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2021-08-21 57:24

部活動31 カタシロ #さぱシロ12

Podcastで繋がった仲間たちと新クトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!   


シナリオ:カタシロ 

シナリオ制作者:ディズム様 

https://booth.pm/ja/items/2274429 


キーパー↓ 

さっぱ(@Ogsppa)  

プレイヤー↓ 

しまむら(@shimaarum

キャラクター:神崎 しのぶ  

(敬称略)  


PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 

やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!  

メールアドレス podcast.trpg@gmail.com 

Twitter:@PodcastTrpg

ハッシュタグ:#PTRPG部 #さぱシロ12

00:00
今回のさ、カタシロというシナリオは結構何回かやっておりまして、それぞれで新しいタグを別につけてるんですけど、今回は12回目っていうことで、ハッシュタグさぱシロ12、12ですね。
っていう風になってます。さぱがひらがなで、シロがカタカナです。ちょっとわかりづらいんですけど、コメントとかツイッターとかで感想とかをつぶやいていただく場合は、ぜひさぱシロ12をつけてツイートしてください。
お願いします。早速なんですけど、今回のプレイヤーの島村さんに自己紹介とキャラクターの紹介をお願いしたいです。
はい。皆さんどうもお世話になっております島村です。DRPG自体はまだ本当に数回目なんですが、この度一人でのシナリオに挑戦することになってもガチガチです。頑張ります。
今回のキャラクターはですね、神崎忍ちゃんという25歳の女の子です。滋賀県出身で、現在は都内で塾の先生をしています。美人の母と姉に囲まれて育ったせいで、見た目整っているんですが、かなり自分自身がありません。
自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身が
ありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自分自身がありませんが、自
はい、ではですね、早速もう始めていきますけど大丈夫ですか?
はい!
はい、では、シンクトゥルフ神話TRPG片城、始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あなたは目が覚めると病室のベッドにいた。いや、正確にはまあちょっと見た感じ気づくかもしれませんが、手術室みたいな場所ですね。
03:06
頭痛がひどい。体が思うように動かない。そしてそこに一人の女性がやってきました。
気がついたようですね。私は医者です。あなたは落雷にあって病院に運ばれてきました。覚えていますか?
と聞かれるんですが、ここで神崎はアイディアお願いします。
はい。
失敗ですね。
はい、えーとですね、どうしてここに運ばれてきたのか、まず覚えていません。
はい。
そして、あなたはあなた自身のことを覚えていません。
はい。
社会的に生きるための記憶以外、すべて忘れていることに気がつきます。
うんうんうん。自分の名前とかも忘れているんですか?
自分の名前もわかりません。
うん。なるほど。
私、一体ここは病院なんですか?落雷?
ええ、そうです。あなたは落雷にあってここに運ばれてきたんです。覚えてないですか?
全く何のことかさっぱり。
えーと、そうですね、自分の名前は思い出せます?
名前、ごめんなさい。わからないです。
なるほど。名前以外のこと、例えばそうですね、どこに住んでいたとか、どんな職業だったとか、そういうことも覚えていらっしゃらないってことですかね?
覚えません。全然。
わかりました。なるほど。うーん、記憶喪失ですかね。
記憶喪失。
たまにあるんです。落雷で、一時的なものなんですが、そういったことがある方もいらっしゃるので、もしかしたらそれかもしれません。
そうなんですね。
検査が必要ですね。体も本調子ではないかもしれませんが、しばらくすれば動けるようになります。約束はできませんが、記憶もそのうち戻ると思います。
はい。
数日は様子を見た方がいいですね。3日間はここにいていただきたいです。
わかりました。
はい。あと、非常に申し訳ないんですが、実は当院現在満床でして、ここは手術室なんですが、他に部屋がなくて、ここで過ごしてもらっても構いませんかね。
ええ、大丈夫です。
ありがとうございます。そうですね。ちょっと記憶がなくて混乱しているかもしれませんが、記憶を取り戻す何か手がかりになったらと思います。何か私とお話していただいてもいいですか。
06:11
はい。
そうですね。話、何か題材があった方がいいですよね。
そうですね。自己紹介はしていませんでした。私は高梨と言います。そして、神崎忍さんとおっしゃるというのは、身分証で確認させていただきました。
神崎忍、それが私の名前なんですか。
ええ、そのようですね。
わかりました。高梨先生、よろしくお願いします。
はい、神崎さん、よろしくお願いします。神崎さんは囚人のジレンマというゲーム理論をご存知ですか。
ええ、知っていますが。
じゃあ、それについてどういうものか説明していただいても。
2人の囚人が捕まって、2人とも自白すれば、契機が同じ。目比にすると短くなる。どちらかが自白すれば、片方はゼロ年。そういうやつですよね。
そうですね。これをせっかくなので、ゲームと言いますか、このゲームを私と神崎さんでやってみたいなと思うんですけれども。
一応説明しておきますと、お互いが目比すると懲役が2年になって、どちらかが自白した場合、自白した方がゼロ年で目比した方が10年。
そして、お互いが自白した場合は、懲役が5年になるといったものになっています。
はい。
せーので答えを言いたいなと思うんですが、もう答えは決まっていますか。
はい、決まっています。
わかりました。じゃあ、私が声をかけるので、そこで同時に言うってことでいいですかね。
はい。
はい、では行きますよ。せーの。
目比します。
あ。
なるほど。私が自白で神崎さんは目比。じゃあ、私が懲役ゼロ年で神崎さんが懲役10年ということになってしまいましたね。
そうみたいですね。
どうして目比を選ばれたんですか。
え?えっと、仲間の人を裏切りたくなかったので。
ああ、なるほど。確かに、私と神崎さんが今回の場合は何か罪を犯した共犯で、一緒に何かをやったってことになりますもんね。
はい。
お互いが目比をすれば、一番二人の懲役は軽いですし。
はい。私なんかのせいで、もう一人の人の景気が伸びちゃったりしたら、申し訳ないので。
09:07
なるほど。自分よりも他の方を大事に思われるんですね。
うーん、きっとそれだけ一緒に悪いことができる人って大事な人だったと思うんです。だから。
なるほど。まあ確かに今回の場合はゲームでしたから、私と神崎さんは特に何かお互いに知り合っている間柄ではないですけど、本当に二人で罪を犯すとするなら、大事な相手なのかもしれないですね。
はい。
なるほど。なんとなくほんの少しですが神崎さんのことがわかったような気がします。
あ、すみません。私、そろそろ外来の患者さんを見なければいけない時間になってしまいました。
あ、はい。
検査はまた外来の患者さんを見終わり次第こちらに来て行わせていただきますので、よろしくお願いしますね。
はい。よろしくお願いします。
はい。では失礼します。
失礼します。
で、医者は出ていきました。
あなたは今ですね、真ん中の緑色のベッドの上にいます。
はい。
体が重くて、手の届く範囲であれば気になったものを調べることができそうです。
右側と左側とありますが、どちらから行きましょうか。
じゃあ、左から見ます。
画面左でいいですかね。
はい。
わかりました。ではベッドサイドモニターからですね。
カーソルを合わせると中身が出てきます。
読み上げますね。
ベッドのそばには患者の心拍数や血圧などの異常を教えてくれる装置がある。
このような危機が出されていたということは非常に危ない状況だったのだろうか。
97と98という数字が画面に表示されている。
その数字が何を意味するのかわからない。
これについてもう少し詳しい情報が欲しい場合は目星での判定をお願いします。
はい。目星振ります。
ダメだ。
失敗ですね。
これについてはよくわからなかったな。この数字は何なのかなと思ったくらいですかね。
何なのかな。
では次、右側も行きましょうか。
はい。
右側は器具ですね。
ベッドのそばにある台の上には器具が並べられている。刃物の類はない。
これについてもっと詳しい情報が欲しい場合は目星もしくは知識での判定をお願いします。
知識の方が高いので知識でいきます。
もう頭が痛い。
12:00
めちゃくちゃ頭痛すぎて動きたくないなと。
思ってしまったということでサンチを1減らしておきます。
どうして。
イダダダダと。
イダダダダ。
はい。いった感じですね。
もうそのような感じで体がだるくてたまらないなと思っていたところで隣の部屋から声がかかります。
はい。
誰かいるの?
あなたは一体。
えっと私隣の部屋にいるの。ここに入院してるの。
そうなんですね。
私もなんだか入院してるみたいです。
そうだよね。さっき声が聞こえたから人が来たのかなって思って。
実は私ずっとここにいるから暇なんだよね。よかったら話し相手になってくれない?
え、私でよければ。
本当に?よかった。あ、そうだ。えっとね、私の名前は高梨明。よろしくね。
高梨明さん。
うん。
あれ、さっき高梨先生という方とお話したんだけど。
あ、そうなの?
あなたは。
それ私のお母さんだよ。
あ、そうなんですね。
うん。お母さんはね、すっごいお医者さんなの。
そうなんですか。
うん。だからお母さんが主治医っていうか担当ってことなのかな。
え、おそらくそうなんだと思います。
あ、そうなんだ。じゃあ、なんでここに入院してきたのかわからないけど絶対治るよ。大丈夫。
そうですね。あなたのお母様ならきっと治してくれると思います。
うん。お姉さんの名前は?
あ、私は神崎忍と言うらし、あ、え、言います。
言うらしい?
えっと、それが私記憶喪失になってしまったみたいで何も思い出せないんです。
え、記憶がないの?お姉さんも?
あれ?あきらさんもなんですか?
あ、私は違うんだけど、そこの部屋に入る患者さんみんな記憶がないって言うんだよね。そういう人が入る部屋なのかな。
そうなんですか。
何も覚えてないの?
え、この名前もさっきあなたのお母様に教えてもらったばっかりで。
15:01
あ、そうだったんだ。早く記憶戻るといいね。
え、ありがとう。
うん。私もさ、ここに入院してるんだけど、一生懸命治るように頑張ってるから、えっとそうだな、忍さんって呼んでもいい?
え、よろしく。
忍さんも頑張ってね。
はい、あきらさんも頑張ってくださいね。
うん、ありがとう。私ね、体が治ったらお母さんみたいなお医者さんになってたくさんの人を助けたいんだ。
それは素敵な夢ですね。
うん、そうでしょ。まあ私、お母さんが自慢だからね。
いいですね。素敵だと思います、そういうの。
うん、そっか。忍さんはお母さんのことも覚えてないんだもんね。
そうですね。いい人だったのか悪い人だったのかも全く覚えていません。
うん、まあでも、わかんないけど忍さんのお母さんならきっといい人だよ。
どうでしょうか。
うん、私はそう思うな。
ありがとう、あきらさん。
うん。
と、あきらと会話をしていると、かんざきのこと強烈な眠気が襲います。
まだ体力が戻りきっていないようです。泥のように眠りに落ちる直前、隣の部屋からおやすみという声が聞こえた気がします。
目が覚めました。
あなたは相変わらず手術室にいます。しかし様子がおかしい。視界が白黒になったり、ちらついたり、正常ではありません。
一体どうなっているんだと心配している時に、声がかかります。
かんざきさん、おはようございます。調子はどうですか?
聞こえてきた声は、確かに昨日聞いた医者のものですが、見た目では判断ができない状態です。
えっと、あれ?高梨先生?
ええ、そうですよ。どうかしましたか?
なんだか視界がおかしくて、どうなっているんでしょうか?私。
私の顔は、もしかしてあまり見えていらっしゃらないですか?
よくわかりません。
なるほど。わかりました。そうですね。眼球の検査などをした方がいいかもしれませんね。
18:02
心配しなくてもよくなりますから大丈夫ですよ。おそらく一時的な後遺症のようなものだと思います。
はい。
落ち着かないかもしれませんが、今日も少し、そうですね、記憶を取り戻すための何か手がかりになったらいいなと思って話を持ってきたんですが、話してもいいですか?
あ、はい。
ありがとうございます。かんざきさんはテセウスの船というパラドックスをご存知ですか?
テセウスの船ですか?すみません。ちょっとわかりません。
あ、では説明させてもらいますね。
昔テセウスという人がいて、その人が乗っていた船は、まあテセウスの船と呼ばれていたわけなんですが、船なのでまあ経年劣化といいますか、使っていくと劣化していくので、古いパーツを徐々に置き換えていきました。
その結果、すべてのパーツが置き換えられた時、その船は同じテセウスの船と言えるのかどうかというパラドックスです。
はい。
この内容については理解していただけましたかね?
はい、わかりました。
かんざきさんは、これはテセウスの船と言えると思いますか?
そうですね。私には同じ船とは言えないような気がします。
なるほど。そうですね。その理由を伺っても?
はい。なんだろう。船ってきっといろんな人が使ってきて、いろんなところに傷がついたり、締めができたり、そうやったいろんな人の思い出が詰まってると思うんです。
でもそれが変わっちゃったら、同じ船とは言えないんじゃないかなって。
なるほど、なるほど。
そうですね。例えばなんですが、新しいパーツに置き換えていくスピードがすごく遅かったとしたら、また新しいパーツも置き換えられてから、その人たちと一緒に時を過ごしたりして、傷がついたりとか、締めができたりとかするような気はするのですが、
それでもテセウスの船とは言えないんですかね?
そうですね。置き換わった船も素敵な思い出の詰まった船だと思うんですけれど、元のテセウスの船とはまた違う船になっているような、そんな気がします。
なるほど、確かに新しくしたパーツは、前のパーツとは同じ経験はしてきてないし、同じ記憶と言ってもいいかもしれませんね。残っていないからってことなんですかね?
21:12
そうですね。今の私も、前の記憶のある時の神崎忍とはきっと違う人間のような気がします。
そうですね。神崎さんの場合は一時的に記憶を失っている状態で、これから記憶が戻った時はまた前の神崎忍に戻るんですかね?
そうかもしれませんね。でもそうしたら、今お話ししている私はどこに行っちゃうんでしょう?
今私と話している神崎さんも元の神崎さんの一部になっていくんじゃないですかね?私はそんな気がします。
だったらいいですね。
すみません。私ったらまた話しすぎてしまって、外来の患者さんを見なければならない時間になってしまいました。
眼球の検査はまた外来の患者さんを見終わり次第、ここに来てやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしますね。
わかりました。
失礼します。
失礼します。
と言って、医者は出ていきました。
あなたは昨日と同様、手術室のベッドの上にいるのですが、相変わらず体は重いのですが、昨日よりは少し動けそうです。
少し歩いて、気になったものを調べることができるでしょう。
右側と左側とありますが、どちらから行きましょうか?
高梨先生、なんで先に目を見てくれないの?
じゃあ、また左から見ます。
左から行きましょう。
左は過温装置ですね。
ベッドから少し離れた位置に、温風で体温を適温に維持するための装置がある。
これについてもう少し詳しい情報が欲しい場合は、目防止、聞き耳、知識での判定をお願いします。
はい。頼む。そろそろ成功して。
どうして?
神崎はおそらくこのベッドサイドモニターのコードに引っかかって、こけましたね。
痛い。
ということで、HPが1減りました。
すごい、DEXの低さがこんなところに現れている。クソ不器用なんだけど。
なぜこのセッションでもうすでに100ファンが2回出ているのでしょうか。私はよくわからないですね。
まだ一人で歩いているだけなのに。
24:00
ちょっとお疲れだったでしょうね。昨日も頭痛かったですし。
そうかもしれないですね。
気を取り直して右も見ますよ。
そうですね。右側も行きましょうか。
右側は資料ですね。
少し歩いた先にある棚には、以下のような患者の名簿と思わしき資料が納められている。
一番左側の列に名前が書いてあり、真ん中に適正率1、右側に適正率2と書いてありますが、名前には見覚えはありません。
これについてもう少し詳しい情報が欲しい場合は、目星もしくは図書館での判定をお願いします。
なるほど、なるほど。
せっかくなんでね、先生なんで図書館で振りますよ。大丈夫、大丈夫。よし。
何もわからないですね。
ポンコツかもしれない。
おかしいな。能力値はちゃんと振ってきてもらってるんですけどね。なんでなんでしょうか。
何が起こってるんですかね。
ログ真っ赤っかなんですけど。
ちょっとよくわからないんですけども。
といった感じで、こけてですね。膝をぶつけたことでしょう。痛いなと思って膝をさすっているところで、また隣の部屋から声がかかってきます。
こんにちは。
いってて、あれ、こんにちは。
さっきなんか音がしたけど大丈夫?
なんでもないんです。大丈夫。
ならいいんだけど、調子はどう?
なんだか今日は目がおかしいみたいで。
目の調子が悪いの?
はい、すごくチカチカしてるような、色も白黒で。
そういう症状は初めて聞いたかも。
そうなんですか。
なんか今までの人は、頭がぼーっとするって言ってたり、それからこれはちょっと言い方は良くないかもしれないんだけど、あんまりお話が通じなくなっちゃう人とか、そういう人が多かったんだよね。
そうなんですか。
その部屋に運び込まれた日は平気なんだけど、次の日になるとちょっとおかしくなっちゃうみたいな人が多かったかな。
その方たちに比べたら私はまだ軽症なのかもしれないですね。
そう言っていいのかはわかんないけど、だから忍さんもそうなっちゃうんじゃないかって結構怖かったんだよね。
あきらさん、大丈夫ですよ私は。ちゃんと今日は少しなら動けますし。
そうなんだ。良かった。ちょっとずつ元気になってるってことなのかな。
27:04
そうだったらいいんですけど。
あ、そうだ。記憶がないって言ってたけど何か思い出した?
いや全然。
そうなんだ。そりゃそうだよね。昨日の今日ですぐに戻るわけないもんね。
そうですよね。あきらさんは今日はご機嫌いかがですか?
私は特に変わりはないかな。
そうですか。
うん。あのさ、実は私目が見えないんだよね。
そうなんですか。
うん。昨日入院してるって言ってたけど交通事故でさ、それで目が見えなくて体も動かせないんだ。
それは。
忍さんにばっかりさ、なんでここに運ばれてきたのとかどういう状況なのってばっかり聞いてたから、私も言った方がいいかなって思って言ったんだけど、ちょっと話重かったよね。ごめん。
いや、そんなお気になさらず、むしろお話ししてくださってありがとうございます。
うん。そうやって言ってくれてよかった。
はい。あきらさんのこと私も少しだけですけど知れて嬉しく思います。
うん。もっと忍さんとお話ししたいな。
ええ、私もお話ししたいです。
あ、そうだ。じゃあさ、あのさ、私も忍さんも元気になったら会ってくれる?
もちろん。
ほんとに?約束だよ。
はい。ぜひ一緒にお茶でもしましょうね。
うん。絶対体動くようになって、目も見えるようになって、忍さんと何するのがいいかな。何が、あ、そっか。記憶がないから何が好きとかもわからないのか。
そうですね。だからあきらさんのしたいこと、何でも付き合いますよ。
私のしたいこと?
ああ、そうだな。私ずっとここにいるからさ、結構その病院に入院してる期間が長いから、だからそうだね、したいこといっぱいある。
じゃあ一つずつこなしていきましょうね。
うん。約束だよ。
はい。約束です。
うん。まあそうだな、はじめはやっぱり、うーん、そうだな、おしゃれしてご飯に行くのがいいかな。
30:07
そうですね。ほんと楽しいと思います。
あ、そう、なんか、あのなんだっけ、最近さ、パンケーキとか流行ってるらしいってお母さんから聞いたんだよ。なんか生クリームいっぱい乗ってるやつ。
うん。おいしそう、いいですね。
うん。そういうのは食べに行くのとか、やりたいな、スイーツ巡りってやつ?
ええ、絶対行きましょうね。
うん。約束だよ。
はい。
はい、えー、そのように、えー、あきらと話していると、えー、昨日のように、かんざきのことを、えー、強烈な眠気が抑えました。
歩けるようになったとはいえ、まだ体力が戻りきっていなかったようです。泥のように眠りに落ちる直前、隣の部屋から、「おやすみ。」という声が聞こえた気がします。
えー、「目が覚めました。あなたは相変わらず手術室にいます。視界はクリアになっています。体の調子も昨日より良くなっています。そこに医者がやってきました。かんざきさん、おはようございます。調子はどうですか?」
あ、おはようございます。なんだか視界も良くなって、私昨日眠ってしまっていたみたいなんですけれど、もしかして先生が何か治療をしてくださったんですか?
治療といいますか、検査はさせてもらいました。やはり特に問題はなかったようで、一時的な、まあ昨日だけっていうのも不思議な感じはするかもしれませんが、一時的な視野の後遺症といいますか、そういったものだったようですね。
はい。なんだか少し調子が良くなってきたような気がします。
良かったです。そうですね、では記憶の方はどうですか?
記憶は、すみません、まだ。
まあそうですよね、あまり焦らないでください。
はい。
焦って追い詰められてしまったりするとストレスを感じてしまったりしますから、ゆっくり記憶は取り戻していきましょう。
はい、よろしくお願いします。
今日も、そうですね、記憶を戻す何か手伝いになっているかどうか少し怪しいところはありますが、またお話をさせてもらっても?
はい、お願いします。
今日持ってきた話は臓器くじという試行実験なんですが、かんさきさんは臓器くじというのはご存知ですか?
33:03
いえ、知りません。
では少し説明させてもらいますね。
臓器くじとは、ある人間を一人積極的に殺してそれより多くの人間を助けることは良いことだろうかという試行実験です。
この話は次のようなルールで行われます。
1、公平なくじを健康な人に引いてもらう。
当たりが出たらその人は殺される。
2、殺された人の臓器をすべて取り出し、臓器移植が必要な人々に配る。
3、移植は必ず成功するものとする。
4、くじに不正行為は起きないものとする。
5、人を殺す以外に臓器を得られないものとする。
この内容については理解していただけましたかね?
はい。
少し物騒な話になってしまうんですが、神崎さんはこれについてはどう思いますか?
そうですね。
一人の犠牲で多数が助かるのは確かに理想的かもしれませんが、
でも誰かのために誰かを殺すなんてことは、私は許されないんじゃないかなって思います。
なるほど。そうですね。
例えばなんですが、神崎さんがくじで殺される側に立ったらどう思いますか?
私が…私の命で他の人が助かる…不思議ですね。
なんだか自分だったら、自分が誰かのために何かできるならいいかもって思っちゃいました。
そうですね。
じゃあ逆に神崎さんが臓器を移植してもらう側だった場合はどう思いますか?
絶対に私のために死んでほしくないって思います。
やはり自分よりも他人を大事にされる方なのですね。
そうなんでしょうか。
そうですね。これは私の意見ですが、私は医者なので、多くの人が助かるのは良いことだと考えます。
だから私が殺されて多くの人が助かるならそれは望ましいことだなって、なんとなくそんな風に思ってしまったりします。
36:10
神崎さんと同じですかね。
そうですね。
自分が移植を受ける側に立った時のことはあまり考えられていないのですが、
私の大事な人が移植を受けたいと思う場合があるとするなら、
そうですね。ちょっとなんとも言えないですね。
すみません。お子さんが入院されてるってお聞きしたので。
あきらと話してくれたんですね。
はい。お話ししてくださって。
あの子ずっとここに入院してるので退屈してるので話し相手になってくれてありがとうございます。
いやこちらこそ。応援してもらえて私も元気をもらっています。
あの子はそんなことを言っていたんですね。
はい。
結構ひどい事故だったんですけれどもめげずに一生懸命頑張ってくれていて自慢の娘です。
そうなんですね。あきらさんも先生のこと自慢のお母さんだとお話ししていらっしゃいました。
あの子がそんなことを。なんだか恥ずかしいですね。
すみません。私また話しすぎてしまって外衛の患者さんを見なければならない時間になってしまいました。
明日には退院してもらって大丈夫だと思います。
記憶は今はまだ戻っていないかもしれませんがきっと戻るでしょう。
また退院の手続きについては明日話させてもらいますね。
わかりました。
はい。では失礼します。
はい。失礼します。
はい。と言って医者は出て行きました。
今日はとても調子がいいです。
調べられそうな箇所は一箇所だけですね。
はい。
はい。見てみますか。
はい。見てみます。
はい。隣の部屋に続いている扉です。
今の体の調子ならあの子に会いに行くことができるでしょう。
おお。
神崎はどうしますか?
あきらさんに会いに行きます。
なるほど。
会いに行く前にちょっと声をかけてみたいかな。
はいはいはいはい。どのような感じで?
39:02
あきらさんおはようございます。
あ、おはようございます。
しのぶさん?
はい。しのぶです。
今日はなんだかすごく調子が良くて、
あなたのところに会いに行ってもいいですか?
うん。もちろん。
でも私目とか見えてなくてどうしよう。寝癖とかついてたら恥ずかしいけど。
大丈夫ですよ。
しのぶさんが来てくれるなら私嬉しい。
じゃあ今からそちらに伺いますね。
うん。
では扉を開けて隣の部屋に入りますね。
はい。
わかりました。
隣の部屋は薄暗いです。
部屋の中央がぼんやりと光っていて、
おそらくそちらの方にベッドがあるのだろうなということは何となく見てわかります。
はい。
ベッドの方に向かっていきますか?
そうですね。じゃあ声をかけながらベッドの方に向かっていきます。
あきらさん、そっちにいらっしゃるんですよね?
うん。そうだよ。
えっと、見えづらかったりする?大丈夫?
ごめんなさい。この部屋何だか少し暗くて。
ああ、そうなんだ。私目が見えてないから知らなかった。
そうですよね。
はい。ではゆっくりとベッドの方に近づいていくと、
そのベッドに横たわっているのはあなた自身でした。
もちろんあなたはベッドのそばに立っています。
立って横たわる自分を眺めている。
ではベッドで寝ている自分は誰なんだろうか?どうして自分が二人いるんだろうか?
このような異様な光景に3値チェックを行っていただきます。
成功で1、失敗で1d10です。
失敗ですね。では1d10お願いします。
そんな気はしてた。あれ?1d10。
あ、うそだ。
10点ですね。10点なので不定ですね。
どうなってるんですか?この宅。
不定ですね。なるほど。ではですね、BMRと入力をお願いします。
BMR。
BMRと打ってください。不定の場合は、ちょっと待ってくださいね。
いいですよ。打ち込んでやってください。
はい。打ち込めました。
42:01
BMRの内容が、狂気の発作が身体症状ですかね。
3ラウンドの間、視覚や聴覚に異常が生じたり、視視の一つまたは複数が動かなくなる。その場に釘付けになるかもしれないですね。
はい。
それから不定なんで、ちょっと待ってくださいね。不定はどうやってやるんだったかな。不定の狂気は。
いやー、しのぶちゃん失敗しかしてないぞ。大丈夫かな。
1回も成功が見れてない。
1回も成功してない。始まる前のリハーサルで振った時は成功出してたんで、いけるなと思ったんですけど。それが全部だったみたいです。
いやー、こんな回もあるんですね。
とりあえず、今回はこの釘付けになるという状態でそのまま続けていきましょうか。
はい。
そして、かんざきは気づきます。かんざきが声を発していないので、あきらはかんざきに向かって声をかけるんですが、
どうしたの?こっちにもう来た?大丈夫?と声が聞こえてくるのは、ベッドの脇に置いてある機械が付随したシリンダーからでした。
そのシリンダーは緑の液体で満たされており、中には脳みそが浮かんでいました。
彼女の声はこのシリンダーに付随した機械から聞こえてきています。
そして、医者がやってきました。彼女は一目散にシリンダーの方に歩いていって、スイッチのようなものをパチンと押しました。
もうそんなに動けたんですね。
先生、これは一体どうして?あきらさん、それに私がもう一人。
そうですね。かんざきさんにはすべてお話しする必要がありますね。
体を動かすには、体を自由に動かすにはまだ調整が必要だと思っていましたが、こんなに動けるとは思いませんでした。
この子の体は原型がとどめられないほど重傷を負ったんです。交通事故にあったと聞いたでしょう?
はい。
45:00
なんとか脳だけは保存しようと試みたんです。幸い私は交流がありました。
そういったことができる種族との交流が。ベッドにいるのはあなた自身の元の体です。
元?
今のあなたの体は作り物です。人形にあなたの脳みそを移し変えました。
この子は人形にうまく接続できなかったんです。機械に移し変えるのには時間が経ちすぎていたようです。うまく殉納できませんでした。
でもあなたの体なら、適性率98%のあなたの体なら、きっとこの子に馴染んでくれる。
そしてその人間の体もあなたに馴染んでるでしょう?ちょっと調整は必要でしたが適性率は97%でしたから。
種族と交流?人形?適性率ってもしかしてあの名簿は?
ええ、そうですね。今まで私がこの子の体と入れ替えることができるかどうか試してきた人たちの名前です。
私、私のこと先生が連れてきたんですか?あきらさんのために?
それは、まあそうですかね。
先生はこのままあきらさんの脳を私の体に移植するんですか?
ええ、そうですね。私から神崎さんにお願いしたいことは一つです。あなたの体を譲ってほしいんです。あなたにはその機械の体をあげます。
機械の体。私、本当に神崎忍じゃなくなっちゃったんですね。
そうですかね。
体もそのままでないとあなたのものじゃないと言うなら、あなたじゃなくなってしまったのかもしれません。ただ脳は元のあなたのもののままです。
48:09
もし私が自分の体を返してほしいと言ったら、先生はどうするんですか?
そうですね。100%失敗せずに戻すことはできますよ。練習はたくさんしましたから。
練習…。あきらさん、いつまでこの状態で生きていられるんですか?
この状態というのは?
あきらさん、ずっとこのシリンダーの中で生き続けていると思うんですけど、寿命とかないんですか?
そうですね。それは正直わかってはいません。この子の脳はこのまま劣化していっているのかも正直わからない状態です。
あきらさんの手術、私の体への移植手術が終わった後、先生は私のことをどうするんですか?口封じのために殺しますか?
いえ、そのようなことは…。あなたが体を譲ってくれるというなら、その機械の体をあなたにお渡しして、あなたはそのまま生きていっていただければ。ただ、言っておかなければならないことがあります。
やつらの技術は完璧です。その体を使うことで直ちに死傷が出るようなことはないでしょう。しかし、何分初めてのことですから、どうなるか保証することはできません。
先生のおっしゃる、やつらっていうのは?
そうですね。人知を超えた存在です。
人知を…。そうですよね。こんな、こんなこと、人間にできるなんて思えませんし。
そうですね。私も、やつらと交流するまでこのようなことができるとは思いもしませんでした。
私、あきらさんと約束しちゃったんです。一緒にお洒落してお出かけしようって。
51:01
ええ、そんな風に約束してくださったんですね。
わかりました。私、私の体、いいですよ。あきらさんに差し上げます。
本当にいいんですか?
なんでしょう。記憶のない神崎忍、元の体にあんまり未練がないみたいで。
なるほど。
それよりも目の前のあきらさんをお茶に連れて行ってあげたいって思うんです。
そうですか。あきらのことを大切に思ってくれてありがとうございます。それがあなたの決断ですね。
はい。
はい。そう返事をしたところで、神崎は視界がブラックアウトして倒れてしまいました。
あなたは気がつくと、自分の家に戻っていました。失われた記憶も戻っています。
病院での出来事も覚えています。あれは夢だったのか、現実だったのか。
ふと、体のある一部分がよく見るとわかることですが、他の部分とは違う色になっていることに気がつきます。
果たしてその体は本物なのか、偽物なのか、それがはっきりするのはもう少し後のことでしょう。
最後に神崎忍から言葉をいただいて、今回のセッションを終わりにしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
え、あきらさんとは会えないんですか?
あきらと会えるかどうかはわからないですね、今の段階だと。
あ、そうなんですね。夢だったのかな、なんだろう。
記憶、病院での記憶も残ってるんですか?
はい、両方ともあります。
そうですよね。私、あんな勢いで決断しちゃったけど、ちゃんと生きてる。
私の体本当に機械になっちゃったのかな。あきらさん、大丈夫かな。
よくわからないけど、これでよかったのかな。
54:02
高梨先生って何者だったんだろう。なんだかよくわからないことが起きた気がする。
はい、そのような感じでよろしいでしょうか。
はい。
はい、ではシンクトゥルフ神話TRPG片城終了したいと思います。おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
はい、どうでしたか?
あきらに会いたい。
会いたいですか。
あきらに会いたい。会わないとたぶん納得しないと思います。自分の体が入れ替わったなんて。
ああ、そうですね。確かに。そうですね。お茶行けるんですかね。
行きたいですね。
はい、そうですね。結末を迎えたということで、3値の回復を行っていきたいと思うんですけれども、1D10の回復お願いします。
はい。半分。
34ですかね、じゃあ。
こんな感じの短いシナリオでしたね。
初めて対マンシナリオと言いますか、やってみたかなと思うんですけど。
そうですね。
最初めちゃくちゃ緊張されてましたけど、ダイスが荒ぶってましたね、今日は。
もうなんも成功しなかったですね。
なんも成功しないし、サンチェックは10だし、ファンブル2回だし、今日は赤色のログが大量に出たということです。
なかなかなくて、ある意味面白い。謎にそこで面白さを稼ぐということは。
そうですね。ダイスに面白くしてもらいましたね。
なんか結構あっさり決めちゃったような気がするんですけど、もうちょっと悩んだほうが良かったのかな。
それはね、自分の選択なのでいいと思います。それが島浦さんの、いや違うね、さんざきさんの選択ですから。
そうですね。
このような感じで今回の配信は終わっていこうと思うんですけども、何か言い残したこととかないですか?
言い残したこと、そうですね。こんなにサンチェが減るシナリオだったのかなって。
57:02
大体1位で終わるんですけどね、みんな。
結果的に回復してないっていう。
そうです。といった感じで、今回ではサパシロ12、これで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
57:24

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