。
なるほどね。
君は生きることに関してとても真摯に考えているね。
どうしても自分の人生は一度きりなので、終わってしまうと後はどうしようもなくなりますから。
12:06
そうだよね。生きることに欲があるっていうのは良いことだと思うよ。
そうなんですかね。なかなかそれを認めてくれない方もいらっしゃるかもしれませんけど。
まあね。でも僕は医者だから。
そうですね。人の生き死にには、わりと触れていらっしゃるお仕事の方かもしれませんね。
そうだね。
こういう多愛のない話がきっかけで思い出していくこともあるだろうし、この調子でいこう。
まあ無理は禁物だけどね。君の体はまだ本調子じゃないだろうし、ゆっくり休んだ方がいい。目覚めたばかりだからね。
分かりました。ありがとうございます。
僕は外来の患者のところに行かなきゃいけない時間だから、そろそろ行くね。何かあったらすぐ呼んでくれ。
分かりました。
じゃあ、と言って医者は出て行きました。
あなたは今手術室のベッドの上にいます。頭痛は少しずつ収まってきました。
しかし体は相変わらず重たく動かせません。その場から手に届く範囲のものであれば調べることができるでしょう。
右の画面の方を調べてみていいですか?
では右クリックして全体に公開を選んでください。
読み上げていいんですか?
読み上げなくても大丈夫です。
こっちで画面に出します。特に感想はないですか?
ああ、あれ?こういうのは何か色々調べるために付けてるものだろうけど、全然何も写ってないな。
調べるために付けてるものだろうけど、全然何も写ってないな。そこまで僕が状態が悪くないっていうことなのかな?
と一人でつぶやいてます。
はい。
もう片方も調べてみていいんですか?
はい、大丈夫です。
ああ、機械台。上には何もないか。調べても何か意味がなさそうだな。
これ以上体を動かすのもきついし、こんなもんかな。おとなしくしてよ。
15:00
はい、おとなしくしてよと思っていると、あなたに声がかかります。
あ、あのー、誰かいらっしゃいますか?
ん?はい、いますけど。
あ、私、今日から入院することになりまして。あ、隣の部屋です。一人で入院するってなんとなく心細くて、声かけちゃいました。物音がしたので。
あ、いやいや、こっちもなかなか体が重くて動かせなくて、話すぐらいしかできないところだったから、逆に助かるかもしれない。
あ、よかった。調子悪いですか?
んー、さっきまで頭痛がひどかったんだけど、なんとか収まってきてね。
あ、私もなんです。すごく体が重たくって。
それは大変だね。
あ、お隣さん、お名前聞いてもいいですか?
あ、黒柳だよ。黒柳小徹って言うよ。
え、記憶がないはずですが。
あ、そうやった。ごめん、あのー、名前を全然覚えてなくて、自分のことがなんだかわからないんだ。
え、自分のことがわからない?お隣さんも?
え、君もなのかい?
そうなんです。記憶がなくて。でも名前は先生から聞いたんです。片山真代って言うみたいです。
片山真代さんね。
はい。
僕は身分証も何もどうもなかったみたいで、名前がわからなくてね。
あ、そうなんですね。私も名前以外わからなくて、やけこげた名刺だけ見せられたんです。
あ。
なんか雷に撃たれたみたいだよって。
え、僕と一緒なのかい?僕も雷に撃たれたんだってよ。
ほんとですか?
まさか同じ雷じゃないだろうな。
え、どうなんでしょう。こんなことってあるんですね。
え、あれ?雷に当たる確率ってなんかうまく思い出せないけど、かなり低かったような気がしたんだけど。
そうですよね。そんなに簡単にバシバシ当たられたら困っちゃいますよね。
そうね。雷注意報の度に人に当たっちゃう大変だ。
うん。でも一緒だと安心…あ、してる場合じゃないんですけど、ちょっと安心しますね。
18:00
そうだね。こうやってお話しする相手がいるだけで助かるよ。
え。あ、私3日後には退院できるのでは?って言われたんです。
僕もそうだよ。3日後だって。
え?それも一緒?え、じゃあ怪我とかはないですか?
うん。目立ったあれはないんだけど、体が重くて動かせなくてね。
うん。
でも3日後には良くなってるって言うんだよ。お医者さんに言うと。
それも一緒。私も怪我特になくって、不幸中の幸いかな。
そうだね。
あ、そうそう。先生がね、変な話してきたんです。
ん?どんな話だい?
えっとね、囚人のジレンマ?とかなんとかゲームの話。なんだか難しくって。
僕もちょっと船で遭難した時の話なんかをされたよ。
へー。お医者さんってそういう感じなんですかね。
まあ、記憶を思い出すためのテストだったみたいだから、まあ素直に答えてみたけど。
いろいろ思い出したこともあったから、良かったのかなと思ってるよ。
あ、そうなんですね。私も素直にわかんないですって言ったら笑われました。
ははは。まあ難しい問題の場合はそんなこともあるかもね。
うん。そうなんですね。思い出せるといいなぁ。
そうなんですね。思い出せるといいなぁ。
そんな話をしていると抗いがたく眠たくなってきて、あなたは意識を手放してしまいました。
あなたは昨日と同じ手術室のベッドの上にいます。目が覚めて間もなく男がやってきます。
おはよう。調子はどうだい?
ああ、まあなんとかやってます。
うん。
そうだね。体はちょっとずつ軽くなってきてるとは思うんだけど、他に耳の聞こえ方とか目の見え方とかはどうかな?
なんだかちょっと視界が、あのなんだろう、少し暗いような色が薄いような変な感じはしますけど、でも体はだいぶ軽くなりました。
おお、体はいいけど視界?色が薄いの?
なんか見え方がちょっと違う感じがするんですよね。
うーん、セピア色みたいな感じかい?
21:01
ああ、なんかそういう感じです。
色覚の調子がおかしいってことかな?なるほど、そうか。まあ大丈夫だよ。後でしっかり検査して対処しよう。今はちょっと検査機器を他で使っていてね、ちょっとの辛抱だ。気分が悪いようだったら寝てしまっても構わないから。
ああ、わかりました。
まあ目が覚めたばっかりで、脳の機能も急いで回復しようと頑張ってるんだろう。視神経もその一つだよ。今までにない事例じゃない。大丈夫、必ず良くなるよ。
わかりました。のんびり過ごしてみます。
うん、そうだね。記憶の方はどうだい?
記憶は、相変わらず名前も自分のことも思い出せないんですけど、なかなかうまくいかないもんですね。
そっか、じゃあ今日も少しお話をしようか。気分転換になるかもしれないしね。
わかりました。よろしくお願いします。
君は、水槽の脳という思考実験を知っているかな?つまりは覚えているかな?
いや、ちょっとよくわかんないですね。
おっ、今日はじゃあ新しい話題にできるかな。この思考実験はこういう話でね、今僕とか君とかは現実をこうして普通に生きているっていうのを疑っていないけれど、実はもう脳みそだけの存在になって、水槽の脳という思考実験を知っているかな?
水槽の中に入れられていると。そこに超すごいコンピューターがつなげられてて、なんかもうバーチャルの現実を体験しているだけかもしれないんじゃない?っていう話。
昔にそういう映画を見たような記憶が今、少し戻ってきました。
君は映画をよく見るのかな?
どうやらそうだったみたいです。
思い出してきたね。実はさ、この思考実験の本来の意図とは違うんだけど、ちょっと僕気になることがあるんだよね。
どんなことですか?
この思考実験って前提として、自分イコール脳みそなんだよね。自分という言葉が指し示すのが脳みそっていう部位だってことさ。
はいはい。
この思考実験は水槽の脳っていうタイトルなんだけど、本当は水槽の人体でも水槽の腕とかでもいいはずなんだ。
だけど水槽の脳なんだよ。
つまりこの思考実験を考えた人は、前提として自分という個人が作られるのは脳であると無意識に思っているはずなんだ。水槽の人体じゃないんだからさ。
確かにそうですね。
そこで君に聞きたい。自分って一体なんだと思う?どれが自分なんだと思う?
24:08
自分ですか。
何を指し示して自分なんだろう?
そうですね。記憶とかそういったものを司っているのを科学的に考えると、そりゃ自分の意識を持っているのは脳だとは思うんですけど、
もっと科学的に空想してみるとして、脳の動き自体もいろんな微弱な電気信号で成り立っているって考えると、
脳に限らずいろんな体の部位の中でもいろんなやりとりが生まれている時点で、脳だけでなくいろんな自分を構成しているものは考えを巡らせていると僕は思うんですよね。
ほうほう。
はい。だから例えば幽霊みたいな話だったり魂みたいな話、どうしても概念的な考えにはなってしまいますけど、
例えば僕が撃たれたように雷だって空中を突然漂う電気が走るわけですから、
これが形を伴っていなくても、そこにそういった動きがあるという時点で、何かが存在する元になり得ると思うんですよね。
だから特別、身体自体を構成していると、とても簡単に自分というものを出せるっていうのはあると思うんですけど、
実際の自分がどこにあるかってなってくると、どこにでもあり得るんじゃないかななんていう考えに至ってしまいます。
はあ、なるほどね。面白いな。
君自身は電気信号なのかい?
まあ、一つはそれはそうだなと思います。
ただ、なんかとても複雑な仕組みの中で電気信号が絡み合えば、意思と呼べるものが発生するんであれば、それが自分なのかななんて思います。
へえ、面白いな。
じゃあさ、自分を指で指し示してくれって言った時、君はどこを指さす?
27:04
ああ、そうなるとなかなか難しいですね。
まあ、観測する相手がいると考えた時点では、自分の胴体あたりとか、わざわざ頭を指すとなんか脳みそだけの話になってしまうので、胸あたりを指し示すかもですね。
なるほどね。じゃあ君は、僕はっていう時に胸のあたりに手を当てる感じかい?
そうですね。
なるほどね。日本人の多くは鼻に手を当てるって言うけど。
へえ、そうなんですね。あまり鼻に、鼻っていう感じではないですね。
英語圏の人は胸に手を当てる人が多いんだって。
あの、思い出してないだけかもしれないんですけど、僕英語はからっきしだと思います。
そうなのかい?
はい。
そっかそっか。まあ、君自身か。難しい問題だけどね。
そうですね。なんか自分で説明しながら、わけがわからなくなりそうでしたよ。
いやいや、よく考えてるなと思ったんだよ。そして、ちょっと混乱しただろう?途中で。
ちょっと混乱しちゃいました。
うん。でもきちんと最後まで、結論まで持っていける。それって素晴らしい能力だと思うよ。君はきっと頭のいい人なんだと思う。
そう言ってもらえると嬉しいです。まあ、名前は思い出してないんですけどね。
いやいや、名前はね、それこそ電気信号でもなんでもないただの記号だからさ。
確かにそうですね。
さてと、君の目については夜隅々まで検査させてもらうとして、そろそろ外来の患者を見なければならない時間だ。何かあったらすぐに呼んでくれ。
わかりました。
じゃあ、そう言って医者は出て行きました。
あなたは相変わらずずっしりとした体の重さは感じるものの、少しくらいなら歩いて動けそうです。
今日はこちらを調べることができます。
じゃあ、ちょっと棚の方から見てみます。
はい。
あー。いろんな名前と適性率。しかも1と2がある。何の適性なんだろう。
30:04
名前からすると、日本人だけじゃないのか。性別もいろいろバラバラみたいだ。見覚えがありそうな名前もあるけど、いや、全然覚えてないもんな。わかんない。
もう片方の壁側も調べて大丈夫ですか。
はい、大丈夫です。
普通に音符が出る分か。エアコンみたいなやつかな。でもなんかえらい生のるいな。
あの、急激に温められて頭ぼーっとするの、なんか苦手だからちょうどいいかもしれないけど。
寒くなきゃいいや。
はい、そんなことを考えていると、隣から声がかかります。
お隣さーん。
だいぶ元気だね。はいはい。
科学者は方向音痴。実在逃走の境界線が防衛手段です。
ん?何の話だい?
PCは分解する前、私は同じアイドルのCDで、誕生日はピンクのマーモスですよね。
大丈夫かい?なんか尻滅裂な言葉になっちゃってるけど。
魚類アレルギー。
だいぶ、なんか具合が悪そうだな。あまり無理してお話ししなくても大丈夫なんだよ。
方向音痴の非科学理論だとは思いますが、改札機でサーモンの三つ編みもしくはドス黒い怪談が警察で拷問を受ける気がします。
本当に大変そうだな。
非常口は縛られたカップを悲鳴に上げる鎖は繋がれたまま電気屋の正体を覚えたらしくて、
専門家によれば仏玉ホットケーキを内蔵した狐を所有しているんですって。
おい。片山くん、大丈夫かい?
ブルドーザンの身代わりである百科事典の兄弟は鎌切りを搭載しており、
警察官はハッカーと呼ばれるクソ連に変身することもあるんじゃないでしょうか。
ガナか。おい、本当にゆっくり休んだほうがいいよ。無理に喋らないほうがいい。
33:10
はい、ではここで聞き耳を振っていただきます。まずは値を決めましょう。1,2,100を振ってください。
はい、14。
14。初期値以下なので、初期値25でいきたいと思います。では、1,2,100をもう一回振ってください。
はい、39。
はい、失敗です。
解き放たれた父親はヨッタフタゴを用意するのかな。
陸の家庭用ゲーム機がマンジュを搭載したエンドウ豆のサポートを打ち切ると指定しているみたい。
そんな声と足音が聞こえたような音がした後、
ヤッ!
という短い片山の声を最後に、辺りは静かになりました。
あれ?声がしなくなったな。
昨日まで普通に話をしていた人が全く話が通じなくなってしまったこと。
隣の部屋で何かが起こったこと。
二つがあなたの精神を確実に蝕みます。
正規ドロールを行います。
まずは産地を決めましょう。
3D6×5を振ってください。
はい、65です。
はい、では1D100です。
はい、35です。
はい、成功です。
1の減少になりますので、産地算64で引かせてください。
はい。
はい、ではどうしましょうか。
あー、え、でもなんか少し悲鳴も聞こえたし、大丈夫だったのかな。
片山さん?片山さん?大丈夫?
大丈夫?返事がない。
もう一回あのさっきの資料って見直しても大丈夫なんですか?
はい、大丈夫です。
ん?この一番下の名前、片山さんの名前じゃん。
なんか他の人と比べてもなんかパーセントが低いけど、何なんだろう。
適正率。何に適正してないんだろう。
分からないけど、あんまり経過が良くないとか、体の調子を示してるんだったらなんか心配だな。
36:09
でもここで誰かを呼んでもあれだろうな。
とりあえずお医者さんがいないか声かけてみるか。
と言って扉の方、左側の扉の方でお医者さんを呼びます。
どんどんどん、誰かいらっしゃいませんか?隣の方がなんか具合が悪いみたいで。
はい、と助けを呼んでいると、
あなたはそれを上回る抗いがたい強烈な眠けがに襲われます。
体力が戻りきっていないということもあるのでしょう。
あなたはいつの間にか意識を手放してしまいました。
あなたは目を覚まします。
相変わらず手術室のベッドの上にいます。
視界はかなりクリアーになっています。
体の調子も昨日よりさらに良くなっていて、ノックの音と男性の声がしました。
入るよ。
あ、どうぞ。
おはよう。調子はどうだい?
昨日ドアのとこで倒れててびっくりしたんだけど。
実はお隣の片山さん?どうも具合が悪かったみたいで、
途中でいろんなこと喋られてたんですけど、声が聞こえなくなっちゃって。
お医者さんちょっと呼ぼうと思ったら、そのまま気を失ってたんですかね。すいません。
ああ、そうか。あの騒ぎが聞こえちゃったんだね。騒がせて悪かった。
いえいえ。
記憶を失った人って脳の言語屋ってところに思想が出ることがあってさ、
時々何言ってるか分かんなくなっちゃうことがあるんだよね。
そうなんですか。
うん。君は大丈夫そうだけどね。
そうですね。今のところは。でもなんか倒れた時になんか口走ってたりしてるかもしれないですけどね。
うーん。僕が見てる限りは大丈夫そうだったけどね。
あ、そうだそうだ。視界は?視界は大丈夫かい?
ああ、昨日悪かったんですけど、今日は普通になってきました。
ああ、よかった。ちゃんと見えるかい?
はい、見えてます。
ああ、それはよかった。夜に検査に来たんだけどさ、君はすっかり寝てしまってたようだから、できることをやっといたんだけど。
よくなってるなら本当によかったよ。
助かりました。ありがとうございます。
うん。じゃあ、あとは記憶だけだね。体の方は順調そうだ。
はい、まあ、なんとか普通に動かせる感じにはなってきました。
39:05
うん。じゃあ、今日もおしゃべりをしよっか。
はい、お願いします。
君はミニョネット号事件を知っているかい?つまりは覚えているかな?
いやー、ちょっとわからないですね。
うん。じゃあ、これ見てね。
これは実際に19世紀のイギリスで起きた事件なんだよ。展示で試行実験にもなっているような話。
今回は客観ではなくて主観として話そう。
君を含めた3人が、あ、3人を乗せた船が遭難した。
なんとか救命艇で脱出して20日間。
助けはいつ来るか相変わらずわからない。
食べ物もとっくに底を尽きているし、限界が近づいている。
その時、3人のうちの1人が渇きをしのぐために海水を一気に飲んでしまって体が衰弱した。
海水を飲むと逆に脱水症状を起こしちゃうからね。
それを見たもう1人は、この人を殺して血を飲み肉を食べれば2人だけでも生き延びられるだろうと提案してきた。
それを聞いた君はどう答える?っていう試行実験だ。
なるほどですね。なかなか人間同士で食べ合うっていうのが物騒な話ですね。
そうだね。
一番右の自分の立場だとどうしますかね。
なるべくなら生き延びたいけれど、人の肉を食べてまでっていうのはゾッとするので、
今その当事者でない状態で考えるとすると、それは拒否しますかね。
なるほど。客観として見たら拒否したい。
そうですね。
じゃあ主観だったら?
実態にいて本当に飢えがしのげなくなってきたら、弱ってる人を食べてしまおうっていうふうにはなりそうな気がします。
なるほどね。
君は本当に生きることに対して、なかなか論欲って言ったら言い方が悪いんだけど、真摯に考えてるよね。
どうですかね。でもなかなか決めきらない感じがします。
そうかい?どうして?
42:01
その時のあれによるんですけど、あまりに食べてしまおうって言ってる人が気に食わなかったら、
多分その言ってる人を突き飛ばして、具合の悪い人と二人で残りの時間を過ごそうと思うかもしれません。
それはじゃあ肉は食べないで過ごすってことかい?
そうですね。そこまでの理性が残っていればですね。
生きることより自分の好き嫌いが優先するってことかい?
そうですね。その時に自分の主義を曲げないでいられたらなとは思うんですけど、
食欲であるとかそういうところに抗えなかったら自分はどう変わってしまうんだろうっていうのが怖いですね。
あー。怖さを感じるかい?
はい。
うんうん。そうか。
まあ実際にね、これは三人とも仲間だったんだ。
はいはい。
そして実際に食った。
はー。
で、食べて一週間後にやっと助けが来たんだって。
そうなんですね。
うん。この二人は裁判にかけられた。
だけどセロンに押されて刑務所からは出されている。
でもそうやって外に出ても周りの風当たりは強かったのかもしれませんね。
まあそうかもしれないね。
でもセロンの方が強かったってことは、
あー。そうか。
うん。生きることの方が大事だってことかい?
うん。
あー。そうか。
うん。生きることの方が大事だってセロンが思ったってことだ。
じゃあ大丈夫だったのかな?
まあ僕たちが生きるっていうのは既に命をいただいている。
いろんなお肉食べてるだろう?
そうですね。
うん。生きるってそういうことだって僕は思うんだ。
だから生きていることがエゴなんだから。
エゴを出すことに罪悪感を覚えなくていいって思うんだけどね。
君はちょっと迷ってるみたいだけどね。
そうですね。
なんだかこうだとはっきり決めるにはなんだか難しい話でしたね。
そうかい。どこに一番引っかかるんだい?
そうですね。
あー。あれかな?
45:01
具合の悪い人が亡くなってしまった後ならいただいてしまうかもしれません。
あー。なるほど。
もうどうにもならなくなってしまったらってことか。
そうですね。
おそらく脱水症状が始まってて先に亡くなってしまう可能性が高いと思うので、
それまでに救助が来れば、その救助の甲斐あってその具合悪くなってた人も助かるかもしれませんし、
それまでに来ないんだったら先に亡くなってしまうっていうこともあると思うので、
そうなってくると他に食べるものがない状況だと食べてしまうのかなーなんて今さら思っちゃいました。
うんうんうん。
君自身が生きることだけでなくて、周りの人が生きることっていうのも考えてるんだね。
そうですね。仲間だっていうならなおさらそうなのかもしれないですね。
うん。
君が優しい人だなーってわかったよ。
あー。ありがとうございます。
うん。
ま、あと少しで君の体は全開だ。
記憶についてもいい傾向だろう。焦らないでじっくり行こう。
この調子だったら、そうだな、記憶はまだ戻りきっていないけれど退院もできるだろう。
あー。わかりました。
うん。
じゃ、そろそろ外来の患者を見なければならない時間だから僕は行くね。
また何かあったらすぐに呼んでくれ。
あー。わかりました。
そう言って医者は出て行きました。
あなたは、今日はかなり体力が戻って歩けるようになっているので、
こちらに行くことができます。
じゃ、調べる前に声をまたかけてみます。
はい。
片山さん、大丈夫かい?昨日具合悪かったみたいだけど。
はい。
片山さん、大丈夫かい?昨日具合悪かったみたいだけど。
あれ、返事がない。じゃ、扉を調べてみます。
はい。
ごとっがらんがらん何かにあたってつまづいた。何かが足元で倒れた。
はい。
歩き出してすぐベッドから降りたあたりで、あなたは何かにあたってつまづきました。
ん?なんだこれ?と言って見ます。
はい。
48:12
見られますか?
どうぞどうぞ、見てください。
あー、これだ。すいません、あの、ウィンドウで隠れてました。
あー、なるほど。
はい、えーっと。
えーっと。
あなたはつまづいた、見たことのないものを拾い上げます。
両手で抱えられるような大きさです。
ん?なんだこれは?
机の。
筒の上部と下部には大げさな機械がついていますが、
そんな機械にまじって、今やだいぶ見なくなった公衆電話の受話器が垂れ下がっているのが何とも不気味です。
一体何に使う機械なのでしょうか。
あなたは心臓が大きくはねるのを感じます。
シリンダーが光を反射して、自分の顔が映り込む。
その映った顔は何でしょう?
記憶がないからと言ってしまえばそれまでですが、見たことのない顔に感じます。
でもそういうものだったろうと思えば、そうだったような気持ちもどこかにあります。
あなたは大切な何かを思い出さなきゃいけない気がする。
あなたは大切な何かを思い出してはいけない気がする。
あなたの本能が、これは自分の今後の人生を決めるほど重要な決断だと継承ならしています。
自分は、私は、僕は、うちは、俺は。
大切な何かを思い出すべきだろうか。
今、考えて決めてください。
決まったら教えてください。
大切な何かを思い出すべきだろうか。
今、考えて決めてください。
決まったら教えてください。
なかなか難しいな。
たぶんこれで何が起こるかっていうのは、なんとなく想像がつくような気がするんだよな。
51:16
決断する内容としてはどうなるんですかね。
えーと、そうですね。
大切な何かを思い出すべきだろうか。
思い出すべきか。
大切なことなら思い出すべきだと思うので思い出します。
あなたはその瞬間にまさに稲妻に打たれたかのように思い出す。
この顔は自分の顔では決してないこと。
あなたは重大な交通事故にあって目は見えなくなり、体が動かせなくなって長い間入院していたこと。
今、自分の整体から出るこの声は、同じ入院患者であなたの話し相手になってくれていた黒金たかしさんと同じ声であること。
この記憶は正しい。正しいはずだ。
しかし、だとするとこの状況に説明がつかない。
なぜ黒金たかしさんの声が自分の口から漏れているのか。
一体自分はどうしてしまっているのか。
正規ドロールを行います。
成功1D4、失敗1D20です。
失敗です。1D20を振ってください。
失敗です。1D60です。
あなたは自分の名前を思い出します。何でしょう。今、自由に決めてください。
もう普通に自分の名前でもいいんですか。
本名だと配信できなくなっちゃいます。
はい。じゃあ、ふろやなぎこてつという名前を思い出します。
はい。また、自分を担当してくれていた男はどうして忘れていたのだろう。
自分の父親であることも思い出します。
扉が開く音がしました。
大きな音がしたけど大丈夫かい。何かあったかい。
そうか、思い出してしまったんだね。
54:05
もしかすると、もう二度と思い出すことはないかもしれないと思っていた。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか。
でも、思い出してしまったものはしょうがないよ、お父さん。
そうか、君は、いや、自分の名前を思い出してしまったんだね。
でも、思い出してしまったものはしょうがないよ、お父さん。
そうか、君は、いや、こてつ、僕の大切な大切な息子。
君は悲惨な事故にあった。
体は見るも無残な姿になって、脳だけで生きながらえる存在になってしまった。
その筒は、こてつの脳が入っていた筒だよ。
信じられないかもしれないけどね。
じゃあ、彼はどうなったの。
彼はね、彼は君に彼の体をくれたんだ。
なるほど。
あ、もちろん、彼は生きているよ。
寸分たがわぬ機械の体を彼に渡した。
彼の脳を入れて、彼はきちんと退院している。元気だよ。
そうなんだ。こんな状態だけど、なんか一つ安心してしまったよ。
僕はこのままこの体を借りてというか、もらっていいものなの?
彼はちゃんと同意して君に体をくれたんだ。
そうだったんだ。そんなに優しい人だったんだね。
そうだね。高校生だけど、とてもよく考えていた人だったよ。
人を救うのは、自分はいつもしているからって。
なるほど。
でも、だからってそんな決断を勝手に。
でも、そうしないと僕は助からなかったってことだよね。
そうだ。目が見えなくて、体が動かせない骨折の新しい体。
まあ、僕が勝手にやったことではあるけどね。
じゃあ、せっかくいただいた体を粗末にするわけにもいかないし、大事にこれから生きていかないといけないね、お父さん。
57:13
その体で生きてくれるのかい?
うん。どんな形になっても僕は僕だし、
そのまま、たぶん体を譲ってくれたっていうことは、生きてていいよって言ってくれたんだと思うから。
そっか、よかった。実はね、この話を骨折にする2度目なんだ。
2度目?
1度目はね、この話を聞くと、君はとても動揺し、混乱し、憔悴しきっていた。
突然、突拍子もない話を聞いたせいもあるだろう。僕の伝え方や順序も悪かったんだと思う。
小鉄は、この移植手術に強く反対して、筒に戻せと言って聞かなかった。
だから、だからね、小鉄。僕は君の記憶を一度消したんだ。
もう一度考え直してもらうために、僕はね、君の幸せだけを願っているんだ。
そのためなら、嫌われても感動されても、僕のことを忘れられてしまったって構わない。
小鉄が幸せでいることだけを望んでいる。
人はもしかしたら、許されないことだって怒る人も多いかもしれないけど、
お父さんが僕のことを思ってやってくれたことなんだったら、僕はそのことを許せると思う。
そうか。では、シーンをここで切りたいと思います。
ここからは、後日談ということになります。やりたい後日談を考えましょう。
直後の話でも、数日後でも、数年後でも構いません。やりたいシーンがありましたら、おっしゃってください。
あれから何年たっただろう。今の体になってから、普段と変わらないような生活を送っていたけど、
少し心の底に何か、わだかまりのようなものが残ったまま、そうやって生活してた。
1:00:07
ある日のことだった。街で見かけたんだ。自分とそっくりの人。すごく元気な姿で、家族なのかな。笑顔で話してた。
それを見た瞬間、僕は涙が止まらなくなって、でも、これ以上邪魔しちゃ悪いかなって思って、
そのまま涙を拭いて、反対側に、自分の進む方に進んでいった。これで良かったのかなって、やっと思えた。
数年後のことだった。っていう感じでどうでしょう。
はい、素晴らしいと思います。では、シンクトル風神話TRPG、片城アナザー、これにて終了です。お疲れ様でした。
どうも、お疲れ様でした。
今までにないエンディングで、ちょっとびっくりしました。
え、マジですか?
はい。
一番最初の足湯さんに近いかなとは思いますが、素敵なモノローグでした。
そうですか。
聞いてもいいでしょうか。
どうぞどうぞ。
わだかまりは何だったんでしょうか。
えーっと、なんだろう。機械の体で過ごせてるっていう話を聞いてるとはいえ、
どんな状況にあるとか、大変な、もしかしたら体の不適合があってどうだろうとか、いろいろ考えちゃって、
元気に過ごせてるかっていうのも分からないまま、自分は元気に過ごせてるから、
どうなんだろうっていうのが元気にしてる、しかも誰かと幸せに過ごしてるのを見て、
ああ、これでも大丈夫だったのか、人の幸せを完全に奪ってしまうっていうことではなかったのかもしれないなと思って、
ほっとした感じでした。
ああ、じゃあ、安心の涙だったんですね。
そうですね。
ああ、すごい。
ああ、なるほど。
1:03:02
確実に自分が生きてることが迷惑をかけたままなんだろうなっていう生き方になってると思うので、
それが多分解消できた、少しは解消できたんじゃないかなと。
ああ、なるほど。よくわかりました。ありがとうございます。
感想をお聞きして終わりたいと思うんですが、いかがでしたか?
そうですね。いつもいろんなセッションに入るたびに思うんですけど、
いろんなことが起こったのっていうのを、説明されながら緊張で吹き飛ぶときがあるんで。
ああ、はい。
なんか割と、あれ、さっき言ったよねっていう感じのことを質問しちゃったりも今回しちゃいましたけど、
破綻せずに進みることができて、それだけでほっとしております。
そこですか。
はい。いや、いつも実は綱渡りなんですよ、裏側では。
そういうふうには感じてませんでしたけど。
聞き逃しがちなので、あれ、これ聞いてなかったのかって言って、
他のプレイヤーさんがちょろっと言ってて、あ、そっちのほうでよかったんだ、あぶねあぶねあぶねって言いながらなってるときもあるので。
はいはいはい。なるほど。
この微量のアルコールのせいでどうにかならずに済んでよかったっていうのが情けない感想です。
お話そのものはいかがでしたか?
まあ、なんだろう、ある程度はそういうふうに攻めてくるよね。
アナザーってことだもんねとは思ってたんですけど。
はいはい。
まあまあまあ、そうだよね、助かる人があれば助けた側もあるからそうだよね、みたいな。
なるほど。
あと、ましろちゃんかわいそうっていう。
そうですね。
私はさっき感動しすぎてお詫びを言ってませんでした。勝手にキャラクターを使ってごめんなさい。
いえいえいえ、大丈夫です。
怒られないかとヒヤヒヤしながら毎回やっております。
いえいえいえ。
前回プレイヤーしたキャラと一緒だと違う話になってきちゃうんで。
また別のキャラを取り上げないとあれですもんね。
はい、そうなんです。
大丈夫です。
はい、ありがとうございました。ではこれで録画を切りたいと思います。小鉄さんありがとうございました。
はい、どうも楽しい時間ありがとうございました。
01:06:04

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