佐伯亜紗美の自己紹介
村島
こんにちは、primeNumberです。 この番組は、データ活用支援を行うデータテクノロジーカンパニー
株式会社primeNumberで働く人や社外のゲストを迎えて、業界や働き方といったビジネスの話はもちろん、
その人のプロフィールや趣味についてもカジュアルにお話しするポッドキャストです。 今回は社外ゲストとして、Coral Capitalのコミュニティマネージャー
佐伯亜紗美さんをお招きしました。 MC担当はprimeNumber広報の村島です。
佐伯 亜紗美
亜紗美さん、まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。 Coral Capitalでコミュニティマネージャーをしてます。佐伯亜紗美です。
Coralではコミュニティマネージャーとして、投資先の支援や投資先向けのシェアオフィスの運営などをしてます。
村島
今日は改めてよろしくお願いします。 よろしくお願いします。
佐伯 亜紗美
亜紗美さんとはprimeNumberとして関わり始めたのは、Coral Capitalより前のタイミングでしたよね? そうですね。はい。2021年とか2020年とかな気がします。もしかすると。
村島
そのくらいの関わりを持っているのって、社員でもなかなかいなくて、本当に、どのくらいだろう?多分社員番号でいくと30番とかのタイミングで、多分、亜紗美さんとの関わりが始まっているので、
佐伯 亜紗美
今、primeNumber社員100人超えているので、多分大半の人より、亜紗美さんの方がprimeNumberとの付き合いが長い気がしますね。 めちゃめちゃ光栄です。それは。
村島
そもそも経緯、リスナーの方に向けてお伝えしたいんですけれども、どういった経緯でprimeNumberと関わり始めたというか、Coral Capitalの前は何をされてたんでしたっけ?
佐伯 亜紗美
簡単にキャリア経歴に沿って説明すると、もともとリクルートでSUUMOの法人営業をしてて、その後、社員3人くらいの人材紹介の会社に入って、スタートアップ向けの採用支援っていうのを個人と法人向けに両面でやってて、
キャリアの経歴と転職の経緯
佐伯 亜紗美
その後、2024年の2月にCoral Capitalにコミュニティマネージャーとして入社したっていう形だったんですね。
で、primeNumberとの出会いは、その前職のミライフ時代に遡りまして、当時まだ村島さんが人事もやってた時代にお会いしたのが初めてな気がします。
村島
出ましたね、そんな時代もありました。
primeNumberとの関わりは後編の方でもうちょっと深掘っていければと思うんですけれども、今、SUUMOから人材会社に転職された、2、3名の人材会社に転職されたみたいなところもめちゃめちゃ気になるんですけれども、どういった経緯で転職することになったんですか?
佐伯 亜紗美
リクルートからの転職の経緯としては、もともとリクルートに社会貢献実感を得たいっていう感情で入ったんですけど、なかなか大きい会社だと手触り感を感じるのが難しくて、より小さな会社で自分の活躍貢献がどんなふうに会社に貢献してるのか社会に貢献してるのかっていうのを、より手触り感を持って感じながら働きたいなっていう思いがありまして、
ちょうどその思いと会社としてやっていきたい方向性が合致したミライフに入ったっていう経緯でした。
村島
それで2、3名の会社に入って、亜紗美さんはどういうことをされてたんですか?ミライフさんでは当時。
佐伯 亜紗美
ミライフでは最初は社長付きの広報みたいな形で会社のnoteを一生懸命書いたりとか、本当に会社のブランディングのプロジェクトに社長とつきっきりで一緒にやり直したりとかいろいろやりまして、それをやりつつも個人営業を個人向けのキャリアエージェントをいろんな役割でやってきたっていう形でした。
村島
2、3名だからやっぱり業務の幅はめちゃくちゃ広いですよね。
佐伯 亜紗美
業務の幅めちゃめちゃ広いですね。
あとは今のコミュニティマネージャーのキャリアにつながっているのが、当時ミライフでミライフキャリアデザインっていうtoC向けのプログラム、toC向けのキャリアを考えるプログラムを運営してたんですけれども、その卒業生コミュニティを立ち上げまして、
その卒業生コミュニティのコミュニティマネージャーとして、例えばその卒業生同士集まる会を企画したりだったりとか、勉強会やってみたりだったりとか、実際の会期中に卒業生巻き込むみたいなところも結構始めたりもしてたので、結構いろんなことを本当に経験させてもらいました。
村島
卒業生のコミュニティっていうのはそのミライフさんからの卒業生のコミュニティ?
佐伯 亜紗美
そんな感じです。ミライフキャリアデザインっていう3ヶ月間toCを集めて、自分ってどうありたいんだっけっていうキャリアを考えるプログラムがあるんですけど、その卒業生向けのコミュニティをやってました。
村島
なるほどなるほど。だからミライフさんで働いてたっていうよりはミライフさんのサービスをご利用されていたお客様が結構学んでいって、卒業された後にコミュニティとして集まっていくみたいな、そんなイメージですかね。
そっから今のCoralさんでのコミュニティみたいなところにつながってくるっていうことですよね。
佐伯 亜紗美
そうですね。それをやってる時に、これってすごく楽しいなとか、人と関わりながら新しい何かを作っていくことにやりがいを感じまして、やりがいと強みを生かせるなっていう感覚を持ちまして、それでCoralに転職したっていう形でした。
村島
亜紗美さんは私が見ててもめちゃくちゃコミュニティマネージャー向きな性格だったりとか強みをお持ちだなというふうには思うんですけれども、自分自身ではどんなところがコミュニティマネージャーに活かせそうみたいな。
Coral Capitalの支援活動
佐伯 亜紗美
そうですね。一つ目は、コミュニティマネージャーとして前職でやってる中でというよりは、いろんなスタートアップと向き合う中で感じてたことなんですけど、すごいスタートアップ、すごいなみたいな、かっこいいなっていう思いがすごくあって、
なんか彼らをより応援できる、採用支援だけじゃなくて応援できる立場って何なんだろうみたいなところを結構ずっと考えてたりをしたので、なんかまずその気持ちがVCのコミュニティマネージャー向きだったのかなっていうのが一つ目と、
その一つ目は、人と人とがつながって、そこから何か生まれるっていうことにすごくやりがいを感じて、自分が何かのきっかけでつないだ人々の間で何かが起きて、何かが生まれて、そのきっかけに私が開催したことなんて、つながった人同士は忘れてるんですけど、
なんかこっち側が勝手に嬉しくなるみたいなことが割と多くて、なんかそのあたりの素質もコミュニティマネージャーに向いてるのかなって思ったりします。
村島
そうですね、人と人とのつながりを作るっていうのはまさにコミュニティの役割ですもんね。
佐伯 亜紗美
あとは、すごい好奇心あるタイプなので、いろんな勉強会、Coralでもいろんな勉強会だったりとか、それこそStartup Aquariumっていう結構大きいな大規模採用キャリアフェアっていうのを行ったりもしてるんですけど、
そのあたりの企画運営も幅広く携わらせてもらってるので、そのあたりの自分の好奇心を刺激されながら働けるっていうのも楽しかったらけてるポイントなのかなと思います。
村島
ありがとうございます。今Coralさんの話もいろいろ出てきたので、そもそもCoral Capitalって何なのかみたいなところとか、その中でどうしてコミュニティ活動が重要なのかみたいなところも深掘ってお伺いできればと思うんですけれども、
Coralさんって具体的にはどういうことをされているんですか?
佐伯 亜紗美
そうですよね。Coral Capital知らない人もいるかなと思うので、Coralはベンチャーキャピタルとしてスタートアップに投資をするのがCoralの事業内容です。
で、primeNumberもCoralの投資先の一つっていう形ですね。
Coralの特徴としては、その投資後の支援をいろんな形で行ってるんですけど、エコシステムVCとしてスタートアップエコシステム作りながら支援をしていくっていうのが特徴でして、
キャピタルっていう資本の支援だったりとか、HRっていう人材の支援、あとはinsightsっていう知見の支援の3つの柱をもとにエコシステムを作りながら、よりスケーラブルな仕組みで投資先を支援しているような形になります。
村島
そうですよね、Coralさんってエコシステムっていうのが結構大きなキーワードの一つなんじゃないかと思うんですけれども、そういうところからやっぱりCoralみたいな珊瑚礁みたいなイメージも来て名前がついてるっていうところなんですかね。
佐伯 亜紗美
そうです。珊瑚礁って海の中で少ししかないけど、海の生態系を支える上ではすごく大事な役割を担ってるじゃないですか。
私たちもそれと同じように、スタートアップの生態系を支える上で必要不可欠なものを提供していきたいよねっていう思いからCoral Capitalと名乗ってるような形です。
村島
いつも支えていただいているVCさんです。
佐伯 亜紗美
ありがとうございます、本当に。
村島
そんなところからコミュニティっていう活動もやっぱりつながってくるわけですよね。
佐伯 亜紗美
そうです。コミュニティの活動にもつながってきてまして、結局スタートアップって常識を大きくする中でのスタートアップならではの失敗っていうのが割と多いと思うんですけど、
それが他の先をいってるスタートアップから学べたりとか、あとは結構辛い中でも支えになったりっていうところもあるかなと思ってて、そこを支える役割としてコミュニティを作ってるというような形です。
村島
ありがとうございます。
実際Coral Capitalさんでコミュニティを通じて提供される部活動みたいなものもありますし、
例えば広報同士の勉強会みたいなものも提供されてて、そういうものに私も日頃参加させていただきながら、
やっぱり横のつながりを作っていくことであったり、他のスタートアップさんから学ぶみたいなところであったりはすごくありがたいなというふうに思っていますし、助けになっているなというふうに実感しております。
佐伯 亜紗美
村島さんも広報の勉強会だったりとか、ボードゲーム会とかいろいろ参加いただいてますもんね。
村島
そうなんですよね。私長らく一人広報だったので、もう3、4年くらいかな。スタートアップって一人広報の方すごい多いと思うんですけれども、
なかなか広報で一人でやっていると何が正解か社内の中で分からないみたいなところであったりだとか、
そもそも一社でできることよりも複数社で力を合わせてできることの方がより大きなことができるっていう、大きな力を発揮できるっていうのもあるので、
そういう横のつながりは非常に大事にしたいなというふうに思っていたので、同じようなスタートアップの広報さんとつながれる機会っていうのはすごいありがたかったなというふうに思っています。
佐伯 亜紗美
嬉しいです。そんなふうに言っていただいて。
村島
あとはシンプルにCoralの方すごい良い方が多いので、ボードゲームとかやってても楽しいなという感じで気楽に遊びに行ってます。
佐伯 亜紗美
そうですよね。年先の社員の方もすごい素敵な方というかユニークで話して面白い方がすごくたくさんいるので、
彼らが集まるだけできっと面白い何かが生まれるんだろうなって思いながら日々コミュニティ運営してます。
村島
コミュニティ運営してて何か難しいところとかってあります?
佐伯 亜紗美
そうですね。コミュニティって一回盛り上がったとしても盛り上げ続けないとすぐ後退するんですよ。
弊社の津田が言ってた言葉なんですけど、ベルトコンベア逆走してる感じで一生懸命走り続けてやっと維持。
そこから先のコミュニティ進化させるためには、より速いスピードでもしくはより大きい車輪で走っていかなきゃいけない。
そのために何をするかを日々考えるっていうのは難しいポイントだなって思います。
コミュニティ運営の課題
村島
そうですね。確かにコミュニティ活動をより盛り上げる。最初、初速出ても継続するのって難しかったりしますしね。
佐伯 亜紗美
そうなんです。人間って結構飽きちゃうので、この忙しい中で参加し続けてもらうというか参加して、
もうメリットあるなって思う場、楽しいなって思う場にするためにはどうしたらいいかっていうのは日々考えているポイントですね。
村島
primeNumberもコミュニティ活動をやっていて、サービスを使っているユーザーさんであったりだとか、
サービスに興味がある方のコミュニティ活動っていうのをやってるんですけれども、やっぱり同じような課題感を感じるので、
コミュニティってやっぱり大変、すごい力のパワーのあるものだし大事なものだと思いつつ運営していくのに工夫もいるんだろうなというふうには思ってますね。
佐伯 亜紗美
すべてのコミュニティマネージャーが抱える課題な気がします。この辺は。
そうですよね。本当にそうなんだろうなというふうには思います。
村島
今後コミュニティマネージャーとしてこんなことチャレンジしてみたいなとかやりたいこととかってあるんですか。
佐伯 亜紗美
そうですね。何でCoralにコミュニティマネージャーがあるかって言ったら、年先の方々の支援を最大化するためにあるので、
年先の皆さんにとって役に立つ支援とかコミュニティってどんなことなんだろうっていうところは日々考えながら進化させていきたいなというふうに思いますし、
そこから私が関わらなくても勝手に自走して熱が生まれ続ける状態ってなったらコミュニティの一番理想的な姿だなというふうに思うので、
そこを目指して走っていきたいなと思ってます。
スタートアップ支援の取り組み
村島
そうですね。やっぱり自走ってすごい大事ですよね。
佐伯 亜紗美
大事ですよね。
村島
自走すると継続できるというか、こちらがずっと熱を与え続けて火をつけ続けるよりも、自分たちで燃えていく状態の方が理想というかコミュニティとしては目指したいなというところはありますよね。
佐伯 亜紗美
はい。
村島
私もコミュニティうちでもやってるのでどうやったらより力発揮できるかなっていうのは考えるんですけど、コミュニティ同士のコラボレーションみたいなものとかもあったりするんですかね。
佐伯 亜紗美
ありますね。他社さんのコミュニティと一緒にやったりとか、あとは強みがそれぞれ違ったりするので、VCさんとか他のスタートアップ支援者さんたちと連携していろんな取り組みをしてたりもします。
村島
具体的に最近やったことでこんなことがあったみたいなのあります?
佐伯 亜紗美
最近だとリブ・コンサルティングさんと一緒にT2D3ゲームをやらせてもらって、T2D3ゲームってSaaSのよく言われる成長指標のT2D3ってあるじゃないですか、それをボードゲームにして4人1チームとかでいかに10期目までにARR100億を目指せるかっていうゲームなんですけど、
なんかそれって自社だけではナレッジがないからできないですし、でもなんかその他社さんとしてもスタートアップとつながりを作りながらその自社の取り組みを共有できるっていうすごい良い取り組みだし、
あとはスタートアップさんからしても1回創業したのを疑似体験できるみたいな感じかなっていうふうに思ってて、なんかそれはすごいやらせてもらってよかったなと思いましたかね。
はい、あとなんかあるかな、AquariumとかもかなりStartup Aquarium、採用イベントのPM的なところに今年は深く関わらせてもらったんですけど、
それも本当にCoralだけじゃなくて、いろんなスポンサーさんとかいろんなスタートアップ支援者さんたちの助けを借りて成り立つ採用イベントかなっていうふうに思うので、そのあたりも結構いろいろ連携させてもらいながら進めています。
村島
Startup Aquariumもものすごい規模ですよね。
佐伯 亜紗美
すごかったですね。よく知らない方向けにお話しすると、Coralが提供する採用支援の取り組みの一つでして、スタートアップ50社前後、参加者も合わせると3300人の参加者が来たイベントで、スタートアップ経営に興味を持つ人が一堂に会して、
村島
例えばパネルディスカッションがあったり、スタートアップとのカジュアル面談の機会があったり、あとはブースを巡回して各スタートアップの話を聞けたりというような形で、スタートアップキャリアに会って働くって面白いなとか、面白いなって思ってる人もこんな面白いスタートアップあるんだなっていうのを知ってもらうイベントをCoralが主催している毎年3月に行っているイベントになります。
佐伯 亜紗美
その規模で開催するってなるとPMもものすごい大変じゃないですか。
そうですね、スタートアップ側の参加者だけでも50社近くあるので、その1社1社への連携やプロポジみたいなのは割と大変だったんですけど、ただ皆さんの協力あって何とか無事に開催することができました。
村島
弊社も参加させていただいて、しかもこれCoralさんの投資先の企業スタートアップがなんと無料で参加させてもらえるという、スタートアップ側からすると奇跡のようなイベントなんですよね。
佐伯 亜紗美
そうですよね。
村島
こんな大規模なキャリアイベントにそんなまさかただで参加させてもらえるなんてどういうことくらいの気持ちで毎年見ているんですけれども。
佐伯 亜紗美
そうなんです。投資先のスタートアップの皆さんは全部無料という形でやらせてもらってます。
村島
これもやっぱりCoralさんが投資先の皆さんを支援したいみたいな思いから来るイベントなんですよね、きっと。
佐伯 亜紗美
そうですね。成長いただきたいという思いから、一番やっぱり成長のレバーになるうちの一つが採用の部分かなというふうに思ってますし、うちの強みも活かせる、自社の強みも活かせるポイントなので、そこは毎年恒例でやらせてもらってます。
村島
今、Coralの強みが活かせるみたいなところをおっしゃったんですけれども、その強みってどんなところなんですか?
佐伯 亜紗美
はい、Coralの強みって2C側にもリーチできるのが特徴で、例えばCoral CapitalがやってるYouTubeチャンネルは今1.8万人サブスクライバーがいますし、
あとはCoralの投資先が自由に使えるCoral Careersっていうタレントのプラットフォームがあるんですけど、そのタレントプラットフォームの登録者数も今1万5000人を超えてるっていう状態なんですね。
そこにリーチする形で、今まで積み上げてきたスタートアップってどういうものなのかっていう発信を創業当初からずっと行ってきたので、
そこにリーチしながらスタートアップキャリアってこんな面白いんだよっていう啓蒙だったりとか、そこの集客ができるっていうのは一番強いところなのかなっていうふうに思います。
あとは、自社内にタレントマネージャーがいまして、その投資先へのハンズオンの採用支援も行ってるんですね。
なので、そこで採用についての改造度もいってあるっていうのも特徴の一つかなと思います。
村島
そんなふうに日頃から2Cの方、キャリアとかで興味のある方みたいなところにもリーチし続けている、積み重ねた活動を続けているっていうところがCoralさんの強みっていうところなんですね。
佐伯 亜紗美
はい。
村島
それでは前半はそろそろ終わりにできればと思います。Coral Capitalの亜紗美さんでした。浅見さんありがとうございました。
佐伯 亜紗美
ありがとうございます。