1. サイコロアイランド🎲
  2. #08 過去の自分にアドバイスで..
2025-03-27 30:48

#08 過去の自分にアドバイスできるなら -似顔絵作家 & 図書館職員 × モルックサークル代表 × 看護師 & 保健師 & 公認心理師-

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出演:
emi | 似顔絵作家・図書館職員 ほか(https://www.instagram.com/emi.ekaki3/)
・磯部 幸恵 | 看護師、保健師、公認心理師・「パンダの喫茶店」立ち上げメンバー (https://www.instagram.com/pandacafe.matsukawa/)
・矢口 泰央 | モルックサークル ベル☆くりけっと代表 (https://www.instagram.com/bell._.cricket/)


会場提供:
発酵と暮らし おはこ
https://www.instagram.com/ohako.ikeda/
🎲サイコロアイランドとは?🎲
『大人も大きな子どもだよ。』
この番組は、長野県の松川村の住民がサイコロの目で決めた話題を話し合う番組です。
お便り感想はこちら:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSdsLdYa6t-HhBJoiwyIgl9rJcIDe0gTrtLYi75oZyzKQJUw/viewform
ハッシュタグ: #サイコロアイランド
企画: サイコロアイランドプロジェクト
制作: 前原誉宜 https://lit.link/taaakaaa
Curated by Newtral.inc
https://newtral-design.studio.site/
—————-
“Adults are just little kids too.”
This program features residents of a small village in Nagano Prefecture discussing topics decided by the roll of a die.

サマリー

このエピソードでは、絵描きのEMI、モルクサークル代表の矢口康夫、看護師の磯部ゆきえがそれぞれの生い立ちや経験について語ります。彼らは、生きづらさを抱えながらも、自分自身を大切にし、他者への理解とサポートを求める重要性について話し合います。また、モルックサークル、ジェンダー、そして生きづらさに関する体験が紹介され、参加者たちは過去の自分にアドバイスを送る想いを共有し、多様性や自己受容の大切さについて深く掘り下げます。さらに、彼らは心理的な安心を確保する対話の場を持つ重要性を強調します。

自己紹介と背景
サイコロアイランド、この番組は、長野県のとある小さな村の住民が、サイコロの目で決めた話題を話し合う番組です。
サイコロアイランド、じゃあ始めます。
お願いします。
それでは、初めましての3人なので、最初に自己紹介をしていきますか。
じゃあ、私から。
私は、小文字のEMIっていう活動で、お名前で活動している、ある時は絵描きだったり、ある時は図書館職員だったり、あと歌うだったり、いろいろしたりしている、EMIっていうものです。
生きづらさを人生のギフトにしたいなって、自分の人生とか、自分の経験、何かを生きづらさ抱えている人たちの何かになれたらなっていうような活動を、
これって決めない形で、いろいろやらせてもらっている、絵描き兼図書館職員のEMIって言います。よろしくお願いします。
お願いします。
じゃあ、私。
私は松川村でモルクサークルのベルクリケットというサークルを立ち上げて活動しております。
矢口康夫と言います。
モルクが大好きで、若い人から高齢の方までに楽しんでもらいたいという思いで、広報活動をしたり、体験会や依頼があればそこに出向いて、モルクを教えたりしている活動をしています。
ヤスくんって呼んでください。
ヤスくん。
お願いします。
はい、磯部ゆきえと言います。
松川村の中でパンダの喫茶店という任意団体を友達と立ち上げてるんですけど、この団体は子どもに発達障害がある親が集まって、安心して話ができるような場を作りたいねっていう仲間と、
友達との話題から始まった団体で、今年活動が5年目に入る感じで、子どものこととか、親が自分の気持ちを整えるために月1回、松川村の輝きとかで開催している会です。
仕事としては、障害者福祉の施設で看護師として働いております。
よろしくお願いします。
ゆきえさんと呼んでください。
お願いします。
過去の自分へのアドバイス
自己紹介難しい。
苦手。
ありがとうございます。
そしたら、早速サイコロ行くか。今のそれぞれ、やすくん、ゆきえさん、えみ、何か聞きたいこととかあったら、先に自己紹介の段で何かありますか?
私、喋る、ゆきえです。喋るの苦手で、でも誘われてここに来ちゃって、未だにまだ戸惑いつつ喋ってます。声も震えてますけど、すいません。だんだんマシになると思いますけど、お願いします。
お願いします。
私も同じくだよ。
肩書き何これってなってますから。
じゃあ、行きますか。サイコロ行きますか。
行きましょう。
じゃあ、代表してえみがコロコロします。
お願いします。
行きまーす。せーの。
あー、落ちた。
はい、3。
3なので、過去の自分にアドバイスできるなら、これだけは言いたいこと。
過去の自分にアドバイスできるなら、これだけは言いたい。何かある人いますか?
なんか、3番のテーマは、後の方に来たらいいなって思いながら、私自分で考えてきて、結構最初から真面目っぽい話になっちゃいそうな雰囲気ですか?
いいと思います。
いいと思います。
いいですか。
行っちゃいましょう。
どうしよう、すごい勇気が必要なんですけど。
過去の自分ですよね。
結構、親の言うことをよく聞いて、真面目で良い子キャラを一生懸命作りながら、私は結構大人になってきちゃって。
今もちょっとその影響がというか、今もそうだな、人の顔色見ながら行動するっていうことがずっとずっと続いてる。
そういうのだんだん大人になってわかるようになったので、そういうの嫌だなとか思ったり、いろいろあるんですけど、
誰かに評価されたりとかするんじゃなくて、自分の物差しは自分で決めていいよって、小さい頃っていうか、小学校、高学年とか中学、高校ぐらいの自分には言ってあげたいなって思ってます。
ただ、そうやって人の顔色見てばっかりって言うと表現悪くなっちゃうけど、ちゃんと相手の期待に応えられるように自分で考えて行動するっていうのは、大人になった時にはやっぱり必要な能力の一つなのかもしれないから、
そういうふうに育ってきた自分のことを、今どうこう責めてたりとか後悔してたりとかって言うんじゃなくて、ちょっと、もっと自由だったらよかったなって思うけど、
でも、決して悪かったっていうか、そういう頃の自分をダメだったとか、そういうふうに表現せずに肯定してあげたいっていうか、よくその環境で、親に言われてもいい子、いつも相手の期待にちゃんと応えれるように頑張ってきましたねって褒めてあげたいななんて思いながら、
すみません、具体的な例とか、この子供の頃のエピソードとか、ちょっと出てこなかったんですけど、
でも伝わります。すごい伝わってくる。
伝わる。いきなりこんな深い話をするとは思わず、そんな感じなんですけど。
自分も結構、人の顔色をうかがって生きてきたので、すごい、ゆきりぃさんがおっしゃる通りに、大人になってからわかってくることがあって、すごい生きづらかったっていうか、そういう思いもすごい共感できますね。
今になって大人になってみると、あ、生きづらかったんだっていうか、生きづらいっていう言葉を当てはめることができる状態だったんだなって思うんですけど、
その当時、中学校ぐらいのときとか、なんかもやもやしてて、なんなのかわかんないし、いつも自分が悪いのかなとか、親怒ってるなとか、そんなことばっかり気にしてたときがあったから、なんだろうな、
大丈夫だよって、過去の自分にアドバイスしてあげたいなって思ってます。
モルクとの出会いと人生の変化
ほんとに、そのときの自分って、もちろん生きづらさっていうのを自覚してる人もいれば、これがいいって、ほんとに生きづらいなんて気づかずに、ただ頑張ってるっていうときもあれば、
でも知らず知らずなんか、あーってなってるとか、だから自覚してるかしてないかとかも関わらず、でも頑張ってるっていうのは確かにあってっていう、そんな過去を抱えてる、なんかほんと、私も含めてで、今なんかもう共感しかないというか、共鳴が今すごく残ってて、
なんか、うん、ほんとに、なんか今、ゆけいさんの言葉だし、やすくんの言葉だけど、あれって、私、えみ、えみのちっちゃいときのことなのかなって、錯覚するぐらい今ちょっと、具体的なエピソードはね、ちょっと違うかもだけど、抱えてる角の部分とか、なんかちょっと、もしや同じなのかなって、この一目、一目から思った。
はい、よかった、ちょっと今の思い切って話したので、ちょっと安心しました。
安心、安心。
良かったです。
ほんとに。
はい。
ほんとだ。
はい。
ありがとうございます。
じゃあその流れで、自分もいいですか。
お願いします。
自分もゆけいさんと同じで、言いたいことは自分を大切にしよう。
自分を大切にしよう。
そういうことをアドバイスしたいですね。
やっぱ自分も、人のおかわりをうかがって生きてきたので、自分を殺してじゃないですけど、人の評価を気にしたり、人のこうしたらこう思われるんじゃないかとか、こういうこと言ったらこう思われるんじゃないかとかっていうのを常に気にしながら生きてきて、
自分っていうものをほんとになくしてっていうか、押し殺してじゃないですけど、生きてきたので、ほんとにもっと自分のことを大切に思えなかったかな、でも当時は。
だから、ほんとに、もっと自分のことももうちょっと、わがままじゃないけど、もうちょっと大切にできたら、もうちょっと人生が明るくなってたかなと思います。
今、明るく生きてるように見えるけど、やすくんは何か、大人になってくる過程で、そういう、なんて言うんですか、転換点になるようなことが起こったりとかしたんですか?
あの、実は。
実はになる。
今ね、モルクの活動をやってるんですけど、モルクに出会って、ものすごくもう180度人生が変わって。
ちなみに、いつ頃出会ったんですか、モルクは。
出会ったのが、5年前なんですけど、近所に住む友達に、こういうのあるからやってみないって言われて、やってみたら楽しくて。
で、それから始めたんですけど、それから大会に出たりして、大会に出たときに、やっぱ関東のほうからも、全国から強いチームが集まってきて。
ボロ負けしたんですね。
これは、いけないと思うよ。
でも、サークルを立ち上げて、そこからモルク人生が始まったんですけど。
で、去年、実は世界大会、函館でありまして。
で、そこで、安住野市のチームに入れてもらって参加したんですけど、またその安住野市のチームの方たちが、すごい熱い方たちで、本当に人を大切にする、チームを大切にする人たちで。
そこでも、すごいいい仲間に出会えたなと思ったし。
で、帰ってきて、村でも公民館のほうで、いろいろ体験会とか、小中学生向けに体験会とかを企画してくれたり、すごい熱心にモルクの活動を応援してくれたりしてて。
すごい自分は、いろんな人に応援してもらってるなと思って、すごい実感して、そういうことを、すごい幸せだなと思い始めて。
で、じゃあ自分も人を大切にしたいなっていう。
仲間とのつながりの大切さ
今までは、やっぱほら、人の香りをかがって自分を殺してきたけど。
なんですか、人に気遣ったり、人の思いを、なんていうんだろう。
おもんぱかるというか。
おもんぱかるというか、そういうことができてなかったから、あんまりその、なんていうんですか、仲間の中に入りたくないとか、人と接したくないっていうのがあったので。
ちょっと立っていく形で。
そこで初めて仲間の大切さとか、応援してくれてる人の大事さとか、家族も含めてですけど、本当にいろんな人に愛情じゃないですけど、いただいてて、本当にそこでやっぱ人との付き合いとか仲間とか大事なんだなと思って。
本当にそこから、今すごい幸せなんです、だから。
いろんな人に囲まれて生きているので、本当に昔の嫌なことが、もう吹っ飛んでる感じですね。
じゃあ、そのモルクで出会った仲間は、安くんそのままの、なんていうんですか、等身大で受け入れてくれたから、なんか自分が広がっていけたっていう感覚があるってことなのかな。
そうですね。
私、等身大っていう言葉が最近すごく好きで、なんかそう、元旦に書道、子供と一緒にして、等身大って書いて壁に貼ってあるんですけど、
聞いてて、私もその等身大っていう言葉が思い浮かんで、人から見てどうとかじゃなくて、自分の中で、自分のサイズで、自分の感じたものを否定もせず、肯定したり評価されずにいることの心地よさにたどり着いた人なんだなって聞いてて感じて、わーって思いました。
ありがとうございます。
なんか嬉しくなりますね。
嬉しい。
すごい嬉しい。
私、エピソード出すと、結局同じ感じになっちゃうけど、しゃべっていいのかな。
そう。
なんか、この3番の過去の自分にアドバイスできるならっていうのだけは、本当になんていうか、同じを感じていて、
私自身は、私のエピソードのことから言うと、やっぱり自分を殺していたなっていうのはすごくあって、特にあるのは、私はさっきもちょっとだけ伝えたけど、ジェンダーのことで、
一応、生まれもった体の性は女性なんですけど、それでも、なんか心の中は、女性でもあり男性でもあり、でもなんかどっちでもないっていう感覚。
どちらかに割り振られること。
例えば、女子だから、ちょっと昔だけど、じゃあリカちゃん人形で遊んでとか、それってなんかすごく、遊びたいときはあるけど、別にプラレールで遊びたかったり、
トミカで、わーみたいな、働く車ごごごっていうのもすごく楽しそうだったし、でもかといって男子の中で遊んで、それだけが楽しいわけでもなくて、っていうような、ほんとちっちゃい頃で言うと、そういう感覚、どこにも当てはまらないなとか、
ちょっとなんか言うと、えー何それって、すぐになんだそれって、どこでもないのがバレちゃうじゃないけど、バレちゃうと、なんかおかしなことになりそうっていう、なんか人の目が勝手に怖くなっていったりして、
だからさっきユキエさんの話の中かな、あったけど、だから生きづらさを自覚するというよりかは、なんだろう私は何者でもない、誰とも一生感じられないみたいな、それを生きづらいって感覚よりは、それが残念ながら当たり前の毎日だから、
常にここでの正解は何だろうとか、ここで私はどっちのAかBかの、どっちにどう入ればいいんだろうみたいな、すごくそういうのを勝手に心の中でざわざわしながら、誤魔化す術が笑顔でしかなくて、
だから笑顔でハキハキすることとか、なんだろう、そういう諸星術っていうんですかね、そういうのをしてるがゆえに明るそうだし、このざわめきみたいなものは誰にも言わないままこうきてしまうし、で、何の変哲もないように見えて大きくなってきていたんだけど、
でもやっぱり誰とも違うなっていうのはどんどんやっぱり膨らんでいって、結局ちょっと大人になっていったっていう感じで、だから本当に小さい頃のこととかって、振り返ることがここ数年で多くなったり、振り返られるようになったりしてきたんですけど、
あーこの時の自分抱きしめてあげたいな、あーこの時自分こんなに無自覚だったけど、こんなに震えてたんだなとか、そういう今NOWの笑みは過去の自分のこう震え回収じゃないけど、何がつらかった、あーそう思ってたかっていうのをちょっと今言ってるようなところで、まさにこの3番の3の目のことをやってる最中なんですけど、
でもそんな中、今の笑みがたどり着いたのはやっぱりさっきヤスくんが言ってた、自分大切にしようよとか、あとはユキエさん言ってた、いろんなことあったけど、その上で大丈夫だよっていう言葉、私も自分自身にかけたいなーってすごく最近思って、もう気づけばかける状態をしてるし、
あとはジェンダーのことを踏まえて私が言うのなら、本当にまあ等身大って言葉まさにそうなんですけど、本当そのままの自分で大丈夫だよって、そのままで大丈夫って言いたい、それがどうしても発することができなかった、勇気が出なかった環境はどうしても学校ごととかにもあったけど、
私もそれを最近思えるようになったのは、等身大の自分でいて、いられる仲間とか、なんならカミングアウトって言葉最近はあるけど、私はLGBTQのうちのノンバイナリーとエックスジェンダーですって、そういうのをちょっと知った上で、ちょっと勇気を持って言ってみるっていうことをしたときに、
生きづらさを乗り越える
それでそのまま、今お二人もそうだけど、何それじゃなくて、もうずっと思ってたのは何それって言われそうとか、なんか今まで仲良くできてた人がどっか行っちゃいそうとか、すごく怯えてた自分が思ってた表情じゃない顔が、今もヤスくんもユケさんも優しい顔で見てくれてるけど、
本当になんだろう、その怯えてた自分が選択してきたことじゃない現実が今、目の前にある、それを少しずつ少しずつ確かめるのがここ最近、かつ今だから、そういうのも踏まえて過去の自分には辛いと思うし、その経験のおかげで今が私があるから、ありがとうだけど、ありがとうとプラス大丈夫だよ、だから生きてねって、
っていうのを伝えたい、生きてほしいってそれはすごく伝えたい、生き延びてくれてありがとうってすごく思うんですよ、すごく思う、っていうのはって思い、思いけどすごく思うんですよね、
思いとかじゃなくて、なんかいい話が3人から出てきて、なんかもうこのまま終わっちゃってもいいぐらいの、もうサイコロフラなくてもいいぐらいの達成感なんですけど、
私もそう、なんかほんとちょっと私の話、ほんとまとまらなくて申し訳ないけど、でもほんとに私自身も、だから今言ったこととかって、最近私のあの活動の軸、さっきちょっと伝えたけど、生きづらさを人生のギフトにって言葉を私は伝えながらいろんな活動をしているんですけど、
その中にはそのLGBTQのことももちろんあるんだけど、やっぱその生きづらさって最近言葉としてなってる、でもみんながそれぞれもやもや抱えてる、自分ってなんだろうとか、自分でいいのだろうかみたいなそういうのって、でもそれゆえに命をあきらめたくなるときが、私もそうだったんですけど、やっぱそういう苦しいときがやっぱりあって、
でもそれゆえにあるその苦しさを味わってるからこそ、そこをどうにか、どうにか、もうただ生きててくれるだけでいいから、越えたなら私にとってもLGBTQ含めいろいろ伝えられるこんな思ってもいなかった未来が訪れたし、
ヤスくんもね、モルク、モルクたぶんちっちゃい頃のヤスくんはね、想像もそもそもなかったかな。
本当に今自分がこういう状況になるとは思ってもいなかったから、本当に自分も重い話をすると、中学生の頃が一番本当に人生の中でたぶん一番嫌な時代で、本当に毎日死にたい死にたいっていう思い。
もう現実逃避とか、もう誰も知らないところに行きたいとかっていうずっと思ってた本当に暗い時代があったから、本当にね、何か本当にちょっとしたきっかけで人生って変わるんだなと思って、本当に生きててよかったなって思います。
ありがとうをすごく伝えたい。
そうですね。
ヤスくん、ちなみに、もし嫌じゃなければだけど、ヤスくんはそのつらい時期、どんなことをしてその時期を生き延びていたとか、なんか思い出すことあります?今ね、こうして生きててくれてるけど、ヤスくんは。
さっきのね、さんづけはやめてくださいっていうのは、ちょうど中一の半ばぐらいかな。うち片親だったんだけど、やっぱその自分の時代の時って片親って珍しくて、やっぱなんて言うんだろう、かわいそうな子じゃないけど、同情されたりとか。
うちが片親だって気づかれる前は、普通にヤスを遊ぼうぜとか、ヤスを普通にフレンドリーに接してきてくれた人たちが、それを知った途端に急に気を使い出して、なんかこう遠慮しがちな態度を取られてしまって、それがなんでっていう、自分の中ではすごい戸惑いで。
過去へのアドバイス
今まで来たじゃん、なんで急に変わったの?っていうのがあって、そっからもう毎日塞ぎ込んでて、もう教室には入りたくない、もうね、毎日もう誰とも臓器使われるぐらいならもう嫌だなっていうのがあって、なんですけど、やっぱ一番、中学時代は部活だけはすごく楽しくて、陸上部だったんだけど、
もう先輩もいい人たちだったし、後輩もいい子たちだったから、すごい部活だけは楽しいけど、部活終わって教室に帰るときはもうすごい憂鬱で、やっぱずっと死にたい死にたいって思いがあって、
学校の帰りとかでも橋の上から下眺めて、ここから落ちたら死ねるかなとか、普通に考えてたんだけど、そういうとき、すごい、自分はおばあちゃん子だったんだけど、ふっとおばあちゃんの顔が浮かぶんですけど、
自分が死んだらおばあちゃん悲しむな、やめとこ、そこでやっぱ歯止めになったっていうか、それでなんとか生きてはこられました。おばあちゃんのおかげです。
そうだよね、そのあっても、これでって思ったときに浮かぶ顔とかね、浮かぶあったかさみたいなものがつないでくる。
で、ちょうど高2、高3ぐらいかな、のときにおばあちゃん亡くなっちゃったんだけど、おばあちゃん亡くなってからは、もうそういう思いがなくなって、死にたいっていう思いはなくなって、なんかやっぱりおばあちゃん守ってくれてたんだな。
そう思った、今すごくそう思った。
ありがとう、貴重な話を。
ありがとうございます。
ちょっとまとまってるのかわからないですけど。
いや、むしろみんな生き延びてくれて。
そうだね。
本当にそれはそう思う、本当に。
でも生きていれば、本当にどんなにつらいことがあっても、生きていれば必ずいいことはあるなと、本当に実感。
それこそその当時というか、ねえ、カチューのときの自分は、それこそ私もちょっと、なんだろう、もはや世界なんて、みたいな状態にこっそりなってたので、生き延びれば必ずみたいな。
私、ワンピースって漫画がすごく好きで、もう勝手に一人でバイブルとしてたんですけど、でもやっぱそんな中でも、生き延びれば必ずっていう、そういうことはいっぱい出てきて、その度にグーって何か響いてワーって泣いてたんだけど、
でも、じゃあ自分ごとってしたときに、生きろ、生きろって、がんばれっていう自分と、なんかその言葉すら本当かよって、どうすりゃいいんだよって思うときも、いつまで自分殺して生きてればいいんだろう、みたいな。
っていうときは、やっぱりそう、すさみきはあったんですけど、でも、全部越えて、あえて今ここで、その綺麗事だけを言いたいって、本当に思いますね。絶対生きてほしいって、もう騙されたと思って。
騙されたと思って。
騙されたと思って。
生きてほしい。
本当にそう思う。
絶対そう、なんかやっぱりね、絶対その後の自分が、ありがとう、あのとき生きててくれてって、そのときの自分に、ちっちゃいときの自分だったり、じゃあ10年前の自分だったり、本当にありがとうって思うときが必ずくるから、騙されたと思って、生きてほしいはありますね。
なんか今も自分も、これもそうだけど、何かそれぞれのところで伝えていけたら、少しずつこうやって広がっていくのかなって、なんとなく今思った。
対話の場の重要性
そうですね。
心理的な安心、安全が確保された対話の場を地域に作る。それがサイコロアイランド。
本日はご視聴ありがとうございました。
番組ではお便り、感想を募集しています。
概要欄にあるGoogleフォームからお送りください。
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今日はここまで。ありがとうございました。
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