幸せの定義
倉木凪です。
幸せってね、
まぁ難しい概念だし、倉木は
難しいところがもう
よくわかんない概念だと思ってるから
あんまり好きじゃないし、この概念
使いたくないし、
まぁしょうがなく今回は使うんだけど、この言葉を。
でね、
もちろん難しい概念だから
幸せになるには
これをすればいいなんて
そんな答えなんか出てませんよね。
でもね、
でもね、唯一ちょっとね、これだけは言えると
断言できるということがあって
それについてはお話したいんですけど
いきなりちょっとね
想像してほしいんですけど
午後
3時のおやつに
まんじゅうを毎日食べている
としますね
食べるように
まぁ食べる習慣
にしようと
考えていると
それをはじめでね
最初はね
ウキウキして毎日
過ごせるようになると思うんですよ
まぁちょっとしたそういう楽しみがね
生活の中にあると
やっぱりいいですよね
でもね
人間ってしばらくしたら
慣れちゃうわけですよ
楽しみであったものが
空気のような
習慣になってしまうと
数えたら
習慣になってしまうと
家族だってそうでしょ
毎日一緒にいるから
空気みたいな存在になってしまうんですよ
ありがたみなんかなくなってしまってね
でも久しぶりに実家に帰ったらね
懐かしくなるじゃないですか
その違いがまんじゅうでも起きてしまうわけですね
空気みたいになって
しまうわけですよ
当たり前の
習慣当たり前の味になって
しまうわけですけど
つまり
これ買えない人は分かったと思うけど
まんじゅうを食べたら
小さなね
あれだけども
小さいとかいうより大きいと思うんですよ
生活全体に
影響を及ぼすと
言ってもいいと思うんですよ
ちょっとした楽しみを生活の中に取り入れて
そういう工夫って大事だと思うし
でも幸せになると思って
信じてそういうことを
やってみたものの
幸せなのだって
最初の10日間ぐらいで
あとは慣れちゃうわけですよ
空気みたいになったら
あとは幸せとは言えないわけですよね
慣れと欲求
でも
幸せを追い求めてる
癖っていうのはできてしまったわけですよ
だとすると
あーまんじゅうぐらいじゃ
ダメだなと思って
さらに刺激の強いものを
求めて
より幸せになろうとするわけですよ
この場合だとまんじゅうの個数を
1個から3個に増やすとか
そのぐらいの程度で済めばいいけども
なんか物足りなくなって
スターバックスで
アフラペチーノ
あれすごいですよね最近知ったんだけど
クリームどっさりなんか乗っかってて
甘そうな飲み物だけど
あれを朝と夜買って
飲むとか
でそれも
1ヶ月も経てばまだ
慣れてしまうわけですよ
でさらにどんどん欲が増してきて
でブッダなんかは
この欲が人間を苦しめると
言ってますよね
弟子達が伝えてきてることだから
言ったと断言はできないんだけど
多分言ってはいると思うんだけど
つまり
幸せを求めてやってきたのに
いつの間にか
慣れてしまって
幸せでなくなって
でもその癖ができてしまって
欲が出てきて逆に不幸せになってしまう
頭で考えてるんだけど
このぐらいのことはね
わかりますよね
経験から言ってもそういうことって
あったんじゃないでしょうかね
誰でも
そういう経験ってあると思うんですよ
思い当たるとこってあると思うんですよね
残念ながら何をしたってそれは
変わんないですよ
今のたとえまんじゅうだったけど
パチンコだって
彼女を作る彼氏を作るだって
何だって同じですよ
やっぱり慣れてしまうわけですよね
だからお付き合いするときだってね
結婚するときだって
この人はソウルメイトだ
一生大事にしようと思っても
数ヶ月も経てばね
慣れてしまって
だからみんな浮気するでしょ
どんな美人な人と
どんな美男子と結婚しようと
同じですよそれは
もう
慣れてしまうんだから
特に美人なんか
3日で飽きるって言うでしょ
幸せになると
期待と現実
絶対一生幸せだと信じて
ついていこうと思って
あるいはこの人を守っていこうと思って
結婚しても
もうそんなの忘れてしまうし
幸せなのは最初のうち
であとはもう
空気みたいな存在になってしまって
で何の刺激もなくなり
新たな人を
求めるわけですよね
じゃあ倉木さん一生人間って
思うでしょ
まあだから今回の話は
そういうテーマなんですよ
まあ倉木はそれはね
非常に
考えてきませんだからね
別に今回の
エピソードで何かを教えるとかじゃなくて
あくまでも倉木が考えてきたこと
なんですけど
で今回のテーマの
断言できること
2つあってねまず1つはね
幸せを
求めてる間は絶対幸せになるよね
いや矛盾してるように感じますよね
でもね
これは断言できますね
あとね自分が今幸せかどうか
確認したら
そんな
幸福感だなんていうものは
消え去ってしまう
2つ目はねどういうことかっていうと
人間がね
何かに集中してるときなんかもそうなんだけど
自分が今
自分が今本当に集中できてるかなって確認したらね
途端に集中力ってなくなるもん
なんですよ
というか集中してる
ときって自分は今集中してるかどうか
っていう発想にすらなんないし
だから自分が今
幸せかなって考えてる時点で
たぶん幸せじゃないと思ったほうがいいですね
うん
でまあ1つ目の話なんですけどね
断言できること
幸せを求めるってことは
要は期待するってことなんですよ
人に対してもノートに対しても
えー
お好み焼き屋さんに行きました
えーどこの店
広島に
前ね仕事で行ったら水ビル
の中にいくつも
お好み焼き屋さんがあって
ちょっと今それがパッと思い方なんだけど
人間はね
2人でも
どこが一番おいしそうかなと思って
選ぶわけでしょ
その時点で期待してるわけですよ
でもね
行きつけの店があったりしたら
そういうルーティンがあるわけですよ
だから
思考回路の中に
どこが一番おいしいかなとか
そういう発想って
入ってこないんですよ
でも初めて行く人はどこがおいしいかな
と思って
期待に胸を躍らせて入って
で
あーいつも食べない
初めての
物に興奮して
これ人生にも同じことで言ってね
これから何か
こういうまんじゅうを食べるとか
そういう習慣を作ろうこれから
今までやってなかった
ちょっとこういうことに
ハーブに興味持ってみようかな
新しい家電買おうかな
これが幸せを求めてる状態ということですね
幸せっていうかね
幸せっていう言葉でもいいし
別の言葉でもいいけど
改善するっていう
より良くするってことですよね
それも同じことですよ幸せを求める
いい状況に
楽な状況
快適な状況にしようとしてるんだから
そうすることによってね
今の状態より
良くなると思い込むわけですよ人間って
でもどうでしょう
これを想像してほしいんですよ
一つはね
ある占い師は
これはパワーストーンだと言って
ある石はこれは普通の石だと言って
したらね
全く同じ形同じ見た目の石でもね
違ったように見えるでしょう
これ物事も同じことで
人間って思い込んでしまうから
新しい洗濯機買えば
自分は幸せになれると思ってるし
より良い生活が待ってると思ってるし
でもね
大きな企業が
有名な企業が
新しい機能も
特につけることもないのに
つけれるものもないのに
売れるために
少しだけちょっと改善したものをね
売って
いかにも進化しましたみたいな感じで
売ってるけど
そんな大差ないわけですよ今
家電なんかどれも
10年前のものよりも
いらない機能増えるだけで
なんか大した違いなのかないのに
期待して買っちゃいますよね
まんじゅうなんか食べてもね
何日か経てば舌も慣れてしまいますよ
甘みにも鈍感になっちゃうし
でもそれをすれば幸せになると
思いますよね
それが勘違いなんですよだから
だからそれをなくすってことですよだからね
だから幸せになろうとしない
あくまでも
洗濯機壊れたから
買います
それでいいんですよ
まんじゅう食べる
始めると別にいいんだけど
余計な
必要以上の期待をして
人間はね
時間はそこですよね
そりゃ犬だって猫だってね
餌もらえるってなったら
それは嬉しいし
でも一瞬だけですよ
本当に
人間ってのは必要以上に
期待してしまうんですね
それではしたっけ
