ポッドキャストの目的
ビジネスでポッドキャストを配信している人はですね、もちろん目的があってポッドキャストを配信していると思うんです。
その目的って何かっていうと、自分の商品の販売につなげるというところですね。
要するに、そこにつながらなければ発信しても意味がないということで、別に再生回数が例えば伸びようが、商品が1個も売れないんであれば、それは失敗っていうふうに言えるわけですね。
情報発信をしていると、手段と目的が混同されてしまって、発信することが目的化されてしまったりとか、再生回数を伸ばすみたいなところにフォーカスしてしまったりとかっていうのがよくあるので、ちゃんとその経過計測というかね、成果計測をするときに
自分の目的に応じた成果を計測しないと、見た目の表面上のフォロワーとか再生回数が増えてるけど、1円も売り上げになってないんだったら、それは失敗っていうふうに言えるわけですね。
で、実際やってみてどうでしょうかね。ちゃんとこの集客につながっているのかとか、売上げにつながっているのか。
ポッドキャストの成果っていうのは、目に見えてそういう分かりやすい成果っていうのはあんまりないので、例えば個別に来るお客さんとかが、いつもポッドキャスト聞いてますみたいな、そんな感じの反応なので、
パッと見ちゃんと成果が出ているのかって判断しづらい部分はあるんですけども、発信をしていてもですね、全然売上げにつながらないとか、そういう人はですね、ぜひ今回の話を聞いてもらえればと思います。
で、よくやってしまいがちなことはですね、情報を並べるっていうことをやってしまいがちなんですよね。これはYouTubeに置き換えるとすごい分かりやすいんですけど、
例えば僕はですね、ツール解説系のチャンネルとかって結構フォローしてるんですけど、そういうツール解説の動画を見に来る人っていうのは、何を知りたがっているかということですよ。
例えばキャンバーで画像の一部をぼかす方法みたいな。そういうのを知りたがったら、YouTubeでキャンバーぼかし一部みたいな感じで検索しますよね。
で、そのやり方が分かったら、あ、分かりました。で、さよならで去っていくわけですよ。
次のやつ見ようとはなかなか思わない。もちろんその次の自分の知りたいね、何か情報があって、それを出していればまた見に来るかもしれないけど、それで終わってしまうわけですね。
だから基本的に単なる情報を与えているだけだと、そういったことが起こってしまうわけですよ。自分の知りたいことが知れたらもうそれでいいみたいな。
ネット検索もそうじゃないですか。何か調べ物があって、どっかのね、Google検索して、上位表示されているサイトを見て、そこに答え書いてあったら、あ、こうやってやるんだとかね。
あ、こういうことなんだって分かったらさよならって去っていって、二度と戻ってこないみたいなことが起こるわけです。
だから単なる情報だけを与えていると、そういうことになってしまうってことですね。
だからそれだと売上に繋がらないわけですよ。あ、もう分かりました、やり方分かりました、さよならっていうふうになるわけだから。
で、かつ情報を並べるだけだったらね、もうAIがあるからAIでいいやってなっちゃうんですよ。
簡単に調べれるから。
例えば自分が英語の講師で1日1フレーズ紹介しますみたいな番組を配信している場合、そのフレーズ自体はネット調べても出てきたりするし、みたいなことになると、あえて聞かなくてもいいよねみたいなふうになる可能性は十分考えられるわけですね。
逆にじゃあどういう時にそのね、申し込みに繋がるのかとかね、自分のお客さんになってくれるのかとかってことから考えないといけないわけですよ。
どういう発信をしたら相手は自分の商品に興味を示してくれるとか、自分に対して信頼を寄せてくれるのかとか、何か商品を申し込んでくれるのかとかね、っていうことを考えて、そこから逆算してというかね、発信内容を決めていくっていうのは大事なわけですね。
これはいろいろあるんですけど、一つはですね、ちゃんと相手の悩みを理解しているってことですよ。
さっきの英語講師の件で言うならば、もちろんそのフレーズを紹介するともう一個の方法論ではあるんですけど、英会話上達において壁にぶち当たっている人がいたりするわけじゃないですか。
なんか全然勉強してるけど上達しないなみたいな。
その壁をまずは理解してあげるわけですよ。こういう壁がありますよねって。
それで上達しないのは実はこういう理由で、こういうふうにやったらその壁をクリアできますよっていうことを伝えてあげるわけですよ。
そうすると、うわ、この人すごいなってなるんですね。
ってなると信頼を寄せてくれて、この人に教わったらもっと英語が上達するかもしれないとかっていうことを思ってくれるんですよね。
だからそういうまずは悩みをちゃんと理解して、その悩みに対するアンサーを出していくわけですよ。
その本質的な悩みの部分とか、そこが一番感情が激しく動いているわけだから。
だからそういうふうに、まずは悩みを理解して、その悩みに対する解決策を教えてあげる。
ここで出し惜しみをしたらダメですかね。
こんなの言っちゃったら自分のバックエンド、売るものがなくなるとか言って出し惜しみをすると、
この人出し惜しみする人なんだって思われてしまって信用が獲得できないから、全部教えてあげるんですよ。
こういう壁がありますよねとか、勉強が続かないですよね、いつもサボっちゃいますよねみたいな。
そういう時はこうしたらいいですよとかっていうことを言ってあげる。
あとはですね、もし何か方法論とかそういう情報を教える場合はですね、
圧倒的な情報レベルとかを出すってことですね。
他の人が誰も言ってないようなめちゃくちゃレベルの高い情報とかを出すと、
わ、この人すごいなってなるんですよ。
そこそこのレベルだったら他にいっぱいいるから、わ、すごいなとはなりにくいんですけど、
ズバ抜けて一人だけすごい情報量がえげつないとか、知識レベルがめちゃくちゃ高いとかってなると、
わ、この人すごいなってなるし、
あとは他の人と言ってることが違うとかね。
なんかみんなAって言ってるけど、でもなんかAって自分にあんましっくりこないなって思ってる人がいた時に、
いやAじゃなくてBがいいんだよって言われたら、なるほどそういうことかみたいな風になるわけですよ。
そうすると、あ、この人の言ってることは正しい、そうだなっていう風に思ってもらえるわけですよね。
じゃあこの人の話聞こうとかね、この人から教わろうっていう風になるわけです。
継続的な発信と販売
あとはそういう自分の価値観とかを伝えていくっていうのもすごく大事ですよね。
ただ発信してるだけ、こういう風にしたら稼げますよとか、こういう風にしたら英語上達しますよだけだと、
その人が何を考えてるのかってわからないわけですよ。
でも人間っていうのはお互いの価値観に共鳴しあったりとか、相性とかっていうのは絶対そういうところで決まったりするんで、
その人が何を考えてるのかとかっていうところで選ばれたりもするわけですよ。
ビジネスの世界において言うならば、お金稼ぎましょうみたいな人はいっぱいいるわけじゃないですか。
でも中にはちょっとそういう怪しい手法を使って稼ぎましょうっていう人もいっぱいいるわけですよ。
方やちゃんと価値を提供して相手に喜んでもらって稼げるようになりましょうっていう人もいるわけですよね。
単純にお金稼ぎましょうだったらどっちかわかんないわけですよ。
でもこれってやっぱり好き嫌いがあるわけですね。
もう自分はお金が全てだって人は他人を欺いてでも儲かればいいっていう方に行くだろうし、
自分はそういう稼ぎ方は嫌だっていう人はちゃんと真面目にコツコツやって価値を提供する人の方を選ぶだろうしね。
だからそういうところの価値観とか信念とかそういうところを伝えていかないと、
僕たちっていうのは自分自身が商品でもあるわけだから人で選ばれるわけですよ最終的には。
教えてるような内容っていうのは大体みんな似たり寄ったりでそんな変わらない。
じゃあ誰から教わるかっていうとこの人がいい、この人が好きだから私はこの人から習いますみたいなことが起こるわけです。
自分にズバ抜けた実績とか知名度があればそれだけで選んでもらえたりはできるんですけど大半の人はそうじゃないと思う。
だからとにかくそういうふうに違いを作るというか。
あとは本質を伝えてあげるってことですね。
みんなが見えてないような本質を伝えてあげるとこの人はすごい何かわかってるなって思ってもらえるから。
本質ってそういう表面にないじゃないですか。枝端の部分とかね。
いわゆる方法論とか単なる情報みたいなところにはないくてもっと深いところにある。
本質にたどり着くためにはとにかく考えることですよ自分の頭で。
どうなんだろうっていうことを考えるとその本質っていうものが見えてきたりするから
ただ情報を読み漁ったりとかするだけだとなかなか本質にはたどり着けない。
表面的な情報だけになってしまってそうすると周りと似たり寄ったりを発信になってしまったり。
ってなるとこの人じゃなくてもいいよねってなるわけですよ。
さっきの英語の人だったら英語一日一フレーズだったら別にこの人じゃなくてもいいよねってなっちゃうわけです。
そこでもうズバ抜けたなんかね。
ものがあれば別ですけどそういうので差をつけるってなかなか難しいんだよね。
違うところでどうやったら販売につながるのかってところを考えていかないといけない。
ポッドキャストなんかもそれができるね。
絶好の場というかちゃんと相手が話を聞いてくれるプラットフォームなんだから
そこにつながるように日々発信をしていく。
これは1回2回やったぐらいで何の変化も生まれないのでこれを継続的にずっとやり続けていくわけですね。
そうするとこの人に襲わろうとかってこの人すごいなっていう風になって
じゃあぜひ商品買わせてくださいっていう状態ができるわけですね。