00:00
録画できましたので始めたいと思います。ごめんなさいね、いろいろとご迷惑もかけるかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。
カタシロの世界をさらに楽しんでもらおうというシナリオです。
来てくれた人とたくさん話をしたいというのがカタシロのコンセプトですので、今回は私とたくさんおしゃべりをしていただけると嬉しいです。
はい、お願いします。
今回のお客さんは、だしまさんです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いしまーす。
では、心の準備はよろしいでしょうか?
はい。
本当に?
え?
大丈夫ですよ。
これ以上、特にそんな、結構長い時間あったんで、大丈夫です。
はい、わかりました。
では、シンクトゥルフ神話TRPG、カタシロアナザー、始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
あ、見慣れた。
見慣れた?
見慣れた。
あ、でもなんか左右対称か、あそことは。
あ、鋭いですね。
そうですね、結構こういうどうでもいいことを覚えるの得意なんですよ。
そうなんですか。
あなたは、目が覚めると病室のベッドにいました。
はい。
正確には手術室です。頭痛がひどい上に、体が思うように動かせず、ぐったりとしています。
シーンを始めてみましょうか。
はい。
え?あ、そういうことか。
えーっと、そうですね。
じゃあとりあえず、記憶を探って、前何してたっけみたいなことを思い返そうとしますけど。
その思いを巡らしていると、ここに一人の男性がやってきました。
よかった、目が覚めたんだね。私は医者だ。君は落雷にあって病院に運ばれてきた。覚えているかい?
覚えてないけど、覚えあるな。この展開、覚えあるな。
ではここでアイディアを振ってもらいます。
まずはアイディアの数値を決めましょう。
チャットパネルの一番上がアイディアの決めの数字になっています。
あー、なるほど。
はい。これで。
おお、高いかも。
素晴らしい。では1D100でお願いします。
はーい。1D100。
お、成功です。
6が6だから14。
はーい。何か思い出せそうです?
03:02
強い光を浴びた記憶があります。ですが、それ以前の記憶がありません。
また、常識などの社会的に生きるための記憶以外、全て忘れていることに気がつきます。
あなた自身に関する記憶がすっぽりと抜け落ちているようです。
ではシーンを再開しましょう。どうぞ。
うーんと、さっき何て言ってたっけこの人。
ラクラに会ったんだけど大丈夫?
いや、全然覚えないですけど。
なんだかその記憶にそこがあるっていうか、すっぽり抜け落ちてるんですけど。
じゃあ名前は?
えっとわからないです。
どこに住んでいたかとかも覚えてないかい?
そうですね。
うーん、そうか。それは困ったな。
残念ながらね、君の身分を証明するものが何もなかったんだよ。僕にもわからないんだ。
うーん、そうですか。持ち物がそもそもなかったってことですか?
そうだね。君が運ばれてきた時には特に持ち物がなかった。
なるほど。うーん、そうですか。
うーん、そういうものか。
そうか。君自身に関しての記憶をすっかり失ってしまっているようだね。
はい。
体は今のところ本調子ではないかもしれないけど、そっちの方はもうしばらくすれば動けるようになるよ。大丈夫だ。
他にももう少し詳しい検査が必要だね。
約束はできないけれど、記憶もきっと戻るだろう。大丈夫。きっと良くなるよ。良くするからね。
そうですか。分かりました。ありがとうございます。
とはいえ、数日は様子を見た方がいい。3日間はここにいてもらうことになるかな。
3日間ですか。何か用事があったとしても思い出せないですし。
分かりました。
でね、実は他の部屋が全て患者で埋まってしまっていてね、ものものしくって申し訳ないんだけど、この手術室で過ごしてもらうことになるんだ。ごめんね。
それでこんなところに。
そうそう、ごめんね。
うーん、まあそれは大丈夫です。
そっか、それなら良かった。
で、君の記憶がないっていうことで、記憶を取り戻す手伝いをしたいんだ。僕の専門分野だからね。
06:05
ああ、なんか、農科学系の専攻だとかですか。
そうそう、僕ね、農芸界なんだ。
ああ、はいはい。
だからちょっと僕とおしゃべりをしてくれないかい。しゃべることで思い出すこともあると思うんだ。
思い出すためなら、もう願ったりって感じです。
君のパーソナルに迫るような質問をして、記憶を取り戻すトリガーになればいいと思うんだ。
うーん、分かりました。お願いします。
よし、じゃあ、君はカルネアデスの船板という試行実験を知っているかな。つまりは覚えているかな。
わー、知らないですね。
ああ、そうかい。じゃあちょっとこれを見てくれるかな。
お、なんか知ってそうな感じだね。
うーん、なんか、うーん、そんな気がしなくは。
頭が。
この話はね、一隻の船が沈んでしまってね、乗っていた人たちがみんな海に放り出されてしまうんだ。
そのうちの一人の男は死を覚悟したが、幸運にも一枚の船板が浮いているのを見つけて、それにしがみついた。
するとそこにもう一人、その板に捕まろうとする別の男が現れる。
しかし、二人捕まると板そのものが沈んでしまうと考えた最初の男は、後から来た男を突き飛ばして、水死させてしまった。
はい。
これは果たして許されざる行為なのだろうか、ということだね。
実話をベースにした話なんだけど、君はこの話をどう思うかい?
うーん、許されざるかだったら、まあ、許されるんじゃないですか。
おお、許される。どうしてだい?
えー、まあ、だって、しょうがなくないですか。
しょうがない。
うーん、その本人、突き飛ばした本人からしてみれば、まあ、それが本当にその二人捕まっても問題ない板だったかとか、
まあ、置いとくとして、その判断が本当に、その、何でしょう、あの、えーと、
二人捕まると、その沈むっていう判断が正しかったかは、まあ、さておき、
まあ、そう考えたのなら、まあ、やっぱ、ねえ、自分が誰だって一番大事ですし、
それをしちゃダメだっていうのは、うーん、っていうふうに否定はできないんじゃないですか、誰にも。
なるほどね。自分が一番大事で、生きるためだ。
09:02
生きるためにしたのが許されざる行為だっていうのは、うーん、なんか、許されざる行為ではないんじゃないでしょうか。
許されざる行為って、ではない。なるほどね。
ではない。
じゃあ、君が最初の男の立場だったらどうだい?
はい。うーん、まあ、やっちゃうかもしれないですね、正直。
ほうほうほう。
いいと。
君が生きるためだからね。
まあ、そうですね。
じゃあ、君が後から来た男の立場だったら?
まあ、必死に捕まろうとはしますけど、必死に捕まろうとしますし、もちろん恨みますけど、
でも、しょうがなくないですか。
しょうがないのか。
だって、ねえ、うーん、しょうがなくないです。
そんな、なんだろうなあ、うーん、なんか、自然界ならいくらでも起きてそうな話と言いますか。
そっか、僕だったらその船板を奪おうとするかなって思ったんだ。
ああ、ああ、奪いに行きますよ、もちろん。
ああ、行くのか。
ああ、そうですね。捕まろうとして、その弾かれたら、もう奪おうとしますよ。
なるほどね。
やっぱりそれは、自分が生きるためってことかい?
まあ、そうですね。
なるほどね。
君はなかなか、生きることに一生懸命真摯になっているんだね。
うーん、まあ、そうかもしれないですね。
とても大事なことだと思うよ。生命力に満ちあふれてるっていうのかな。
ああ、そうですか。
まあ、そのおかげで、頭こんなことになっても生きれたってことですかね。
頭こんなことか、いい表現だな。
ええ、まあ、何が起こってるかまだわかってないですけど。
まあ、体が元気なら、記憶はね、いくらでもこれからでも作れるし。
うーん、まあ確かに、ちょっと元気でできました。
よかった、よかった。
じゃあ、今日の話はこれでおしまいで。
こういう多愛のない話がきっかけで思い出していくこともあるだろうし、この調子でいこう。
無理は禁物だけどね。
君の体はまだ本調子じゃないだろうし、ゆっくり休んだほうがいい。目覚めたばかりだからね。
うーん、わかりました。
12:01
僕は外来の患者のところに行かなきゃいけない時間だから、そろそろ行くけど、まだ何か用事があるかい?
うーん、そうだな、今、外出れないですもんね、体力的にそもそも。
そうだね、君今そんなに動けそうかい?
動けないですね。
そうですね。
じゃあ、しょうがない。しょうがないもしょうがねえな。
うーん、常識的な素知識の中に、何でしょう、外界インターネットとかから情報を得るみたいな、あれはあっていいのでしょうか?
あってもいいですが、道具がありませんね。
そういうのって何か貸してもらえたりしないですかね?
ダメ元もダメ元だな。
何かインターネットの端末が欲しいってことかい?
ああ、そうですそうです。
まあ、暇だろうけど、悪いんだけどここ手術室だからさ、あんまりそういうもの持ち込めないんだよね。
ああ、なるほど、確かに。
そうか、まあ、実際に動かしてない時でも何か干渉したりが危ういんですかね。
うんうん、そうだね。
まあ、事務の人が許してくれたら持ってくるよ。聞いてみるね。
ああ、わかりました。お願いします。
じゃあ、何かあったらすぐに呼んでくれよ。
ああ、はい。
そう言って、医者は出て行きました。
ありがとうございます。
あなたは今手術室のベッドの上にいます。頭痛は少しずつ収まってきました。
しかし、体は相変わらず重たく動かせません。
その場から手に届く範囲のものであれば、気になったものを調べられるでしょう。
本当に起き上がれないレベルなんですね。
そうですね。
やべ、ちゃんと聞いてなかったのがバレる。まずい。
えーっと、そしてまたこの目が浮いてるやつだ。
どちらから行きましょうか。
そうですね。
うーん、機械の方が気になりますか。
じゃあ、モニターの方で。
まあ、勝手に読んでますけど、多分大丈夫です。
こっちの方で、チームチャットの方に表示します。
あー、了解。
15:07
ベッドサイドモニターの方ですね。
はい、あー、そうですね。
モニターの方で、うーん、出ない。
まあ、そもそも別に多分、自分には何もつないでないですもんね。
そうですね。
でも、結構雑いな。なんか雷に打たれた感情。
なんか、こんなもんか。雑くない?
あれ?そういえば。
うーん、うーん、まあ、そうですね。
うーん、てか確かに自分の体、とりあえずこう、なんか外傷とかないかですかね。
外傷は特にないです。
鏡とかって、こっから見て、まあでも、自分の顔は見えんな。
そうですね。転がったままなので、特に見えそうなものはないですね。
ガチャガチャはできないよな、こんな危機。
はい、そうですね。
じゃあもう一個、台の方、ちょっと見て。
作業台って言ったっけ?何だっけ?
焼き貝台。
うん。
はいはい、まあ何もない。
うーん、あんま漢字がまさぐるもんじゃないもん、こんな。
そうですね。
えー。
うーん。
うーん。
いやー、こんなとき何するんだ?何すりゃいいんだ?
普天にしかなくない?
普天にかなーと思っていると、隣の部屋から声がかかりました。
あー、はい。
あ、あのー、誰かいらっしゃいますか?
ん?あー、はい、いますよー。
あ、よかった。私、今日から入院することになりまして、あ、隣の部屋です。
あー。
一人で入院して、心細くて声かけちゃいました。物音がしたので。
あー、そうですか。
うーん、ちょっと、あんまり、あんまり物触ったら怒られそうだから気をつけます。
え?
あー、大丈夫じゃないでしょうか。
あー、そうですか。
といえば、えっとー、そっち、あー、うん。
こっちはその、なんか聞いた話によると雷に撃たれて、なんか運ばれてきたってことみたいなんですけど。
え?お隣さんも?
18:02
あー、はあ。
ということは、えー、あなたもなんですか?
はい、そうなんです。なんか先生から、君は雷に撃たれたよって聞いて。
なるほどー。
うーん。
もしかして、お隣さんも記憶がなかったりしますか?
あー、そうですね。
えー、それも一緒。
うーん。
なんかこれ、うーん。
こういう、いやー、ドッキリ企画とは言えないな。なんだろう。
なんか、偶然ではないですよね、どう考えても。
ですよね。
うーん。偶然じゃないとしたら何、何っていうのもちょっとわかんないですけど。
ほんとです。ドッキリだったら手が込んでますよね。
手が込むというか、なんか、そんな技術があるような時代に自分は生まれた記憶ないんですけど。
ですけど、まあ、そんなこと言ったら元から記憶ないんですけど。
そうですよね。
あ、お隣さん、お名前を聞いてもいいですか?
あー、はい。えっと、これはどう答えればいいんだ。どう答えればいいんでしょうか。
おぼ、覚えていていいんですか?
いえ、覚えてないです。
あ、覚えてない。じゃあ、んーと、いや、実はその名前も覚えてなくてよく言っていいのかな。
先生からは聞いてないんですか?
あー、なんか、身分証だとかそういう個人を証明するものを持ってなかったみたいで、あのー、搬送されてきた時に。
えー、そうだったんですね。私、片山真代っていうみたいです。
あー、あー、じゃあ、まあ、そちらは覚えてなかったけれど、まあ、あったんですね、そういう身分証だったりは。
そうですね。なんか、焼け残ったカードみたいな、名刺みたいなものを見せてもらいました。
あー、なるほど。
へー、じゃあなんでしょう。俺のは全部焼けちゃったんですかね。
あー、それは大変ですけど、なんか一緒だと安心してる場合じゃないんですけど、ちょっと安心しますね。
あー、まあ、まあ、そうですね。
足、足、か、不安な気がするけどな、むしろ。
あー、そう、そうですよね。名前わからないんですもんね。ごめんなさい。
21:00
そうですね。いやー、大丈夫ですよ。まあ、まあまあ、そのうち、うん、よくなりますって。
うん。なんか、3日後には退院できるのでは?って言われました。
あー、それも同じですね。
まあ、とりあえず3日間っていう話だったか。
そんなとこまで一緒なんですね。
そうですね。いよいよなんか、うーん、何かありそうですね。
あるのでしょうか。なんか先生は変な話ばっかりしてくるし。
あー、変な話っていうのは、何の船板だったっけ、まあ、何かの船板の話だとかしてました?
船板?
あー、それとは別なのか。
うん、こう、何でしょう、心理テストみたいな。
あ、そうです、そうです。えっとね、囚人のジレンマとか、ゲームの話、なんだか難しくて。
うーん、まあ、そうですよね。
まあ、なんか、先生も記憶を取り戻す一環って言ってますし、まあまあ、あと2日だけですし、
話す相手いなくて暇だったんで、結構楽しんでやってましたけどね。
なるほど。
うん。
じゃあ、そんな感じで返事すればいいんですね。あまり難しくてわかんないですって言っちゃいました。
あー、なるほど。
そうですか、まあ、思った通りに答えればいいんじゃないですか。
そうですね、そうします。
はい、うーん、うーん、うーん、しよう。
はい、そんな話をしていると、抗いがたく眠たくなってきて、あなたは意識を手放してしまいました。
なるほど。
あー、ここまで同じですか、はい。
いや、記憶はないんですよ。
いや、そうですよね、うん。なんだー。
あなたは昨日と同じ手術室のベッドの上にいます。目が覚めて間もなく、医者がやってきました。
覚えあるなー。
おはよう、調子はどうだい?
うーん、なんか、目がかすむっていうか、なんか、
かすむ?
うん。
なんか、すごい、起きてからちょっと目の調子が悪いというか、なんか、変な感じですね。
変な感じ、なんかビリビリする感じかい?
ビリビリ、うーん、ビリビリはしてないですかね、うーん、なんか、
ちょっと、昨日までと、なんか、色がこう、うーん、褪せて見えると言いますか、褪せるというか、ちょっとオレンジがかってる感じですかね。
24:11
景色の彩度が落ちてる感じとか、オレンジがかった、セピア色とかそんな感じかい?
あー、まあ、そんな感じですかね。
色覚の調子がおかしいってことかな。
そっか、大丈夫だ。後でしっかり検査して対処しよう。
今はちょっと検査機器を他で使っていてね、ちょっとの辛抱だ。
あー、そうですか。
えーと、という、うーん、どこのあたりを検査するんですか、この場合って。
そうだね、眼球とか、まあ、眼圧もそうかな。
もし気分が悪くなるようだったら、寝てしまっても構わないからね。
あー、わかりました。
あ、そういえば、ここの隣にもなんか、雷に撃たれて搬送されてきた患者さんがいるって聞いたんですけど。
そうなんだよ、よく知ってるね。
えー、まあ、なんなら直にお話を聞いたと言いますか、話しかけられたものですから。
そっか、ここ会話ができちゃうのか。
そうみたいですね。
えーと、彼女はいつ頃搬送されてきたんですか。
片山さんのことかい?
あー、そうですね。
彼女もね、昨日搬送されてきたんだ。
あー、もうそういうことですよね。
うん。君とほぼ同時刻だったかな。
で、雷に撃たれてですもんね。
うんうん。
他にはさすがにいないと。
うん、そうだね、君たち二人だ。
なるほど。
これ運命的な出会いってやつですかね。
そうだね、結構美人さんだったよ。
うーん、なるほど。
いやー、三日後が楽しみ。
二日後か、明日か。
楽しみですね、これは。
そうだね。
こんな目ではいけない。
あるな。
あー、で、何ですっけ。
彼女はなんか、こう、ネームプレートというか、ネームカードみたいなのを持ってたって言ってましたけど。
あー、うんうん、そうそう。
名刺みたいなのがね、名前のところだけちょうど焼け残っていて。
おー、なるほど。
あー、名刺か、なるほど。
うーん、その他に、なんかこう、ある程度職業だったりが分かりそうなものとかも残ってなかったんですか。
27:07
そうなんだよ、彼女に関してはそれだけだった。
君は何にもなかったんだ。
うーん、正直羨ましいですね。
そうだよね。
それだけでも残ってれば。
うんうん。
うーん。
ということは、記憶はまだ戻ってこないかい。
あー、そうですね。
あんま、あんまっていうか、全くですか。
そっか。
じゃあ、今日も少しお話をしようか。
気分転換になるかもしれないしね。
そうですね、お願いします。
うん。
じゃあ、君は水槽の脳という試行実験を知っているかな。
つまりは、覚えているかな。
は、知らないですね。
あー、そうかい。
じゃあ、今日もこれを見てくれるかい。
うん。
はーい。
この試行実験はこういう話でね。
今、僕とか君とかは、現実をこうして普通に生きているっていうのを疑ってないけれど、
実はもう脳みそだけの存在になって、水槽の中に入れられていると。
そこに、超すごいコンピューターがつなげられてて、
なんかもうバーチャルな現実を体験しているだけかもしれないんじゃない?っていう話。
うーん、うんうん。
まあ、否定はできないんじゃないですか。
そうだよね。
はい。
実はさ、この試行実験の本来の意図とは違うんだけれど、ちょっと僕、気になることがあるんだよね。
はあはあはあ。
この試行実験って、前提として、自分イコール脳みそなんだよね。
自分という言葉が指し示すのが、脳みそという部位だ。
うん。
この試行実験は、水槽の脳っていうタイトルだけど、
本当はさ、水槽の人体とか、水槽の腕とかでもよかったはずなんだ。
だけど水槽の脳なんだよ。
つまり、この試行実験を考えた人は、前提として、
自分という個人が作られるのは脳であると無意識に思っているはずなんだよ。
水槽の腕じゃないんだからさ。
おお、そうですね。
うん。
そこで君に聞きたい。
自分って一体何だと思う?
どれが自分なんだと思う?
はあ、どれが自分、なるほど。
何を指し示して自分なんだろう?
あはあ、ん?
ん?
これを指して。
ん?
そういう考え方。
ん?
っていうなら、脳みそになりますかね、自分も。
30:00
その中の。
それはどうしてか、言ってもらえるかな。
んー、まあ、なんだろう。
まあ、自分、別に体丸ごと自分です。
まあ、そりゃそうなんですけど。
まあ、その、今のこの、なんだろう。
ああ、うーん。
まあ、自我がどこにあるかみたいな話なんだったら、
まあ、きっと、そのなんだろう。
覚えてる限りでは、現代の化学だとか、
そういうの的には、脳内から出てくる電気信号だとか、
そういうので体動かしてるはずなんで、
その電気信号を作ってる、送ってる、
うーん、まあ、作り出してる脳が、
まあ、自分なんじゃないですか。
ああ。
君は今、自我って言ったけど、
はいはい。
自我が脳にあるということかい。
まあ、そうなんじゃないですかね。
なるほどね。
コンピューターがつなげられてて、
バーチャルな現実を体験しているのは、腕じゃないと。
ああ、まあ、それはそうじゃないですか。
自覚してるのは、うーん、そうなんじゃないですか。
なるほどね。
まあ、でも確かに。
今の中、考えがはっきりしてるね。
ああ。
うん。で、なんだい?
あ、いや、うーん、確かに言われてみれば、
確かにこのそもそも、この現実生まれた頃から、
ずっと全部夢だったと言いますか、
全部こういう作られた映像だったというのならば、
確かにこう、水槽の中にあるものが何かは、
別に確定できないなあというか、
まあ、そんな気は、確かに。
ああ、そういう意味だったのか。
今、やっとわかったかも。
まあ、でも別にさっきの答えですかね、だいたい。
うんうんうん。なるほどね。
じゃあ、体には自我がないのかな。
ああ、脳死とかいう言葉もあるぐらいですし、
そうなんじゃないですかね。
ああ、じゃあさ、ちょっと違う話になっちゃうんだけど、
はいはい。
体に甚大なダメージを受けて脳は無事なAさんと、
脳に甚大なダメージを受けたが、
体は無事なBさん2人がいる。
このままでは2人とも命が危ない。
Aさんの無事な脳と、
Bさんの無事な体をそれぞれ移植し合ったところ、
手術が成功した。
目を覚ました1人は、果たしてAさんだろうか、
Bさんだろうか。
33:04
脳にダメージを受けたのはBさん。
そうだ。
ですよね。
体がBさんで、脳がAさん。
まあ、ちゃんとドッキングと言いますか、
適合できたのなら、
意識はやっぱりAさんのものになるんじゃないですかね。
そうだね、意識はAさんだ。
じゃあ、なんだろう、
意識はAさんだって感じです。
体はそりゃ、Bさんの体使ってますけど、
まあ、意識Aさんなんで、
意識はAさんです。
じゃあ、意識のある人がその人だ。
ああ、まあ、そういうことですかね。
周りの人はBさんだって言うよね。
まあ、そう見えるでしょうね。
てか、そう言うでしょうね。
それでもやっぱりAさんなんだね。
ああ、なんかしばらく経ったら、
なんかこの人Bさんじゃねえなってなるんじゃないかなって感じしますけどね。
それはどうしてだい?
まあ、たぶんその受け答えだとか、
なんか仕草だとかだいぶ変わってくるんじゃないですかね。
ああ、なるほど。
じゃあ、体も脳に引っ張られてAさんになっていくっていうことかい?
まあ、
なんかまあ、なんでしょう、
ちょっとこう、なんでしょう、
細かな仕草だとか、細かい動きがなんか体の方に、
同じように脳が信号を送ったとしても、
ちょっとなんか手足の動きが、
体の手足の方によって動きが変わるみたいな話を
ちょっと聞いたことがなくはないんですけど、
なんかでも別にさすがにそんな、
っていうかおかしくねって思いますけどね。
そうかい。
なわけなくない?って思いましたけど。
なるほどね。
うん、やっぱ動きAさんになっていくんじゃないですかね。
じゃあ、やっぱり脳みそが君にとっては一番大事だ。
生きているのが脳だってことだね。
まあ、そうですね。
なかなか本当に君ははっきりと答えを出すね。
そうですか。
悩み悩みに喋ってはいるけれど、
答えは一本筋が通っている。
そんな人かなって僕は思ったよ。
ああ、まあ、そうです。
そうです。
じゃあ、君の目については夜隅々まで検査させてもらうとして、
そろそろ外来の患者を見なければいけない時間だ。
36:00
何かあったらすぐに呼んでほしい。
ああ、わかりました。検査はお願いします。検査のときは。
じゃあ、またね。
はい。
そう言って医者は出て行きました。
あなたは相変わらずずっしりとした体の重さは感じるものの、
少しくらいなら歩いて動けそうです。
今日はこちらを調べることができます。
うーん。
行ってる間に検査されちゃうんだろうなー。
よいしょ。
えーっと。
ああ、じゃあ。
なんだ。
え、棚。棚っていうか資料。
じゃあ、まあ、資料。資料ですかね。
はい。
これ前と同じか。
なるほど。
ああ、なんかいるー。
なんかいる?
なんか見覚えのある名前がかなりあるー。
見覚えもないんですよー。
見たことないけど、見たことある名前がいくらかあるー。
っていうか、なんで、あれー?
なんでなんか二人いるー?
そういえば、そうだよ。
俺これ別に森をなんて使ってねーじゃねーか。
あれー?
知らない人ですよー。
いやー、なんか。
うーん、なるほど。
あれか、でも。
代わりがある人。
えーっと。
なるほど。
まあ、でも数値だけだとなんだろうか。
だって普通に1と2が高い人いちゃう。
いちゃってるけど。
いるけど。
なにこれ。これが俺か。
さては。お前か。
うーん、空欄のところってなんか、
名前がもともと書いてあったっぽいですか?一番上の。
いえ、何も書いてないようです。
書いてない。
なるほど。
こう、なんか、ガリガリーってやって。
消したような跡もないですね。
あ、そうですよね。
そうですよね。
うーん。
まあ、そうだよなー。
まあ、他に何か資料があるわ。
まあ、目ぼしいのは見つからない。
はい、そうです。
わからなーい。
小さすぎて読めなーい。
でしょー。
ちょっと。
まあ、レイドインジャパンということで。
えー、歌音装置の方もじゃあ。
まあ、いきますかね。
早速に切り上げて。
よく歌音装置だってわかりましたね。
お!
いやー、まあね。鋭い男なんで。
まあまあまあまあまあ。
結構、これはね。
いやー。
39:03
太陽の光。
維持するための装置。
はえー。
うーん。
ここの分は前と同じだったかは覚えてないな。
正直。
生ぬるいだったような気がしなくはない。
うーん。
うーん。
なんか、何度にしてるかって。
見えます?外から。
いえ、特にはわからないですね。
うーん。
小さすぎて見えなーい。
老眼ですか?
いやー。
もしかして。
まあ、今、目ヤバいし。
そうかもしれない。
目ヤバいしと思っていると、隣から声がかかります。
はーい。
お隣さーん。
あ、はいー。
隣の、隣のやつです。
科学者は方向音痴。
実材闘争の境界線が某一種なんです。
はあ。
やべえ、わからん。
なんだそれは。
PCが分解する前、私は同じアイドルのCDで、
誕生日はピンクのマンモスですよね。
あー、そうですね。
思います、私も。
魚類アレルギー。
おー。
それはー。
わからんでもない。
わからない。
ん?
その説はあります。
でも、日本には四季があるから。
方向音痴な非科学理論だとは思いますが、
挨拶機で酸物見つめもしくは
ドス黒い怪談が警察で拷問を受ける気がします。
拷問を受ける、
ちょっとそういうのあんま好みじゃないんですよね。
ブルトーザーの身代わりにある
108年の兄弟は鎌切りを搭載しており、
警察官はハッカーと呼ばれるフロフレに
変身することもあるんじゃないでしょうか。
んー、ハッカーはなんか、あれですね。
なんか、ハッカー好きな友達いるんで
結構喜びそうなんで、
指示したいです。
そういうこともあるかもしれないです。
大変落ち着いて返事をしていますが、
ここで利き耳を振っていただきます。
まずは値を決めましょう。
1D100を振ってください。
うおー、利き耳は100か。
なるほど。
はいです。
61、まあまあですね。
ああ、そうですね。
では61以下で成功です。
もう一度1D100をお願いします。
あ、いい。
素晴らしい。
いい値出たー。
スペシャル。
そうか、5分の1以下でスペシャル。
はい。
解き放たれた父親は
酔った双子を用意するのかな。
42:01
陸の家庭用ゲーム機がマンチを搭載した
エンドマメのサポートを打ち切ると指定しているみたい。
そんな声と、
誰かが歩いてくる音、
隣の部屋の扉が開く音、
あなたを担当している
医者の声が
聞こえます。
それとは別に、
片山の声が聞こえます。
たくせん、ためて、
ためて、たくせん、たくせん、
ためて、ためて、ためて、ためて、
たくせん、ひゃくようぼこ、ひゃくようぼこ、
ひゃくようぼこ、
やはりダメか。
だけど、もういいんだ。
その声を最後に、
静かになりました。
うーん。
なるほど。
昨日まで普通に
話をしていた人が、全く
話が通じなくなってしまったこと、
隣の部屋で何かが
起こったこと、2つが
あなたの精神を蝕みます。
正規ドロールを行います。
まずは、3値を
決めましょう。3D6×5
を振ってください。
6×5、はーい。
あ、そうか、確かに。パワーかけるだから。
パワー10か。
はい、50ですね。ちょうど半分です。
では、1D100でお願いします。
うーん。
なるほど。
あらー。1足りない。
1足りない。
ここで来たか。
1D6です。
はーい。
これもあるな。
2。
では、3値残り48
にしますね。
あー、はい。
うーん。
なるほど。
うーん。
冗談言ってられなくなったな。
お。
かー。
うーん。
えー。
10パワーと12パワーだとああなるのか。
うーん。
えー。どうしよう。もしもーし。
って言っても
声が返ってこない。
あ、てか、あのお医者様の
名前知らねー。
うーん。
うーん。どうしようか。
あれ?ちょっと待って。外には出れない。
体力的には。
なるいって言ってたけど。
もう出ようとします。
はい。
ベッドを降りたところで
それを上回る
抗いがたい強烈な眠気が
あなたを襲います。
体力が戻りきっていないということもあるのでしょう。
はい。
いつの間にか意識を手放してしまいました。
うーん。
なるほど。了解です。
あー。
はい、くそー。
あなたは目を覚まします。
45:01
変わらず
手術室のベッドの上にいます。
視界はかなりクリアーになっています。
体の調子も
昨日よりさらに良くなっていて
ノックの音と男性の声がしました。
おはよう。
調子はどうだい?
あー。おはようございます。
おはようございます。
視界は大丈夫かい?
あー。そうですね。
治ったような気がします。
あー。よかった。
ちゃんと見えるかい?
そうですね。
まあ、これこそ先生の言った通り
昨日のがむしろ正解で
今日と
2日前のが
方が異常だったって言われたら
言われても
証明する術はないですけど
そうだね。
水槽の脳じゃないんだからさ。
大丈夫だよ。
そうですか。
そっかー。よかったよかった。
夜に検査に来たんだけどね
君はすっかり寝てしまっていたから
できることをやっといたんだけど
それで良くなっているなら
本当によかったよ。
できる方法ってのは
具体的にどんなことをしたんですか?
って聞いても。
手を使って眼圧の検査をしたりとか
君の返事がないから
こうかなーって感じだったんだけど
おー。
なんか結構
何でしょう
ゴザッパと言いますか
さすがに
起きている時に
患者の許可を得てやるものじゃないんです?
そういうのって。
そうだよね。
本当はね、起きている間に
寝ていたかったんだけど
そうそう、君さ
昨日僕がここに来たら
床で寝ててびっくりしたんだよ
調子大丈夫?
あー
まあ
今は
大丈夫っぽいので
大丈夫ですかね
そうか。それならよかったよ。
記憶は?
記憶の方はどうだい?
記憶はダメっぽいですかね
まだ全然
体は順調そうだし
あとは記憶だけだね
そうですね
まあ
動けるんですもんね
かなり普通に動いてるっぽいよ
動けそうです
じゃあ、記憶を取り戻すために
今日もおしゃべりをしてくれるかな
あー
そうですね
これはえっと
今日って退院なんですっけ
そうだね
今日、まあ話をしてみてしばらく
様子見て、夕方ぐらいかな
あー、なるほど
48:00
わかりました
うん
じゃあ君は
ミニョネット号事件を知っているかい
つまりは覚えているかな
号事件
覚えてない意味ですね
そうかい、じゃあこれを今日も見てくれ
うん
うん
これは実際に
19世紀のイギリスで起きた事件なんだよ
現時で
試行実験にもなっているような話だ
今回は客観ではなくて
主観として話そう
君を含めた
3人を乗せた船が遭難した
なんとか救命艇で
脱出して20日間
助けはいつ来るか
相変わらず分からない
持ってきた食べ物も
とっくに底を尽きているし
限界が近づいている
その時、3人のうちの1人が
渇きをしのぐために
海水を一気に飲んでしまって
体が衰弱した
そうなんだよ
海水を飲むと逆に脱水症状を起こしちゃうんだ
ですね
それを見たもう1人が
この人を殺して血を飲み
肉を食べれば
2人だけでも生き延びられるだろうと
提案してきた
それを聞いた君はどう答える?
という思考実験だ
身体を食べると
病気になるみたいなこと
聞いたことあるんですよね
それは関係ないんでしょう
君はなかなか知識があるね
そういうのを見るの
病気なんですよ
そうなんだね
今の知識ならそうかもしれない
だけどこれは19世紀だ
そのような医療も
まだ発達してない時期だね
衰弱
衰弱
その人との関係性とかは
特に考慮しない
そうだね
実際の事件は仲間だったらしいよ
3人で冒頭だ
もう本当に
絶対助からないんだ
結構承諾しちゃうかもしれない
それはどうしたい?
衰弱してる側が
これもまた
どこかで聞いたような気がする
確か水分は
数日摂らないと
結構死んじゃう
とかなんですけど
確か食料は
2,3週間ならギリ持つ
とか無しでも
っていうのを生きていける
って聞いたことが
51:00
この時あったかは知らない
知らないですけど
何の
でなのかな
それは関係ないか
助かるかもしれないなら
結構限界まで見る
その基準が
自分が追い詰められることによって
どのぐらい
下がってきたりするか分からないですけど
ある程度
何だろう
助けられないなって
なるまでは
しないんじゃないですか
そういうことは
助けられるうちは
食べない
そういうことですかね
結局さっきのやつ
同様
自分が追い詰められちゃうと
あまり
自分本位の
判断になりそうな気はしますけど
そうだよね
自分が生きるためだからね
そんなに
弱ってなくても
自分が追い詰められてれば
みたいなことはなるかもしれないですけど
そういう
つもりで
つもりで考えるんじゃないでしょうか
なるほど
君はこの人を殺して
肉を食べる
じゃないですかね
多分
なかなか君は本当に
生というか生きることに
真摯に向かい合って
執着があると言ったら
悪い言い方になってしまうけれど
でも本当に
こんな
シチュエーションになったら
わかんないですけどね正直
何もできずに
我死して死んじゃいそうな気もしますけど
正直
そうかい
こうは言ってみましたけど
落ち着いて考えたの
上での答えならこうですね
落ち着いて考えれば
生きるために人を殺す
そういうことですかね
お腹が減って喉が渇いて
極限状態だったら
悩むのかい
それだったら
それはそれで
もちろん悩みますけど
今と違った
判断基準になると言いますか
うんうん
悩んで
自分の死が近づけば近づくほど
とりあえず
何でもいいから生きようってなるんじゃないかな
54:00
とは思いますけど
何でもいいから生きよう
じゃあ
君はこの人を
そういうことですね
食べちゃうってことかい
なんじゃないですか
なるほどね
本当に君は
生きることに素直だね
そうなんですよ
うん
とてもいいことだと思う
そうですね
悪いことじゃないと
思ってます
これの事件
実際にはさ
食っちゃったんだって
そうなんですよね
そうなんじゃないですか
助けが来たのは
一週間後だったんだ
人を殺したってことで
裁判にかけられたけど
セロンに押されて
刑務所から渡されたんだって
まあ
そうなりそうな気がします
今の日本にも
民法に緊急避難って
いうのがあるからね
こういう時
自分の命が関わる時には
多少の罪は許されると
生きるってそういうことだもんね
そうじゃないでしょうか
思います
ちょっと悩ませてしまったようだね
いやそうですか
今回も
まあまあ面白かったです
そうかい
そう言ってくれると良かった
時々嫌われちゃうんだよ
分かんないって
それは
片山さんも
そうだった
そうだね
片山さんにも
なるほど
ところで片山さんって
昨日から
あんまお話できてないんですけど
どっか移っちゃったんですかね
別のところに
いやまだ隣にいるよ
今日はまだ寝てるみたいだけど
あーなるほど
えー
なるほど
昨日
昨日は起きてました彼女は
うん起きてたよ
そうですか
57:07
彼女は
なんでしょう
おー
おー
経過はどうでしょうか
経過
そうだね
昨日ねちょっと混乱してたみたいでね
まあ
記憶をなくした人には時々あるんだけれど
脳の言語屋っていう
言葉を司るところに
異常が出ることがあってね
何を言ってるか分からなくなっちゃうことがあって
うんうん
この症状が出ていたけど
今日は大丈夫みたい
あーそうですか
なるほど
それはこう
脳波みたいなのを見れば
分かると
まあ本人との会話が
一番見るっていうのはあるけど
それが
今日はもうできたってことですか
そうだね
早くはちょっと話をして
普通にしていたから
安心していいと思うよ
なるほど
まあちょっと
その件があったから
君と一緒に退院というわけにはいかないかもしれないけれどね
あーそうなんですね
まあ
そうですか
あとでちょっと
様子でも見に行ってみましょうかね
そうだね
見えそうだったらそうすればいい
えーまだね
この
全開したお目目でまだ見てないですから
そうだね
ビディさんを拝んでくるといいよ
えー
あーもうもちろん
そのためにね頑張ってきた
というところもあります
なかなか本当に
生きることに素直だね
うん
そうな気がします
いいことだ
おっと
そろそろ外来の患者を見なければいけない時間だ
僕は行くね
何かあったらすぐ呼んでくれ
あーわかりました
そう言って
医者は出て行ってしまいました
今日は
あなたはかなり体力が戻って
歩けるようになっています
こちらに行くことができます
寝れそうだよな
うーん
そうだよな
行きたくねーな
なんか行きたくねーな
なんか覚えあるんだよな
行きたくないんだよな
じゃあ行かないですか
うーん
鏡って見れます?
鏡は
そういうものが
ちょっとないですね
1:00:01
見当たらないようです
向こうに行ってから鏡やったんだったっけ
えー
いや
あー
絶対
絶対あの持つこと来てる
あー
短髪の
あの人だーって
うーん
うーん
絶対あの人だなー
心当たりが
あるんですけども
じゃあ
行きます
ごめんなさい
これだけ右クリックで全体公開お願いします
右クリックで全体公開にする
こうか
はい
あーこれか
ガランガラン
あー
あーなるほどなんだこれ
これも全体公開ですか
こっちは大丈夫です
まだはてなはてなでこれ合ってるんですね
自分だけ見るにしても
別にはてなはてな
あなたは
何かに当たってつまづきかけました
何かが
足元で倒れます
あー
あー
あはあ
あなたはつまづいた
動かさないでください
すいません動かしちゃった
あなたはつまづいた
見たことのないものを拾い上げます
手で抱えるような大きさです
筒の上部と下部には
大げさな機械がついていますが
そんな機器に混じって
今やだいぶ見なくなった
公衆電話の受話器が
垂れ下がっているのがなんとも
不気味です
一体何に使う機械
なのでしょうか
あなたは心臓が
大きく跳ねるのを感じます
うーん
いやーやだなこれ
お
シリンダーが光を反射して
自分の顔が
映り込む
その映った顔は
なんでしょう
あー
もつこときてる
あー
記憶がないからといってしまえば
それまでですが
見たことのない顔に感じます
でもそういうものだったろうと思えば
そうだったような気持ちも
どこかにあります
うーん
あなたは大切な何かを
思い出さなきゃいけない
気がする
あなたは大切な何かを
思い出してはいけない
気がする
あなたは大切な何かを
思い出さなきゃいけない
気がする
あなたの本能が
これは自分の人生の
今後を決めるほど
重要な決断だと
1:03:00
警鐘を鳴らしています
自分は
私は
僕は
うちは
俺は
大切な何かを
思い出すべきだろうか
今考えて決めてください
決まったら教えてください
うーん
おー
これもまた気づかない方がもしかしたら
さげたやつか
宇宙から温室が変わったものなのか
うーん
うーん
うーん
あー思い出すべきかって
それって
はい
うーん
そういうことだよなぁ
このまま
セルキー・モリオ
で生きるのか
うーん ちゃんとちゃんっても別に思い出してもこのまま生きるのか
ああ そう
ああ
いやー まあでも思い出さなきゃダメなんじゃないですかそれはやっぱり思い出さないん
いや幸せか
ええええええ ええええええ
へへー
うーん
うううう うん
いや損害
これ自分 うん
およそ自分の体じゃないとわかってても思い出さなくていいんですかね
それは自由に決めてください 自由
思い出さないっつったら思い出さなくていいものか
それを決めると そういう道を
歩きます そうなるのかな
はえええええ
こりゃ俺誰なんだ
この俺は一体誰なんだ
うん いやー困るなー困る大変困ります
困りますねー そうですね
なんか後ろチカチカしてるし もう今気づいた
チカチカはしてないと思う ええすごい原始し始めてしまった
1:06:04
大変大変 あれあれチカチカしてないあれ気のせいか
動画は作ってないですね あーわかった
マウスカーソル上に置いたり横にしたりしてた 馬鹿では
なるほどアホではなるほど ええっと
はいまぁこんなことしてないでですね えっ
うわぁ
うんか いやーでも思い出したいでしょ
思い出しますよ はい
では思い出すものが あはい思い出します
あなたは その瞬間に
まさに稲妻に打たれたかのように思い出す この顔は自分の顔では決してないこと
あなたは重大な交通事故にあって目は見えなくなり 体が動かせなくなって長い間入院していたこと
今自分の生体から出るこの声は同じ入院患者であなたの話し相手になってくれていた イスギモリオさんと同じ声であること
この記憶は正しい正しいはずだ しかしだとするとこの状況に説明がつかない
なぜイスルギーさんの声が自分の口から漏れているのか 一体自分はどうしてしまっているのか
正規ドロールを行います成功1 d 4 失敗1 d 20です
マジかーえっと3地が48位48です よいしょ
あーなるほどじゃあ1 d 4 愛用4
8111あるのか1 d 4あるわ なるほどはいじゃあ残り45です
あなたは自分の名前を思い出します 何でしょ今自由に決めてください
なるほど a はぁ
そうですねー ん
うん前 が島から作ろうとしてたが作った名前が
あるんですよねはいそれにしますかねはいえっとなお イガラシ誠と
しますねイガラシ誠さん漢字にこだわりがありますか あーまあ別にそんないいですよイガラシはあのイガラシ
まあ誠はどの誠ではいあさんは まあ誠は結構どれでもまあどれでもいい
まあ誠実のせいにしてたような気がしますね 誠実のせい
1:09:03
打ってくださってありがとうございますのせいってこれ以外にもあったかなあるよ あったかもなこれこれですかねはいありがとうございます
あーすか誠実ってなるでも別にいいとか ああそうですね
まあはい また自分を担当してくれていた男はどうして忘れていたのだろう
自分の父親であることも思い出します 扉を叩く音がします
大丈夫かい大きな音がしたけど何かあったかい うん
いやー
a
を うんまぁちょっとこれを落としちゃってさー
なっ 大丈夫かいけがはなかった
a まあ特にけがは まあこの通り外傷とかは
衣装っていうかまあ切り傷だとかそういうのはないかな 良かったよ
う うーん
どうした 顔が青いけど
うーんそうかなぁ うんああまだちょっと病み上がりだったからちょっと
結構好きに運動したらちょっと気分悪くなってきたかも ああ
いや無理するんじゃないよびっくりするじゃないか ん
a と ああああああ
ん
隣の いやっ
でも
何だいったい ああ何だったっけ誰だ誰だったやまさーん
うんちょっともやっぱりねまだ 話してないし話に行こうかなーと思って
ああ でもそんだけ顔色が悪かったらまだ休んでいた方がいいんじゃないか
ああまあ 確かにそうか
うーん と
そういえばなんか 忘れてましたけど
お医者様の名前ってながら聞いてなかったですよね 僕の名前かいそうですね
イガラシユズキだ あああああなるほど
はい a ん
はぁ イガラシ
クリニックじゃないですけどそういうとこだったりするんですか 僕が勤めている病院だけどまあ僕の病院ではないからね
1:12:06
のことはないか 大きな総合病院だから
うんまあそうですよねー えーっと
をしようかな どうしようか
ん
ん
とまあ うんまたちょっとなんだろうちょっとご飯でも食べて
みようかな久しぶりに 食べてたのかなご飯ちょっとお腹すいてきちゃった
そうかいまだちょっと昼ご飯までには間があるんだけれど あっあさっても食べましたっけ
おじいちゃんってことになるか 記憶がなくなってそこまでかえあっはぁ
いや えっと
うーん どうしようなんとかし逃れたいのになぁ正直
うーん あなぁにてどうしたいですか
えっ ああああああ
そうですね多分逃れたい逃れたいですかねとりあえずなんか すごい顔合わせたくないです
この人とどうしても そのまま退院したいということですか
まあまあそういうことになりますね なるほど
ではそのようにしましょうか どうしましょうかねなんとか目を盗んで
外に 出ようとしますかねとりあえず
えっと
大丈夫なのかいまあ夕方には退院できるから そこで退院してくれても大丈夫だと思うんだけれど
ああ そうですねまあ
何をしようかと離れるための工事室がない えー
とあーってが長らくそういえば何だろう 市民的なので済ませたのかなちょっと
トイレとかも一人で行ってないし ちょっとトイレ行ってくるかな
はい思います歩けるかいトイレはそこの隅にあるよ あれ部屋の中にあるもしかしてはい
手術お医者さん用のもあります a 食べちゃう 廊下とか出れねーのか
とりあえずでもトイレに入って一人になりますはいわかりました おおばしゃばしゃやって
はいおお うーん
うーんこうなんかいろいろ体見たり鏡見たり はい
ペチペチ うーん
1:15:03
押したものか うーん
どうするんだろう本当に
うーん 自分が
変わってるんですね はい
98パー97パーって感じ
a a
a この人どうやって追っ張ればいいんだ
うーん親だった失敗 する罠
はぁ 実際に親が
の 農芸会だったんですかそうです前から
あー前からはい いいかいっ
あ はい
うーん なるほど
a
ですか 嫌だなぁやっぱりやだよこれやられたら
渡さなくてよかった嫌だよこんなんだってよ いや
いやー すごい嫌だなぁなんだろうすごい嫌だなぁこれ
動い嫌だなぁ なんか
自害してやろうかというぐらいに嫌だなぁこれは なんだ
a そうですか
そうですか結構あんっなんかそれはそれで インパクトのあるラストかもしや
トイレに入ってきたらません山そんなこと しないな俺は
ああああああ うんとりあえずまあじゃあ時間かけて
トイレから出てきます いますかねまだいますね心配します
はいます います
うん なんならトイレのドア叩くと思いますね
ああまあそうですよね します
できて a 調子悪い
うーんまあちょっと まあでも全然
大丈夫ですよまあ から
うーんまあしばらくしたらまた
こう体調を回復するんじゃないですかね ゆっくりしてれば
そうだね まあ退院夕方になると思うからその時
までゆっくりしてればいいと思うよ あーんわかりましたじゃあまあそうし
ましょうかね いや
なるほど うーん
1:18:06
なるほど うーん自分の中でこのイスルギ森用の
情報ってどのぐらい持ってます別に病院 の中であっただけ病院の中で壁越しに
話をしただけです壁越しに話しただけ ああそうかそうだわあの時って壁越しに
話しして最後に何かこっちに来た記憶 とかないです
a そうですね
会いに行くと言ってドアを開けて自分の 部屋に来てそこからの記憶はありません
ないはいない うーんじゃあかなり情報は少ないよ
なぁそうですね外見は知らなかったはずです ああ外見知らなかったのかああそうかそう
かそうだわそういえば見てねーわー あの声だけで判断しています
あーなるほどそうかそういえばそうだ かぁ
そっ かぁ
まあでもとりあえずベッドの上に行こう 座って
ゆっくりと して
うーん
うーん どうしようか
いやーなんか言わねーと 大丈夫かい悩んでるけど僕いない方がいいかい
ああ いやーまあ
そう ですねなんかほかこう今日も外来とかないんですか
うんあるけどああ 今は君が心配でずっといたんだけどね
あー俺はまあ大丈夫ですよ そうかじゃあ僕はちょっと外来に行ってくるね
あーどうぞ いやーお世話様です
a
うーん そうかあてがないなぁ
あてがなさすぎるなぁどう 青鬼も
いうかいるとは思わないか
うーんあの記憶ないんだもんなぁ どの記憶ですかいやその記憶ですかねー
かーす
ああ イエース
混乱する記憶の中まあ自分のその 日嵐誠の過去的にはなんか
こう体不自由だったりしてません 過去は不自由ではありません
あなかったあってが前に込んだ時点で あっそうかそう
体が動かせなくなったら目も見えなくなってあーそうだった 目も見えなくてああやべえそうか
1:21:05
あれとはちょっと違う えー
すっ もう思うんだろうか
そうか普通に打ち明ける可能性があったか いやああああ
いやああああ そう
だなあ そう
だなぁ階院のタイミングやでも今すぐ知り ていか
やっぱじゃあなんかこう なーずこぶれ的なそこブーと鳴らし
はいっ では医者が飛んでいきます
どうしたどうした何買ったかいっ 調子悪い博
そうああああああああああああああああああああああああ あっはっはっはっはっはしないと思いますけど
いやーなんか その自分の名前ですかねにちょっとあの
思い当たるものがありまして
思い当たる?
もしかそう、あの、名字だけなんですけど
こう、なかなか珍しい名字で
何かイスルギって言ったかなって思うんですけど
何かそれで家族とかこう探したりしないですかね
この辺りにいるイスルギさんで
イスルギ、君の名字かい?
ええ、そうです
そうか、じゃあこの辺のイスルギさんか
君が事故にあったあたりのイスルギさんか
まあ、そのあたりで
わかった、ちょっと警察に電話してみるね
お願いします
うん
いや、来ないから
行っちゃっていいですか
うん、そうですね
そうで
はい、では出ていきます
おー、うーん
どうかまあ、すぐには情報はもらえないか
う?
おー、うーん
おー
やっぱまだ、こういろいろ確かめるために
そうですね
おー、うん、はい
じゃあ帰ってきて
この辺りや事故に、雷にあったあたりには
イスルギさんという方はいないと聞いてきます
いない、いないですか
おー、ですか
うーん、じゃあ結構遠出してきてたんですかね
うーん
そうかもしれないね
名前を思い出したってことかい
1:24:00
うーん、なんかまあ、こう
そんなこう、苗字っぽいのを
ちょっとこう、ふわっとワードを思い出したって感じでして
これかなって思ったんですけどね
まあ、そうなのかもしれない
まあでもなんか、そのこう
手がかりがつかめてよかったです
うんうん、そうだね
うーん、まあ
まあこの手がかりがあったら
まあ結構珍しい苗字ですし
こう、家族とかとも会えるんじゃないですかね
そうだね、イスルギさんをこの市内とか
周辺の街で探してみるといいかもしれない
うーん、うん、っていう感じで
こう、退院の時を待ちます
はい、では退院の手続きをするということでいいですか
そうですね、はい、それで
はい、では一度シーンを切らせていただきます
はい
こう
やだねー
あなたは退院をして街に出ていきました
記憶は戻っていますが
あなたが住む場所はありません
先生は退院の時に
体はすっかり全開だけれど
記憶のことがあるから
1ヶ月に一度は受診してほしいと言っていました
視界の端に人が通ります
あなた
あれ、今自分と同じ顔の人が通り過ぎて
どうしましょうこれから
そのシーンをやってもらってもいいかなと一緒に思ったんですけれど
そうですね、1ヶ月後は行かないです、受診しに
なるほど
行かないです
えー
どう生きるんだろう
これ、なんかでもすごいあそこには戻れない
どうしてもちょっと何か許せない
あーはい
どうしても戻れない
戻れない
それは父に対する怒りとか
いやー
どうなの
だって
怒りというか
こうなんだろう
すごい別に
実際
あのイラストも見たくなくなったんですよね
父親のあのイラスト
1:27:01
なるほど
医者嫌われがちなんです
すごい顔見たくなくなったんですけど
なんでですかね
えー
えー
これはまあ
やっぱりってことでいいんですかね
んー
なんかでもまあ
今までと同じように
許せないというか
なんだろう
難しいですね
これ怒りかと言われると
その
その想像した感じ
嫌というか
記憶戻ったは親父
戻っていった後の生活が嫌というか
あーなるほど
どうしても戻ったって
言いたくないなって思ったんですよね
なんか
こいつって言うよりも
よーっつってハッピーに暮らせる感じがしなかったというか
あーなるほど
そうですね
怒りって言われると
なんか違うような気がしました
確かにちょっと多いって感じ
いやでも
いや親父に多いってよりは
なんか親父も多いか
多いっていうか嫌悪感とか
そんな感じでしょうか
感じです
かねー
ん
何なら多いって言うなら
渡した森代さんにちょっと多いですね
あーそっちにもですか
はい
あー
うーんなんでとりあえず
一旦その会いに行きたいですね
どうしても
あー
行きますか
なんでどうしてもその
あーまあ
そうですねまあもし見つかるのであれば
はい
会いたいなって感じでしたけど
えー
そういうエンディングをやった人もいらっしゃいますけれども
そうなんですね
はい
やってみますか
じゃあ会いに行きたいです
はい
エンディングその2で頑張ります
あーその2だ
はい
途中から変わった
はいじゃあ会えたということで
あー
えーっとー
どういう感じだったんだろうこれ今
これもう街角ばったりではないですよね
えー
そうですねまあさっき一瞬通り過ぎたんで
近くにはいたでしょうね
で
えー
イスルギさんを探すと見つかったのかもしれません
うんうんうん
えーっと
いやこれもまた難しいな
なんて声かきれいになった
1:30:00
えーっとー
うーん
もしかして
まことくんかい
まことくん
えーっと
それは
なんて名前
なんて名刺のやつ
でした
えーっと
いがあらしまことくん
かな
だって僕と同じ顔だろ
だって僕と同じ顔だろ
っていがあらしまことですが
おかしいでしょ
いやー
僕も今びっくりしたんだけど
あー
なんでそんな
これ
なんで俺と
同じ顔のやつが
いるんです
あれ
これは
お父さんに聞いてないのかい
え
あー聞いてないです
そっか
じゃあ今君はどうしているんだ
え
あー
いやまあ
こうなんか
何がどうのってか
まあ
こう
何不自由なく動けるんで
言いましょうか
そうか
まあ
自由に動けるようになって
元気になったのなら
譲ったかいがあるよ
譲ったかい
ですか
うん
それはだって
僕の体だろ
あー
まあそうですよね
じゃああなたは
誰だって
僕はイスルギモリオ
喋っていた時の記憶も
ないの
あーいや
なんか
病院で
話した記憶は
ありますけど
それが僕
あー
まあまあまあ
じゃあ体
なんです
あーって言ってるなら
なんでもう一個あるんですか体が
本当にお父さんに
聞いてないんだね
君のお父さんが僕に
機械で作った体を
くれてるんだ
あー機械で作った
そうこの体機械らしいよ
機械で
あーえ
そんなまたまた
ねまたまた
って思うだろ
1:33:03
僕にも本当かどうかはよくわからないんだけどね
でも君を
見たからあー本当なんだって
思ったとこ
あー
んー
じゃあ
今の
えーっと
イスルギさんは
機械の体で
今のこの俺の体が
イスルギさんの体
イスルギさんのだった体
そうそういうこと
そういうことですよね
あーいやわからないですわ
いやそういうこと
ですよねと聞きましたけど
あー
なるほど
ゆずた
ゆずたですか
なんで機械の体
俺のじゃあ体がなんで
機械作らなかったんですか親父は
あー
君の体と
君のあ君の脳と
機械の体が
合致しなかったそうだよ
適成率っていうのが
合わなかったんだって
あー
そうですか
そうかね空乱って機械か
あー
んー
そうですか
あー
あー
とりあえず
お胸理解するのか
お胸理解するのか
じゃあ
まあ
んー
あなたが
その長身の体を俺にゆずって
機械の体で
代わりに過ごしてると
そうそういうことだよ
あー
そうですか
んー
って言ったってこれ
んー
んー
要はなんですか
俺が事故で
動けなくなったからって
それを哀れんで
体を渡したって
いいんですか
哀れんでというのは
ちょっと違うかもしれないけれど
僕
人を救う
人を救う仕事をしているから
お医者さんとか
そういうのではなくて
戦って
人を救う仕事をしているから
君の命も
1:36:01
救えたらなって思ったんだ
ん
救えてないですよ
それ
そうかい
こんなんでどうやって生きろって言うんですか
うん
俺はこんなんじゃ
言ってないよ
そうかい
お父さんに話をしたのか
いやー
親父とは
特に
そうか
それで聞かずに
出てきてしまったんだね
あーまあ
大体そういうことですね
お父さんも
ずいぶん悩んでいたようだ
僕は僕にできることをしただけ
君は
君にできることをするだけ
断ってもよかったんじゃない
あ、なに
返しできる
うん
戻せるって言ってたから
僕が体を譲ったときに
そうですか
うん
あー
いやー
なるほど
わーそうか
なるほど
じゃあ今からでもお父さんにお願いすればいいよ
そうですね
うーん
うーん
まあその通りですね
うん
譲った僕としてはちょっと寂しい気もするけど
君が選ぶんならそれでいいんじゃないかな
うーん
まあそうなるとまた
何でしょう
多分動けない体に
逆戻りったらなんですけど
そうだね
また脳みそに戻ってしまうよ
まあ
じゃあどう言って別れようか
いやー
うーん
まあ
そっか
まあ
自分からこう
直接にこう
会いに来たと言いますか迫ってきたわけですけど
まあ
お話していただき
お時間ありがとうございました
ちょっと一旦
また考えてきます
1:39:00
わかったじゃあね
あ、いつでもおいで
相談に乗るから
あーわかりました
うーん
わーこれ
でも
やる俺これ多分
なんか全部から逃げちゃうな
それも答えだと思います
俺にしますかね
多分これだなー
うーん
自殺からも逃げますし親からも逃げます
はい
逃げます
じゃあ一人で生きていきますね
一人で生きていくとします
はい
じゃあこれで本当に
私のアナザー終了になります
はーい
お疲れ様でした
お疲れ様です
マジかー
申し訳ありません勝手にキャラクターを
使わせていただいて
大丈夫です全然
いやー
最初から当てられてるので
びっくりしちゃって
あー
いやーまあ
うーん
いやでもこれそんなに
なんでしょう
そうか
なんだろう
まあそうかまあでも合ってるのかだいたい
あの人の体にも写ってる状態から
スタートする
うえー
あーでもなんだ
全然びっくりしたというか全然ダメだったぞ
ダメでしたか
いやなんか
なんか
凄い処理にだいぶかかりましたけどね
あの状況説明されてから
入ってこなかったですね1ミリも
あー
でも実際そうじゃないかなとは思いますね
そうっすね
元から人の話聞かないのも相まって
ちょっと大変な
情報の
情報が沢層しておりまして
はい
いやー
これは
なるほど
うーん
なんか悩んでらっしゃるので
いかがでしたかって大変聞きづらいんですけれども
はい
いかがでしたでしょうか
いやー
これあれですね
これ譲るか迷う
自分の体譲るか迷うより
こっちの方がだいぶきついっすね
あーほんとですか
これは
えーいいなマジで
うわー
いやでもこれ片白やったからなのかな
あー
そうですね
片白やった方にこれを回して
がしまさんで
6人目
1:42:01
サッパちゃんも入れて6人目です
おー
このエンドはさすがに初めてです
そうなんですか
誰も逃げなかったんですか
はい
逃げなかった
サッパちゃんは思い出さなかったです
あー思い出さなかった
あとの人は思い出して
お父さんと対決しました
対決対決
え何
リアルファイトで片付けたんですか
言葉でね話をして
はい
そのまま受け取った人が
2人
農家に戻った人が2人
あーなるほど
ん
えっと
あーそうか俺が6人目だから
はいはい
私がはい
じゃあそうか2人2人と
1人思い出さなかった人と
あーなるほど
もう1人やってるんですけどその人のはもう公開しないので
あーなるほど
あーそうですか
今回も見事に
優秀不断ぶりを
あれちょっと待って2時間経ってない
1時間ですね
1時間45分ぐらいです
あー
えー
はい
こちらこそお疲れ様です
キーパーの方
いえいえ好きなだけやってもらうシナリオなので
そうですか
はい
いやこれは
きついな
どうでしたかって
んー
いやーえーこうならないんですね
なんかすっごい
なんかあのー
対決もしたくないんですけど
なるほどねー
ちょっと本当に
こうまあ
んー
なんでですかね
すごい
めっちゃやでしたね
なんか
それは不快な思いをさせてしまいました
いやいやいや
会いたくないという
気持ちがすごい勝っていきました
でなんならその
そうですねその
イスルギーモリオとも会ってからも
なんかあやべーって
もうなんかあんま話したくねーこいつって思って
あー
なるほど
ダメだこいつらなんか
恋で譲っただけなんで
戻してもいいですよみたいな
言われるのもなんかこう
うっみたいな
なんだろう
そうですかを知った上で
いやーもう
さよならするか
気になりましたね
そうですか
あのガシマさんのキャラクター
私あんまりたくさん
知り合っていないので
あーはいはいはい
1:45:01
イスルギーさんならば譲ってくれそうかなと思って
作らせていただいた
いやまあまあまあ
そうですね
あんまり知らないんですかね
んー
これまたあれっすね
夜寝る前もんもんとしますね
すいません寝る前に申し訳ないです
これどうかなーって
いろいろと
いやほんとに
んーいやこれ
いやでもかなり
ちなみにあのいやマジで楽しませていただきました
ちなみに
すごい楽しかったです
よかったです
すごいな
あー
めちゃめちゃ
んーなんか
んー普通にこう
あのその前も
前は話してないか
サッパサッとやったときにちょっと話したんですけど
こういう
あんまりいっぱいは知らないんですけど
あのこういう試行実験みたいなので
まあまあそれなりに好きだったり
するといいますか
まあ
それこそyoutubeだとか
そういうののこう
でちょっとなんか暇なときに
見てたりするので
おすすめ欄
っていうさあれ
そこらへんにこうあったりして
ちょろっと見たり
してるんです
けど
まあ
それの
実際に体験するバージョンみたいな
そうですね
これは
んー
なので大変楽しみましたが
これはなかなかやはり
そうですね
なぜ医者があの話をしたのか
っていうあたりも考えていただけると
あー
あー
まあそうですよね
あのあたりは
まあある程度つながってる
というかまあ結構まんまみたいな
話してましたね
そうですね
いやーごめんよ親父やっぱり俺
ダメだったわ実際に
こうなったら
割と途中で言ったんだよな
実際にこうなったら俺結局
何もせずに死んじゃうかもしれませんね
って本当にそんなことしちゃってるが
おっしゃってましたね
うおー
いやー
んー
いやそうなんですよね
これエンディング考えるところで
なんかちょっと消えてしまいたい感もあるな
と思ったんで
もしかしたら
死のうとするかなぐらいまで考えたんですけど
なんなら死ぬ勇気もねーやと思って
あー
逃げちゃいそうだなと思ったんですけど
はい
1:48:00
この彼はいったいこの後どうなってしまうのか
っていうのはきっと見ている人も
モヤモヤしてるかもしれません
あー
んー
これ
いや実際どうやって生きていくんですかね
この席ないですけど
そうですよね
席なし家なし
はい
えー結構マジでのたれ死んじゃうんですかね
結局言っても
ねーあのイスルギさんが
大丈夫だったら
それこそ姉モネにお誘いしようかなと思ったんですけど
あーなるほど確かに
あー
確かに
あーお世話になるかもしれないですね
いやでも
さっきも言った通り
なんか結構会いたくなくなってたんで
多分生きるためだけにこう
なんだろう
理想する形というか多分
そのまあ多分別に
そっちで仕事もらえたり
なんかするなら多分死に行くでしょうけど
多分会いたがらないですね
そのイスルギとか
えー
いやー
なるほど
確かにエンドとしては
確かにそうなるかもしれないですね
数ヶ月間さまよいの
こう
なんか何とかして
イスルギにもう一度こう
プライドが折れて
連絡するだか何とかして
そうしたらね
イスルギさんの方も気を使って
イチガちゃんを使わせるかもしれません
なるほど
はい
いやー
うわー
いやなんか本当に悲しい主人公になったなと
そうですね
かなり悲劇のキープでやってしまいました
うーん
やだねー
やだねー
いやーどうするんだろうか
じゃあちょっと2時間になってしまうので
録画の方が切りますね
まだ録画切ってなかったんですか
はい
どうぞ
はいありがとうございました
はいありがとうございます
