ポッドキャストの特質理解
ウェブマーケティングを成功させるためには、プラットフォームの特質を理解するということがすごく大事になってきます。
それぞれの媒体にはですね、強み・弱みというものがあるので、それを正しく理解できていないと、間違った使い方をしてもですね、
全くもって、そのマーケティングにならないとかね、収益額、売上アップにつながらないというふうになってしまうわけです。
このポッドキャストという媒体の、まずは特質を理解する必要があって、これはもう過去のエピソードを聞いてもらえればわかりますけれども、
一つはですね、アクセスが伸びにくいというのがあるわけですね。これはもちろん、ユーザーの絶対数が他の媒体に比べてちょっと少ないというのはもちろんあるんですけど、
ちゃんとじっくり聞いているからこそ、再生回数が伸びないというのがあるわけですね。
例えば10分の持ち時間があって、2分で離脱したら5本見れますよね。
だからYouTube、例えば10分の動画があるけども、2分で離脱して5本見れば、10分間で5本見れる。
でもポッドキャストというのは長らぎきしていて、まあよっぽどのことがない限り途中で音声を止めるってことはないので、
まあその終盤までというかね、もうほぼ全部聞いてくれたりとかってあるわけです。
だから10分だったら、もう10分丸々ね、使って1本しか聞いてくれないとか。
あるいはTikTokみたいに、まあ1本の動画30秒とかね、60秒だったら10分あったらね、10本20本見れるわけですね。
だから再生回数を伸ばすための媒体ではないってことです。
海外の配信者、それなりにトップ1%に入っている人でも、4桁再生って言われてるんで。
YouTuberで4桁再生だったら全然底辺の方だと思うんですけど、
ポッドキャストは4桁再生でもうトップ1%とかに入っているわけですね。
だからそもそもそういう媒体なんだってことをちゃんと理解しておく必要があって、
だから再生回数を伸ばすためではないんですよ1個は。
どういう特質が他にあるかっていうと、まあユーザーのこの視聴体験が習慣化しやすいっていうことですね。
もうルーティン化して毎日このポッドキャストを聞くっていう。
僕の場合だったら例えばジムでね、トレーニングしている時に聞くとか、車運転している時に聞くとかね。
そういうのがもうルーティン化されてるんで、
もう一度聞き始めたら継続して聞き続けてくれるっていうのがあるし、
あとそのビンジリスニングが起こると。
要するにぶっ通してずーっと聞いてくれるみたいな。
YouTubeとかだったら簡単に離脱する仕組みができてる。
自分の動画の下に他人のオススメ動画とか出てるんで、見ながら他人の動画に逃げられちゃったりってありますけど、
ポッドキャストの場合は1本再生終わったら次のエピソードが自動で再生されるんで、
よほどのことがない限りずっと聞き続けてくれたりとかっていうことが起こりやすいわけですね。
そういうことを理解した上で、じゃあこのプラットフォームをどう運用していくのか。
もう一つの特徴としては、あんまりセールスに向いてないところですね。
ブログとかYouTubeとかSNSに比べて何かを売るっていうことには不向きなプラットフォームなわけです。
だからこの媒体上で直接マネタイズをしようとしてもなかなか売れなくて、
じゃあ何のためにポッドキャストをやるのかっていうと、要するにマーケティングですね。
効果的なマーケティング手法
集客とマーケティングは微妙に違いますからね。
集客は集めることだし、マーケティングはセールスにつながる一連の行為をマーケティングと呼ぶので、
ある意味絞り込みもマーケティングになるし、教育もマーケティングになるしみたいな。
集めるだけでも全然かうみ込みのない人は集めてもね、
セールス売り上げにはつながらないから、それはマーケティングとは呼べない。
ただつながっているだけのフォロワーみたいなね。
全く相手は自分に興味を示していないみたいな。
それは意味ないので。
だからポッドキャストっていうのは、
信頼をためてこのマーケティング効果がとにかく他のプラットフォームよりも高いわけですね。
毎日のように習慣化して聞いていたら、それこそもうファンですみたいな感じになりやすくなったりするわけです。
そして配信者がね、特に日本に関してはもうほとんどいないっていうね。
超ブルーオーシャンみたいな感じで情報発信ができるっていう、そういう特徴もありますよね。
っていうのを踏まえた上で、
じゃあどうやってそれをね、収益につなげていくのかってことですね。
さっきもちらっと言いましたけど、
ポッドキャストそのものでマネタイズするっていうのは結構難しいんですよ。
何かじゃあ自分が売りたいものがあって、こういう商品がありますと、
じゃあ概要欄にリンクを貼ってますって言ってもね、
みんなこうスマホポケットとかに入れたりとか、
カバンに入れて聴いてたりとかね、
何かしながら聴いてるからわざわざ手止めて、
よしじゃあそれ開くぞとはなかなかなりにくかったりするわけだし、
実際そのビジュアルとかを見せられないから。
ブログだったらね、そのページに飛ばして、
そういう例えばMockupとかを表示して見せたりとかってのはできますけど、
そういうのがなかなか難しい。
ブログだったら気軽にリンク踏んだりとかね、
YouTubeも気軽にリンク踏んだりとか、
実物を見せたりとかね、
そういうことができるんですけど、
ポッドキャストはそれができないわけですね。
逆にポッドキャストを聴くような人たちっていうのは、
すごく情報感度が高い人たちなので、
もう本当に役に立たない情報とかあったらね、
このチャンネル聴いてもしょうがないやっていう風になりやすいわけです。
だから基本的に相手にとってメリットのある情報を
与え続ける必要があって、
だから例えば一本丸々自分の商品の宣伝とか、
それに近いような発信をしていたら、
こんなの聴いても時間の無駄だなっていう風になって、
聴いてくれなくなるわけです。
でも当然自分の商品のアピールもしていかないといけないわけですね。
その時にどうするのかということです。
このポッドキャストの特性の一つの中に、
リスナーの視聴体験が習慣化しやすいというのがありましたね。
要するに一回聴いて、それでどうこうしようとするんじゃなくて、
継続的に聴き続けてくれる中で、
じわじわといわゆる教育ですよね。
商品を買ってもらうような方向に導いていくっていうことをするのがベストなわけです。
その習慣化して聴くという時に、
自分が聴く側の立場になって、
毎回毎回エピソードの中で宣伝っぽいこと言われたら、
もうなんかうざいなみたいな感じになると思うんですね。
毎回売り込みばっかりだなこの人みたいな感じになっちゃうから、
そうではなくて、さりげなくアピールをするわけですね。
例えば今回話しているこういうメソッドって、
サブリミナルマーケティングの手法
実は僕の電子書籍の中に書いているんですけど、
ちょっと時間がないから今回は割愛しますねみたいな。
っていうので軽く触れるわけですね。
本編は本編でメインエピソードがあるわけですよ。
メインのテーマがあって、その中でさりげなく言う。
そうするとこの人は電子書籍を書いているんだとか、
その中にノウハウが言っているんだとか、
あんまりここから先は私の電子書籍でみたいなことを言っちゃうと、
なんか脱書しみ感が出るか、そういう言い方じゃなくて、
さりげなく言う。
あるいはクライアントでこういう人がいて、
こんな悩みがあったんですよ、
その人をこういうふうにしたらこうなったんですみたいな。
ことをさらりと言うんですね。
だから私のコンサルに入ってくださいとかまで言っちゃうと売り込みになるから、
こういう人がいて、こういう悩みがあって、
こういうふうにやったらこういうふうに解決しましたっていう、
いわゆるそのビフォーアフターをね、
ただストーリーとして語るみたいな。
だから表向きはそういうストーリーを語っているエピソードだけど、
こっちの裏の意図としては、ちゃんとそういうビフォーアフターを見せることによって、
私のコンサルに入るとこういうふうになれますよっていうのを伝えているわけですよね。
そういう、いわゆるサブリミナル的に伝えていくわけですよ。
じわじわじわじわと。
それって本当に時間がかかるんですね。
もう何回も何回も何回も何回も何回も何ヶ月も、
効果的な収益化の方法
1年とか2年とか聞き続けてようやく、
ある時に相手のほうから申し込みが発生するみたいな、
そういうことが起こるわけですよ。
でもこのさりげなく伝えていくっていうのは、
そんなにパンチ力のあるものじゃないから、
一発でどうこうなるものじゃない。
いわゆるそのダイレクトレスポンスマーケティングみたいに、
一発でドカンと決めるみたいな、
そういうことではないですね。
嫌じゃないですか、ポッドキャスト聞いててね。
もうその配信者がガンガンに煽ってきて、
残り3日間です、みたいな感じで言われるよりも、
ちゃんと聞いていて心地いいというか、
ストレスがない感じで、
でも気がついたら、
この人の商品ちょっと興味あるな、
みたいな感じで聞くとか、
っていうののほうがいいですね。
僕は過去に話しましたけど、
マインドセットメンターのロブダイヤルが、
レベルアップって本を書いてるんですけど、
彼は別にそんなに売り込んでるわけじゃないですよ。
レベルアップって本出しましたぐらいしか言ってないですよね。
でもこっちは興味あるから、
自分で検索するわけですよ。
レベルアップブックとかで検索して、
ロブダイヤルだったかな、
名前で検索したりとかして、
これだって言ってポチッと押すわけですよ。
でも別に彼は、
私の書籍の中でこういうこと書いててとかって、
そんなにいちいち説明とかしてないわけですよ。
ただこういうの出しましたって軽く言ってるだけみたいな。
だからそういう状態になってれば、
勝手に買うし、買ってねとか、
概要欄にリンク貼ってるからねとか、
一切言わなくても買うわけですね。
そういうサブリミナル的にじわじわと、
伝えていくっていうね。
さりげなく伝える。
そうするとその、繰り返しね、
視聴してくれるからこそ、
それが効くわけですよ。
繰り返し視聴されなかったら、
サブリミナルがうまく効果を発揮しないとかね、
1回見て終わりとか、
2,3回見て終わりだったら、
やっぱりさっきも言ったみたいに、
サブリミナルっていうのはパンチ力がないから、
2,3回ジャブ打ち込んだだけだったら、
全然効かないとかってなるけど、
それが50回、100回と打ち込んでいったらね、
ボディーブローのように後からすごく効いてくるみたいな、
そういうイメージですよね。
になっていくんで、
ポッドキャスターはそっちのほうが、
僕はベストプラクティスだと思うから、
あんまり露骨にね、
私の商品こうですとかっていう風に言うよりは、
さりげなくね、
その自分の話してるエピソードの中で、
そういうことをね、
ちょっとさりげなく織り混ぜていくみたいな感じで、
時間差でそういうね、
商品が売れたりとか、
相手のほうから何か申し込みがあったりっていうことに
繋がると思うので、
どういう風に収益化すればいいか分からないって人は、
今回の話を参考にしてもらうと、
いいんじゃないかなと思います。