倉木と親の契約
今回も大事な話になるんですけど、今までね、散々洋館には裏切られてきたんで、進路に関しては絶対に油断できないなと思ってね。何やつかわかんないから。
だからね、この家出たら一番安いどこに住んでもらうぞってのも約束してるし、なるべくお金かけるなよって人も言ってるし。
これは倉木の生活は関係ないんですよ、とにかく。同じだけみじめな思いをしてもらうぞってのも言ってるし。倉木がもし生活をもらわないけども、もらうことになったらその前にお前にはもらってもらうぞってのも言ってるし。
何を急に言い出してくるかわかんないから、でもあらゆる予想される事態を考えてね。この前はね、トモロコスの性格だから、二人ともですね、いざとなったり、気が動転して、何を言い出すかわかんないから。
それで、死ぬ決まってないのに家を出るなってことになっても困る、絶対そうならないように心構えを持ってほしいってのも言ったし。こんなこと言っても無駄かもしれないけど、この人たちに。こんなこと言っても。絶対裏切ってくるから、この人たち。
でね、トモロコスの方が年上だから、トモロコスに何かあってこの家を出なきゃいけないんだとか言ってきたら、その時はしょうないなと思ったけど、やっぱり、そうなってももう、倉木はこの家から死ぬ決まんない限り出れないんだってことを強調して。
いや、夫婦で、まあそんな別居なんてありえないって。まあでもね、今すでにもう、親戚の葬式にも行けない状況ですから。祖母も言ってましたよ。離婚したらまた結婚すればいいんだって。
まあだから、トモロコスに何かあっても、あんたは家から出れないんですよってことを伝えて、また反抗してもらおうと思ってますね。何かあっても進路が決まらない限り、自分は家から出ませんって約束してもらおうと思ってね、企んでます。
企んでると言わないから。まともだと思ってるからね、自分で。お菓子の味だと思ってますから。
まあでも、進路決まんないのもそうだけど、まあこの家出たからってあんたたち、その約束守れないだけの、進路守るっていう約束守れないだけの罰を与えさせてもらいますからね、ということは何回も言ってますね。
でも、もし約束破るなら自分の家で弁護士呼べよってのも言ってるし、それも反抗してもらったから。何の言い逃れもできないんですよ。
言い逃れするつもりないかもしれないけど、絶対気が動転して言い逃れしてくるような奴らだから、こいつら。
あとは何が予想されるかな、何言ってくるか分かんないからね。
まあとにかく今、進路を決めろよって、考えろよって約束してる状況で、一生進路探してもらうぞってのは分かってるだろうし。
いやまあ朝からもう探さなくてもいいとは思ってないと思うんですよ。今の状況ではどうしもないからね、この家出てもね。
あと宗教には戻るなとか、あんたの入ってた宗教ではやらさねえぞとかいうことは言ってますね。
あとこの家出たら縁を切るからなっても言ってるし。
まあそれはどうなるか分かんないけど。
まあ遺産が入ってこないのも困るからね。でも遺産入ってきても意味ないなら縁切ってもいいかもしれないし。
いやもうそれも反抗してもらってるんですよ。
あとは親戚には会うなってのは言ってるし。
でもね、この家出たらまあ、あとは関係ないですっていう責任逃れをしてくるのが困るから、だから一生行き地獄を味わってもらうぞってのは言ってますね。
時間が解決してくれると思ったらお間違いだぞってのは言ってますね。
まあこれ以上何言ってるか分かんないですよね。
それでは明日っけ。