フィクションと存在論的考察
今回は哲学回になっております。 以前ですね、人間は
特に日本人は 人とやりとりする時に
空気を読んでいるのではなく、乗っているだけだ。だから そのままの雰囲気に染まっているだけとも言えるし
空気を分析しているというよりも
雰囲気に流されて行動発言しているだけであるんだ。 それはすなわち社会全体
流されて日本人は生きているだけなんだ、みたいな話をしたんですけど。 人間自体が
そういうところもあるという話をしたんですが それだけにそどまらず
最近気づいたんですけど 存在論的なことは
置いておくとして、物は
とりあえずある。 それは現代人の考える上での常識ですよ。ただ
現象って そういうことがあると人間が
認識しているだけで 現象自体は実態がないわけですね
例えば心とか、何でもいいんだけど最近話したことで言うと車とか
ということはですよ 人間って虚構とかフィクション
に染まっていると言ってしまっていいと思うんですよ もうちょっと正確に言うと
そういったフィクションを作り上げている。別にドラマとか映画だけじゃなくて そういった現象すべて
があると認識している時点でフィクション
を作り上げて、社会はそれで成り立っている。 どういうことかというと
なぜそういうかというと 例えば貨幣なんかもそうですよね
もちろんお金のもの自体は
小銭、札束とか大札とか あるかもしれないけど
金融システムというか こんなものは
ただこれで社会ができているという意味ではあるんだけど
でも実際はお金自体には何の意味もないわけであって あとかもあるように見せかけているだけで
虚構で言えば虚構ですよ もう一つ類似したものとして
国ですよね 国なんかもまあこれによって人間生きて
いると思います。だからそこ自体が なんであれだと思うんですよね
逆に何だろうなぁ まあこの後あの宗教なんかもそうだけど
神とか 魂とかって
名の自体は 割に描いたらフィクションだってわかるけど
国家って ないと生きていけないからこそ
現代人にとって あとかもあるように
思うけどこれも単なるフィクションとか 現象とかって言えると思うんですよ
格だとは言わないけども お金が想像上のものであるように
人間のそのまあだからイマジネーションの能力ですよね 国家っていうものが実際どっかであるわけじゃない
だから本質もなければ実体もないわけです でもこれはまだ
まだねそこまで
単なるフィクションだとか 考えなくてもいいけどでも
そこに何か本質的なものを求めたり するとやっぱりそんなものはないですよ
あくまでも人間が 弁儀場を作り出したものなんだなって
わかるわけですよ
国家と貨幣の虚構性
だから理想的な形なんてのもないし そんなものが神様がそもそも用意してまして
みたいな話じゃないですから人間は単に国家とか都合よく作ってるだけですから
次宗教ですけどこれは 神とかね
そういったものは あと心もそうですサンタクロースもそうです
サンタクロースはちょっとまだ違って この形自体
もうそれだけでもなんら本質なんてそんななくていいし あと子供を喜ばせることができたら
あといいんだから親 なんていうか大人はもうそんな
いないってわかってるし いないってわかってるからこそ
いくらでも想像膨らませていいと思うんですよ でも国家とかお金の場合は
いくらでも想像膨らませることができるから いくらでも理想を高く持つこともできるし
でもそんなものは実際ないですからね 単に期待だけが先走ってしまったり
すると思うんですよ ここで大事なのが
では自分って何かっていうと やっぱり本質なんかないわけですよね
実存があるだけであって これだから国家とかお金と共通してるんですよね
で実体がないからこそ
いくらでもこれは自分だと 自分の本質だつまり自分らしさだと
自由はあると思うんですよ やっぱりないものってねいくらでも自分で自由に作られる
出せることができると思ってて クラキュリティの理論だけでは
人生に意味がないからこそ いくらでもこれが意味だと
捜索することもできる だからクラキュリティにとって
人生に意味がないからこそ これが意味だと考えていること自体も
フィクションでしょうね テレビドラマーももちろんフィクション
でバラエティ番組だって コミュニケーション自体がね
クラキュリティはフィクションだと思ってるんで っていうのもですよ
あの まあさっき言ったけど人間って雰囲気で話してるだけなんだ
テンプレートを話してるだけなんだって まあそう言いましたけど
なんかその考えて話してるっていうよりも 既にあるものを話してる
だいたい展開も決まってくる まあそこには空発性はあるかもしれないけど
なんかそこで何かが生まれてるわけではないような気がするんですよ だから
ライブなんかも生がいいとかね そこにしか生まれないものがあるとか
全く信用ならないんですよ 信用できないというか
まあそれは後で話しますけど その雰囲気っていう話だけに留まらず
発言自体 人間
全てとってつけたようなことなんじゃないかなと思ってて
普通に自分に嘘ついてることにはならないと思うけど
それを嘘だと定義しないだろうけど 世間は
ほぼほぼ嘘なような気がしてて っていうのも全ての
自分を説明することって
後付けの理由 例えばこれ
分かりやすいのが遅刻した場合
正直に言ったとしますか 朝
寝坊してしまいましたと 実際は
日の出の時間が遅くなったことに 気づいてなくて
まだ日が昇ってないしと思って 二度寝しちゃっただけ
かもしれない まあこれぐらいだったら まあ
あれかもしれないけど まあ同じことだと思うかもしれないけど
結構こういうことって まあこういうことっていうか全てがそうだと思うんだけど
なんとかは ついつまが合うように
創作してるだけだと思うんですよ 例えば小学生が誰か
友達を叩いてしまったと 実際は
うーん その子のことが嫌いだったっていうよりも
腹立ったっていうよりも単に腹減ってただけかもしれないし
でも 自分でさえはよく分かんなくなっちゃってるんですよね
そうやって そんな腹減ってから
減ったから人叩くっていう 自分に納得できないですよね
物事は捉えて創作して話してるに過ぎないわけですよ
元彼女と別れたのは 単に口が臭かっただけかもしれないし
でもそんなことは本人に言ったって人に言ったって通用しないですよね
自分でもそれは理由だなんて絶対 思いたくもないし 思わないようにできていますよね
でも日常でそういうこと探してみたらそういうこと多いですよ
本当そんな単純なことなんですよ人間の だからあの
以前話した 意識が行動をつくの前に来るんじゃなくて
行動した後に人間は 跡づけで理由を作る
これが理由 になってるのかもしれないし
まあこれはわかんないですけど そことの繋がりは
なんて言うんだろう 単純なことだったりするんですよ
いろいろ組んでくれまして あーだこうだとこれをしたのはこういう理由だと
だから最近話しました 人生に伏線をつけるなんていうのもそうだけど
人生の伏線を回収 してしまうんだというのもそうだけど
都合よく理由を作ってしまうだけなんですね それだからさっきの遅刻の話元だけど
自分に都合のいいように 評価があまり下がらないように嘘をつくというよりは
人間の行動の本質
正直に言いすぎてしまうと
本当の事実をあるままに言ってしまうと こいつ頭ヤバいことだと思われるから
言えないですよね 例えば資料作りに失敗してしまったと
いう場合 笠蓋が
取れそうになってて痒くて集中できませんでしたなんて言う人いませんよね
これがこうでこうでこの資料がこうでこうでっていう理由を説明すると思うんですよ
そうやってそういうフィクションで作られた
世界だと思ってるし これからテレビ自体 テレビなんかだと
こんなに権威のあるものでさえ もう完全にほぼほぼ報道番組でさえほぼほぼね
フィクションだと思ってますから やらせ含め
過剰な表現含め この世界はすべてもう嘘だと
いうふうに思い始めたし今でも思ってますし
みんな嘘つきとか言うことを言いたいんじゃなくて 全ては嘘でできてると言ってしまってもいい
のは以前話したので今回は詳しく話さないんですけど で倉木の尊敬するスポーツ選手がですね
自分の行動には全て理由があるって言ったんだけど それは信じたいけどただですね
倉木も自分の行動は全て現在は目的というか理由というか あると思ってて
理にかなったことをしているとは思ってるんだけど まあそれは置いといてただですね
人間の行動にじゃあ 理由を考えて一つ一つの行動をしているように感じているだけでそれは錯覚であり
もっと本能的なところで動いていると思うんですよね でも先の副前回収の話もそうだけど
理由がないと気持ち悪いんでしょうね 何にも考えないで行動していると思うと気持ち悪いんだけど実際そういうことだと思うんですよ
反射的に行動しているに過ぎないと思うんですよ人間の行動って大抵 思ってるより考えてないですよ
なんとなくね行動しちゃってるんですよ ただそれは考える時間が短いっていうのと
違うんですよね感覚的には
理にかなったことをしようっていうのとは違うっていうか 後で理にかなったことをしているような後付けの理由を作っているだけで
なんていうのかなだからサイコロを振るような感覚ですよね あとは運次第みたいな人間の行動って大抵そういうことだと思うんですよ
後ろから振り返ってみてね今何でアクセル踏んだのかなとか 車運転してる人が
そう思ったりすることあるんじゃないかな 自転車越えてても
あれ今 スピード上げたのって
理由はまぁあると言えばないけど 特に何かあったわけでもないし気分が変わったわけでもないし
そういうことの連続だと思うんですよ人生って あれ何か大きな変化を起こしたけれども
あのタイミングでじゃあ何か
始めようと思ったり 心の変化があったり
があったかっていうとそういうわけじゃない なぜかあのタイミングだったみたいなことってあると思うんですよ
それではお疲れ様でした番組フォローよろしくお願いします それで明日っけ
